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    • 2023.12.07 Thursday
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    【日記・音楽】映画音楽集

    あけましておめでとうございます!
    今年もどうぞよろしくお願い申し上げます^^


    大晦日の夜中に映画音楽の編集CDを作ってました。
    この前は、トリュフォー映画音楽集から8曲、「シャレード」から3曲、「ティファニーで朝食を」から3曲、「青い刺」から5曲等々・・・みたいな雑な編集をして聴いていましたが、今回はもちょっと広く集めてみました。(と言っても自分で持ってるCDからの選曲なので選べるものも知れてますが^^;)

    ということで、記録しておきまーす♪

    1. Something To Talk About / Badly Drawn Boy
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    ■ "私の好きな映画音楽" という企画で選んだ「アバウト・ア・ボーイ」より。

    2. Angry Inch / Hedwig and The Angry Inch
    YouTube
    ■同じく "私の好きな映画音楽" という企画で選んだ「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」より。
    3. 2HB / The Venus in Furs

    ■「ヴェルヴェット・ゴールドマイン」より。映像はトニ・コレットによる紹介から始まり、ジョナサン・リース=マイヤーズが歌うシーンですが、音はジョニー・グリーンウッドやバーナード・バトラーなどのスーパーバンドでヴォーカルはトム・ヨーク!

    4. Love Rollercoaster / Red Hot Chili Peppers
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    ■「ビーバス・アンド・バットヘッド Do America」より。オハイオ・プレイヤーズのカバー曲です。ギターはデイヴ・ナヴァロの時。

    5. La Valse D'Amelie / Yann Tiersen
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    ■"私の好きな映画音楽" という企画で選んだ「アメリ」より。

    6. Build Me Up Buttercup / The Foundations
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    ■「メリーに首ったけ」より。キャスト陣が踊る映像がいいですよね〜。

    7. Sympathy for The Devil / Guns n' Roses
    YouTube
    ■「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」より。映画の最後の爽快な(?)シーンから流れ始める曲で、ローリング・ストーンズのカバー曲です。

    8. People are Strange / Echo & The Bunnymen
    YouTube
    ■「ロストボーイ」より。映像はこの曲が流れる映画冒頭シーン。ドアーズのカバー曲です。

    9. That Thing You Do / The Wonders
    YouTube
    ■"私の好きな映画音楽" という企画で選んだ「すべてをあなたに」より。ハイセンスなポップ職人、アダム・シュレシンジャーによる極上ポップソング!スティーヴ・ザーンがカワイイ♪

    10. Bach/Break / Steve Erdody & Jonathan Rhys-Meyers

    ■「奇跡のシンフォニー」より。ジョナサン・リース=マイヤーズがヴォーカルを務める劇中の架空バンドの演奏と、ケリー・ラッセルのバッハの演奏が融合!

    11. Lust for Life / Iggy Pop
    YouTube
    ■「トレインスポッティング」より。定番って感じ?^^;

    12. Princess Crocodile / FM Einheit feat. Gry
    YouTube
    ■「青い棘」より。スクラッチとか入ってて明らかに現代の曲なのに、古い時代をイメージさせるんですよね〜この曲で女の子たちが踊るシーンが可愛くて良いです。

    13. 24 Hour Party People / Happy Mondays
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    ■「24アワー・パーティー・ピープル」より。80年代マンチェスター、ファクトリー・レコード界隈を描いた物語ですが、私は残念ながらリアルタイムでは通ってないんですよねぇ。初めて買ったレコードは「アンノウン・プレジャーズ」だった、とか言いたかったなー(笑)

    14. Dove of Peace / Bruno
    YouTube
    ■「ブルーノ」より。これは YouTube から音源を戴きました。豪華さが面白いから。

    15. Tumbling Down / The Venus in Furs
    YouTube
    ■また「ヴェルヴェット・ゴールドマイン」より。同じスーパーバンドの音ですが、こちらはヴォーカルがジョナサン・リース=マイヤーズ。これを聴くと、「奇跡のシンフォニー」の歌が凄く上手くなってるのがわかりますねー。

    16. Let's Do It / Alanis Morissette
    YouTube
    ■「五線譜のラブレター」より。コール・ポーターの半生の映画で、彼の曲をステージで様々な歌手が歌った中の1曲です。なにげにアラニスの歌声、好き^^

    17. Love Will Tear Us Apart / Joy Division
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    ■「コントロール」もしくは「24アワー・パーティー・ピープル」より。「コントロール」の劇中での歌は、演じた俳優さんの声だったような気がするので違うかもしれまんが、映像は「コントロール」のようです。

    18. Fairytale of New York / The Pogues
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    ■「バスキア」より。この曲って私、なんとなく聞き惚れちゃうんですけど、クリスマス・ソングだったんですねー。

    19. I Wanna Be Loved by You / Marilyn Monroe
    YouTube
    ■「お熱いのがお好き」より。ププッピドゥ♪です^^ マリリンもいいですが、ジャック・レモンのおすまし顔もお気に入り!
































    【日記・ドラマ】THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン4

    ヘンリー8世の波乱の人生を描いたドラマ「THE TUDORS〜背徳の王冠」最終シーズンを最終話まで観終えちゃいました。
    5人目の王妃キャサリン・ハワードとの再婚から、ヘンリー王の最期までです。


    クロムウェル亡き後、エドワード・シーモアをはじめとする枢密院の使えなさと不信感に対して王が怒りに震えるシーンが印象的^^
    お前らの口車に乗せられて誰よりも有能な男を処刑しちゃったじゃないか!あれほどの忠臣を!クロムウェルが恋しいぞ!がるるるる!
    はいはい、そうですねー。
    ヘンリーが身近な人間を処刑した後に悔やむのは今に始まったことじゃありませんが、いい加減にしてほしいですね^^;

    まぁしかしあれですね。なんかみんな急におじさんになりましたねー。
    チャプイスなんか酷くヨボヨボ...
    後半のヘンリーは声の出し方まで変わっちゃって。あの絞り出すような声にはもうほとんど若さはありません。お見事です^^
    フラッシュバックでヘンリーと一緒に彼の人生を振り返りながら一気に彼の変貌歴を見られましたが、若かった頃のシーンには特に、あの楽しかった日々はもう取り戻せないんだなぁ・・・と、グッときちゃいました。こうして並べて(というか短い時間に連続で)見ると、メイクなどもありますがジョナサンの年齢を重ねて行く演技は本当に素晴らしかったと思います。インテリな上にセクシー、気が変わりやすく突然キレるキャラクターという意味でも、ジョナサンはピッタリな配役だったと思いますし、毎回豪華な衣裳に身を包んだ彼はとにかくカッコ良かったですね^^ 



    今回は17才の少女を妻にしたところからですが、この時ヘンリーは・・・49才か。自分でも「気が触れたと思われるかな?ウヘヘヘ」と言ってましたが、ただ嫁にするだけじゃないんですよ?クイーンになるんですよ?ちゃんと考えてます?アホじゃないの?(笑)
    ・・・と思えるほど、おぼこい(方言??)...というか、世間知らずでおバカなあどけない少女でしたねー、キャサリン・ハワード。なんか可哀想でした。王ももちろん傷ついたんでしょうけど、相変わらず勧めた人間を責めるし。ハァ...
    6人目の妻キャサリン・パーは美人でしたが賢い女性という先入観があったので、妙に軽卒なところが気になって仕方なかったですね^^;

    改めて全体の年表を確認すると、シーズン2まで(アン・ブーリン処刑まで)は15、6年間くらいで、残りは10年くらいでしょうか? 後半は若干駆け足感を感じる程いろいろギュッと詰まってましたよね。
    もう1シーズン延ばしてくれても良かったんじゃ?なんて一瞬思いましたが、「宗教改革前は明るい国だった・・・」とチャールズが呟いたように、どんどん暗い雰囲気になっていたので、娯楽ドラマとしては良いペース配分だったのかもしれませんね^^

    さて、これでようやく映画「エリザベス」を観る準備ができました(笑)
    そちらにも出てるんですってね、ジェームズ・フレイン♪楽しみだわ〜
    ・・・というわけでDVD貸してね(業務連絡)>妹

    [おまけ] 何気に最後の方になって急に(見た目の)魅力が増してきたこの人が気になりました。

    meyers


















    【日記・ゲーム】The Tudors

    カジュアルゲームのダウンロード販売サイトBig Fish Gamesで、ドラマ「The Tudors〜背徳の王冠〜」をベースとしたゲームを発見したので、このドラマに夢中なうちに早速プレイしてみましたー^^

    The Tudors


    いえ〜い!メニュー画面から音楽はあのテーマ曲ですよ♪
    そしてちゃんとヘンリーはジョナサン・リース=マイヤーズです^^
    ゲームの主人公(プレイヤー)はエレナという若い女子。探偵の才能を買われて王のスパイとしてヨーロッパ各地へ派遣され、政治的陰謀や暗殺計画などを暴き英国を守りましょう、というアイテム探し+アドベンチャーゲームです。

    主人公が関わるストーリーはゲームのオリジナルですが、その話の背景としてちゃんとレジナルド・ポールが色々画策していたり、そのポールをフランシス・ブライアン(アイパッチ男)が追っていたり、トマス・クロムウェルが首を狙われていたりと、ドラマのストーリーとも交わっています。

    数年前にリリースされたゲームなので、やはりアイテム探しなんかはちょっと残念なクオリティだったりしますが、この雰囲気の中でのアドベンチャーはなかなか楽しかったですね。難易度は高くありませんがチャプターは多いですし、ドラマに登場していたキャラクターたちには実際の俳優が使われている(静止画ですが)ので、それだけでテンションがあがります♪(残念ながら音声は無しでしたが)


    パズルゲームは、机上で絵を合わせるパズルから、よくある鍵開け、間違い探しなど簡単め。そんな中、ちょっと「これは!」と思ったのは人物相関図のパズル。人物が抜けている相関図に(ゲームオリジナルも含む)キャラの画像をはめ込むという、ストーリーの理解が必要なものです。これが個人的にはやけに楽しかったですね^^meyers




    【日記・ドラマ】THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン3

    「The Tudors〜背徳の王冠」シーズン3を観終えましたー。
    このシーズンは全8話(DVD4枚)で、1、2より2話少なかったです。
    ヘンリー8世の3番目の妻ジェーン・シーモアとの結婚から、4番目の妻アン・オブ・クレーヴズとの結婚を経て、5番目の妻となるキャサリン・ハワードと付き合うようになった(結婚した?)ところまでです。


    まーとにかく今は私はテンション激下がりですね。
    予習して分かってはいたものの、ひいきのキャラクターが斬首されて終わるというのは後味が悪過ぎです。涙出ました>< 個人的には、あの人そんなに悪い人でしたか?という感じなので、とってもとっても辛いです・・・。もちろん、政治や宗教などややこしくて難しい問題絡みなので、私の理解不足もあるのでょうけども。
    あと実はそれ以上に、つい先日からクロムウェルを演じたジェームズ・フレインの虜になっているため、ついつい別の意味で悲しくなってる感じもあったりして^^;

    今シーズン、ジェーン・シーモアの女優が変わってたのには笑いましたね^^
    シーズン2で出てきた時には王の前でこそ大人しそうにしてるけど、その他では微妙に意地悪顔でしたもんね^^;「え?そんな感じの人??」とがっかりしてたんですよ。なので、3のジェーンが本当に素敵!と思える人(演出もあると思いますが)になっていてとても良かったです♪

    それから妹ジェーンを王妃にして出世を企む兄エドワード・シーモア。彼は憎いばかりのキャラなんですがー、悔しいけどあの "ええとこぼん" な美しいお顔にはついつい見とれてしまいましたねー。早速、演じたマックス・ブラウンを画像検索してみると・・・あれれ?わりとフツー??もちろんハンサムではあるんですが・・・不思議ねぇ^^;

    1、2と比べると、暗くて若干トーンダウンしたような印象ではありましたが、ストーリーはやっぱり面白かったです。だいぶヘンリーが憎くなってきました><

    [メモ] シーズン2の感想の記事で「ヘンリーも愛人をたくさん妊娠させりゃよかったじゃん」てことを書いたけど、そういえばそんな子供は認められないんですね。甘かったみたい。

    meyersfrain>
















    【日記・ドラマ】THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン2

    THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン2のDVDを観終えましたー!
    今回は次のBOXが届く前に観ちゃいましたよ^^



    とりあえず届いたDVDのジャケットの写真を見て、ちょっと不安になったんですよね。
    ジョナサンに口ひげですか...。
    好きじゃないんですよねぇ...口ひげ。ジョナサンに限らず。
    しかし本編を観てみると、さすが!どんなんでもステキ!♪
    全然気になりませんでしたね!たぶんコスチュームに合ってるんでしょう^^

    シーズン1を観た限りでは、ヘンリー王は短気でワガママではあっても残虐というイメージはそんなに感じなかったのですが、さすがに話も進んだこのシーズンでは丸見えでしたねー>< 前シリーズはぬるかったんだな。

    最後の怒濤の処刑ラッシュがやはり強く印象に残っていますが、個人的には大好きだったトマス・モアのご退場がかなり辛かったですね。
    しかしモア氏。残念ながら到底理解はできませんでしたね。私にはそこまで強く信じるものがないからなのでしょうけど、命よりも家族よりも自分の信念が大事とは...生き方としてはカッコいいのか知らないけど、正直ショックだなー...。

    そしてトマス・クロムウェルは出世して出番が凄〜く増えましたね♪
    私、この人なにげに好きなんですよねー。演じるジェームズ・フレインはまぁ、私の好みとはちょっと違いますが、クロムウェルの立ち振る舞いやキャラがお気に入りなんです。頭を斜めに傾ける礼(「かしこまりました」みたいな気取ったヤツ 笑)とか。でも彼にも理不尽な運命が待っているんですか?ヤダなぁ.....。

    話はシーズン1から引き続きアン・ブーリンとの再婚のために王の離婚を認めろよというゴタゴタから、王妃になったアンの最期までということで、ブーリン-エラに4シーズン中の2シーズンを割いたに近いのかな。6度の結婚といってもやはりアン・ブーリンが一番ドラマティックだってことなんですねー。

    で、今回はカンタベリー大司教にトマス(また!)・クランマー(ハンス・マシソン)、法王(ピーター・オトゥール!)、誰よりも濃い顔の楽師マーク・スミートン、無駄にイケメンな暗殺者ブレアトンなどが新たに登場。
    個人的にはクランマーが苦手でした(笑)。王に気に入られ仕事もできるキャラですが、醸し出す雰囲気が "未熟な若造がイキってるだけー" って感じがしちゃって。なにかが不自然に見えたんですよね。フム...別の映画での地味なギタリスト役が印象に残ってたからかな?^^;

    そしてピーター・オトゥール!!出てるって知らなかったんですよ、私。
    これには感激しましたねー^^しかもこの法王のキャラの飄々とした黒さがオトゥール節炸裂!って感じで、とっても気に入りました♪
    それにしてもチャールズ・ブランドン(ヘンリー・カヴィル)は良くなりましたねぇ〜♪
    (前から?^^;)
    若さの象徴(?)スポーツ刈りはやめてカッコいい髪型になり、甘いマスクが更に強調されるようになりました^^
    彼は立場的には相変わらずヘンリーのお友達位置で信頼できる臣下ですけど、なんとなく存在感が薄れた感じも^^;しかし彼のキャラ的には変わりましたねー!若い奥さんを貰って(この奥さん、結構好き!)、妻と息子を大事にするステキな旦那さんになりました♪そしてなんと言っても、終盤のトマス・ブーリンへの怒り!!カッコい〜♪ブランドンはハートがあるところがいいですね〜(ところでナイバート君ってどこに消えたんでしたっけ?^^;)

    そして今回は特典に、アメリカの歴史学者の解説が収録されていました。
    印象に残っているのは、これ。
    ヘンリー8世には愛人が少な過ぎた!

    一夜限りのお遊びは抜きにして、本格的に囲った愛人は3人だけだったそうで。
    男児が生まれないことに苛立っていたヘンリーですけど、妊娠させた女の数が少ないのが問題とのこと。確かに数撃ちゃ当たるってのもあるかもしれないですね。

    テレビの歴史系のバラエティ番組で、徳川家康の子孫繁栄の作戦を見ました。
    とにかく子供をたくさん作ることを中心に考えて側室をたくさん持ったそうです。それも、出産経験者や十代の若い女子など、子供を産ませるために有利な条件の女を揃えて。ま、いわゆる子供を産む機械扱いですが、将軍ともなれば必要なことなのでしょう^^;
    ヘンリーの周囲にもそういうアドバイスをする人がいれば良かったのにねー。
    さて、またすぐにシーズン3のDVD-BOXが届く予定です。楽しみだなー♪

    【おまけ】
    人物は最悪なのに、顔や声が好きだったのがこの人。
    キャラとしては色んなところで悪魔ぶりを見せてアン・ブーリンへの同情を誘ってましたが、演じているニック・ダニングがステキ過ぎてついつい彼の悪さを無視しがちだった私。娘に対して実の父親とは思えない人権無視な指示を出し続けてたんですから、いつでも悪人認定できたはずなんですけどね^^;
    ダニング氏にはもっと良い人役でお目にかかりたいですね。


    meyersfrain





















    【日記・ドラマ】THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン1

    ジョナサン・リース=マイヤーズが出演してる歴史ドラマがあるらしい、と何年か前に知ったので、DVD-BOXが出たら買って観ようと思っていたのになかなか発売されずヤキモキし続けていたのですがー・・・

    先月から毎月1シーズンずつ4ヶ月連続で最後まで発売され始めました!!ワーイ
    当然しっかり全部予約済み^^ しかしBOXが1つ届く度に一気に観ちゃうと、次が届くまで待ち遠しくてヤだなーなんて(しょーもないことを)考え、一ヶ月かけてゆ〜っくり鑑賞することに。最終的には観終える前にセカンド・シーズンのBOXが届いてしまい、最後の1枚は半ば焦って観たくらいだったりして^^;



    いやぁ〜・・・世間の評価通り、素晴らしく面白いじゃないですか!!
    いわゆる女子好みの昼ドラ的ドロドロから、政治的な男のドラマまで、どこを取っても引き込まれます!
    16世紀イングランド国王ヘンリー8世の若き日から最後は死ぬところまで(?まだ観てないので・・)の、スキャンダラスで波乱に満ちた人生を描いた歴史ドラマです。
    なんといってもジョナサン・リース=マイヤーズの王様ぶりがカッコいい♪キャー

    ジョナサンの演技というかセリフって舞台演劇風(実際そう言えるのかは分りませんが私のイメージね)に感じることがあったのですが、ここでの王による大声を張り上げる演説調のセリフでは本領発揮!に思えてピッタリ♪に見えました^^
    とっかえひっかえされる王のゴージャスな衣装姿もいちいちステキだし♪
    この若さでこれだけの"威厳" って雰囲気が出るのがホント素晴らしいわぁ〜!!

    アン・ブーリン役のナタリー・ドーマーがインタビューでこんなことを言ってました。
    「彼に夢中になる女性を演じるのはとても簡単だったわ!だってあの瞳にメロメロになっちゃうのよぉー♪」
    でしょうねぇ〜!!羨ましい!
    間近で目を合わせたら間違いなくヘニャヘニャになっちゃうよなぁ〜

    しかしこのナタリー・ドーマーという女優さんは、正直初めアン・ブーリンとして出てきた時にはどうしても映画で観たナタリー・ポートマンと比べて見劣りしちゃうよねー・・なんて思っていたのですが、少し見慣れると巧い具合にそそる小悪魔な眼差しや仕草に気付き、彼女の起用にすぐ納得できましたね。現在の1stシーズンを観終えた段階では、すっかりポートマンよりドーマー派になっちゃいましたよ。

    ところで私は「チューダー朝」という王朝の名前すらこのドラマを知るまで聞いた覚えもなかったくらい世界史に弱く、映画「ブーリン家の姉妹」を観た時にヘンリー8世のことをちょっとだけ調べてみた、くらいの知識しかありませんでした。
    でも今回このドラマを観始めてかなりハマってきたので、ついついウィキだけですがちょっと読んでしまいました^^
    まぁ歴史ものですから、ドラマの冒頭で毎度言われているように結末まで知られてる内容なので、通常ネタバレも何もないでしょうけど、私にとっては何もかも新鮮なんですよね。
    ということで、ウィキをちょっと読んだだけで「え〜!!あの人そんなとこで死んじゃうのぉー?!」的な驚きが出るわ出るわ・・・^^;エヘヘ
    無知なお陰で皆さんより余計に楽しめるのよ!(負け惜しみ)

    あと、観始めたばかりの時には、登場人物が多そうだけど大丈夫かな?と心配だったのですが、全っ然大丈夫でした!「各キャラを現代風に描いてみた」と言っていた製作者の狙いどおりとても親しみやすくて、解りやすいですし、それぞれがちゃんと印象に残るようになっていましたから^^ しっかり楽しめましたよ^^b
    それにしても人物名に トマス 率が異様に高いのはなぜでしょうね??

    お気に入りのキャラはしばらくの間はトマス・モアでしたけど、最後はキャラが変わってきてたので、次のお気に入りはトマス・クロムウェルかな^^ ヘンリーもインテリな所や、一瞬キレても大人な対応をする(こともある)所が好きですが、やっぱり王様然とした横暴さなんかを見てしまうと大好きとは言いにくいですね。
    ま、とにかく、これだけ面白く歴史の流れを見せて貰って知ることができるというのは嬉しいことですね。

    そしてなんと!いいもの見つけました!(私にとって)
    私がいつも遊んでいるカジュアルゲームサイト Big Fish Games に「The Tudors」というゲームを発見!これはこのドラマを元に作られているそうです!これはやらねば〜♪
    (これがなんと Amazon.co.jp でもダウンロード販売中!しかし高い!笑)



    関係ないですけど、中高生の時に習う歴史って、試験なんかなければもっと楽しめたんじゃないかなーって思うんですよ^^; 私だけかもしれませんが、物事や人物の名前の暗記のプレッシャーで、歴史の流れを理解するどころじゃなかったんですよね。試験のために覚えるべき言葉が次から次へと出てくるので、「あれもこれも覚えなきゃならないのかぁー・・・」といううんざり感でいっぱいでしたから。(授業で聴いただけで覚えられるタイプの人にはわからない悩みだと思いますが・・・。)
    試験さえ無ければ(もしくは暗記中心の試験でなければ)、もしかしたら歴史の授業が大河ドラマを観るようにいつも楽しみに思えたかも?なんて、今は思っちゃいます^^;まぁ、こうしてカッコいい役者が演じるドラマで観るからそう思うだけでしょうけど(笑)






















    【テッセラクト】(2003年)

    私がジョナサン・リース=マイヤーズのファンだと公言し始めてから、早いものでもう12年近く経つんですが、そのくせ実は彼の出演作品ってまだ半分くらいしか観ていないんですよね。ファンの風上にも置けないってやつですかね^^;この映画も今回初めて観ました。

    ◆テッセラクト(The Tesseract)2003年 監督:オキサイド・パン
    タイ、バンコク。安宿が突然停電した午後5時47分。303号室でイギリス人の運び屋ショーン(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、タイ人マフィアのシア・トウを緊張の面持ちで待っていた。同刻、階下203号室には腹部に傷を負った女殺し屋(レナ・クリステンセン)が潜んでいる。その時ホテルのベルボーイ、ウィット(アレクサンダー・レンデル)は客室からの盗みに勤しんでいた。そんな時イギリス人心理学者ローザが同じホテルにチェックイン。お互いの存在さえ知らない男女の運命の糸が複雑に絡み合い、ある結末へ向う・・・

    あるエピソードを観た後に時間を少しさかのぼって、"一方、同じ時刻にこの人は・・" を繰り返し、複数の登場人物のそれぞれの事情を追う形になっています。
    同じ出来事をそれぞれの視点でという構成の映画って、早いテンポで次々見せられてちょっとややこしかったり、ついて行くのが少し難しかったとしても、ちゃんと整理してみれば「なるほど〜!よく出来てる〜!」と感心できて「面白かった〜!」という感想になることを期待しちゃうんですよね。

    ところが残念ながらこの映画は、正直そういう面白さは感じられませんでした。
    終始テンポがノッソリしてて、その分わかり難いと感じることはないんですが、スローモーションの多用もあるので更に展開がノロく見えるんですよね。
    しかも同じ場面を別の視点で繰り返し観るような部分が多いのに、イチイチじっくりやってくれるものだから、「もういいって!クドいよ!」とちょっとイライラしちゃったりして^^; 途中から「早く終らないかなー・・」くらいになってました。実際は90分くらいしかなかったんですね。
    やりたいことは解る気がするけど、あまり上手くいってないんじゃないかなぁ?なんて思っちゃいました。

    で、目当てのジョナサン・リース=マイヤーズですが、彼は全然悪くなかったですよ^^ ていうかむしろ、なんでこんなのに出ちゃったの??って感じで。初期の彼とは違ってすっかり「実力派」モードの彼なのに勿体ない(笑)
    ホテルの部屋で汗をびっしょりかいて緊張して、落ち着けない様子で取引相手を待ってる様は、結構ワクワクさせてくれました^^
    でも、彼が何をしに来ててどんな状況にありどうしようとしてるのかなど、その場でのことはちゃんと分かるんですが、「で、結局あんた誰?」と言いたくなる扱いだったのが残念だったような気がします。
    あ、脇役かのような書き方ですけど、そうじゃないですよ。主役の一人ですから、出てるシーンはたくさんあります。ファンは観て損はないです^^

    話は麻薬取引がメインのはずですが、ベルボーイのタイ人の少年や、研究のために子供たちにインタビューをしているイギリス人女性なんかは、結構フィーチャーされていて、それぞれのバックグラウンドが(浅めではあっても)ある程度書き込まれていたんですよね、ジョナサンとは違って。そのお陰か、この2人の関係はなかなか面白かったように思います。
    ま、私のようにジョナサン・リース=マイヤーズをとにかく見たいって場合じゃなければ、特に観なくてもいいんじゃないですか?^^;アっと驚く結末が待ってるわけでもないですしね。meyers













    【シェルター】(2009年)

    ホラーですって。あんまり興味ないんですけどねー・・・。
    でもジョナサン・リース・マイヤーズ出演作としてDVDが出たので、とにかく観なきゃ!ってことで買いました。


    ◆シェルター(Shelter)2009年 監督:モンス・モーリンド、脚本:マイケル・クーニー
    精神分析医カーラ(ジュリアン・ムーア)は解離性同一性障害疾患(多重人格)を認めていない。ある日、やはり博士である父親に呼ばれデヴィッド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)と名乗る男の診察をすることに。しかし彼女の目の前で別人格が現れた。このケースも彼が周囲を混乱させる愉快犯だと考えたカーラは、彼の身辺を探るうちに、デヴィッドが25年前に亡くなった故人であることが判明し・・・

    多重人格者の話ということで、サイコ・サスペンス系?と思いながら観てたんですが、やっぱりホラーの分類でしたね。
    でもそれほど視覚的にビビらされない分、苦手なホラーとはちょっと違いました。
    しかし、ストーリーは十分に怖かったです。
    宗教が絡むのであまり身近に感じる話ではありませんが、特に解りにくいというわけでもなかったです。

    頭の固めな女性精神分析医が主人公です。
    多重人格はフェイクだとし、それを証明しようと躍起になっている彼女の目線で描かれています。
    彼女が診察したデヴィッドは嘘をついているのか?何をしようとしているのか?その正体は?・・・という話。

    ジュリアン・ムーアって、学者として冷静に人を観察し鋭い分析をしていくというインテリなキャラが似合いますよねー。ていうか、とにかく何か真面目そうだったり深刻そうだったりしてる方が合ってるなーと思っちゃいます。
    ここでは、がむしゃらに調査してるからか、髪型くちゃくちゃ?みたいな所も多くて、美しさばかりをフィーチャーしようとしてないってのもいいですね。

    で、期待のジョナサン・リース・マイヤーズは、多重人格者の役でした。
    いかにも難しそうな役ですよねー。
    すっかり「実力派」なんて呼ばれているようで、ここでの色んな人格の演じ分けの熱演振りも素晴らしかったですよ。
    人格が入れ替わる瞬間の演出も、大袈裟過ぎず軽過ぎずなかなか良かったと思います。しかしあの首の反り返り具合は普通にできますかね?私は硬いのかな?

    多重人格の話のわりにややこし過ぎないので、ちゃんと入っていける面白い話だったと思います。
    謎が解けていく速度がちょっとゆっくり目で最後の方で畳み掛けるように解明してくるという感じなので、大半の部分を何が起きてるのかと興味津々で引き込まれることが出来てなかなか楽しめました。meyers













    【ゴーメンガースト】(2000年)

    「指輪物語」と双璧を成すと言われるファンタジー三部作を、イギリスBBCがTVミニシリーズとして制作した「ゴーメンガースト」です。自分のブログのID(URL内)に使用してる私ですが、これをどんなに好きかというと、"普通よりちょっと好き"くらい(笑)


    ◆ゴーメンガースト(Gormenghast)2000年 監督:アンディ・ウィルソン
    中世、迷宮城ゴーメンガーストの城主グローン家に待望の跡取り息子タイタスが誕生し、城内、城下の住民たちは祝福ムードに包まれていた。そんな中、貧民出身のスティアパイク(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は、虫けらのように扱われてきた厨房を抜け出し、果ては城の強奪という野心を秘め、陰謀と罠を張り巡らせていくが・・・

    もちろん個人的にはジョナサン・リース=マイヤーズが観たくて買ったDVDで、内容については全く知らずに観たんですが、存在感たっぷりの面白キャラにたくさん出会える素晴らしい作品だったので、結構気に入っています。

    まずこれは、ファンタジーというジャンルではあるけど、魔法だの魔物だのといったものが出て来るものではなくて、実在しない幻想的な国(?)が舞台で、登場人物たちもとことんエキセントリックな"ファンタジー・キャラ"ばかりといった感じの内容。面白キャラ好きな方(私です)には超おススメ。
    お気に入りキャラは色々いますが、最も好きなのはたくさんの猫を飼い、鳥(からす?)を一羽いつも連れてまわってるグローン伯爵の妻かな。
    タイタスを産んでも、ちょっと抱いて「次は6歳になったら連れておいで」と婆やに託しちゃって無関心。気にかけるのは猫と鳥のことだけ。
    でも実はとても鋭く賢い、そして何事にも動じないってとこがカッコいい!
    どっしり貫禄のある見た目もステキ!

    この役はセリア・イムリーという女優さんですが、ちょっと調べてみたら、この人全然どっしりした人じゃないですね・・びっくりしました。
    「名探偵ポワロ -満潮に乗って」という、これまた私のお気に入りの作品(テレビ)に出てた人だったので更に驚き。同一人物だとは全く気付かず・・凄いなー

    テレビシリーズなので映画と比べるとやはり予算が桁違いなのか城や景色の全体像が、あぁーミニチュアだな・・という感じなのがちょっと残念。
    でも、城内の雰囲気や石造りの通路なんかは全く問題なく見られるし、キャスト陣もクリストファー・リーなど、結構豪華っぽいです。
    ジョナサン・リース=マイヤーズをはじめ、なんだか演劇風な演技が最初はちょっと気になったけど、これが独特な非現実を演出してるのかなーなんて思いながら慣れていきました^^
    でもなんだかんだ言っても全体的には全くバカに出来ない作りで、素晴らしい作品だと思いますよ。

    全部で4時間あるんだけど、そのうち前半はジョナサン・リース=マイヤーズが主役っぽくて、後半は冒頭で生まれたタイタスが大きくなって彼の話になっていきます。
    なので私はDVDは前半ばかり再生してますね。
    "普通よりちょっと好き"程度な理由はそこなんだろうな。meyers










    【パリより愛をこめて】(2010年)

    アクションに次ぐアクションがかなり爽快!
    ◆パリより愛をこめて(From Paris With Love)2010年
    監督:ピエール・モレル、原案:リュック・ベッソン
    フランスのアメリカ大使館に勤務するリース(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は、エリート大使館員にして実はCIAの見習い捜査官。華やかな活躍に憧れながらも、地味な活動しか与えられない日々。そんなある日、麻薬捜査のためにCIA本部から敏腕エージェント、ワックス(ジョン・トラボルタ)がやって来た。そのパートナーを任されリースは初めての重要任務に張り切るが、そのワックスというのは任務のためなら手段を選ばず、人を撃つのも躊躇わない危険過ぎる男だった。人を撃った経験などもちろん無いリースは、ワックスのやり方に戸惑いと反発を覚えるが・・・
    先日、劇場へ観に行くか行かないか迷っていたこの映画を、ついに昨夜観に出かけました。いつかテレビで放映されるであろうその時にですら観るのを渋ってた映画ですが、結論から言うと観に行って良かったです!畳み掛けるような怒涛のアクションの数々が痛快で、かなり楽しかったです!


    初めてスクリーンで見たジョナサン・リース=マイヤーズは、意外と肌がボロくてショックでしたが(笑)やっぱりカワイくて感激でした。ここでは知的で暴力とは無縁といった感じの常識的な青年という、とにかく乱暴なトラボルタと対照的なキャラ。そのためトラボルタの引き立て役的に見えなくもないんですが、ジョナサンは観客と同じ立場のいわゆる「普通の人」として、私たちと一緒にびっくりしたりドキドキしたりしてました。そう、要はトラボルタの型破りなやり方に振り回されてウキー!ってなる人で、よくあるバディものというわけです。
    アメリカからやって来たワックスのパートナーに抜擢されたリースは、早速税関でトラブっている彼を迎えに行きそこで初めて会うわけですが、スキンヘッドにヒゲのマッチョな軍人ルックで役人に悪態をつきまくっている彼に、「なに?この人・・」と唖然とするシーン。実はこれがジョナサンとトラボルタの初対面だったそうです。撮影の前にも全く会わず、エネルギー飲料の持ち込み問題でワックスが捕まっている部屋へ入って初めて、この姿のトラボルタを見たということで。なので、ここでのジョナサンの驚きの顔は彼の素の反応らしいです。ちょっと面白いやり方ですよね^^

    トラボルタは、常にスピーディで全く容赦なく乱暴ながら、優秀なエージェントであることもすぐに証明する頭のキレをも見せてくれる見た目とは裏腹にやたらカッコいいキャラでした。トラボルタの役でよく見るようなユーモアを含んだ達者なしゃべりも健在だし。彼は銃撃戦、格闘、カーアクションと様々なスタントのほとんどを自分でなさったそうで、中でもダンスのような美しくスマートな動きでササっと片付ける格闘シーンがカッコよくて、惚れ惚れしましたね。その体格からは身軽で機敏に動くようにはとても見えないんですが、本当にダンスの要領でこなしたそうです。トラボルタはトラボルタってわけですね(笑)
    そしてその仕事振りに見習い捜査官のリースが面食らってる感じがまたいいんですよ。捜査の全貌が知らされないまま、訳の判らない銃撃戦に巻き込まれたりしてブルブル震えたり。リースはそんな場面に居合わせること自体が初めてなんで当然なんですが、「援護を頼む!」「わかりました!」と後から付いて行くものの全く役に立ってないところも可愛くて、見ててついニヤニヤしちゃう。本部に電話して「僕、ずっと花瓶持たされてるんすよぉー」と泣き言を言うところも可愛いし。

    ワックスはワックスで援護を頼みはするけど、結局それは特に必要無く片付けていくのもカッコいいし、気持ちいい!あまりの超人的な活躍ぶりにサメてしまいそうなものなんですが、彼の場合はそれが全然大丈夫で。あの出で立ちのお陰でしょうね。ホントに不死身に見えるんですよ(笑) 階上でワックスがじゃんじゃん敵を倒して、螺旋階段の真ん中に(死体を?)ガンガン落としてくるのを、後を追うリースが目の当たりにしてビクビクしながらも、ちょこーっとずつ慣れて来てる風な演技がとても巧くて感激したし、姿は見えないけどワックスが上で次々と敵をなぎ倒してるらしい感じも妙に面白くて好きでした。

    ストーリーは多少説明不足もあるように感じましたが、そんなことがどうでもよくなる程の痛快で迫力のアクションの連続を楽しめて、リースの頭脳も活躍できる謎もありつつ、グっとくる悲しい場面も盛りこまれたなかなか素晴らしいエンターテイメント作品でした。
    多分名前も無かったような気もするけど、超絶テクなドライバーのキャラが何気に良かったです。それと「パルプ・フィクション」ネタもナイスです。meyers







    【悪女】(2004年)

    カッコいい生き方だと思う
    ◆ 悪女(Vanity Fair)2004年 監督:ミーラー・ナーイル
    19世紀イギリス。貧しい画家の娘として生まれたベッキー・シャープ(リース・ウィザースプーン)は幼くして孤児になるが、ある時クローリー卿宅で娘たちの家庭教師 となったことを機に、上流社会進出に乗り出していく。ロンドンへ進出し、機知と美貌を武器に男を次々を手玉に取っていき、ついに権力者ステイン侯爵 (ガブリエル・バーン)という強力な後ろ盾を得て社交界の花形となるのだが・・・
    ウィリアム・メイクピース・サッカレーの「虚栄の市」を映画化した文芸ドラマです。もちろん私はジョナサン・リース=マイヤーズの出演作だから、ということでDVDの発売を知ったと同時に予約して買いました。その時点では内容はよく知らずにジャケ写真を見て私好みっぽい!とワクワクしたものです。いったいどんな悪女が出て来るのか楽しみでした。

    結論から言うと、この「悪女」とされたヒロイン、ベッキー・シャープという女性はいわゆる「悪女」には映りませんでした。上流階級への憧れが強い野心家で、美貌や様々な役立つ才能は生まれ持ってはいたものの、彼女自身の努力もあって上り詰めることが出来た女性。しかし、厳しい階級社会における生まれながらの上流階級たちの嫉妬まじりの噂の的となって「悪女」のレッテルが貼られてしまったわけです。そんな強くたくましい女性を、ラヴコメで活躍するイメージが強いリース・ウィザースプーンがキリリと演じてます。美貌を武器にする女性の役のわりに、失礼ながらそれほど美人とは言えない彼女ですが、高飛車な上流階級の中で賢く立ち回る姿がカッコよくて憧れちゃいました。

    目当てのジョナサン・リース=マイヤーズは、酷く感じの悪い人物役でした。気位ばかりが高くとにかく爵位が欲しいというお金持ちの息子で、自分の婚約者の親友にもかかわらず家庭教師という立場だったベッキーを見下しバカにするジョージ・オズボーン。軍人なのでそれらしい衣裳のキリっとした、見た目カッコよさそうな人なんですけど・・。同じ軍人でオズボーンの婚約者に密かに思いを寄せるドビンという一見弱そうな、しかし穏やかで思いやりのあるとっても素敵な人の方が断然気持ちが行っちゃうんだよな・・・。それがなんと リス・エヴァンス。大ヒット映画「ノッティングヒルの恋人」でヒュー・グラントのクレイジー系な同居人として有名になり、「ヒューマンネイチュア」で原始人みたいな役をやってた彼です。落差が凄い!「ノッティングヒル〜」のイメージしかなかった私には違和感だらけだったんですけど、そこはこのドビンの人柄でなんとかだんだん魅力的に見えるようになりました。

    ガブリエル・バーンは、侯爵としての威厳もありながらちょっとミステリアスな感じでいつもちらっと出て来るのがカッコいいなーと思ったんですが、後半ヒロインのベッキーと深く関わって来るにつれて妙に面白くない人物になってたのが残念でした。ベッキーとの過去のエピソードはいい感じだったのにな。
    ベッキーの夫となったお坊ちゃまを演じたジェームズ・ピュアフォイという俳優さんも軍人な衣裳がよく似合ってましたし、貴族の中の異端児的なキャラがカッコいい素敵な人でしたが、テレビが中心の方みたいですね「ROCK YOU!」や「バイオハザード」には出てたみたいですが。なかなかいい男です^^

    全体にやはりこういう時代の上流階級の話なので、衣裳や装飾品、 屋敷の内装など華やかな美しい映像がたっぷり楽しめますし、やっぱりジョナサン・リース=マイヤーズの美しさも必見です。邦題のせいで下品なものを想像させる分ずいぶん損してる映画ですが、「悪女」という言葉からの先入観を捨てて観た方が絶対いいですよ。

    DVDには特典としてもう一つの結末が収録されていました。実はそちらの方が断然しっくりくるエンディングだったように思います。本編の結末が明らかに不自然にハッピーエンドをくっつけてあったのを考えると、映画会社の意向で結末を曲げられたのかな?なんて思いました。多少ジメっとしてもあんな妙なエンディングにするのはやめて欲しかったですね。ifansmeyers







    【日記】観るか観ないか

    先日「アリス・イン・ワンダーランド」を観に映画館へ行った時に、壁に大きな宣伝タペストリが掛けられていて驚いた映画「パリより愛をこめて」。最近テレビでよくCMを見かけるようになりましたね。今月15日からだそうで。私はテレビCMでジョナサン・リース=マイヤーズの名前がデッカく出てるのなんか初めて見たので、見かける度に興奮しちゃうんですが、困ったことに何度予告を見てもこの映画が全然観たくならないんだよな・・・。実は私は彼の姿を劇場で観たことないんですよ。なので一度はデッカいスクリーンで見てみたいとは思ってるんですけど・・・。

    「TAXi」「トランスポーター」「96時間」の名コンビが、さらに進化したアイデアとスケールでサスペンス・アクションの新境地を切り開く!
    とか言われても・・・全く興味が湧かない><

    任務のためには手段を選ばない危険な男と、人を撃てない見習い捜査官。世界一真逆の二人がパリを舞台に巨大犯罪組織を追う!
    見た目からトラボルタが危険な男の方だろうから、ジョナサンは見習いの方かと思うと、私にとってはもしかして悪くないかもねーなんて気も。・・だけどやっぱり、ありきたりの薄っぺらーいアクション映画を想像しちゃって観る気になれない>< でも観たいのよぉー!!だけど観たくないしー!
    うちの近くのシネコンでジョナサン・リース=マイヤーズが出てる映画が上映されたことなんか・・・無くはないか。でもずっとスルーしてきてるんだよね。前回は「奇蹟のシンフォニー」(タイトルだけでゲー!って感じでパス。後にテレビで観て感激・・・アホか、私・・)、その前は「M:i:III(ミッションインポッシブル3)」で当然のようにパス。だってポスター見ても扱いちっちゃそうだったし。(後にテレビで観て、別に観てもよかったなと反省)。

    うーん・・・これまでの反省を踏まえると、観るべきということに? ま、いくら悩んでも結局時間の都合がつかずに観に行かないで終わるんだろうな・・meyers







    【マッチポイント】(2005年)

    人生、運次第です

    ◆ マッチポイント(Match Point)2005年
    監督、脚本:ウディ・アレン
    イギリス、ロンドン。元プロテニス・プレイヤーでアイルランド出身の青年クリス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は会員制テニスクラブのコーチとして働いていたが、そこで実業家の息子トム(マシュー・グード)と親しくなり、その妹クロエ (エミリー・モーティマー)と付き合い始め結婚することに。ところがクリスは、トムの婚約者で女優を目指すアメリカ人女性ノラ(スカーレット・ヨハンソン)と出会い、彼女の妖艶な魅力に溺れていくが・・・

    ウディ・アレンがニューヨークでなくロンドンを舞台にした作品として話題になった映画です。贔屓のジョナサン・リース=マイヤーズが出ているので、ウディ・アレンかぁ・・と不安になりながら観たんですが、比較的ウディ・アレンを意識しないで観られる内容でした。シリアスな(心理)サスペンスです。


    テニスのゲーム。あと1点で勝敗が決まるという時、ボールがネットの上に当たったその瞬間にボールがどちらに落ちるか。運が良ければ向うに落ちて勝ち、運が悪ければこちらに落ちて負け。・・・と冒頭に説明があり、全編に渡って「運」というものがキーになってきます。
    上流階級に憧れるクリスが、運良くお坊っちゃまトムと出会い、運良くその妹に好かれ、運良くその父親の大会社に入社して成り上がり、運良く上流の生活を手に入れ・・・。しかし色っぽいノラに惹かれてしまい、なんだかんだでLoveとLustの間で悩むことになるわけです。要は不倫に発展し、それが話の核になります。中盤過ぎるまで、リッチで幸せな家庭と愛人の二重生活でドロドロの不倫ドラマ。そして終盤近くになって緊迫したサスペンスに。結構ドキドキできます。何せ全て運ですから。

    スカーレット・ヨハンソンはセクシーでしたが、観ててどうしてもイラっとさせられる役だったので、個人的には魅力は少なめでした。でも色っぽさはハンパ無いですね。クリスが吸い付きたくなるのは当然ってくらい。
    なのにトムお坊ちゃまはママに反対され続けて気持ちが折れちゃったのね・・飽きっぽさは仕方ないのか。しかしそのトム役のマシュー・グードって方は素敵ですね。ハンサムで育ちのよい青年というのがハマってます。彼と並ぶとマイヤーズの顔のデカさが目立っちゃってマズい><
    クリスの妻となるクロエ役のエミリー・モーティマーも、地味だけどとっても魅力的でした。世間知らずで可愛らしいけれど、その上品さと地味さがアメリカ人ノラの奔放で色っぽい魅力を引き立ててます。あの笑顔も忘れられない。

    セレブ家族とオペラ鑑賞をするシーンも何度かあり、全編に渡ってBGMがオペラになってます。これが妙に緊迫感を煽るんですよ。まんまとハマってハラハラさせられました。meyers







    【日記・映画】M:i:III

    私はミッション・インポッシブル・シリーズは全く観たことないです。
    でも、3作目「M:i:III」にジョナサン・リース=マイヤーズが出演!と公開当時のニュースで聞いていたので、CSで放送された時にとりあえず録画したものの、なかなか観る気が起らず放置し続けてた挙句に、もういいや・・と消去。
    だってポスターや色んな画像なんかで観てみるとマイヤーズはほんのちょっとしか出てないんじゃない?と予想しちゃうくらいの扱いだったもんね。

    昨夜、亀田興毅 vs ポンサクレックをテレビで(お付き合いで)観た後、チャンネルを替えたらやっていた「M:i:III」。真ん中辺りからだったけど、一応ちょっと観てみるといきなりマイヤーズ君登場!おぉ〜!そのまま最後まで観てみました。

    勿論「トムが主役」という映画だけど、マイヤーズも思ってたよりいっぱい出てるやん!これならちゃんと観てもいいかも。つか、身軽なフィリップ・シーモア・ホフマンが観れたのが実は一番の収穫だったり。今度機会があったらちゃんと観てみるよ。hoffmanmeyers








    【ベルベット・ゴールドマイン】(1998年)

    グラム・ロックの"雰囲気"がたっぷり味わえます♪

    ◆ベルベット・ゴールドマイン(Velvet Goldmine)1998年
    監督、脚本:トッド・ヘインズ
    1984年ニューヨーク。イギリス出身の新聞記者のアーサー(クリスチャン・ベイル)は、ある特集記事の担当を依頼される。それは1970年代初頭のイギリスにおけるグラムロック・ブームの中心として活躍した後失踪したミュージシャン、ブライアン・スレイド(ジョナサン・リース=マイヤーズ)の追跡調査。ブライアンの関係者を取材し当時の話を聞くことにより、アーサーは当時故郷でグラムロックに熱狂していた自分の青春時代をも振り返ることとなり・・・

    私はグラムロックが流行ってた頃に産まれた子ですから当時のことはもちろん知りません。だからこういう映画で雰囲気を味わえるのはとても嬉しいです。


    デヴィッド・ボウイをモデルにしたと思われるブライアン・スレイドはジョナサン・リース=マイヤーズがとってもグラマラスに、イギー・ポップをモデルにしたと思われるカート・ワイルド(ボウイ&ミック・ロンソン的パフォーマンス有り)はユアン・マクレガーがワイルドに演じてます♪

    美しいですねぇ〜ジョナサン・リース=マイヤーズ!このLPのジャケット、ほんとに作ってほし〜

    ブライアンの妻としてゴージャスに決めたマンディーはト二・コレット!ひゅ〜♪超ステキ〜!派手派手な衣裳とメイクがホントによく似合うよねぇ〜。こういう衣装っていつまでも憧れだわぁ〜実際にはこんな格好をする場面がないから着られないけどねー

    真っ赤なかっペタが可愛い田舎の少年時代〜グラムファッション+メイクに身を包んだ時代〜"現在"のスマートな記者姿と色んな姿をみせてくれるクリスチャン・ベイル。動いてるベイルはこれで初めて見たけど、雑誌とかで見てたよりカッコいいよねー。その後ちょっと気にするようになりました^^が、バットマンには興味がわかない・・・

    ヒッピーフォークをやっていたブライアンが見て衝撃を受ける、カート・ワイルドの登場シーンが相当カッコいいです。「TV アイ」というイギー&ストゥージズの曲を、ユアンが歌ってます!
    (まだこの時は上手くない^^;けど歌の上手さは必要ないのでOK)
    このパフォーマンスも強烈で、ケツも前も丸出しなんてこの時代には相当衝撃を与えるでしょうねー。しかし「狼に育てられたと言われている」っていうのが笑える♪


    そのカートとブライアンのイチャイチャする様もなかなかヤバいんですよぉ〜。美しい二人のキスシーンとかたまんないっすよー。

    私はデヴィッド・ボウイには興味があるんですが、残念ながらこの映画はボウイには認められなかったそうで。グラムロックで固めたいところに、ボウイの曲の使用許可が下りなかったのはイタいですねー。
    でもその代わり(ってわけじゃないけど)、ブライアンのバックバンドとカートのバンドのメンバーが凄い!
    スパイダーズ・フロム・マーズならぬヴィーナス・イン・ファーズ(名前の付け方が上手くない?→2012年3月追記:「VENUS IN FURS」はVELVET UNDERGROUND の曲のタイトルなんですってー。知らなかった...)には、レディオヘッドのトム・e.ヨークジョニー・グリーンウッド、元スウェードのバーナード・バトラーなど。
    カートの方のワイルド・ラッツには、ストゥージズのロン・アシュトン、ソニック・ユースのサーストン・ムーアマイク・ワットなど。
    但し、音だけ。誰も出てないですよね。エラスティカの女の子は出てましたが。

    ヴィーナス〜の方はほとんどトムが歌ってるけど、一部ジョナサン・リース=マイヤーズも歌声を披露してます!
    ちょっと自信なさげに聞こえる歌がいい感じなんですよぉ〜。プラシーボによる「20th センチュリーボーイ」の極上カヴァーも素晴らしいし!
    というわけでサントラがもの凄くよかったんですが、残念ながら国内盤はとっくに廃盤なんですよねー。買っといて良かった〜。でも輸入盤はまだあるらしいよ。meyersewan













    【奇跡のシンフォニー】(2007年)

    音楽が奇跡を呼ぶ、気持ちの良いファンタジー♪
    ◆奇跡のシンフォニー(August Rush)2007年
    NYの養護施設で孤児として育った11才の少年エヴァン(フレディ・ハイモア)。生まれつき類いまれな音感を持つ彼は、音楽を通していつか両親に出会えると信じて施設を抜け出しマンハッタンへ。ストリートで演奏するギター少年と出会い初めて楽器に触れ、その才能を開花させ・・・。
    一方、彼の実の親であるチェリストのライラ(ケリー・ラッセル)とロック・バンドで歌っていたルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は、12年前の運命的な出会いの後、ライラの父親に仲を引き裂かれたまま。ルイスの子を妊娠していたライラは交通事故に遭い死産したと聞かされ、ルイスは子供の存在も知らず、それぞれ別の人生を歩んでいた。
    「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ・ハイモア君主演です。タイトルを観て私が気を惹かれる映画ではないのだけれど、大好きなジョナサン・リース=マイヤーズが出ているので仕方なくの鑑賞でした。まぁ、ありがちな感動のファンタジーなんだろうな・・と冷めた目で見始めたものの、エヴァンが奏でる音楽、ライラの音楽、ルイスの音楽、教会のゴスペルなど、どれもがやたらといいのよぉ!サントラも即ゲットしました!^^


    で、ジョナサン!ロックバンドでギター弾いて歌ってる!「ヴェルヴェット・ゴールドマイン」の時より随分上手くなってて、聴き惚れちゃったよぉ〜。歌のトレーニングをする機会があったかな・・・と思ったら、そうだ!アメリカのテレビ・シリーズ「エルヴィス」でエルヴィス・プレスリーの役をやってたわね。なるほど〜。うぅ〜ん♪ かっこいいよぉ〜。


    ストーリーはホントにファンタジックな展開で、リアリティにこだわる人には絶対受け入れられない感じだし、感動の・・・ってタイプの話ながら泣くほどではない。ほっこり良い気分になるにはいいかもねって感じ。

    だけど、ストリートで演奏してた少年の音楽も、主人公が演奏する即興曲も、親子とは気づかずセッションしちゃう場面も、どれも聴き入っちゃうし見入っちゃう。特に私は、全く別の場所で演奏しているライラのチェロ協奏曲と、ルイスのロックをシンクロさせて聴かせるところが好きだったな。エヴァンのあの嬉しそうに演奏する姿もキュンとさせるし、モーツァルトの再来かのような神童ぶりもなかなかステキだったよ。とにかく私はこの奇跡の物語が大好きです!meyers












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