TV版「ファーゴ」のシーズン2を観終えました!
シーズン1よりも、とまでは言いませんが、こちらもすっごく良かったです♪
■Fargo season2
1979年のミネソタ界隈が舞台。普通の人たちが重犯罪に巻き込まれる(もちろん自分がやったことではありますが)のはシーズン1同様ですが、今作はかな〜りマフィアの抗争絡みのお話。
正直、マフィア云々の男臭い感じは全く好みでなく、普通だったらまず観ないくらいですが、今回は上手いこと入って行けました。
というのは、2006年が舞台だったシーズン1では引退してダイナーを営んでいたルー・ソルヴァ―ソンが、現役警官として登場していたから。(彼が主人公なのかな?)馴染みのあるキャラがいるのは心強いんですよ。しかも、演じたのはパトリック・ウィルソン!
そう、70年代の人を演じるパトリック・ウィルソン再び!です。
こちらでは、「スペース・ステーション76」で見た胡散臭すぎる感じはなく、ちゃんとしてましたけどね。(アレも別にフザケてはない??笑)
ルーは、家族を大切にする温かい父親であり、正義感に溢れ、勘も鋭い優秀な警察官でもある、すごくカッコいいオトコです。後に警官になった娘モリーもよく似たキャラでしたよね☆ 決してアクションが派手というわけではないものの、彼の知的で思いやりのある活躍がとてもステキでした!そして何といってもあの温かい眼差し!とろけましたよ^^
更に、事故から保身のために犯罪を重ねてしまう一般人夫婦のキャラからも目が離せない!特に、キルスティン・ダンスト演じる、冷たいだけなのかアホなのかイカレちゃったのか何とも言い難い不思議キャラ(?)の思考パターンがオカシくて!コトは重大なので笑い事ではないけど、ヘン過ぎて気になるんですよ。
また、気の弱い優しいタイプの夫は妻を守ろうととんでもないことに手を染めてしまうわけですが、この人もアホなのかなんなのか・・・(笑)あの、ある意味癒し系っぽい風貌で、肉屋という職業柄モノ凄いことをやらかしましたからね。このキャラも気になりました。
マフィアの抗争関連についても最初は興味なかったけれど、観てみれば人間関係なんかが色々あったりして、それなりに楽しめるんですよね。しかもこれはかの「ファーゴ」ですから!面白くないわけがないし(笑) キーパーソンのように存在する手下の男の優秀さからも目が離せないし!カンザス・シティのマイク・ミリガンのオチもお気に入りだし☆
出だしは少々地味かなぁ?って印象でしたが、数話観た所からしっかりハマって最後まで非常に楽しめました!なぜか一点だけ強烈なナゾが残りましたけど、アレはどうしたモンでしょうかね?スルーでいいヤツなんですかね?
来年またシーズン3が製作されるそうですね!楽しみです!!