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    • 2023.12.07 Thursday
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    【Diamant noir】(2016年)

    アウグスト・ディールの出演作が久しぶりに観られました!
    ニールス・シュナイダー主演のフランス映画です。

    ■Diamant noir (Dark Diamond) 2016年 監督:Arthur Harari


    フランスの映画なので、フランス盤のDVDをチェックしてみたんですが、英語字幕がついてないようなんですよね。イギリスやドイツのAmazonでも見てみましたが、フランス盤の輸入盤しか見つからず。

    それでは観られないわぁ・・・と諦めかけていたんですが、いつもノーマークのアメリカのAmazonで発見しました!アメリカ盤が「Dark Diamond」というタイトルで出ていたんですよ。当然、英語字幕入りです♪

    ■あらすじ
    舞台はベルギー。主人公は、ツマラナイ仕事をする傍らコソ泥の一味でもあるピア・ウルマン。ある日、ピアが10代の時に家を出たまま音信不通となっていた、ダイアモンド・ディーラー一家出身の父が亡くなった。

    ピアは父の葬儀で再会した、やはりダイアモンド・ディーラーの従兄弟ガビから、事務所の改装の仕事を依頼される。

    その昔、ダイアモンドのカット作業中の事故で指を失った父を見捨て、家から追い出した一家に恨みを持つピアは、彼らへの復讐の機会を得ようと仕事を受け、一家の住むアントワープへ行くことに。

    そんな中、経験は無くともダイアモンドを見る天賦の才能を持っていたピアは、カットの技術を学び超高額のダイアモンドに近づけるようになり・・・。
    スミマセン、努力はしましたが文が下手すぎてあらすじがよく分からないと思います。テキトーに流しといてください。ごめんなさい。


    ダイアモンドのカット職人という、私には目新しい設定の物語だったので、すごくエキサイティング!って感じの話ではないものの、なかなか新鮮に楽しめました。

    アウグストは主人公の従兄弟ガビ(ガブリエル)役です。結構始めの方から出てきて、まぁまぁ出番がありました。

    ガビはこの一家の息子ですがカット職人ではなくてビジネスに燃える青年。父(主人公にとっての伯父)も著名なディーラー...だったかな?カット職人は名人みたいな人が出てきますが、彼は他人だったはず。主人公はその名人に近づいていくわけですね。

    個人的にはそんなことよりアウグストです(笑)



    喜怒哀楽のハッキリした、アウグストらしいキャラをいつも通り演じてらっしゃいました。安心して見ていられます^^ スタイルは「Frau Ella」などの時よりは少しスッキリしているように感じますよねー。スーツのせいかな?顔も細く戻ったように見えますよね!ステキでしたよ!

    しかもこのキャラは実はてんかん持ちなため、迫真の発作の演技も見どころでした!二度起こる大きな発作のうちの一度は、なぜか全裸で!あぁ〜・・・「Wer wenn nicht wir」の時とあまり変わらないお腹なのねぇ・・・とマジマジと見つめてしまいましたけども。もちろんポロリを期待して。

    しかしなかなか見えないんですよ。なのに!元々の体勢では見えていなかったのに!最後にわざわざボロンとこぼれて見えるように体勢を変えたのは・・・やっぱサービス?(*´∀`*)サンキュー

    そして更に!劇中、突然歌い出すんですよ!!フィアンセのために!カンペ見ながらイタリア語のラブソング(らしき歌)を!!これがまたカワイイの♪歌い終わった時のハニカミとかサイコーっすよ!キャー!他にも、夜中に酔って庭で歌いだしたり!なかなかのサービスっぷりです!

    しかし歌声がね。またしても本人ではない??みたいな声なんですよ。歌声って違って聴こえるモンだし?しかもイタリア語だから聞き慣れないし?でも吹き替えの可能性も?でもカンペ有りだし短いし?とか何度も聞き返しながら考えましたが、イマイチわかんない...。一応クレジットに名前はありました。・・・・・・が、表記がフランス語でよくわからないんですよね^^;↓コレ



    テキトーに軽く調べた感じだと、恐らくアウグストが歌ってるということが書いてあるんだと思ったんですが・・・間違ってるかも^^; お分かりになる方がいらっしゃったら是非正解を教えてくださいませ。プリーズビッテシルヴプレ・・・

    アウグストのフランス語はどうなんでしょうねー(カッコいい)。全くわかんない身には違和感なく聴こえましたけどもねー(とてもカッコいい)。ま、「フランス語ができる」とプロフィールにもあるので、全然余裕なんでしょうねー。劇中では、取り引き相手などとの会話が英語だったり、父親との会話がドイツ語だったり(なぜ??どういう設定なのか見逃したか忘れたか...)と、多言語使用でカッコ良かったです♪diehl




    【Kabale und Liebe】(2005年)

    アウグスト・ディールを観たくて、いつものようにドイツからDVDをお取り寄せ♪
    しかしこれ、分かってはいましたが字幕無しなんですよ・・・。動いてるアウグストが見られるだけで幸せ!!と割りきって観ました^^;

    ◆Kabale und Liebe(2005年)TV映画


    原作は、フリードリヒ・フォン・シラーの「たくみと恋」。読んだことはありません。
    貴族の青年フェルディナントが平民の少女ルイーゼと恋に落ち結婚を約束する。しかしそれを認めないフェルディナントの父の策略により、悲劇に終わってしまう。・・・という内容は、観ていてだいたいわかりました^^
    悲恋モノの王道っぽい感じですよね。(勝手なイメージ)



    とにかくとにかく貴族のぼっちゃまを演じるアウグストの美しいこと!!話がよくわからなくとも、観た価値は大アリでしたよ!まぁまぁ感情の起伏が激しめなキャラクタで、色んなアウグストが楽しめました♪

    恋人とラブラブなシーンはカワイイし、(実際には無い)裏切りに涙を流し、狂ったように彼女を問いただす姿は痛々しいし、最後はとーっても切ないし><
    前半には剣を振り回して(練習とかお遊びで?)闘ったりするアクションまであるんですよ。すごくキマっててカッコ良かったですよ^^ 舞台でよく演ってらっしゃるんでしょうかねぇ?



    その気になっている父の決めた結婚相手の貴婦人に、諦めるよう説得するシーンもいいですね。
    「愛してる・・・・・・・・・愛してるんだ」(まぁ!ほんと?キラリン☆)「・・・ルイーゼという娘を。」(がびーん!)みたいなね。悪意ありすぎでしょ、そんな言い方!(笑)

    あと、「Kein Feuer, keine Kohle」という主題歌がすごく好きでした!どうやら元はトラッドというか唱歌みたいな曲のようですね。合唱団が歌っている動画がいくつかみつかりました。ポピュラー歌手が歌っているものもありましたが、この主題歌として歌っているものはみつからず。でもこのヴァージョンが一番素敵だと思ったんですけどねー。diehl

    日本盤のDVDが出ることはないと思いますが、せめて読みやすい現代日本語訳版の本を出し直してくださらないかしら〜




    【Frau Ella】(2013年)

    先日 日記 に書いた通り、日本語はもちろん英語字幕も収録されていないblu-rayを買ってしままったので、ドイツ語字幕で頑張って観てみましたー。
    ドイツ語超初心者なので、ほとんどが自力では読めませんから、全部じゃないけど適度に(?)辞書を引きながら、大体で観終えました^^;

    ◆Frau Ella(2013年) 監督:Markus Goller

    ●Matthias Schweighöfer●August Diehl●Ruth-Maria Kubitschek●Anna Bederke

    せっかくなので、あらすじをちょっと詳しめに書いときます。
    オチまでは書きませんが、大体こんな感じのお話だったと思います^^;
    (間違いがあったらごめんなさい!教えて頂けたら嬉しいです^^)
    彼女リーナから妊娠を打ち明けられたタクシードライバーの青年サーシャ。彼はそのショックから事故を起こしてしまい病院へ搬送されます。

    そこで高齢の女性エラと同室にさせられ苛立っていた彼でしたが、彼女が持ち込んでいた飲み物(お酒?)を分けてもらい意気投合。話していく中で、エラが病院の都合で不必要な危険な手術を受けさせられることを知ったサーシャは、なんと彼女を病院から連れ出し自宅へ連れ帰ってしまいました!

    親友クラウスの機転により警察の追跡からまんまと逃れたサーシャでしたが、荷物を取りに来たリーナとケンカ別れしてしまいます。
    サーシャは医学を学んだのに医者にはならず、タクシー運転手に甘んじていて父親になる準備ができておらず、彼女の妊娠が受け入れられないのでした。

    そんな様子を見ていたエラは、クラウスの協力のもと、サーシャをとある廃墟へ連れ出します。そこでエラは、サーシャへ自らの経験を話しました。
    遥か昔そこでアメリカ人兵士と恋仲になったエラでしたが、彼に付いてアメリカへ渡る勇気が出ず別れてしまいました。その後、彼女は妊娠に気づきましたが、ついに彼と再会することは無かった、とのこと。

    その帰り道サーシャはインターネットでその相手の所在を突き止め、助手席と後部座席で眠る二人に黙って、車をパリ方面へ進め・・・




    目新しいお話ではないですし、だいたい展開が読めちゃいそうな内容ですが全然OK♪
    二人の30代の青年たちが90近い女性と交流する話ですから、とてもハートウォーミングなコメディで、楽しかったですし良いお話でした!

    「後悔することになるから、私と同じ過ちを繰り返さないで。」
    と親身に助言するエラと、ずっと頑なだったけど考えを変えていくサーシャが、"おともだち" になっていく感じがいいですねー(*´∀`*)

    アウグストは主人公の年上の親友、クラウス役。
    新聞を見ながら「今日おまえ、星の動きから言って超ツイてるはずだから宝くじ買えよ!」みたいな電話を掛けてくるのが最初の登場シーン。結構はじめの方から出てきました^^

    彼はここ8年独り身というキャラクタで、彼の恋愛関係の話も裏であったようですが、悲しいかな私のドイツ語力ではよく解らなかったです>< なんだかウダウダしていたようなんですけど・・・。
    ま、それよりもサーシャと共にエラさんとの珍道中で活躍する姿が良かったです!

    見た目、チンピラ風な雰囲気があるので、もしかしたら邪魔くさいキャラなんじゃないのか・・・と、ちょっぴり心配でしたが、やっぱいい人でしたよ!!ま、一時サーシャと仲間割れを起こすようなこともありましたが、基本的には使える男だし、優しいしで、やっぱりカッコいい!!ヒュ〜
    ちょっとお茶目で、アウグストではあまり見ないタイプのキャラだったかもしれません♪

    まずは、今回ちゃんと理解しなかったセリフを、またゆっくり調べてみたいと思います☆diehl, matthias




















    【日記・その他】「Frau Ella」でお勉強 (・∀・)

    アウグスト・ディール出演の2013年公開のドイツ映画、「Frau Ella」。
    まだ分かりませんが、なんとなーく日本に来る気がしないので、ドイツ盤DVDに英語字幕を入れてくれ!と願っておりました。

    やがてドイツで発売された Blu-ray の商品情報に「英語字幕」の文字が記載されたのが確認できたので、さっそくお取り寄せ!
    しかし・・・届いた Blu-ray は、(日本では?)英語字幕が表示できませんでした・・・。

    プレイヤでディスクの字幕情報を見ると、ドイツ語字幕しか収録されてないみたいなんですよね。
    ジャケットにもちゃんと「字幕:英語、聴覚障がい者用ドイツ語」って書いてあるんですが。
    隠しコマンドでもあるんでしょうか・・・^^;
    ご存知な方、どうか助けてくださいまし〜

    ということで、物凄いガッカリしたわけですがー、ここは前向きに!ドイツ語字幕で視聴にチャレンジし始めてみましたー。当然、辞書を片手に、です。

    とりあえずは、どうしても気になる部分だけ調べながら、適当に観進めようと。
    しかし観始めると、どこもかしこも気になっちゃうんですよねー^^;
    で、気付けば最初の10分を観るのに90分もかかってて。

    ・・・ということで、その後はある程度調べるのを我慢しましたが、半分まで観て一旦ストップ。
    続きは後日にしました。



    でも実はこれが意外と楽しくて!!
    昔、好きな歌で英単語を覚えたのと同じで、好きな映画で楽しくお勉強♪状態なの。

    もちろん、これでじゃんじゃん覚えられるとは思いませんが、面倒なばかりの辞書引きにワクワクできるってスゴくないですか?!(とにかく何を言ってるのかが気になるから)
    あと、会話によく出てくる単語に気づけるってのも、勉強になりますしねー。

    映画そのものもコメディ調で楽しいですし、目当ての(主演でない)アウグスト・ディールも出演シーンがワリと少なくないことがわかりましたし!
    役はなんだかインチキ臭い感じのする調子のいい男って感じですが、優しくていい人みたいです。
    若く見られないように(私の見解)貫禄つけまくったあの体つきはどうにも残念ですが、笑顔はやっぱりステキです☆

    主演のマティアス・シュヴァイクホファーは怒鳴ったりしても全然感じが悪くない、キュートなタイプで観やすいですし、エラおばあちゃんも可愛いくて魅力たっぷり!

    ストーリーは、まぁまぁ予想通りに進む感じではありますが、良い話になっていきそうなので続きも楽しみです^^
    ていうか、ちゃんと話が解るといいなー・・・diehl, matthias


















    【詩人、愛の告白】(2012年)

    IMDb でえらく低評価がついてた作品なので、日本盤DVDの発売には浮かれたものの、いざ届いてもなかなか観る気になれなかったこの映画をやっと観ましたー。

    不健康系トラブルキャラながら実はロマンティックな詩人、という英国のロックミュージシャン、ピート・ドハーティとシャルロット・ゲンズブールが主演、そしてアウグスト・ディールも出演している映画です。



    ◆詩人、愛の告白(Confession of a Child of the Century)2012年
    監督:シルヴィ・ヴェレイド、原作:アルフレッド・ドゥ・ミュッセ「世紀児の告白」
    ●シャルロット・ゲンズブール●ピート・ドハーティ●リリー・コール●アウグスト・ディール●フォルカー・ブルッフ●ギョーム・ガリエンヌ●カロル・ロシェ●ジョゼフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム

    19世紀ロマン派詩人ミュッセが、年上の女流作家ジョルジュ・サンドとの恋愛を綴った私小説『世紀児の告白』が原作。
    〔女を "所有" することが愛だと思っていた貴族の息子オクターヴは堕落した毎日を送っていた。ある日、彼は年上の未亡人ブリジットに出会い、初めて真の愛情を抱くが・・・〕という話です。

    私はミュッセもサンドも知りませんでしたので、Wiki だけちょっと読んでみました。サンドという女性は凄いんですねー。リストやショパンと付き合ってたことがあるそうですよ。その他にも多くの男性と恋愛関係を持っていたそうです。

    しかしこの映画での(というか、原作の小説でも?)サンドに当たるブリジットには、恋多き女のイメージはほとんどありませんでしたね。亡き夫の喪に服して地味に静かに生きて参ります〜といった感じで、遊び人貴族との関係が噂になることを恐れる、大人しい雰囲気の女性。シャルロットの青白い顔が、そんな雰囲気にピッタリでした。
    そんな彼女に、ピート演じる10歳年下のオクターヴが猛烈アタックして...という展開です。



    内容は・・・思ってたほどタルくはありませんでしたが、さら〜っと流れていった感じです^^; 解るような解らないような愛についてのモノローグが多く入りますが、色々気が散っていたのかイマイチ入って来ませんでした。しかし、所々に疑問が湧いてくるので、「この人、何考えてるのかしら?」「この人何者かしら?」などと興味が持続する感じで見ていられました。(が、私の中では解決できず。またちゃんと観ないとなー^^;)
    最後にピートの歌が流れるのは良いですね^^



    さて、ここには主人公オクターヴの自堕落仲間として登場するアウグスト・ディール。愛について語り合ったり、助言したりする良き友人といった感じでしょうか。
    しかし、そのアウグストについてですねー、予告編を見た際にちょっと疑問が生じましてね。なんだかこの声、彼らしくなくない??ホントに本人の声なの??というね。しかも、「吹替えもありえるのよ!」というお話も伺いましたし。

    アウグスト本人の声が聞けなかったら、私の感覚では「アウグストの魅力半減じゃないか!!」って感じで超がっかりなんですよね〜。ということで、とにかくその辺を探るべく本編鑑賞中、彼が話すシーンはものっ凄い集中して聞きましたよ。

    で、私の結論は、
    これは、アウグスト本人の声である!ですね。
    私が聞いた限り、の話ですよ?理由なんかは特にありません^^;
    英語の感じは、私が先日見た「Mouth to Mouth」で聞いたものとあまり違わない気がしました。(確信は無し!キリッ)

    はじめの方で少し会話のシーンがあるんですが、そこでの声がどうも違って聞こえるんですよねー。でもよくよく聞くと、端々に彼っぽい声が聴こえたんですよ。少し後のビリヤードのシーンでは思いっきりアウグストの声ですしね〜♥



    貴族な衣装もよく似合ってましたねー!髪がたまに微妙に小汚い感じに見えてましたし(ピートの髪がいつもホワっと柔らかそうなので特に・・・)、やたら顔デカに見えてました(ピートが二重あごになってるくせに小顔なので特に・・・)が、思ったよりも出番はありましたね。(決して多くはないですが)
    全然期待してなかった分、わりと楽しめましたよ。


    仲間たちとグッチャグチャで楽しそ〜diehl


































    【Mouth to Mouth】(2005年)

    アウグスト・ディールが出演しているイギリス/ドイツ/カナダ/ポルトガル映画です。エレン・ペイジが主演で、言語は主に英語。しかし日本盤DVDが出ておらず、取り寄せた輸入盤には残念ながら英語字幕無し><(ほんの一部、必要な所にだけ英語字幕が入る部分もアリ)
    ということで、物語の内容に関していつも以上にテキトーです。

    インディ臭さ満載ですが、エレン・ペイジ主演の青春映画なんだし、日本盤も出てもよさそうなのにぃ・・・


    ◆Mouth to Mouth(2005年)監督:アリソン・マレー
    ●Ellen Page●Natasha Wightman●August Diehl●Beatrice Brown●Maxwell McCabe-Lokos●Eric Thal●Jefferson Guzman●Jim Sturgess

    エレン・ペイジ演じる家出少女シェリーの自分の居場所探し(?)のお話です。
    彼女が路上で誘われ加入したのは SPARK -"Street People Armed with Radical Knowledge" というグループ。
    彼らは、路上生活中の少年少女を拾っては、家が無いなりにまともに生きる知恵を与え、ワゴン車でヨーロッパを周回しながら共同生活をしている。 ゴミ箱から集めた食材で炊き出しをし、ドラッグを使用していたメンバーにはメタドン治療も。



    SPARK の発祥はアメリカで、このグループのリーダーもアメリカ人のハリー(ムキムキ)。少年少女たちより年上のドイツ人タイガーと、女性医師のドッグも指導役のような感じになっています。"自由" を掲げる一面もありながら、厳しいルールやお仕置きもあり、グループはキッチリ統制されてる様子。元々は「お遊びじゃない」というスタンスを守り、親や警察に追われるような危険を避ける意味だったのだと思いますが、それがいつしかハリーの独裁のようになっていく所がポイントですね。このハリーは、「CUBE」の警察官クエンティンや、「ザ・ビーチ」のサルを思い起こさせました。



    タイガーを演じたのがアウグスト・ディール♥なぜかほとんど上半身裸♪(美青年時代なので大歓迎!)で、いつもより日焼けしています。小麦色は特に好みじゃありませんが、カッコいいっス。
    冒頭でシェリーに SPARK を紹介したのも彼♪シェリーに同世代の仲良しができるまでは彼が付いてる感じです。なのでアウグストの活躍は、主に前半ですね。最後の方まで一応ほとんど "居る" ので、姿は見つけられるんですが、活躍は残念ながら尻つぼみ^^;でもエレン・ペイジの体当たりな演技もあり、物語自体も私はなかなか楽しめましたよ!



    もう一人の重要なメンバー Mad Ax を演じたカナダ人俳優マックスウェル・マッケーブ=ロコスは、今年のカナダ映画「The Husband」でアウグストと再び共演しているようです。そちらはロコス氏が主演らしい。この方、いい味出てるもんねー^^
    あと、何気にジム・スタージェスも出ていました。ツラそーな役でした^^;

    それと音楽にもテンション上がりました^^冒頭は The Stranglers「Nice 'n Sleazy」♪
    →Trailer


    ↑このシーン好き! Spark it up !diehl





























    【Night Train to Lisbon】(2013年)

    海外盤のDVDを買ったので、画像を差し替えました!
    思いっきりアウグスト鑑賞仕様ですけど♪
    (2013/11/21)

    アウグスト・ディール出演のドイツ=スイス=ポルトガル映画です。
    主演はジェレミー・アイアンズ。その他キャストも豪華!
    この映画はきっと日本へも来ると思いますが(希望!)、online でフル公開されてたので遠慮なく観させて貰っちゃいました。全編会話は英語(+怪しげな(笑)英語字幕)でした。

    イギリス人以外の俳優さんたちの英語が随分なまりがキツい中、アウグストはそれほどでもない感じがしました。本人の声なのかが怪しい「詩人、愛の告白」とは違い、これは彼自身の声だと思います♪勢い余って "are" がすんごい巻き舌になるのがカワイー♥


    ◆Night Train to Lisbon(2013年)監督:ビレ・アウグスト
    原作:パスカル・メルシエ「リスボンへの夜行列車」
    ●ジェレミー・アイアンズ●メラニー・ロラン●ジャック・ヒューストン●マルティナ・ゲデック●トム・コートネイ●アウグスト・ディール●ブルーノ・ガンツ●レナ・オリン●シャーロット・ランプリング●クリストファー・リー

    スイス、ベルン。古典文献学の教師グレゴリウスは、あることをきっかけにアマデウ・デ・プラドなる作家の著作を手に入れる。その本に心揺さぶられたグレゴリウスは本の間から15分後に出発する列車の切符を発見。何かに取り憑かれたかのようにリスボン行きの夜行列車に飛び乗り、本の著者アマデウを訪ねることに・・・。

    アマデウに魅せられ、それまでの生活を投げ売って彼の足取りを追うことにしたグレゴリウスを演じたのはジェレミー・アイアンズ。この枯れたジェレミーがたまらなく素敵なんですよぉ〜!!ジェレミー・アイアンズは素敵な人だとは思っていましたが、観ててここまで目がハートになったのは初めて!多少退屈な男でもいい!こんな感じで傍にいて欲し〜!!

    さて、この映画!とても素敵ですよー^^ジワジワと引き込まれる、大人向けのミステリ映画といった感じ。ロケ地もとてもステキで、リスボンいいじゃん!!と憧れること必至♪



    物語は、アマデウがどんな人物で彼に何があったのかをたどるため、関係者を訪ね回って彼の人生を探るという、ちょっとミステリアスで引き込まれるものでした。観てると「なんとまぁ都合のよい偶然に恵まれること!」と思える部分もたま〜にあるんですが、そんなことに引っかかってしまっていては勿体無い気がします。
    ・・・て、自分が引っかかったから言うんですけども(笑)



    原作の本は既に日本語で発売されているので、Amazon であらすじをチェックしたところ「哲学小説」なんて表現が。なにやら小難しそうに感じますが、哲学小説なのは劇中に出て来たアマデウの著作で、この物語自体は難しく構えて挑む必要はなさそうです。ま、本は読んでませんからわかりませんが、とにかく映画の方ではそういう印象はほとんどなかったですね。主人公が人生を考える、といった意味では哲学系なのかわかりませんが。
    読みました!

    で、肝心のアウグスト・ディールは、回想の中に出てくるアマデウの親友ジョルジェの若い頃を演じていました。アウグストの演技はいつも通り素晴らしい(セツナイのよぉ〜><)のですが、残念ながら出番が少なく、アマデウの人生に大きく関わった重要人物のわりに、あまり印象に残らない役だったような気がします。



    いつも可愛いメラニー・ロランも共演♪ なんと、ほ〜んの一瞬ベッドでアウグストがメラニーに乗っかってましたよ!しかし彼女が心ここに在らず...というか、別の男を想っちゃってることに気付いてブーたれてしまうという...^^; ホントに一瞬でシーツかぶったまま離れたんで、どちらの裸も見えませんしほとんど何もしてませんけども(笑)

    とにかく今回は観にくい環境であまり集中できずに観たので、内容に関して誤解もあるかもしれません。日本で発売(公開)された際にまた、日本語字幕付きでじっくり観たいと思います。



    ::2013/11/21追記::
    とりあえずドイツ盤のDVDを買って、もう一度観ました^^ちょっと面白いことに気がつきましたよ。
    グレゴリウスが訪ねるアマデウの友人の一人ジョルジェを演じているのはブルーノ・ガンツで、若き日の彼を演じているのがアウグスト・ディール。で、ブルーノ・ガンツの顔を見ていて「ん?」と思ったんですよ。

    私はこれまで彼の顔をマジマジと見たことがなかったので画像検索して確認もしましたが、ツルっと綺麗な白いお顔ですよね?しかし年老いたジョルジェの顔に、アウグストみたいなホクロを多数発見!
    ブルーノ氏がアウグスト仕様にメイクしてるんですよね?!凄いこだわり!面白いですねー^^



    ::2014/5/26 埋め込み::



    diehl





























    【9日目〜ヒトラーに捧げる祈り〜】(2004年)

    日本盤も発売されている、ドイツ=ルクセンブルク=チェコ合作品です。
    また戦時中ドイツの強制収容所関連のヘヴィで暗そうな話かなと覚悟して観たのですが、なかなか興味深い映画でとても楽しめました^^


    ◆9日目〜ヒトラーに捧げる祈り〜(Der neunte Tag / 英題:The Ninth Day)2004年
    監督:フォルカー・シュレンドルフ、原作:ジャン・ベルナルト
    ●ウルリッヒ・マテス●アウグスト・ディール●ヒルマール・ターテ●ビビアナ・ベグロー●カレル・ドブリー

    ダッハウの聖職者用強制収容所で地獄の日々を送っていたアンリ・クレーマー神父が主人公。
    収容所内での様子が冒頭で少し見せられましたが、彼はなぜか突然釈放が認められ故郷ルクセンブルクへ戻ることになったので、あとはほとんどルクセンブルクが舞台となっていました。



    無事にルクセンブルクに着いたクレーマーを迎えたのは、ゲシュタポの若い取調官ゲプハルト少尉。クレーマーを車に乗せ、彼の妹の家まで送り届ける彼はとても紳士的でしたが、「明日必ず出頭するように!」とビシッと不安な一言を残して去って行きます。とてもステキです♥もちろんアウグスト・ディールです♪

    彼の要件はこれ。
    ルクセンブルクのカトリック教会の司教を、ヒトラーに協力するよう説得すること!
    実はクレーマーは完全に釈放されたわけではなく、9日間の一時帰国。その9日の間に任務を遂行できなければ元の収容所に戻される。また、もしも逃げたりしたら収容所の仲間たちが皆殺しにされる。
    ナチス反対のレジスタンスに参加してダッハウに送られたクレーマーにとってはアリエナイ命令ですが、あの地獄に戻るのも凄くイヤ。で、とにかく司教を訪ねるわけですが、ゲプハルトからの伝言持参と取り次がれた司教は面会しようとせず、時間が立つばかりで・・・。



    タイムリミットがありますからそれだけでドキドキものなんですが、葛藤に苦しむクレーマーに「ユダになれ」と厳しい選択を迫るゲプハルトとのやりとりがもの凄く良かったです!物語は、最終的にクレーマーがどんな決断をするのかというドラマなのですが、そこまでに毎日面会を繰り返すクレーマーとゲプハルトの会話が、だんだん信仰に関する熱い議論になっていくんですよ。これが緊迫感とか一触即発とかいうのではなく、逆にゲプハルトがこの話題で盛り上がれる相手との会話に「オレ今すんげ〜楽しいんだけど!!」みたいな感じに見えたりして。ま、立場的にそんな状況にないクレーマーの方は当然そんな様子じゃないですけども。
    その議論自体も(個人的には詳しく知らない分、解っていない所もあるでしょうが)とても面白かったですし、その間にゲプハルトのバックグラウンドが少しずつ明かされるのがいいんですよね〜!

    彼が単なる冷酷な将校というキャラクタではなく、一人の人間として興味をそそるんです!観終わった後には、彼のその後が気になってしょーがない!!アウグストだからってことじゃなく、観た方はきっと皆さんそうなると思いますよ!
    これも随分オイシイ役だったんじゃないでしょうか^^見た目の美しさもハンパなかったですけどね!!
    この映画の原作は、名前は違いますがクレーマー神父が書いた日記とのことなので、ゲプハルトのその後など知る由もないということなんでしょうね。残念です・・・。



    話としては「ユダになる / 裏切り者になる」という事がキーワードになってくるので、イエスが...ユダが...という話に関して詳しければもっと二人の話の内容がよく解って更に楽しめたんだろうな〜と思いますが、全然知らなくても置いてきぼりってことは無かった(つもり)です^^ 映画としてはまぁまぁ地味な類ではありますが、信念のバトルが楽しめる良い映画だったと思いますよ。

    私的には、信仰に関して二人がどうも逆転ぽくなってるところがお気に入りでした。司教はやっと会ったかと思えば実にならないことしか言わんし。
    政治や宗教を知らずに観ていたからかもしれませんが、ゲプハルトの言うことの方がすんなり納得できちゃってましたし^^
    だから私はゲプハルト派です(笑)

    ←クレーマー役ウルリッヒ氏、個性的過ぎ・・・

    diehl


























    【Die kommenden Tage】(2010年)

    日本盤が今んとこ出てないドイツ映画。アウグスト・ディールとダニエル・ブリュールが共演のウハウハな映画です^^ IMDbに記載のジャンルが何故か「ドラマ/SF」になってますが、SFだとは思わない方が良いでしょう。


    ◆Die kommenden Tage(英題:The Coming Days)2010年 
    監督、脚本:Lars Kraume
    ●Bernadette heerwagen●Daniel Brühl●August Diehl●Johanna Wokalek●Ernst Stötzner●Susanne Lothar●Vincent Redetzki●Mehdi Nebbou

    これはなかなか面白かったですね!私は好きですよ♪
    アウグストとダニエルが一緒に登場したのは、たった一場面でしたけどね^^;
    基本的には二人は中心となる姉妹のそれぞれの相手でしたが、ダブルデート的なシーンはありません。彼らの関係としては、厳密にはもちょっと複雑でしたけども。それを複雑にしていたのがアウグスト。わ〜るい役でしたよぉ〜!



    2020年が現在で、物語はその8年程前から始まっていました。・・・ので、未来の話のようで、ほぼ現在ですよね。原油価格の高騰により国民の不満が爆発し、デモ活動が日常化。更に世界的には戦争が始まろうというところで、それに紛れてテロ行為を画策するグループが現われ・・・というシチュエーション。そんな中の混乱に巻き込まれるカップル、家族の物語です。ストーリー自体はテロリストに関連するサスペンスなんですが、結末から遡ってみるとラブストーリーでもあったと思います。個人的には、そのお陰で物語が楽しみ易かったですね^^姉妹の親の問題まで入れてきたのは広げすぎかも?とは思いましたけど。

    で!ここでのアウグスト、見た目も演じたキャラも、ものっスゴい素晴らしかったですよー!!
    彼女に優しく微笑みかけるステキ系やキャピキャピと彼女やその姉と戯れるキュート系から、彼の真骨頂だと私が勝手に思っている "邪悪系" までもまんべん無く!!この一作で色んな顔を披露してますから、アウグスト・ディールを手っ取り早く知りたいならコレ!って言ってもいいかもしれませんね^^

    見た目はまだまだ着痩せ可能でカッコいい♪そして髪型からして若者っぽい雰囲気も!ハット着用姿もサイコーっすね!!残念ながら後半にはオールバックになってましたけども・・・いえいえ、オールバックでも素敵だからいいんです!全然問題なし!分け目の白い線が濃過ぎようが気にしませんよ!(笑)



    キャラとしては、参加した(デモ活動系)フラッシュモブで負傷した上、逮捕されたりするかなりのヤンチャ系。長めのワイルド風ヘアのせいか、流血顔がステキに見えるし^^ そして彼女の家では自由自由♪彼女の実家でも自由自由♪なキャラもいいですね。(しかしそのキャラのおかげで彼女の親には嫌われてる様子)
    今作では彼、食べるシーンが多かった感じがしますね〜。つまみ食いからさわやかランチ、そしてむさぼり喰いまで>< それがもぉ!なんだこれ!ってくらいカワイイの!マァ〜!

    しかし中盤彼は他国へ赴任させられるため、30分ばかし完全に姿を消しちゃいます・・・。グスン...
    でも大丈夫♪ 寂しい思いをしてる間には、ダニエル・ブリュールが活躍してくれてますから!彼はアウグストの彼女の姉ローラと恋人同士になるわけですが、んまぁ〜何?この爽やかカップル!!3Pに勤しむアウグストたちとは対照的な爽やかアクティヴィティを見せつけるのはイヤミですか!(笑)バードウォッチングに、湖遊泳ですって!んまぁ〜んまぁ〜んまぁ〜 おまけにインテリ系ダニエルっスよ!ステキよね〜♪ユアン風だよね〜



    で、「3P」とかサラっと言い流しましたが、これも面白かったですねー。アウグスト関連映画の記事ではセックス・リポートが恒例になっちゃいそうで申し訳ないので、今回それ自体には詳しく触れずにおきますがー、アウグストが映画「カリフォルニア」のブラッド・ピットを連想させたんですよ。自分の顔の前にある鏡越しに、ドアから覗いたローラと目が合って、「お?ねぇちゃん覗き見かい?うへへへ」みたいなイヤラシイ不敵な笑みを見せるんですよ!ヤバいですよ! ま、アウグストはあのブラピみたいな汚らしい感じでは決してないんですけどね^^ちょっとキャー!って感じでした。

    物語としても全然問題なく楽しめる映画だったと思いますが、日本には来ないんでしょうかねぇ?日本でも人気のダニエル・ブリュールも出ているんだし、DVDくらい発売されてもいいじゃない?と思うんですけど・・・。
    思いっきり社会派な映画を期待される方には、家族うんぬん、恋人うんぬんといった部分が余計で社会派部分が足りなく感じるかもしれませんが、私のように、深刻な話も恋愛を混ぜ込んで軽やかに楽しめる仕様にしてもらえると嬉しい♪ってタイプの人もいらっしゃると思うんですよねー。でも少数派なんでしょうかね^^;(つか、決して "軽やか" じゃないですけどね〜)diehl, daniel























    【Haider lebt - 1. April 2021】(2002年)

    またまた日本盤が出ていないオーストリア映画です。英語字幕入りの輸入盤で観ましたー。特典は2分程のトレイラーしか無かった・・・残念^^;


    ◆Haider lebt - 1. April 2021(2002年)監督、脚本:Peter Kern
    ●August Diehl●Traute Hoess●Heinrich Herki●Günter Tolar●Hilde Sochor●Johannes Thanheiser●Christine Kaufmann●Paulus Manker●Robert Hauer-Riedl●Urs Hefti

    前衛的・・・というわけではないでしょうけども、少し変わった雰囲気の映画でした。

    オーストリアが舞台の近未来のお話。といっても、「実在の人物の名前が出ますが、この映画内で起こることは実際に彼らが行った言動ではありませんし、こういうことは起こりません。」という "ことわり" が入っての、ちょっと突飛な設定のフィクションでした。しかしフィクションを通して実際の政治を風刺してるのかもしれません・・・・が、オーストリアのことを知らなすぎてさっぱり解りません。オホホ
    で、その突飛な設定というのはこんなの。

    アメリカがオーストリアを吸収したため、明日からオーストリアはアメリカに統治されることになりました。

    通貨はドルに変更となり、合衆国憲法が適用されます。また、表現の自由も奪われ、オーストリアの文学なんかも禁止。どう反応していいのか分かりませんが、両者はこういう物語ができちゃう感じの関係なんですか??^^;
    そんなオーストリアの "現在" をドイツのテレビが取材する、という話です。そのテレビのリポーター兼ディレクターのカイザーを演じたアウグスト・ディールが主役でした♪
    短めで下から風当ててるみたいな髪型のせいで頭が縦長に見えてちょっと微妙でしたが、「Tattoo」と同時期でまだまだ若くてカワイイ頃です^^



    これ、ちょっとレアな感じですよ?
    というのは、テレビの撮影をしている(カメラを構えたカメラマンなどを含む)風景はあまり映らず、そのカメラマン(役者)が撮っている(テイの)映像をそのままこちらも観る形がほとんどなんですよ。中にはありますが、大半の映画では出演者はカメラをあんまり見ないですよね。それがここではリポーター役なのでカメラ目線が結構アリ!要はこの映画を観てる私と目が合うわけですよ!なかなか新鮮です♪

    そして、そのため全編通してドキュメンタリ風の映像になっていました。別にそれで悪いことはありませんが、カイザーが出会う人々がなんか変なんですよねー^^;やたら歌いだしたり突然殴りかかってきたりして。その演出がよく解らないので、「前衛的」なんて言葉が浮かんだのかもしれません。
    死んだことにされている、前自由党党首イェルク・ハイダーが生きているという情報を持っていたカイザーたちはその秘密を追うことにしたわけですが(タイトルの「Haider lebt」は「ハイダーは生きている」という意味)、その有力情報源となる中年女性がまた風変わり。情報提供の条件が謎なんですよ。

    若い坊やにフェイスマッサージをさせること♥

    アウグストちゃん、アタクシのお顔をマッサージしておくんなまし♪ってことですよ?なんスかそれ?!羨まし過ぎる!私もその・・・その美しい指でぇぇぇえぇぇ〜あうぅぅうぅうぅぅぅ〜〜
    イーナ!イーナ!



    それから特に私の目を引いたのは、トリュフォーへのオマージュだかパロディだか(違いがわからない)があったこと!アウグストもこんなセリフで補足していました。
    「ここにオスカー・ウェルナーが出てきたら発狂するぞ?」♪ 
    ここに使われた元ネタは「華氏451」。これを使うためにオーストリア文学禁止の設定にしたんじゃないの?って気がしないでもないですが^^;そういえばあの唐突な結末なんかもちょっとそっちの方面の香りがする気がしますねぇ。(気のせい?)

    ところでこの映画は超低予算だったようで、アウグストをはじめ有名俳優も含む全ての出演者がノーギャラだったそうです。撮影期間も7日間という短期間だったから実現できたってことでしょうかね?彼らがタダでも演りたかった作品!かと思うと、もっとよく解りたいですね〜diehl


























    【ラブ・ザ・ハード・ウェイ 疑惑の男】(2001年)

    エイドリアン・ブロディはわりと好きなんですよね〜♪なんかあの人、ロックな感じで^^ もちろん私が今回この映画を観た理由はアウグスト・ディールなんですが、まだまだ若い頃でしかもアメリカ映画なので出番が少ないんですよね、彼。

    それでも全編通して結構楽しめたのは、やっぱりエイドリアンのおかげでしょう^^ ここでも蛇皮のジャケットなんか着せられたロック系な出で立ちでしたし!なんでこんなにロックなイメージなんでしょうね?・・・「サマー・オブ・サム」のパンク男が強烈に残ってんのかなー


    ◆ラブ・ザ・ハード・ウェイ 疑惑の男(Love The Hard Way)2001年
    監督、脚本:ピーター・ゼアー
    エイドリアン・ブロディ●シャーロット・アヤナ●ジョン・セダ●パム・グリア●アウグスト・ディール●ライザ・ジェシー・ピーターソン●キャサリン・メーニッヒ●ミカエラ・コンリン●ジョナサン・ハダリー●エリザベス・リージェン

    物語はまぁまぁ王道のラブストーリーでした。グループで美人局的な詐欺を働いているショボい悪党の主人公ジャックがエイドリアン・ブロディ。彼が出会ったのは優秀な女子大生クレア(シャーロット・アヤナ)。彼女は、200人斬りを豪語するワルい男についつい惹かれてデートに付き合いそのまま一夜を共にしちゃった挙句、周りには居ないタイプのジャックにまんまと本気になってしまいました。ところがジャックにとっては一度きりの相手だったりして、上手くいかず自暴自棄に>< そんな彼女を見たジャックの方が今度はクレアに夢中に・・・みたいな内容ですね。

    誰にも心を開かずに生きてきた男が、若く自分に正直な女との出会いによって変わっていくという、まぁよくありそうですけど普通にステキなお話ですね^^お互いに傷付け/傷つけられ を繰り返す二人をそれぞれ心配し守ろうとしてくれる親友があり、美しい友情物語も良い感じのエッセンスになっていました。警察も登場する犯罪絡みのストーリーではありますが、サスペンス味は特になく、タイトルにあるような「疑惑」も別になかったようです^^;少し切ない感じの物語ですが、爽やかな結末が良かったですね^^



    アウグストは詐欺グループの一味なものの、もう一歩蚊帳の外っぽい存在の役でした。まぁ「ワンシーンしか出てこない」みたいな感じではなかったので良かったですけど、大して良い待遇でもなかったようです。
    特典にメイキングが収録されていて、ドイツ人(?)プロデューサーやドイツ人の監督がインタビューでかなり話していたにも関わらず、アウグストについては一切言及ナシだし!映像も一切ナシだし!なによぉ〜ヽ(`Д´)ノ

    そのアウグストはここではちょっと変わった姿で登場♪髪はド金髪(つか、黄色??)に染め、なぜかアイラインも入ってます。劇中では英語を話していましたが、恐らくドイツ人の役でしょう。
    この姿って「○○みたい」というのが何かある気がするんだけど、いまいちピタっとハマる例えが出ないんですよ・・・。アニー・レノックス(別に似てない)とかしか出てこない><どなたかタスケテチョ...



    それにしてもアウグストって、いつもあんまり低くない若めな雰囲気の声で可愛いんですけどー、ここではこの見た目や実年齢の若さもあって、特に異様に可愛らしく思えましてねー。

    今まではこの声で「好き♥」以外には特にどうとか思ったことが無かったのですが、今回彼が英語のセリフを話してるところを聞いて、ドイツ語のゴツさを思い知ったのかもしれません。この声で英語だと、ちょっと可愛すぎますよね〜^^ 普段はドイツ語だからかろうじてカッコいい大人の男でいられるのかも?あ、これ褒めてますからね!(笑)ゴツいドイツ語もほんのり柔らかく聞こえるという、素晴らしいお声なんですから〜^^要は ♥ だ・い・す・き ♥ ってこと♪
    ていうか、そもそも気のせいでしょうし^^;diehl























    【Dr. Alemán】(2008年)

    これも残念ながら日本盤が出ていませんでしたので、ドイツAmazon からお取り寄せ致しました。もう慣れたもんです^^オホホホホ!(いや、大したこっちゃないです)

    もちろん英語字幕入り。話されている言語はスペイン語とドイツ語のはずですが、いまいち区別がつきませんでした。スペイン語圏の国での会話ですから大半がスペイン語なのかな?とは思うのですが、アウグストがいちいち「ダンケ!」とか言うもんだから「あれ?ドイツ語だった??」と混乱するんですよね^^;


    ◆Dr. Alemán(2008年)監督:Tom Schreiber
    ●August Diehl●Marleyda Soto●Andres Parra●Hernan Mendez●Victor Villegas●David Steven Bravo

    キタ!!(゚∀゚) きましたよぉ〜♪
    これまで見てきたアウグストって、ラブシーンはまぁまぁブッ込んでくるわりに、そんなに濃厚なシーンって見つからないなぁ・・・って感じだったんですよねー。ほぼ事前事後だったり、女性ばかりフィーチャーされてたりとか。しかし!!やっといい感じのものが見られましたよ!アウグストは受動的ではありましたし短いシーンでしたが、良い良い!
    恍惚感ダダ漏れのエロ顔がたまりません!!!(≧∇≦)キャー
    これ、顔だけでもエロ過ぎるんで画像は載せられないっスね〜 残念だわぁ〜

    ここでは彼、随分モテてらっしゃいました^^この街の中を歩いてる姿を見てると、大変失礼ながらアウグストがホントに群を抜いてキュートに見えるんですよね〜!そりゃモテるよ!!・・・って、私ってアレですか?某英国バンドのシンガーの「日本人は身長170cm以上のブロンドの白人なら誰でもカッコいいって言うんだよ」発言を裏付けちゃってる?^^;いやいやいや!そんなつもりは・・・><

    ということで今作は、エロシーンを含むだけでなく見た目のカッコ良さも "準サイコー!"(笑)な、アウグスト・ディール・ファン垂涎の逸品でございましたよ!2007年撮影作ながら既にちょぉ〜っっっとプニョプニョ君の片鱗が見え隠れしていましたが、顔はまだまだ無事!(笑) そして何よりも、髪型ですね♪デコッパチを忘れさせるキュート系で、ギュンター・シェラー再び!的な感じでした^^(それは言い過ぎ?笑 いやもちろんデコッパチも素敵です!!)

    コロンビア共和国が舞台のドイツ映画です。カリという街の病院に研修医としてドイツからやってきた青年マーク(アウグスト)が主人公。被弾して運び込まれる患者が多いこの病院で彼が担当するのは、銃槍からの銃弾摘出。(どアップで血がドポドポ噴きでますので苦手な方はご注意を。)負傷患者の大半は犯罪者ということから、この地の治安の悪さが窺えます。
    そんな街に住むことになったマークはある女性と恋に落ちるも、いつしか物騒な事態に巻き込まれ・・・といった感じの、サスペンス系ラブストーリーってとこでしょうか。



    アウグストにメロメロ状態で観てる分には特に問題なく観終われましたが、どんな話だったのかとよくよく考えてみると、どうも色んなところがテキトーになってた??と腑に落ちない感じも。例えば、あの妊婦はどうなったんだっけ?とか?^^; ま、色々なことが起こるんですが、回収できてないこともちょこちょことあったようで、微妙にスッキリしない話だったかも。

    ギャングのはびこる街に放り込まれたヨーロッパの今どきのお坊っちゃまが、麻薬の売買で生計を立てている子供たちとの出会いと別れを通じて何ちゃらかんちゃら...という話なんですよね。で、訳の解らないうちにギャングの抗争に巻き込まれたような形になったりしていましたが、どちらかというと巻き込まれたというよりも、愚かにも自ら足を突っ込んでいったような感じもあって少しイラつきも覚えたり。ストーリーに無頓着な私でも、完全に♥になってた目がチョクチョク点になりましたからねぇ^^;

    ま、そんなことよりも、強烈に印象に残ったのは、アウグストによるブッ飛びダンスシーン!!クラブでのダンスシーンでは「あぁ、また踊るのね〜。結構色んな映画で踊ってるよねぇ...」なんて思いながら見守ってましたが、その後更に、奇天烈ダンスを披露!シラフでないテイなのであんなだったのだと思いますが、相当スゴいです!これまたファンは必見でしょう!(もしかしたらキライになるかも?^^;)サッカーに興じるシーンまでありましたよ^^



    DVDの特典映像もメイキングと削除シーンがたっぷりでした!上の画像はメイキングより、下の画像は削除シーンより。メイキングで見られた素のアウグストの楽しそうな様子がとっても素敵でした!削除シーンにもいいシーンが色々とありましたよ!こうして特典ででも見られて良かったです。終盤のホテルのシーンの最後の部分は削除で正解だと思いましたけどね。あんなわざとらしいメロドラマ仕立てはイタダケナイですもん^^;
    ま、なんだかんだで結局ガッツリ楽しんでおります♪だってステキだものぉ〜!キャキャキャdiehl


    ::2014/6/5埋め込み::





























    【Wer Wenn Nicht Wir】(2011年)

    :: 記事後半では手の付けられないエロババァと化しますのでご注意ください ::

    2011年ベルリン国際映画祭にてアルフレート・バウアー賞とやらを受賞した作品とのことです。
    60年代学生運動からドイツ赤軍という "そっち系" の映画。アウグスト・ディールが主演なので観てみましたー。日本盤は出てませんでしたので、今回はUK盤で。


    ◆Wer Wenn Nicht Wir(英題:If Not Us, Who?)2011年
    監督、脚本:アンドレス・ファイエル
    ●August Diehl●Lena Lauzemis●Alexander Fehling●Michael Wittenborn ●Susanne Lothar

    タイトルの「Wer wenn nicht wir」は、
    wer = who, wenn = if, nicht = not, wir = we → 「If not us, who」ってことですね♪
    調べましたよ。「ヴィア・ヴェン・ニヒト・ヴィア」で、「オレらじゃないなら誰」、要は「ウチらがやらな誰がやるんやて」ということでしょうか?(訛り過ぎ)いかにも戦う気満々ですね^^

    日本赤軍は聞いたことがあってもドイツ赤軍(RAF)とかって全然知らないので、この映画を観た後に適当にWikiってみました。要はテロ組織ですよね。読んでいくと、この映画にも登場した【バーダー・マインホフ・グルッペ】というのが出てきましたよ。若者を中心に形成されたバーダー・マインホフ・グルッペは、西側資本主義の打倒〜世界革命を目指して暴力的な反体制活動をしていたそうです。「バーダー・マインホフ 理想の果てに」という映画もあったみたいですね。

    本作での主人公は若い作家ベルンヴァルト・フェスパー。学生時代から付き合い始めた彼女グドルン・エンスリンと、やはり反体制活動に燃え(?)小さな出版社を立ち上げます。二人は(微妙にヘンテコな)恋人同士の関係を築くも、ペンで戦うというベルンヴァルトの生っちょろいやり方に業を煮やしたグドルンがやがて、より過激なアンドレアス・バーダー等のグループに加入。同時に恋人としてもアンドレアスに乗り換えてしまい・・・というラブストーリーになっていました。

    このグドルンという女性は、バーダー・マインホフ・グルッペの中心人物として有名な人物のようです。なので、グドルンをそちらの方でご存知の方には、彼女の赤軍加入に至る経緯や葛藤なんかもわかる興味深い話かもしれません。グドルンを演じた Lena Lauzemis という方は、ジェイニファー・ジェイソン・リーあたりを彷彿とさせるクールな眼差しがとても素敵な、ちょっと好みの女優さんでしたよ。



    しかし正直私には、英語字幕で観るのはちょっとキツい映画でした^^;セリフの内容が堅い所もありますからね〜。難しい言葉が多過ぎるというわけでもないかもしれませんが、日本語で読んだとしても私は恐らく「面倒くさいなー」とか思っちゃう感じの会話もチョクチョクあったので、頭に入らない部分も多かったです。でもラブストーリーとして観られる部分については、喜びやせつなさなどを十分楽しめました。

    劇中ところどころに当時の資料映像(本物だと思いますが分かりません)が挿入され、バックには60年代当時のヒット曲が流れ、ドキュメンタリ風のつくりにもなっていました。その中で、個人的にウヒョ〜!!となった部分が!
    主人公達の、車でお引越しシーンで流れた曲が Spencer Davis Group の「Keep on Running!私の中では完全に "私のアウグスト・ディール" と "私のスティーヴ・ウィンウッド" の奇跡の共演ですよ!ここでこんな至福が待っていたとは〜!!ヒュ〜

    で、アウグスト・ディールですがー、今回はちょっとムニョっと膨らんだ状態で登場です。実在した人物を演じていますから、髪型も含めご本人に似せてきたのでしょう。まぁ仕方ありません。こんなおっさんが若い学生だなんてちゃんちゃら可笑しかろうが何だろうが、可愛いものは可愛いからいいんですよ♪
    そんな風貌でもイチャイチャシーンも多い役でしたね〜。恋人/妻とはもちろん、浮気まで繰り返してたり!しかし相変わらず彼のベッドシーンはサワリだけ。あっさりしたモンです。なぜでしょうねぇ?ドイツ映画ってそういうモン??・・・と思ってたら、別のイケメンはネットリと見せてくれておりましたわ。まぁ、イケメンが登場するならプニョプニョ君はお呼びじゃないんでしょう。残念でございました。

    しかし今ハヤり(?)の "妻の不倫現場に遭遇" シーンがケッサクでしたね〜^^ こちらの場合この男(アウグスト)は、自分もそれまでに散々やってきたので妻を責めるわけにもいかず、相手の男に小声で「他にヤる女はいなかったのかよ!」と文句言うだけという(ノ∀`) ここでアホみたいにキレる役だったらどうしようかと不安になりましたが、そうでなくて良かったです(笑)



    ・・・が!!終盤、油断したところでトンデモないモノが!!!セックスとは無関係のシーンでブランブランですよ!!チラっと見えたどころじゃないですよ!!ブランブラン!!
    巻き舌でどうぞ!はい、ブランブラン、ブラブラブラ〜ン!!!

    目にしたソレ自体についてのコメントは控えますが(笑)、これぞ輸入盤の醍醐味ですよねー!丸見え!鼻血ブー!!(それ、何を注入したの??って感じのヤバい腰周りからは目をそらしておきましょう^^;)*ちなみにこのシーンは結構シリアスな場面です。スミマセンスミマセン

    ここに画像を載っけるわけには参りませんので、YouTube 貼っときましょうかね^^ 2011年のドイツ映画賞授賞式のワンシーンです。ノミニーの紹介ビデオに一部が使われてます。さすがにそこではかすかにしか見えませんけどね〜♪
    →こちら(YouTube)
    diehl


























    【もうひとりの女】(2006年)

    まだ続きますよ〜 アウグスト・ディール出演作品!
    これも主演と言っていいでしょう!たっぷり観られるだけで嬉しいですね〜♪
    まだついて来てくださってますかー?^^;オーイ


    ◆もうひとりの女(Ich Bin Die Andere)2006年
    監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ、原作、脚本:ペーター・マルテシャイマー
    建築士のファブリは、仕事で訪れた町の宿泊先で一人の娼婦と一夜を共にするが、その女は翌朝には姿を消していた。ところがその日、契約に出向いた会社で顧問弁護士として紹介されたのは昨夜の女。しかし彼女は初対面の素振りしか見せず・・・

    うほほほ!うきゃきゃきゃ!!うひょぉ〜!!
    と、訳のわからん奇声を上げずにいられない、(*´д`*)ハァハァ な映画でございました♪

    内容はね、まぁ・・・解らない話ではないんですが、謎が多い・・・というか大きな謎を引きずっちゃったんですよね〜。大事な部分がどうも解せないんで、微妙に入り込めない所もありながら観終わった感じでした^^;
    だってね、以下、ネタバレになりますけどー、たまたま寝ただけの娼婦かと思ってた女の素をちょっと知っただけの関係で、「彼女と結婚したい!!」なんて何故思えます??婚約寸前の彼女を振ってまで、ですよ?ミステリアスな二面性にヤられちゃうんですかねぇ?それでも彼女と父親のあの奇妙な関係を見たら、普通は引くんじゃないのかな?それを逆に「僕が彼女を救う!!」なんて健気に考えちゃったってわけですかね?自分でも「どうせ手に負えない」と言ってたくせにぃ。



    彼女の方もね、あ、彼女はある事情により二重人格になってしまってる人なんですがー、素の自分が、誤解とは言え一度この男に襲われそうになったんですよ?そのせいで仕事をしばらく休み実家にこもってたのに、そこへ訪ねてきた相手の男に「ここまで来てくれたのね♪」???しかも「家族に紹介するわ」???いやいやいや、「何しにきたのよ!」と追い返して当たり前の場面では?! ファブリを夕食に招きつつ、父にベットリな自分を見せたというのが、「歓迎してないし」の意思表示だったんでしょうか?

    何度観ても、二人が何考えてんのかよく解んなくて・・・^^;頭の回転が悪くて申し訳ないですけども。ま、まだまだ何度も観るでしょうから、いつか解るかな。

    そんなことよ・り・も、アウグスト!!あれも脱ぎ脱ぎこれも脱ぎ脱ぎ!!素っ裸ですよ!!見えそうで見えませんでしたよ!!! チラッとでもポロリしてないかとよぉ〜く目を凝らして見たけど、見えてませんでしたよ!鏡に映ってないかと戻して何度も見たけど、見えてませんでしたよ!(落ち着け、私!)
    えーと、「ヘア無修正」程度でございました。背中からお尻近くまでほくろが続いておりました。ごちそうさまでしたm(_ _)m(日本盤DVDですから、それ以上はそうそうお目にはかかれませんよね) しかし実はあんまり濃厚なベッドシーンってものは無くて、事前事後ばかりだったんですよね。まぁいいんですけど。


    個人的に一番のお気に入りは、安ホテルでの "おあずけ" シーン♪
    興奮のあまり(?)シャクレ気味になった表情がやけにリアルでもンのスゴい可愛いの!!(;゚∀゚)=3 ウヒョ〜
    しかもチューした後なんで口紅が移ってるのがまたいいのよ!!キャー

    それにしても、この二人の年の差もどうなんスかねぇ?娼婦な彼女とのシーンなんか、どう見ても25歳の青年が40のオバチャンに弄ばれてる感じでしょ?劇中での年齢設定ははっきりしてませんでしたが、役者さんの実年齢は29歳と42歳くらいだったようです。年齢の問題だけじゃないんですけど・・・どうも謎な感じじゃないですかね^^;ホント、おかしいくらいに主人公ファブリが恋に狂っちゃってんですよ。恋しくて恋しくて涙出ちゃう〜!ってくらい。今の私とお・ん・な・じ!(バカ 笑)で、やっぱりなんで???って思っちゃう^^;フムー

    カワイー!(*≧∀≦*) でもなぜそこまでー??( ̄◇ ̄;)

    しかしこのヒロイン、カロリンを演じたカッチャ・リーマンは不思議な魅力のある女優さんですねー!素のカロリンの時なんか、娼婦メイクの時とは打って変わって少女のようなあどけなさ。いかにも不安定そうな表情もステキでした。挑発的な娼婦の顔も別人のようでスゴかったですし!

    ま、とにかく、謎な女に夢中になっちゃう恋する男子なアウグスト・ディールがガッツリ堪能できて大満足でございます!diehl























    【Slumming】(2006年)

    またまたアウグスト・ディール出演作品です!!
    日本盤が出ていないオーストリア映画です。映画チャンネルでも放送される気がしないので、輸入盤をチェックしてみることに。英語字幕がついていたので、初めてドイツの Amazon からお取り寄せしてみましたー^^


    ◆Slumming (2006年) 監督:ミハエル・グラウガー
    ●マイケル・オストロウスキ●アウグスト・ディール●パウルス・マンカー●Pia Hierzegger●Maria Bill●Martina Zinner●Brigitte Kren

    あら〜!こんな役もあるのねぇ〜!!という感じの、ヤンチャ風の若者を演じていました!ヤンチャって言うと聞こえはさほど悪くないですが、実際は度が過ぎるイタズラを繰り返す、タチの悪い問題児。 "児" ったって恐らく30過ぎの役なんで、オトナになれないヤツってとこです。

    出会い系サイトで知り合った女と待ち合わせ、テーブルの下でこっそりパンチラを撮影する、なんてことを日常とするウィーン在住の友人同士の二人。セバスチャンの方は、リッチな親のお陰で働きもせず楽に暮らしてる甘ったれのボンボンです。そんな退屈な毎日の中で、隙あらばイタズラを仕掛けるというコドモみたいなことをし続けてる様子です。

    ここでのアウグストは、ヒロインとなる女性が写真で見て「女の子みたい」と言ったほど可愛らしかったっスねー!
    だって、こんな←だもの!!おぼっちゃま的な可愛らしさって感じ?いい感じに前髪も下りてるし、スタイルもステキ♪笑顔もいっぱい見せておりました!今んとこ観た中ではこれがダントツにステキだったわ〜^^

    物語は、そんな二人が行き過ぎなイタズラをしたことにより、こんな日常から抜け出す方向へ動き出した・・・のかな?的なお話でしょうか。そのイタズラとは、雪の積もった屋外で泥酔して寝込んでた人を見つけて、助けるどころか隣国チェコの見知らぬ土地に運んで放置するという、危なすぎなヤツ!しかしセバスチャンにとっては面白いイタズラでしかないわけですよ。「あいつ、起きたら駅が縮んだと思うんじゃね?うひゃひゃひゃひゃ!!」てなもんで。ま、実際それ自体、物語のアイディアとしては面白いとは思うんですが・・・。

    映画は、二つの物語が同時進行という形になっていました。セバスチャンの恋愛と変化の物語と、置き去りにされた不運な酔いどれ詩人のロードムービー的な物語。全体的にはまぁ面白かったですが、とりわけ詩人を演じたパウルス・マンカーのやり過ぎないリアルな演技が素晴らしい映画でしたね^^
    ・・・っていえいえ、もちろんアウグストが見たいだけの身には、それ以上に大変なお宝映画でございましたよ♪



    ところで、セバスチャンと付き合うか検討中のヒロインが友人から聞いた情報が気になりましたね〜。「彼と一夜過ごしたことあるわ。でも本番はなかったのよ。一晩中 hard-on しっぱなしではあったけどね!」
    ちょちょちょちょちょ!なんですって?!ヤル気はないけど身体は嘘つけない的な?いや〜ん!想像しちゃったじゃないですかぁ〜 どうなの?そうなの?

    (≧∇≦*)キャー

    あと、特典映像にあったワンシーンが笑えました。
    リハーサルでヒロインにキスを断られてて><カワイソー!つか、もったいねー!
    その権利よこせー!!ガルルルルdiehl


























    【ヒトラーの贋札】(2007年)

    2007年、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品だそうです。よく見たら、主要登場人物の一人が原作の作者なんですね。映画はフィクション混じりになっているようです。


    ◆ヒトラーの贋札(Die Falscher)2007年 
    監督、脚本:ステファン・ルツォヴィツキー、原作:アドルフ・ブルガー
    ●カール・マルコヴィックス●アウグスト・ディール●デーフィト・シュトリーゾフ●マリー・ボイマー●アウグスト・ツィルナー●マルティン・ブラムバッハ●ドロレス・チャップリン

    戦争映画や戦時中の話はそうそう自分から観ようとはしないんですが、実はこれ大戦中のユダヤ人強制収容所内の話、しかも実話。簡単なあらすじに "ナチ" だの "ホロコースト" だのというキーワードが入っているだけで避けるくらいの臆病者な私に鑑賞を決意させた(笑)のは、もちろんアウグスト・ディール。この話の原作者となる人物(主人公ではない)を彼が演じていました♪

    これはハッキリ言って、観て良かったですね!舞台が舞台ですから決して明るい話ではありませんしキツい場面もありますが、見てるのがツラいばかりの雰囲気じゃなかったんですよ。クラシックや軽音楽風のBGMも助けになりましたし、とても見やすかったです^^

    贋札作りを監督する少佐が、いわゆる軍人的な憎らしいタイプではなく、(当然仕事がら高圧的でもありましたが)物腰が柔らかく見える...と言うか人の使い方を心得てる風というか、感じの "良さそう" なキャラだったところが、私にはかなりの取っ付きやすいポイントになっていました。

    主人公は紙幣やパスポートなどの偽造を生業としていたユダヤ人のソロヴィッチ。彼はついに逮捕され、犯罪者としてユダヤ人強制収容所送りになったところ、他の被収容者数人と共に、収容所内の隔離された場所へ移されます。そこではナチス・ドイツの「ベルンハルト作戦」の要、贋札作りが行われていて、それに役立つ専門技術を持つ者だけが集められたということです。そこで一般ユダヤ人被収容者とは雲泥の差の待遇を受けながら、絶対に見破られない贋ポンド紙幣と贋ドル紙幣を作らされるという話です。

    憎きナチスのために働かされるのは当然本意ではないながら、それと引き換えに柔らかいベッド、マシな食事、温かいシャワー、更に軽い娯楽まで与えられる。そして何よりも、"技術を当てにされている間は" 殺されることがない。とにかく生き延びるため、言われるがままに働くしかないわけですね。

    そんな中、やはり出てきます。「オレはやらねー。殺されたってかまわねーし。」という正義派。それがアウグスト・ディール演じるブルガー・原作の著者です。
    彼が仕事をしないから贋札が完成しない。当然「まだかまだか」と矢の催促があり、しまいには「おどれら早よせんかい!ブチ殺すぞコラ!」って話になるわけですよ、文字通り。
    むぅ・・・。

    こんなヤツが混じってたら、他の作業者たち同様「こいつのせいだ」と言いつけたくなりますねぇ。ところがリーダーのソロヴィッチがさせないんですよ。なんでですか?ソロヴィッチの考えが私にはよくわからず・・・。これって結構話のキモですよね^^;困ったな。 ナチなんかに協力などできないと、危険を顧みずサボタージュする男と、そんな男のせいでも密告は断固反対した男。同じ自分の信念を頑なに貫こうとする男でも真逆なわけですが、どちらにしても他人に押し付けるものでもないよなーとか思うんですけど・・・。

    ま、正解など無いにしろ、私たちは結末まで見てからあーだこーだと "後出し文句" でも何でも言えますが、実際の現場でどんな選択をすればよいのかって・・・分からないですよね。こっちを立てればあっちが殺され、あっちを守ればこっちがひどい目に・・・ジレンマに苦悩するばかりということはわかりますが、いずれにしてもこんな状況、恐怖しかありませんし。(やっぱこういうの見るの、キツい><) て言うかそもそも、あのおっさんの一声で口をつぐむものかしら?



    そんなこと(^^;)よりもぉ〜!お気に入りポイントをここ↑に集約しちゃいました!
    卓球お上手ねぇ〜♪とか、取っ組み合いのケンカなんかしちゃってもぉ!♪とか、無心でシャワーに打たれちゃう横顔がステキ♪とか、床激しくゴシゴシする姿がきゃわゆい〜♪とか、んまぁ〜お口開けておネンネね〜♪とか!
    もぉド叱られちゃいそうなくらいストーリーそっちのけでキャピキャピしちゃって申し訳ないですけども、どぉ〜しても目が彼ばかり追っちゃうものでねー^^

    全体に派手なわけではありませんがテンポが良かったですし、途切れない緊張感を感じながらも、贋札作りの工程やそれに携わる人々の人間模様などで魅せる "娯楽作品" として楽しめてとても良かったです。トーンの暗い映画を敬遠しがちな方も、これはチャレンジなさると良いと思いますよ。お薦めです!

    と、ここまで書いてからDVDを買いまして、特典映像を観てみました^^ 実際にこの現場を体験した原作者であるブルガー氏が凄い勢いで熱く語る、来日記者会見の模様がとても興味深かったです!劇中のどんなことが本当で何がフィクションなのかも力強く語ってらっしゃいました。所々で「私のこの著書を読めば書いてあるから!」というセリフをはさんでましたが、読まなくても既にあなたがガッツリ話してくれたじゃないの^^;って感じで(笑) 
    で、どうも「どうなのかしら??」と思った所はフィクションだったようですね。"ドラマ" になるエピソードを加えたという感じでしょうか。あ、フィクションに対する文句ではありません。物語の面白味になっていたと思いますよ^^diehl



























    【タトゥー】(2001年)

    引き続き、アウグスト・ディールを求めて買いました!彼が主演のサスペンスです^^
    まだまだ若い頃なので美しいですよぉ〜


    ◆タトゥー(Tattoo)2001年 監督、脚本:ロベルト・シュヴェンケ
    アウグスト・ディール●ナデシュカ・ブレニッケ●クリスチャン・レドル●イルクナー・バハディル●ジョー・バウシュ

    警察学校を出たばかりの青年が主人公です。出たと言っても成績は最低、配属部署には写真現像(?)を希望し、事務仕事なんかでのんびり務める気しかないヤル気のない若者。それを演じたのが当時25歳のアウグスト・ディール♪ クラブでドラッグを摂取しヘロヘロと踊る無気力系。いいですねいいですねぇ〜 そんな感じがアウグストに一番似合うとは言いませんが、違和感はありません。ていうかカッコいいです!^^

    そんな主人公がなぜか無理やり殺人課の暴れん坊系刑事ミンクスと組まされ、衝撃的な事件に携わることになるという話です。その事件というのが、とても独創的!なんと人の肌に入れられたタトゥーが、芸術作品として売り買いされているという。中でも伝説の日本人彫り師ヒロミツによる数少ない作品は、コレクターが目の色を変える逸品で価格が高騰しているそう。

    なのでそれ狙いで殺人事件がおきまくってしまう、というわけです。

    売買とか簡単に言いましたが、人の肌に彫られているものですから、売買するには皮を剥ぐしかないわけですよ。猟奇的なヤツですよ、これ!ヒィ〜 色々と生々しいものを見せられちゃいました>< 殺人現場に不慣れな新米刑事にいきなりコレはキツいですよねぇ。青い顔してヨロっとしちゃうのが可愛いかったですけど、なんか可哀想で^^;

    ところでこれ刑事ドラマなんで、最初はやる気のなかった主人公も不可解な事件に引き込まれ、怪しい男をダッシュで追っかけるまでになったわけですがぁ・・・あのぉ・・・アウグスト氏、アクション系はあんまり??って感じじゃないスか?^^; 走り方が変とか弱そうとかそういうわけじゃないんですけど、スピードも迫力もイマイチな気がして、なんつーか・・・さまにならないというか。いえ、カッコ悪くはないんですよ!断じて!ま、撮り方か何かの問題でしょうかねぇ?結局、私がアクションとか望んでないからそう見えるのかも^^;

    でも関係ないっす!!無気力顔、不機嫌顔、ビビり顔、不可解顔、脅し顔、そして寝起き顔とちょっぴり優しい微笑み!と、素敵なアウグスト・ディールがいっぱいいっぱい楽しめました♪エヘッ
    ベッドシーンなんかもありましたけど、それは女性の体ばかりフィーチャーされてましたから、まぁ・・・^^;

    ちなみに監督/脚本のロベルト・シュヴェンケ氏は、その後ハリウッドで活躍(「フライトプラン」、「きみがぼくを見つけた日」、「RED/レッド」) されている監督さんのようです。この映画も、アウグスト・ディールのファンでなくても普通に楽しめる内容だと思いますので、機会がありましたら是非♪

    それにしてもルームメイトと食べていたあの謎の物体はなんだったんでしょう?diehl


















    【青い棘】(2004年)

    とにかくアウグスト・ディールが見たくて録画してみましたー!
    青春ものですが、爽やかなお話では全然ありませんでした^^;


    ◆青い棘(Was Nutzt Die Liebe In Gedanken)2004年
    監督:アヒム・フォン・ボリエス
    1927年ベルリン。寄宿学校の同級生パウル・クランツ(ダニエル・ブリュール)とギュンター・シェラー(アウグスト・ディール)は、対照的な育ちや性格ながら気が合う友人同士。ある週末を過ごしたシェラー家の別荘でギュンターの妹ヒルデと再会したパウルは彼女の虜となるが、ヒルデは一人に縛られたくない自由人で・・・

    アウグスト・ディールがお坊ちゃま学生でダニエル・ブリュールが貧乏学生ってのも、ソレらしいっスねー!二人ともピッタリ♪そしてアウグストのあの高貴っぽい顔!聡明そうなデコっぱち!魅力的ではありますが、画像を色々見てると「だからといってそこまで丸出しにしなくても^^;」とも思うこともある私的には、前髪下ろし気味のここでの見た目はモノっ凄い良かった!!



    1927年にベルリンで実際に起きた『シュテークリッツ校の悲劇』を元にしたドイツ映画です。この事件は知りませんでした。
    我々が死ぬ理由は愛のみ。我々が殺す理由は愛のみ。ゆえに我々は愛を感じなくなった瞬間に命を終わらせ、そして愛を奪った者を道連れにすることを誓う。
    という宣誓をし合う "自殺クラブ" を結成した二人の男子学生の物語です。

    若い頃ってこんなに「イエスかノーか」、「全てか無か」だったかしら^^;「愛がすべて」って美しく聞こえますが、青い価値観って感じですよね。特に不安定で脆い10代の時期にこんな考え方を美学とする者同士がつるめば、思いつめるばかりで不健康さが増すしかない気がします。極端な思想を持つことが悪いとは言いませんが、視野が広げられる年齢まで持ちこたえて欲しいものだなと思いました。

    しかし登場人物がこの若さでドロドロですよ。パウルが夢中になったのは友人の妹ヒルデ。それを知りつつヒルデの友人エリは一途にパウルを想う。しかしヒルデは「両手いっぱいに男が欲しい」という小悪魔。そんな彼女の現在の恋人はハンス。彼はヒルデの兄ギュンターの元恋人。いつ誰が傷付いてもおかしくない大変な状態です。



    しかし傷付くからと言って、 〔真の幸せは一生に一度しか来ない。その後は罰だけだ。だから幸せの絶頂の時にこの世を去るべきなんだ〕 なんて話がいったいどこから出てきたんでしょう。一生に一度だとしても、なぜこの幸せが絶頂だと言い切れるんですか?その後幸せがないなんてなぜ言い切れるんですか?誰が言ったんですか?なぜそう信じるんですか?今、未来に希望が持てないとしても、この先何が起きるかなんてわかりませんよ?そこまで絶望を感じているのに、今これが絶頂なんですか? "真の幸せ" はまだ来てないかもしれないですよね?うぅーーーーん、イライラしちゃう^^; 

    しかしこれ、実際に起きた殺人や自殺を描いているので、なんとなくコメントし辛いですね。ま、とにかく何よりも個人的には若く美麗なアウグスト・ディールがバッチリしかもタップリ堪能できただけで大満足です!あ、いえいえ、ツラい話ではありますが美しい映画ですよね。でもまぁ、繊細で影響を受けやすい青少年には大人になってからお薦めしたいような気がします。
    あと、あの "古き良き" な雰囲気の音楽がとぉーっても良かったです!diehl, daniel




















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