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    • 2023.12.07 Thursday
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    【日記・テレビ】死者のあやまち -名探偵ポワロ ニューシーズン

    「名探偵ポワロ」最終シーズンの3話目です。

    オリヴァ夫人から呼び出されたポワロは、デヴォンのナス屋敷へ。オリヴァ夫人はそこで催されるお祭りの出し物、殺人推理ゲームの考案を手掛けていたが・・・

    ◆死者のあやまち -名探偵ポワロ(Dead Man's Folly)2013年


    これは素晴らしく面白かったですね!
    「嫌な予感」だけでポワロをはるばる遠くまで呼び出すオリヴァ夫人、って始まりからして面白そうな予感^^

    いつも通りたくさん出てくる登場人物たちも、誰もが何かしら "あいつ殺してやりたい" 風な発言をしたり、なにやら怪しげで何を考えてるのか分からない感じの人ばかりだし。オリヴァ夫人が嫌な予感を感じるのもムリは無いねって雰囲気。まぁ、登場人物の多いミステリものってそういうものでしょうけども^^
    事件自体も、明らかな殺人以外は何が起きているのかなかなかハッキリしなくて、興味がずーっと持続。謎っぽい人物が途中にも追加されたりしてワクワクの展開です。



    屋敷の主とその若く美しいが精神か知能に問題がある妻、そして彼女をよく思わない秘書。隣人である仲の良くない夫婦、議員夫婦、施工主に不満を持つ建築家などに加え、屋敷の以前の持ち主で現在もそこに暮らす老女・・・。舞台であるナス屋敷を中心に登場するこんな人々の関係も、何やら不穏な想像を掻き立てるし。

    そしてやっぱり、色々と渦巻く人間ドラマがキモになるんですよ。心理を読みとり推理に繋げることを得意とするポワロでも、謎が深くてちょっとテンパってましたね。それくらい面白味が濃かったと思います。

    何が良いって、やはり大抵のことにちゃんと映像として伏線が張られていて、ポワロがそれを推理と共に纏めあげてくれての解決になっているってことですよねー。
    たまにある、ポワロの言葉だけで結論付けられるパターンは、納得していいのかちょっと迷っちゃうんですよ^^; で、頭の回転が鈍い私は「ポワロが言うから信じちゃう!」みたいになっちゃう。(それでももちろん推理自体は納得いく組み立てになってはいますが。)

    ということで今回のパターンは、解りやすくて素直に楽しめましたねー。
    お気に入りです♪poirot




    【グランド・ブダペスト・ホテル】(2013年)

    現在は閑散としているグランド・ブダペスト・ホテル。完璧なおもてなしが評判だった、かつてのこの超高級ホテルの現在の所有者ゼロが、このホテルを手に入れた経緯を語る。

    伝説のコンセルジュと呼ばれるグスタヴと懇意の間柄だった富豪の老婦人が自宅で殺害され、遺言により価値の高い名画がグスタヴに遺された。しかし殺人の嫌疑がかけられたグスタヴは、ロビーボーイのゼロを伴い逃亡するが・・・

    ◆グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)2013年
    監督、脚本:ウェス・アンダーソン


    ウェス・アンダーソンへの苦手意識が、私はかなり大きいです。しかしこれ、自分が成長したのか映画がハードルを下げて来たのか、普通に楽しめちゃいました。

    いくつか評論を見ると、どうやら後者でもあるようですが、前者もあったと思います。ま、実際のところは "成長" なんて大層な言葉を使うことじゃなく、俳優の顔を以前よりもたくさん知っているってだけですけども。

    私にとっての映画鑑賞の最大の楽しみとも言える要素、「この人がこの役を!」という点が、たっぷり堪能できる映画なんですよねー。しかも今回は個人的に好きな役者さんが目白押しでしたから、それだけでかなり楽しい!



    ウィレム・デフォーやティルダ・スウィントンの怪演、F.マーレイ・エイブラハム、エドワード・ノートン、マチュー・アマルリック、エイドリアン・ブロディ、ハーヴェイ・カイテル等の適材適所感、レア・セドゥ、オーウェン・ウィルソン、ジェイソン・シュワルツマンなどのこれだけ?感、などなど豪華豪華♪

    主役のレイフ・ファインズの熟女キラーっぷりにニヤリとしつつ、温かみのあるステキキャラにもそこそこ満足。その相棒となるロビー・ボーイの聡明さによる安心感も良かったですね。彼とその恋人(若きゼロとアガサ)を演じたシアーシャ・ローナンとトニー・レヴォロリはどちらもココで初めて見ましたが、今後どちらも注目したい感じ。



    内容もハードルが下がっていると言えるだけあって、これまで観た作品とは違いダレることなく、軽妙な映像と音楽や話の運び、ポップな世界観が思いっきり楽しめました。
    元々全く期待しないで観たお陰もあると思いますが、予想に反して結構好きだと言えそうです^^




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