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- 2023.12.07 Thursday
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【『スラムドッグ$ミリオネア』脚本家(サイモン・ビューフォイ) X 『ギルバート・グレイプ』監督(ラッセ・ハルストレム) が、英国ベストセラーを映画化! ! 】とのことです。 私はユアン目当てでしかないですけどね^^ ◆砂漠でサーモン・フィッシング(Salmon Fishing in the Yemen)2011年 監督:ラッセ・ハルストレム、原作:ポール・トーディ
イエメンの大富豪・シャイフの「砂漠で鮭釣りがしたい」という夢の実現を依頼された水産学者ジョーンズ博士。不可能だ!バカげてる!と一蹴するも、中東関連の明るい話題を探していた首相に目をつけられ、国家プロジェクト化してしまい・・・ というコメディです。 砂漠に鮭を泳がせるプロジェクトの成功までの一進一退、紆余曲折なんかを見せるドラマを期待していたのですが、そういう意味では正直ちょっと肩透かしな感じでした。 どちらかというと、鮭プロジェクトは背景で、メインのほとんどはラブストーリーだったみたい。ラブストーリーだから悪いということは全然ないけれど、印象に残る大きな見せ場が特になく、都合の良さばかりが気になって面白味が今一つでした^^; 一番良かったのはクリスティン・スコット・トーマスだったなー。 強引で勝手なことばかり言う憎たらしい悪者キャラになりそうな首相広報官を、つい好きになっちゃう魅力的なキャラに仕上げてくれていました。 イエメンの大富豪を演じたアムール・ワケドも素敵でしたねー。真面目で紳士的、考えもしっかりしていて尊敬できる好人物。見た目もとても素敵です。そんな人物だったからこそ夢の実現に向けてユアンたちの気持ちを動かせたんですよね。 そして、サエない博士役の物腰柔らかなユアンはとぉってもステキなんですよねー!彼にこの手のキャラをやられたら、見てるこちらはトロけるしかないです!(笑) ただ、夫婦間で気持ちが無くなったものはしょうがないし、お互い様とは言え、残念ながらユアンが身勝手に思えちゃいました。私はその辺りにまぁまぁ反感を覚えてしまったために、素直に楽しめなかった部分もあったのかもしれません。実際は、前向きなステキ物語ではあるんですけどねー^^; 先日、映画を見てから読もうと原作本を衝動買いしちゃったのですが、本の評判が良いようですね。今度チャレンジしてみます。ewan |
内容は多分好みではないだろうと思いながら、ユアン・マクレガー目当てで録画してみましたー。 ◆エージェント・マロリー(Haywire)2011年 監督:スティーヴン・ソダーバーグ 民間軍事企業経営者のケネスがバルセロナでのミッションを終え帰国したスゴ腕女スパイ・マロリーに次に持ち込んだのは、英国MI-6から請け負った仕事。フリーのスパイ・ポールと共に指定された男に接触するだけの簡単なミッションと思われたが・・・という、スパイ・アクション映画です。 ・・・なんか、よく解らなかったです^^; て、いえいえ。そんな難しい話じゃないんだと思います。 私は恐らく、次々と登場する出演者たちの豪華さに興奮し過ぎて、話の内容が全然入って来てなかったのでしょう。 主役の女スパイを演じた女子総合格闘技界のスター、ジーナ・カラーノによる本格的な格闘シーンが目玉。これはステキでしたよー。アクション映画らしいド派手な演出は無しで、リアルに戦ってます!って感じで。かなりカッコ良かったです! ということで(?)今回は、豪華出演者陣をフィーチャーして誤魔化しときます! 民間軍事企業経営のユアン・マクレガー。カリアゲくんになって変にカワイイ^^ エージェントの一人、チャニング・テイタム。荒くれ者かと思いきや真面目キャラ。 スペイン政府関係、アントニオ・バンデラス。しばらく彼だと気付かなかった。 新パートナー、マイケル・ファスベンダー。ホテル室内での格闘では、そのままベッドに雪崩れ込むんじゃないかとつい期待してしまう・・・^^; アメリカ政府関係、マイケル・ダグラス。それらしい感じです。 MI-6 の仕事で接触。フランス人の富豪、マチュー・カソヴィッツ。 マロリーの優しいパパ、ビル・パクストンと、マロリーにカージャックされてしまう気の弱い青年、マイケル・アンガラノ。パクストンはクレジット見るまで気づかなかった・・・ewan |
元々はこの映画は私としてはユアン・マクレガーが目当てながら、ずっと「ま、そのうち」でスルーし続けてきてたのですが、それはあながち間違いじゃなかったですね。彼、一瞬ステキキャラっぽく登場するも、すぐに失墜するどうでもいいキャラでした^^; でもこの映画自体は楽しかったですよ!! ◆Emma エマ(Emma)1996年 監督:ダグラス・マクグラス 原作:ジェイン・オースティン「エマ」
19世紀イギリス。恋のキューピッドを気取るエマを中心に、あちらこちらで恋愛話が湧き上がる話です。 誰が誰と??とワクワクする感じもありますが、着地点がまぁまぁ見え見えなので安心して観られましたね。こういうのは見え見えで良いんですよ。逆に結末で期待を裏切られたらムキー!!ってなると思う。ウン。 21歳のお嬢様エマは、解ってるつもりでもまだまだ未熟。 若いものぉ・・・しょーがないわよねぇ、と見守ってあげられれば軽く楽しむことができる話ですが、いかんせん未熟な面が目立つので、どうも好きになれないという感想になってもおかしくない感じではあります。 個人的には自分もいまだ未熟っぷりが半端ないので(立場は全く違いますが)他人事とは思えず、学ぶ気満々で眺めておりました。 彼女は地位の高い家柄に育った美しく華やかな女性であり、常に社交界でチヤホヤされて生きているからか、若干世間知らずなところや傲慢なところなどもありました。 しかし元家庭教師や義兄のナイトリー氏など悪いところをしっかりたしなめてくれる存在に恵まれていて、彼女もそれらを素直に受け入れる性格であるため、家柄や職業で人を見るなど気になる点が見え隠れしても、憎めないキャラになっているように思いました。親友ハリエットの幸せを心から願っているのもよくわかりますしね。 ・・・ていうか、若く美しいグウィネスが可愛らしく演じているんですよねー。とても良かったですよ。 エマの親友ハリエットは、イケてるエマがアレコレ世話を焼きたくなるのもわかる気がするくらいイマイチ洗練されない印象の女性ですが、演じたのがトニ・コレットというのがなんかショックでした^^; 彼女、こういうの全然似合わないですねぇ。細身で小顔のグウィネスといつも一緒にいるのを見てると、ホントに可哀想になってきちゃいました>< いかにも自信がなーい感じの女性を上手く演じていたとは思うんですけど・・・。 エマの母親代わり的な存在だった元家庭教師を演じたグレタ・スカッキは、キリっと美しく、エマに心から慕われ指導する立場の大人の女性というステキな役にピッタリでした。 もう一つショックだったのは、ナイトリー氏を演じたジェレミー・ノーサム。すんごいゴージャスじゃないですか!!!どうも私、これまで彼を軽視し過ぎだったようですね。役のカッコ良さのお陰だとは思いますが、こんなステキな感じだったとは・・・。ショックって変だけど、ショックだったんですよ^^; その他、なんか得体の知れないまま消えていったポリー・ウォーカー、いい人を装っていても腹黒さが透けて見えるアラン・カミングなど。 個人的には知ってる顔が多かったので特に問題は無しでしたが、登場人物の相関図がややゴチャっとしてたかもしれません。でも、各キャラクターそれぞれ個性的だったので、話が解りにくいほどではなかったと思います。 観て良かったです♪ 人気が無いのか知りませんが、blu-rayも安くなっているので、買ってもいいかなーと考え中。ewan |
わりと気に入ってるのになぜか感想を書き出せないでいた映画です。なぜなのかが解るまで寝かせておこう、と思いながらもう何度かこの映画を見ています。 そう、ユアンを眺めるという意味ではかなりのお気に入りでございます^^ ◆人生はビギナーズ(Beginners)2010年 監督、脚本:マイク・ミルズ
監督マイク・ミルズが自身と父親の関係をモデルに描いた物語です。妻に先立たれ自らのガンを宣告された父が、息子にゲイであることを告白。父は病と闘う傍ら新たな人生を謳歌し始め・・・ という話です。 マイク・ミルズといえば、私的にはソニック・ユースの「Washing Machine」のジャケット。劇中にもあるように、この方はCDのアートワークも手がけているんですよね。ある時あの洗濯機のデザインのTシャツを着て外へ出たところ、見知らぬ少年たちに「あの人、分かってて着てるのかな?」とヒソヒソ話をされたという思い出が・・・^^; で、この映画は要は「僕がこんなに恋愛に臆病なのは、パパとママのこんな結婚生活を見て育ったからなんだよね。でも僕、老後のパパを見習ってちょっと踏み出してみるよ!」みたいな話でした? 繊細で優しげなユアンがカワイイんですよ♥ ただ、"そこ" にあまり固執する必要なないとは思うのですが、メラニー演じるユアンの恋人が何を考えてるのか解るような解らないような不思議ちゃん風だったせいで、私の中で映画全体がボンヤリしちゃったようです。 パパの恋人がちょっとだけニッキー・ワイアーっぽかったです。ewan |
ユアンが出ているので気にはなるけど、内容がイマイチと聞いていたのでどうしようか迷いましたが、期待しないで観てみることにしましたー^^ ◆ブローン・アパート(Incendiary)2008年 監督、脚本:シャロン・マグアイア 原作:クリス・クリーヴ「息子を奪ったあなたへ」
大切なものを失うことによって打ちのめされる気持ちくらい、貴方にだって理解できますよね?貴方だって、やる事は間違っているけども、根底に守りたいものがあるのでしょう?理解できないはずはないですよね?・・・とテロリストに向けて人間対人間として個人レベルで語りかけてみる。 なんて、これは私の甘ちゃんな妄想ですが・・・。 息子を失った若い母親が気持ちの整理のためにカウンセリングで勧められたのが、当時の国際テロリスト、オサマ・ビン=ラディンに向けた手紙を書くこと。彼女は愛と裏切りについてポツリポツリと考え、「負けないわ」という思いを淡々と綴り、再生への道を得て進んで行きましたとさ。
ミシェルの不倫相手の記者を演じたのがユアン・マクレガー。期待しないで観ていましたが、扱いが酷過ぎて本当にガッカリでした。ミシェル中心の心情を描くドラマで決してエキサイティングな話ではないのに、無理矢理エンターテイメント性を持たせようとしたオトナたちによって都合良く動かされるコマの一つのようで。何をやってんだか・・・って感じでしたね。ユアンとミシェルの情事のシーンだけは、とてもエロティックで素晴らしかったのですけど、結末にも納得いきませんし・・・。ウーン 更に物語を複雑にしていただけで少しも面白みになっていない、マシュー・マクファディンのくだりもバッサリ要らないのではないでしょうか?代わりにテロ実行犯の家族に関するところを掘り下げても良かったのではないかな?と思いました。その方が何かしら感動的な話にもできたような気もします。 詰め込み過ぎが全てを破壊してしまったパターンですよねー。ewan |
ユアン・マクレガー主演のなんとなく面白そうなサスペンスドラマということで、ワクワクしながら観てみましたー。ロマン・ポランスキーは特に意識したことはありませんが、「ナインスゲート」が大好きなだけです。 ◆ゴーストライター(The Ghost Writer)2010年 監督:ロマン・ポランスキー、原作:ロバート・ハリス
曇りか雨しかない暗い景色の多い中でのドラマです。 この雰囲気や映像の感じがとても好みです^^ 映画としての事の運びは結構地味なんですが、終始まったく退屈ナシでした。もちろん、大好きなユアンが主演だから、ということもあるかもしれませんけど♪ 前任者が書いていた元首相の自伝の原稿の書き直しの仕事を受けたゴーストライターをユアンが演じています。やる気があるのか無いのか微妙な感じの男でしたが、受けた仕事に対しては真剣に取り組んでいる、普通の人の役です。 彼は、自殺か他殺か事故か判らない死に方をした前任者が隠し持っていた、元首相の自伝のための資料をみつけ、秘密の匂いに気付き、謎の誘惑に負けて首を突っ込んでしまうという話ですね。
それと、後任者のユアンはなぜ自分が調べて判ったことを、張本人に知らせようと思ったんだろう?とか。 どちらもサスペンスのストーリーには必要なことだったとは思いますが、細々したことが結構リアルな感じに作られていたので、大きな部分に限って不自然なのが変な感じがしちゃいました。 なんだか不満ばかり言ってる感じになってますが、凄く楽しめたんですよ?ホントに^^; まず、とにかくユアンが演じたこの主人公が一般人らしくてとても自然で良かったんですよ。前任者が使用していた車を断ったり(だって怖いもんねぇ)、使用人が貸してくれた帽子をかぶる前にちょっと躊躇して恐る恐る匂いを嗅いでみちゃったり、ナビが勝手に始めた誘導への誘惑に負けちゃったり。彼が取るごくごく自然な行動に、上手く引き込まれるんですよね。個人的に好きだったのは、前任者の退屈な原稿にうんざり!という反応を見せるところ♪ 2時間サスペンスドラマの素人探偵のような取って付けたような謎解き・・・の真逆とでもいいましょうか。バーン!と衝撃的なことが出てきたり、ハラハラさせるためだけの演出みたいな感じがなく、バカバカしさが無いんですよね。・・・あんまり^^;いえ、実はちょっとだけ気にはなったんですよ。すんごい重要なことがググってすぐ判っちゃうって、ミステリとしてどうなの??とか。もちろん、なんでもインターネットですぐ判る時代ですから、とりあえずググってみること自体はごくごく自然で当たり前な行動だとは思うんですけど・・・。なんだかちょっとねぇ^^;まぁ、時代のせいでしょうか。 他のキャスト陣もみなさんとても良かったです!元首相はピアース・ブロスナン。ピッタリですよね!彼をバックアップする妻はオリビア・ウィリアムズ、ブロスナンを絶対的に崇拝しきっている秘書はキム・キャトラル、ユアンに有用な証言をしてくれる島の住人はイーライ・ウォラック! ちょっと好きだったのは、「アルカディアは知識人の会だ。君は知らんだろう。」と言った時の鼻高々なニヤけっぷりが妙に可愛かったトム・ウィルキンソン^^ 後味は良くありませんが、最高のドキドキ感で終わらせる絶妙に面白い映画だったと思います。 解らなかったことも残ってますし、また何回か観ようと思っています♪ ewan | ||
コリン・ファレルって、その見た目から私は共演によっぽど「観なきゃ!」って人が居ない限り見ることはないな、と思っている人なんですが、これはまさに「観なきゃ!」ってことで^^ (しかし「観なきゃ!」な映画「アレキサンダー」はなかなか観る気になれない・・・) ◆ウディ・アレンの夢と犯罪(Cassandra's Dream)2007年 監督、脚本:ウディ・アレン
Wikiによると「マッチポイント」(→過去記事)、「タロットカード殺人事件」に続くウディ・アレンの "ロンドン三部作" の最終章だそうです。 ジョナサン・リース=マイヤーズにヒュー・ジャックマンにユアン・マクレガー?私のためにご用意頂いた三部作でしょうか?(笑)「タロットカード〜」は実はあまり印象に残っていないのですが、せっかくなので今度もう一度見てみようかしらね^^ ま、それはおいといて本作は、お金に困った兄弟が、お金持ちの伯父さんにおねだりしたら引き換えにとんでもない頼み事をされてしまってさぁ大変、というお話です。この頼み事とは...言っちゃっていいですかね?言いますよ?なんと「殺人」ですよ! このお金持ちの伯父さんはトム・ウィルキンソン。兄弟が憧れる余裕たっぷりの太っ腹オヤジなんですが、何気にわ〜るい顔を見せるんですよねー。夢を持って未来に希望を抱く若い(?)兄弟にこんな酷い悩みを押し付けるとは、ったく罪なオヤジだぜ>< つか、ちゃんと人を選びなよ!と言いたいね。この兄弟がそれぞれどんな子なのかくらい知ってんじゃないの??「家族」なんだからさー(`ε´)ブー 賢くてしっかり者の兄ユアンとギャンブル好きで気の小さい弟コリンの仲良し兄弟。 ムっサいコリンと小ぎれい(ひいき?^^)なユアンじゃ顔は全く似てませんが、冒頭で、買うつもりの中古ヨットを見ようと似たような体型の2人がひゃっほ〜ぅ♪と走ってくる姿は、なかなかの "仲良し兄弟" っぷりでしたね♪ そんな彼らが伯父さんのため、延いては自分たちのために、悩みに悩み抜いて決断するわけです。 しかし弟は元々繊細でクヨクヨしがちなタイプで、兄はきっぱり目的だけを見て割り切るタイプ。頼み事を引き受けたものの、やはり反応が分かれる様子が(ありがちながら)解りやすくドラマになっていきます。目新しい雰囲気ではありませんが、この二人の動向にはなかなか引き込まれました。さすがですね^^ ただ、"至って普通" な感じの兄弟が主人公なので、イマイチ華やかさもないですし、サスペンスながら緊迫感もそれほど強くないんですよねー。話もさほどインパクトのある内容でもないですし。三部作ではやはり「マッチポイント」がピカイチなんじゃない?^^ ウディ・アレンと言えば、近作の「ミッドナイト・イン・パリ」はオーウェン・ウィルソンなんですよねー?そちらがとても楽しみです^^ewan |
ユアン出演作なので当然観る予定ながら、とりあえずテレビ放送を待つつもりだったけれど、レヴューを拝見して我慢できなくなり、DVDを買っちゃいました♪ ◆フィリップ、きみを愛してる!(I Love You Phillip Morris)2009年 監督、脚本:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア、製作総指揮:リュック・ベッソン
いやいやいや・・・まず無理でしょ、それ!普通成功しないって!! と普通なら観てて呆れてしまうような現実味の無い詐欺、脱獄の繰り返し^^; でも映画冒頭に書かれているように、実在の人物によって本当に行われたことなんですよね。 脱獄を繰り返した結果総刑期167年で現在服役中という、この映画の主人公のスティーヴン・ラッセル本人は強烈な詐欺師です。 ウィキにはこんなエピソードが載っていました。 1998年、銀行でローン詐欺を働こうとし、バレそうになるとすかさず心臓発作のふり!FBIの監視付きで病院へ運ばれると、自分の携帯電話から監視役へFBIの上官のふりをして釈放を促しまんまと自由の身に! いや、これって!(笑)ジム・キャリーがどっかでこんな役やってそうじゃない?! て言うかこの映画内でも似たエピソードはありましたけどね^^; でもこれも想像すると普通にジム・キャリーの顔と動きが浮かんで来ちゃいますよ! コメディ映画にありがちだけど、現実には居なさそうなこんな人物がホントに居たんですねー・・・スゲー 優しい妻と可愛い娘に恵まれそれなりに幸せに暮らしていたスティーヴン。しかし自動車事故で死にかけたのをきっかけに人生観が変わり、ゲイをカミングアウト。 やがてそのズバ抜けた頭脳を使って詐欺をはたらき、大金を手に入れてはイケメンの恋人を喜ばせようと頑張るようになり・・・。 という、天才詐欺師で脱獄キングの "彼なりの事情" が描かれたお話です。 彼はなぜそんなことを繰り返すのか。 全ては 愛のため なんですよねー。 実際は恋人はお金なんか求めていないというのに、スティーヴンはやめられない。 それは彼の生い立ちに関するトラウマが原因で、ということです。 これを観て思わず、同情の余地はなかったのかしら?なんて考えちゃうんですが・・・。まぁ犯罪は犯罪だし・・スティーヴンはせっかく頭いいんだから、その頭をもっと他に使えれば運命の恋人と共にもっともっと幸せになれたかもしれないわけだし・・・う〜ん・・・。 そんな "愛を真剣に追いかけ続ける男" を演じたジム・キャリーは、自分で制作費を出してもいいからやりたい!と熱望していたこともあり、嬉々として演じてらっしゃいましたね^^ゲイ云々よりも詐欺師として活躍(?)するシーンがまさに "ザ・ジム・キャリー" だし、それプラス切なさとひた向きさで感動も誘う。ホント素晴らしいです! そして当然個人的には、やはりユアン・マクレガーの熱演に注目でした! 彼はスティーヴンが出会った運命の恋人フィリップ役です。 見つめあったりイチャイチャしたりするユアン・マクレガーとジム・キャリーが物珍しい、くらいな感じで観始めたんですが、そんなもんじゃないですねー。 ユアンは、観たこと無いような思いっきり乙女な表情ですよ。これがとにかく巧くて!! 顔の筋肉の微妙な動きや些細な仕草を駆使しまくってるんですよ。だから決してやり過ぎてはいないんですが、はっきりゲイだと判る^^ 中には思いっきり女の子走りするシーンもあったりしますけど、とにかく可愛いく見えてしょーがないんですよぉ!! 正直私は今まで、ユアンがここまでの職人だとは認識してなかったのかもしれませんね。 もう脱帽です^^ それにしてもロドリゴ・サントロは、今まで私が見た中で最もイケメンに見えたのがこのゲイ役とは・・・。いいのかな?^^;ewan |
感動の名作として有名なファンタジードラマですが私は公開当時から、大好きなユアン・マクレガーが出ているにもかかわらず、ポスターなんかのイメージから全く興味が持てずにパスし続けていた作品です。 でもまぁ、そろそろチャレンジするか・・と半ばイヤイヤ(笑)観てみました。 ◆ビッグ・フィッシュ(Big Fish)2003年 監督:ティム・バートン
年老いて病に伏せっている父親がアルバート・フィニー。その父が話す物語の中に登場する若い頃の父がユアン・マクレガー。 似てないけど、許せないってほどではないですね^^ ファンタジックで楽しいお話の中での出演なので、ユアンはいつも溌剌とした素敵な笑顔を振りまいててやたらキュート!しかし、このユアンが年をとって(顔じゃなくキャラ的に)フィニーのようになるかいな?とちょっと疑問ではありましたね。ということはいかにホラ吹いてるかということなのか・・。 それと実はユアンの役はなんと18歳だと途中で判り、ちょっと引いちゃいました・・(笑) 父親の昔話のどこが本当でどこが作り話なのかが判らないってのは、確かにイラつきますね。全部嘘かもしれないと思うと、いったいこの人は誰なんだ?といった感じにもなってしまいそう。息子の気持ちはよく解ります。この気持ちがどんな風に解消されるのかというところがストーリーの要です。 母を演じたジェシカ・ラングは実は個人的にはあまり好みじゃないんですが、父の昔話から2人の過去を踏まえて観る、現在の父と母のやりとりにグっときますねー。しかも、こちらは若い頃を演じた女優さんがジェシカ・ラングによく似てるのでなおさらです。 父のお話の中の、サーカスや巨人、秘密の街など(強烈ではない程度ですが)ファンタジックな世界も魅力的だったし、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・デヴィート、そしてもちろんヘレナ・ボナム・カーターなど実力派の脇役陣も当然素晴らしく、とても素敵な作品でしたよ。 「チャーリーとチョコレート工場」を先に観た私的には、ディープ・ロイの登場が一番感激だったかな^^ewan |
主人公の少女の歌に関するメインの話と平行して展開される、純真で不器用な青年と心通わせる主人公のほんわかエピソードがステキです。その内気な青年を演じたのが、私の目当てのユアン・マクレガーでした^^ ◆リトル・ヴォイス(Little Voice)1998年 監督:マーク・ハーマン(ブラス!他)
伝書鳩をトレーニングしている内気で心優しい青年。 ユアンの役としては、ちょっと変わってますよね。 とにかく控えめでキュンとしちゃいます。 独り自分の世界にこもっている少女と出会い行動に出るけどゴリ押しはしない、なんとも温かいやりとりがホントに微笑ましくて観ている自分も穏やかな気持ちになっちゃいます^^ ギャンギャンとうるさい母親を無視してレコードとモノマネにのめり込む少女を演じたジェーン・ホロックス。 舞台版の方でも同じ役を演じたそうですが、歌手が憑依したかのように歌う姿は素晴らしいですよ。 本当にそっくりかというと微妙なものもあるし知らないものもあるけど、別にいいの。あの成り切りっぷりが見ものなんですよ。 普段はリトル・ヴォイスと呼ばれるだけある、か細い声で一言返事をするのみの女の子が、生気を取り戻したかのような瞬間。爽快ですよー。 ジェーン・ホロックスってこれ以外で私は観たことないけど、調べてみるとアニメの声を結構やってるようで。 それってすごく納得。確かにアニメ声だよね^^ 強引で胡散臭いマイケル・ケインや、下品でうるさい母親のブレンダ・ブレシン、クラブ経営者でイタいステージ司会者のジム・ブロードベントなどの濃い貫禄キャラも面白いけど、個人的にはユアンの仕事仲間のフィリップ・ジャクソン! 彼は、私のお気に入りのテレビシリーズ「名探偵ポワロ」のジャップ警部役の方ですが、大好きなんですよぉ。 ユアン関連の「ブラス!」にも出演してましたが、この人はどうやらどこで見てもだいたい同じキャラですね(笑) 庶民的でちょっと下品みたいなイメージが完全に固まってるんでしょう。 それで全然問題ないっす。ずっとその線でいって下さい^^ewan |
「ダ・ヴィンチ・コード」に続くロバート・ラングドン・シリーズ第2作です。とてつもなく評判の悪かった前作も、私ならきっと雰囲気で観れちゃうだろうなと思って先日やっと観たんですが、残念ながらあれは私でも全く楽しめず。その続編なんか観るつもりなかったんですが、ユアン・マクレガーが出てるんですよ・・。なんで仕方なく観てみました。 ◆天使と悪魔(Angels & Demons)2009年 監督:ロン・ハワード
結論から言うと、こちらは普通に楽しめましたよ。 前作を観てなかったとしても全然大丈夫な話でしたし。ヴァチカンが舞台ということで、やはり宗教的なことが問題になってくるんですが、説明が多少親切になってて前作より解りやすかったのか、比較的観やすかったです。もちろん全部をちゃんと理解して観ていたかというとそんな自信は全くありませんが、前作に引き続きラングドン教授がサクサクとやってくれる謎解きに「何それ?」感を感じないで(ある程度納得できる感じで)観られただけで評価は格段にUPしました。もちろん、観ながら自分も推理したいという方には物足りないとは思いますけど。 事件がタイムリミットのある誘拐ということで、スピード感のある展開はスリルがあって面白かったですし、誘拐された4人がそれぞれどこで殺害されようとしているのかを様々なヒントから推理して街中を走り回るラングドン教授と一緒に、名所を巡るかのような見所満載の映像も楽しめました。教皇逝去の際の儀式や、次の教皇の選出など普通は見ることのないシーンも興味深かったです。 ただ、実は普段私は字幕ってパッと見でだいたい読んでる感じ(カタカナ6文字以上の名前なんかは最初の2文字くらいで判断してたり)なんで、本作のような専門用語が色々出て来て、それに関する説明をしっかり読まなきゃならない(読まないと解らない)映画ってあまり慣れてないからか、字幕を読むのに少し疲れたし、読んでる間に見逃した映像も結構あったかもしれません。というわけで何度か繰り返し観る必要があるな、と思ってます。繰り返し観ているうちに、そんなに何度も観るほどの内容じゃないなんてことに気付かないといいんだけど・・(笑)とりあえず、ユアンも大活躍だったので観てよかったです。ewan |
アクションじゃなくてもいいんだけどな ◆ アイランド(The Island)2005年 監督:マイケイ・ベイ
ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソン主演のSFサスペンス/アクション作品です。 で、これは「あれ」の話だって言っていいんでしたっけね・・・。DVDのパッケージには一応書いてないので言わない方がいいんでしょうか。一応例のキーワードは出さずにいっときます。 2019年が舞台です。元々もっと未来の話だったものを、現実の技術の進歩を見て近い未来に変更したというような話を聞いた覚えもありますが、それでもやっぱり現実にはなりそうにない系統のSFサスペンスですね。 まずは汚染された外界から完全に遮断された安全なコミュニティ施設での人々の暮らしが描かれます。一人一人にタグが付けられ、睡眠中の状態や排泄物から個々の体調が診断され、口に入れるものを制限されるなど完全に管理され、与えられた仕事をこなし、娯楽も限られている単調な毎日。男女の密接な接触も禁止。ちょっとひそひそ話なんかすればすぐ「そこ!離れて!」と注意されるという徹底ぶり。いったいなんのコミュニティなんだ??という感じなんですが、これには訳がありまして・・という話です。 全てが人工的で味気ない空間・・・なんというか、一昔前の未来のイメージみたいな?(笑)、そして支給される服も全て真っ白のジャージ。しかしユアン・マクレガーにこの白の衣裳はマズいですねー。膨張感がとっても残念(実際に膨張してるという説は無視・・笑)。しかし、好奇心旺盛で(他の人に比べて)賢い感じや後半の無垢な感じもなかなか悪くないですよ。けど、個人的には『もう一人のユアン』がお気に入りで、彼が見たくて観る映画になってたり。そっちの彼は素敵なんですよねー、と言っても見た目の話ですけど・・。キャラとしては、ある事態を目の当たりにしてどういう行動に出るかというところなんですが、まぁ人としてナチュラルな考え方だとは思いました。ただ、もちろんそこに倫理的な問題があるので、もしも技術的に可能となっても現実になることはないんだろうと思うわけですけど。ま、そんなことよりも『もう一人』の方だけアクセントがスコティッシュという芸の細かさがナイスです。 それと、もう一人目当てが。施設のスタッフという、住人たちを厳しく管理しなければならない立場ながら、リンカーンと友達関係にあるスティーヴ・ブシェミ。これもハマり役ですよねー!ベイ監督はアドリブで演技するように言うことがあるそうですが、彼の役は全部ブシェミ自身なんじゃないかと思えるほど。とてもユーモラスでいい味が出ていますよね。 ストーリー前半は(知らなければ)衝撃の展開もありながらも多少地味さも感じる雰囲気なんですが、中盤にはガッツリ本格的なアクションが登場します。でも話の展開上ここでやられるわけがないしぃ・・なんて思っちゃって、個人的にはハラハラドキドキすることは全くなく安心して観てましたが、しかしここまで思いっきりアクションしちゃいます??な感じのとにかく派手派手なチェイスシーンは、アクション好きの方にもアピール出来たでしょう。個人的にはそんなにしなくていいよって感想ですけど^^ もしかしたら近い将来こんなことが起きるかも、といった製作側の意図した恐怖はハナから考えもしませんでしたし、結末が特に面白いわけでもないんですが、SFを見慣れていない私には充分な異空間と、2種類のユアンを楽しめるという点で結構好きな映画です。ewan |
ヘニャヘニャで頼りないユアンが妙に可愛い ◆普通じゃない(A Life Less Ordinary)1997年 監督:ダニー・ボイル
いつも通りあらすじも知らずにキャストだけを確認して観たので、初めて観た時は天国だの天使だのという???なものが出て来てビックリしたんですが、ファンタジックなラヴコメだと判ればなかなか楽しい映画です。 まずユアン演じるロバートというのが令嬢を誘拐するものの実はそんなことには全く向いていない心優しいタイプ、そして誘拐される令嬢セリーンは誘拐され慣れてるじゃじゃ馬系の女、そんな二人なんで誘拐なんて物騒なことしててもなんの緊張感も無いし、やりとりが面白いばかり!セリーンによる脅迫電話の掛け方指導とか最高です^^ しかしこのユアンは可愛いですねー!いかにも情けなーい感じの変な髪型とか。一人で買い出しに行ってご機嫌で歌いながら帰って来たり。アメリカ英語の中ではスコティッシュアクセントが妙にヘナチョコに聴こえるのか、しゃべりそのものが可愛い感じもするし。そして優しいんですよねー。セリーンの過去の誘拐の話を聞いて「ひどいな・・・」と嫌悪感を露にしちゃったり。要はトホホな誘拐犯ってわけです。 抜群のスタイルと音痴な歌も披露するキャメロン・ディアスも素敵ですが、この映画の見所はなんといってもホリー・ハンター!全然老けない可愛らしい彼女は天使の役。でも天使と言っても羽根が付いてるようなものではないですよ。ゴツめのデルロイ・リンドと共に、少々乱暴な手を使ってでもなんとかミッションをクリアするために(しないと天国へ帰れない)あの手この手を考えて、文字通り体当たりで奮闘するドタバタキャラです。彼女とは違ってリンドの方は実はロマンティックっというところも面白い^^ この名コンビがいいアクセントになってるんです。あと、神様によるロマンティックな計らいが笑えました。 サントラもあの当時の流行りものが集まっててなかなか好きです。2人が酒場でカラオケで歌う「ビヨンド・ザ・シー」、そういうのって役者が歌ってるヴァージョンがサントラにも収録されてる場合も多いんですが、ここにはボビー・ダーリンのオリジナルが収録されてます。残念なのは、エンディングで流れる(途中でユアンも口ずさんでる)オアシスの「ROUND ARE WAY」が収録されてないことですね。この曲は「WONDERWALL」のカップリング曲らしくそこにしか収録されてないので、シングルを手に入れるしかないなーなんて考えたんですが、今どきは他にも方法があるんですよね・・・いまいち時代について行けてない自分に気付かされてしまった・・・ewan |
グラム・ロックの"雰囲気"がたっぷり味わえます♪ ◆ベルベット・ゴールドマイン(Velvet Goldmine)1998年 監督、脚本:トッド・ヘインズ
私はグラムロックが流行ってた頃に産まれた子ですから当時のことはもちろん知りません。だからこういう映画で雰囲気を味わえるのはとても嬉しいです。 デヴィッド・ボウイをモデルにしたと思われるブライアン・スレイドはジョナサン・リース=マイヤーズがとってもグラマラスに、イギー・ポップをモデルにしたと思われるカート・ワイルド(ボウイ&ミック・ロンソン的パフォーマンス有り)はユアン・マクレガーがワイルドに演じてます♪ 美しいですねぇ〜ジョナサン・リース=マイヤーズ!このLPのジャケット、ほんとに作ってほし〜 ブライアンの妻としてゴージャスに決めたマンディーはト二・コレット!ひゅ〜♪超ステキ〜!派手派手な衣裳とメイクがホントによく似合うよねぇ〜。こういう衣装っていつまでも憧れだわぁ〜実際にはこんな格好をする場面がないから着られないけどねー 真っ赤なかっペタが可愛い田舎の少年時代〜グラムファッション+メイクに身を包んだ時代〜"現在"のスマートな記者姿と色んな姿をみせてくれるクリスチャン・ベイル。動いてるベイルはこれで初めて見たけど、雑誌とかで見てたよりカッコいいよねー。その後ちょっと気にするようになりました^^が、バットマンには興味がわかない・・・ ヒッピーフォークをやっていたブライアンが見て衝撃を受ける、カート・ワイルドの登場シーンが相当カッコいいです。「TV アイ」というイギー&ストゥージズの曲を、ユアンが歌ってます! (まだこの時は上手くない^^;けど歌の上手さは必要ないのでOK) このパフォーマンスも強烈で、ケツも前も丸出しなんてこの時代には相当衝撃を与えるでしょうねー。しかし「狼に育てられたと言われている」っていうのが笑える♪ そのカートとブライアンのイチャイチャする様もなかなかヤバいんですよぉ〜。美しい二人のキスシーンとかたまんないっすよー。 私はデヴィッド・ボウイには興味があるんですが、残念ながらこの映画はボウイには認められなかったそうで。グラムロックで固めたいところに、ボウイの曲の使用許可が下りなかったのはイタいですねー。 でもその代わり(ってわけじゃないけど)、ブライアンのバックバンドとカートのバンドのメンバーが凄い! スパイダーズ・フロム・マーズならぬヴィーナス・イン・ファーズ(名前の付け方が上手くない?→2012年3月追記:「VENUS IN FURS」はVELVET UNDERGROUND の曲のタイトルなんですってー。知らなかった...)には、レディオヘッドのトム・e.ヨークとジョニー・グリーンウッド、元スウェードのバーナード・バトラーなど。 カートの方のワイルド・ラッツには、ストゥージズのロン・アシュトン、ソニック・ユースのサーストン・ムーア、マイク・ワットなど。 但し、音だけ。誰も出てないですよね。エラスティカの女の子は出てましたが。 ヴィーナス〜の方はほとんどトムが歌ってるけど、一部ジョナサン・リース=マイヤーズも歌声を披露してます! ちょっと自信なさげに聞こえる歌がいい感じなんですよぉ〜。プラシーボによる「20th センチュリーボーイ」の極上カヴァーも素晴らしいし! というわけでサントラがもの凄くよかったんですが、残念ながら国内盤はとっくに廃盤なんですよねー。買っといて良かった〜。でも輸入盤はまだあるらしいよ。meyersewan |
ユアンとヒューのファンなので理屈抜きで楽しめます♪ ◆彼が二度愛したS(Deception)2008年 監督:マーセル・ランゲネッガー
なので、秘密クラブのくだりにはびっくり。そういう話なのねと面白そうだと思ったんですが、その上サスペンスな展開になっていったので更にびっくり。観終わってみると、ちょっと無理もあるし終わり方もちょっとな・・・なんて思ったんですが、あらすじを知らずに観たのは良かったかも。サスペンスだって知らなければそれだけ驚きもあるでしょう?(笑) 観始めてすぐ、とりあえず「やった!」とニンマリ。私の好きなタイプのユアンでした^^いかにも真面目そうな七三分けの髪型にメガネ、そしてウブでシャイな佇まい。コロっと騙されちゃいそうなね・・・。有料のテレフォン・セックスに電話して、相手と節税の話になったなんてエピソードも可愛すぎるぅ〜!地下鉄での一目惚れなんてその可愛さ最高潮!って感じだったのに、その彼が女遊びにハマってく・・・あらららら・・・ いかにも"遊びまくってます"なヒュー・ジャックマンもハマり役ですよねー。 ヒュー:「今までに何人と寝た?」 ユアン:「さぁ・・・」 ヒュー:「誰でも覚えてるもんだよ」 ユアン:「・・・4人。君は?」 ヒュー:「全く覚えてない」 ユアン:「誰でも覚えてるはずじゃ?」 ヒュー:「君みたいなモテないヤツは誰でもさ」 こういうバカに仕方とかすごく自然だもんなー。アイツめ〜(笑) こういう2人の出会いや仲良くなっていくくだりがすごく良かったなー・・・ ジョナサンが一目惚れする女性Sを演じたミシェル・ウィリアムズって私は知らない人だったんですが、残念ながらイマイチそこまで夢中になる相手には見えなかったんだよね。私の好みの問題なんでしょうけど・・・ 話は結局、ジョナサンのラブストーリーとして観る方が楽しめるかも。できればサスペンスより秘密クラブの方で話を膨らませて欲しかったな〜なんて感じもします。ま、とりあえずユアンとヒューの2人ともが(見た目が)いい感じだったんで、DVD購入は決定です!ユアンの白ブリーフ姿は見なかったことに・・・(笑)それにしてもタイトルが・・・原題の「Deception=詐欺」もどうかと思うし、邦題もちょっとなぁ・・・邦題はせめてもちょっとなんとかならなかったかな?自分でいい案も出ないけどさ^^;ewan |
60'sのロマンティック・ムービーの雰囲気が楽しめるラブコメです♪ ◆恋は邪魔者(Down With Love)2003年 監督:ペイトン・リード(「チアーズ!」他)
1960年代のニューヨークが舞台。ファッションもインテリアもカラフルで可愛くておしゃれで、それを眺めてるだけでも楽しいのよ♪DVDの特典映像では、60'sの雰囲気を出す工夫やこだわりが色々解説されていてなかなか面白かったです。 それにしてもこのユアン!ステキ!! 劇中でプレイボーイ風とインテリ風の2パターンのユアンが見られるけど、どちらもいい!弱いんですよねー・・あの系に♪映画「アイランド」でのメガネかけた方のユアンとか。 レニーも1960年代のおしゃれな女性っていうのが似合うよねー。つか、昔の人ってのがやたら似合う・・・顔がレトロってこと??「シカゴ」とか「かけひきは、恋のはじまり」(どちらも更に昔^^;)とか、すごく似合ってるしステキなのよね。 ストーリーは少々たわいの無い感じだけど、いつでも気軽に観られる楽しい映画という感じ。 コロコロと変わる衣裳や60年代風な映像と音楽が堪能できるし。 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」という曲を、ユアンのBGMにはフランク・シナトラ版、レニーにはアストラッド・ジルベルト版をはめて交互に見せるシーンも良かった^^ あと、キャッチャー・ブロックの友人かつ上司の役を演ったデヴィッド・ハイド・ピアースという人のファンになっちゃいました。モテない男のいい味を出してます^^ あの方って見たことあるような無いような・・・う〜ん、有名な俳優さんなのかな?? そしてエンディングの、ユアンとレニーのデュエット+ダンスが最高ー♪ 二人ともミュージカル経験後なので、すごく上手いの! とにかく私はこのレトロ風味のラブコメが大好きです!ewan |
美しい映像と音楽、そして美しい女優♪ ◆氷の接吻(Eye Of The Beholder)1999年
アシュレイ・ジャッドの美しさ全開!ミステリアスな雰囲気もステキ! 変装のため次々と変えるウィッグのおかげで、アシュレイの色んな美しさが堪能できて大満足♪ ユアン演じるEYEは人を監視する仕事の最中に、離れ離れとなっている自分の娘の幻影と会話をするような精神状態。 そこへ現れた美しき連続殺人鬼に惹かれ、秘密諜報部員の技能を駆使して思いっきりストーキング^^; 病みまくってます。 やってることはどうなの?ってことなのに、応援したくなる危うさ・・いえ、作業自体は有能な諜報部員らしくキッチリやってるようだけど、この人物のキャラだよね。危うい感じが、こちらにも黙って見守らせてしまう。上手いなぁー。 しかしこのユアンの衣装がどうしても気に入らなくてねー。赤いダウンみたいなモコモコのジャケットがなんかイヤだった・・・^^;ま、今回はユアンよりアシュレーってことで。 DVDの帯に「サスペンス・スリラー」となってるけど、サスペンスっていうよりラブ・ストーリーじゃないかな。全体の雰囲気もアンニュイで、音楽も絶妙にエロいし。各地への移動の演出も感じがいい。 ところで、ジョアナと出会う男の一人を「ビバリーヒルズ高校白書・青春白書」のブランドン・ウォルシュ役でお馴染みのジェイソン・プリーストリーが演じてて。 ジャンキーのヤバい男でした・・・。マジでぇー??って感じ。あの優等生ブランドンが、この役??チャレンジだよねー。でも悪くないっすよ。 とにかく私はこの危険な純愛映画が大好きです!ewan |
私はトレスポよりこっちのが好きだな♪ ◆シャロウ・グレイブ(Shallow Grave)1995年 監督:ダニー・ボイル
ダニー・ボイルの『現金持ち逃げ3部作』の1作目。2作目は「トレインスポッティング」、3作目は「普通じゃない」というユアン主演の3作ね。あ、3部作と言っても別に連作や続編じゃなくて、3作とも全く関連性のない映画です。 麻薬のことがよく判らないからか、トレスポよりこちらの方が私は好きだし面白いです。イギリス映画らしい陰気な雰囲気もいいし。 要は、突然現れた死体と大金によって、仲良く暮らしていた3人の関係がかき回され、ゆがんでいく様が描かれてます。人が死んだり、殺されたり、死体を埋めたりと、サスペンス的な話でもありますが、どちらかというとそれをベースとした人間ドラマがメインじゃないかな。だからといって、終始暗い話ってわけでもない。死体の顔を潰す役をやらされた、元々少し陰気気味なデヴィッドが精神に異常をきたし出し、徐々にヤバい感じになっていくんだよね。ふふ・・・。 さて、私がこれを観た一番の理由のユアン・マクレガー。さすがに若くてかっこいーよー♪トレスポ前なのでまだ痩せてないけど、痩せてるイメージなのって結局あの時だけだから、私の中ではこれでいいんだー^^ちょっと長い髪形も似合ってるしね。 ちなみにすぐ死んじゃうヒューゴ役は、現在活躍中の人気シンガー、リリー・アレンのパパ、キース・アレンです。 とにかく私はこのブラックな映画が大好きです!ewan |