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    • 2023.12.07 Thursday
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    【ドリーマーズ】(2003年)

    エヴァ・グリーンの名前につられて録画してみました。
    Wiki に一行だけ書かれたあらすじを見た限り特に期待しませんでしたが、古い映画を見ているような錯覚を起こす映像が、感じ良かったです。

    ◆ドリーマーズ(The Dreamers / I SOGNATORI)2003年
    監督:ベルナルド・ベルトルッチ


    1968年パリ。アメリカ人留学生マシューは、シネマテーク前のデモで出会った双子の姉弟と意気投合し、彼らのアパートに滞在することに。

    映画マニアの学生3人による議論やクイズ、(その手法が良いのかどうかは分かりませんが)たまに挿入される当時の本物の映画のシーンなど、映画への愛が散りばめられていて(ちょっとしか分からなかったけど)楽しめました。ま、とにかくエロかったですねー。

    二人の世界から出ようとしない姉弟の、近親相姦風の奇妙な関係と、それを目の当たりにして戸惑い振り回される主人公の物語。これ、結構スキでした!

    この双子の関係は理解できないけど、見てる分には面白いし美しいし、巻き込まれて半ばパニック状態にもなる(そりゃそーだ!)主人公の対応や変化など、ちょっと変わった青春映画として楽しめました^^



    姉弟はお互いから卒業しようと考えたんでしょうか?それにマシューを利用しようと考えたということかな?なんだこれは・・・と戸惑いながらも、ある事実の発覚を経て二人の世界に馴染んでいったマシュー。彼が良い作用をもたらせたら良かったのですが、そう簡単に二人の間に割って入ることはできなかったわけですねー。う〜む、せつない。

    惜しみなく披露されたエヴァ・グリーンの裸体はあんまり好みではなかったけど(彼女自体は好きですよ)、その弟を演じたルイ・ガレルがちょっと気になる系統でいつの間にか釘付けになってました♪マイケル・ピットは、見た目あまり好みでもないですが、異国のミステリアスな姉弟の閉塞的世界に突然引きずり込まれた青年を、これまたスゴい体当たりで演じていてお見事でした。

    ヨーロッパの俳優がやると「おぉーさすが!」って感じだけど、アメリカ人がやるとなぜか「ここまでやるなんて!凄い頑張ったね!」って思っちゃう。何か偏見があるんでしょうね...^^;ヤダワ、ワタシッタラ

    ところで、68年のトリュフォー監督作品「夜霧の恋人たち」の冒頭に、閉鎖されたシネマテーク・フランセーズ入り口の映像と共に『アンリ・ラングロワのシネマテークに捧ぐ』という文字が出されていました。

    ラングロワ追放に対して起きたデモは「夜霧の恋人たち」の撮影と同時期にあったそうで、トリュフォーは「シネマテーク・フランセーズ擁護委員会」に参加、主演のジャン=ピエール・レオーもデモに参加していたそうです。



    この「ドリーマーズ」の中では、68年当時のデモに参加する若き日のレオーの姿を捉えた映像と、2003年現在のレオーが当時のレオーを演じた(っぽい)映像が混ぜられていました。面白いとは思うけど、明らかに老けているレオー氏が出てくることで若干混乱しませんでした??




    【Kabale und Liebe】(2005年)

    アウグスト・ディールを観たくて、いつものようにドイツからDVDをお取り寄せ♪
    しかしこれ、分かってはいましたが字幕無しなんですよ・・・。動いてるアウグストが見られるだけで幸せ!!と割りきって観ました^^;

    ◆Kabale und Liebe(2005年)TV映画


    原作は、フリードリヒ・フォン・シラーの「たくみと恋」。読んだことはありません。
    貴族の青年フェルディナントが平民の少女ルイーゼと恋に落ち結婚を約束する。しかしそれを認めないフェルディナントの父の策略により、悲劇に終わってしまう。・・・という内容は、観ていてだいたいわかりました^^
    悲恋モノの王道っぽい感じですよね。(勝手なイメージ)



    とにかくとにかく貴族のぼっちゃまを演じるアウグストの美しいこと!!話がよくわからなくとも、観た価値は大アリでしたよ!まぁまぁ感情の起伏が激しめなキャラクタで、色んなアウグストが楽しめました♪

    恋人とラブラブなシーンはカワイイし、(実際には無い)裏切りに涙を流し、狂ったように彼女を問いただす姿は痛々しいし、最後はとーっても切ないし><
    前半には剣を振り回して(練習とかお遊びで?)闘ったりするアクションまであるんですよ。すごくキマっててカッコ良かったですよ^^ 舞台でよく演ってらっしゃるんでしょうかねぇ?



    その気になっている父の決めた結婚相手の貴婦人に、諦めるよう説得するシーンもいいですね。
    「愛してる・・・・・・・・・愛してるんだ」(まぁ!ほんと?キラリン☆)「・・・ルイーゼという娘を。」(がびーん!)みたいなね。悪意ありすぎでしょ、そんな言い方!(笑)

    あと、「Kein Feuer, keine Kohle」という主題歌がすごく好きでした!どうやら元はトラッドというか唱歌みたいな曲のようですね。合唱団が歌っている動画がいくつかみつかりました。ポピュラー歌手が歌っているものもありましたが、この主題歌として歌っているものはみつからず。でもこのヴァージョンが一番素敵だと思ったんですけどねー。diehl

    日本盤のDVDが出ることはないと思いますが、せめて読みやすい現代日本語訳版の本を出し直してくださらないかしら〜




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