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    • 2023.12.07 Thursday
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    【日記・本】Rainbow Boys

    表紙をよく見てください!マット・ボマーがいますよ!!
    ということで、ジャケ買い(?)した2001年発売の小説を読みました。
    中を見ると分かるんですが、表紙の3人が登場人物のイメージになっているんですよ。マットのイメージで読めるって贅沢ですよねー♪

    3人のゲイの高校生の物語です。各章ごとに代わる代わる3人のいずれかの目線で語られる形式で、それぞれで何が起き、何を考えているかが分かりやすかったです。

    その3人はこんな感じ。

    ・完全にゲイであることを公表済みのネルソン。エキセントリックな髪型にも挑戦しリングのピアスをたくさん付けていたりとオシャレ好きで、サーカスティックな発言も多めな生意気なタイプ。

    ・ベースボールキャップがトレードマークで数学が得意のカイルは、ネルソンの親友。学校ではゲイだと知られているが、男らしいアスリート至上主義の父の居る家では隠している。基本的には穏やかで優しい少年。

    ・イケメンで人気者のバスケットボール選手ジェイソンは彼女持ち。彼女とはセックスもする仲だけど、実は男子が気になり、ゲイの若者専門のホットラインで勧められた会合に出てみる。そこで同じ学校の同級生ネルソンとカイルに遭遇して動揺。

    ジェイソンのイメージがマットです。そりゃぁイケメン役でしょう!ネルソンが「I'm sick of everyone saying how cute Jason is.」なんて言ってる場面もありました^^

    ゲイであることを公表しているマット・ボマーの大ファンになって以来、彼の発言や彼が参加する活動などを通して、これまで自分には関係のないこととして全く興味も無かった同性愛というものに、私は少しずつ関心が向いています。

    でも専門的な文献などを読んだり関係する活動に積極的に関わったりするようなことは今のところないため、上辺の知識程度しか入らないんですよね。

    この本を読んで、同性愛者の方たちがどんなことを悩んできて、どんなことと戦っているのかなど、 "なんとなく解ってる/想像できてるつもり" だったことを、グッと身近に感じることができました。

    この小説では高校生たちが主人公なため、普段(私にとってはマットの発言によって)耳にすることの多い、結婚や職場などでのゲイの権利といったオトナの世界の話以前の、心の内の動きに触れることができるのは大きいですよね。

    特に冒頭からジェイソンがぶち当たる、自身の性指向への戸惑いの部分が興味深かったです。疑問を持ち始めてから、どんな風に自分自身を受け入れていくのか。葛藤があったり、自分の気持ちに従ってみたり、後悔したり。物語として着地点は予想できますが、こういう気持ちに寄り添えたのは貴重な感じがしました。

    その他、学校という社会の中での位置とか家庭内の各々の事情とか、17歳の未熟さが招く問題も含め、青春時代のほろ苦さも味わいました。が個人的には、3人それぞれの手を握るだけで舞い上がっちゃうくらいの初々しく可愛らしい恋愛関連を主に楽しみました。(いつも通り 笑)大人である私も親目線などではなく、彼らに感情移入して彼らと共にドキドキしたり凹んだりしながら、すっかりのめり込んじゃいましたね。

    その流れで、彼らのゲイとしての戸惑いや迷い、悩み、生き方に(同性愛者でない私がそう言っていいのか分かりませんが)共感のようなものを感じていくんですよ。こんな締めくくりでは味気ないとは思いますが、とても勉強になりました。

    ティーンだけでなく、大人にもオススメしたい小説ですよ。同性婚に反対してらっしゃる方などに読んでみて欲しい気がしますね。

    トリロジーなので、残りの2冊もすぐお取り寄せ発注しちゃいました。登場人物は同じはずですが、表紙からはマットは消えているようです・・・。




    【ドム・ヘミングウェイ】(2013年)

    ジュード・ロウの変貌が話題となっていた映画を観ました。美しいジュードしか受け入れられない!って方は観ちゃダメなヤツですね(笑)

    ◆Dom Hemingway(2013年)監督:リチャード・シェパード


    凄腕の金庫破りドム・ヘミングウェイは、ボスの身代わりとなり家族との時間を諦め12年間刑務所に。そして出所し、ボスの元へ報酬を受取りに行くが・・・。

    これ、好みだったわー。カメラ目線で自分のチ○コの偉大さについて熱く語る冒頭から釘付けになりました。見た目だけでなく立ち振舞いからしゃべりまで、完全に小汚いおっさんでしかないジュード・ロウが主役です。

    犯罪組織関連の人間関係、人を殴る/殴られる、大金を受け取る/取られる、酒・麻薬・セックス・・・と、明らかにソッチ系の映画。そこに、服役中に失った家族との関係の修復を望む主人公の哀愁も絡んだりする。(ちょっと涙を誘う)



    シブい映画の可能性もありそうだけど、実はコレ、なんだかポップ。「ロンドン・ドッグス」とかアノ系統のUKギャングコメディ臭がイイカンジです。

    ただ、主人公は下品過ぎるクズ野郎なおっさんだし、決して明るいわけでも笑わせまくるわけでもないです。カッコ良さや気持ち良さなんかもないし。年取った小物のワルってカワイソー・・・みたいな物悲しさがおもしろかったり(見てられなかったり?)した感じ。

    ジュードの徹底した役作りと演技が良かったし、相棒役のリチャード・E・グラントとの掛け合いもステキでした。ま言ってもこんなジュードなんで、全裸姿を長々と見せられても微塵も嬉しくはなかったですけどね。




    【日記・テレビ】life's too short

    ◆life's too short(人生短し...)2011年


    DVDで「life's too short」というテレビシリーズを観終えました。リッキー・ジャヴェイス&スティーヴン・マーチャントの脚本・監督作品、ウォーリック・デイヴィス(ワーウィック・デイヴィス)が本人役で主演です。
    期待通り、大変楽しめました!!

    現在はロクに仕事もないくせに、とにかくいつもスター振っている "かつてのハリウッドスター" が痛々しいモキュメンタリです。

    同じくリッキー&スティーヴン作品の「Extra」のように、毎回豪華スターが本人役でゲスト出演しています。数年前ゴールデン・グローブで司会のリッキーとモメたジョニー・デップが出演し、エピソード内で逆襲したことも話題になってたハズ。



    その他、リーアム・ニーソンヘレナ・ボナム=カータースティングスティーヴ・カレルなどなど。ま、「Extra」と比べると、ゲストスターが話の中心になる感じは少なかったけど、十分インパクトはありました^^ リッキーとスティーヴンも本人役で時々出ていましたよ。

    ところで私、ウォーリックには前々から興味があったんですよね。このシリーズ内でも散々「知らない」とネタになってた「ウィロー」は当時劇場へ観に行きましたし(笑) もちろん、この人がこんな面白い人だと知ったのはリッキー関連で見かけるようになってからですけど。この作品内では彼もアイディアを出していたようですよ。

    できればもっと見たいですねー。でも映画にはほとんど顔が出ていないんですよね?うーむ・・・。自伝は買ってあるんですけど、まだちょっとしか読んでないし。(まずはソレを読めよ^^:)



    「life's too short」は、普段のウォーリックにカメラが密着してる、という設定です。
    妻から離婚を言い渡され調停中。経営するドワーフ専門のタレントエージェンシーは、自分へのオファーすら無く超ヒマ。収入がなく税金の支払いに四苦八苦。やっと入った仕事で失敗。・・・などなど、細かいエピソードの羅列という感じ。

    どれもこれも当然リッキー&スティーヴン節が効いていてゴキゲン!
    宗教を茶化して回るクダリなんか如何にもリッキーのアイディアっぽいねーって感じだしソレでいいんだけど、女性関係においてやたら自己中で浅はかで非情なクソヤローになる所で、「あぁ〜 これは完全にスティーヴンだねー」と躊躇なく思っちゃうってのは・・・ スティーヴ、君ホントにそのイメージでいいんスか?と心配になるね。


    ま、とにかく面白くて大満足でした!日本盤のソフトは発売されていないようですけども。gervaismerchant




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