大好きなドラマ、「名探偵ポワロ」がいよいよ最終シーズンです。
DVDはと〜っくに届いておりますが、勿体無いのでゆ〜っくり観るつもり。
この「ビッグ4」は最終シーズンの中では2話目に当りますが、1話目がまだよく飲み込めていないので(汗)、感想はまずこちらからにしました。
中国人リー・チャン・イェンを指導者とする平和党。その陰にはビッグ・フォーと呼ばれる国際秘密結社があるとの噂が。パーティで起きた殺人事件から始まり、平和党周辺で失踪事件・殺人事件が相次ぎ、ポワロはビッグ・フォーの正体を追うことに・・・。
この話の原作は、短編12編で連載されたものを一つにまとめられた作品だそうです。私はまだ読んでいません。
Wiki であらすじをチェックしてみると、『ポワロは世界征服を企む国際犯罪組織ビッグ4を追って大陸へ渡る。』となっていました。雰囲気からして違う感じがしますね。スケールも違いそうなので、ドラマ仕様に圧縮されたのでしょうか^^
発表順ではポワロシリーズ3作目だったそうですよ。それがこんな終盤に・・・。原作では若かったはずのポワロも随分年をとっての登場になっちゃったわけですね。
お陰で話のはじまりである、ヘイスティングスやミス・レモンに届く
ポワロの訃報というのにも、彼らと一緒にショックを受けました。年齢的にリアルで・・・。
ということで、ジャップ警部(ここでは警視監に出世)、ヘイスティングス、ミス・レモンが13年振りに再登場!!シリーズが『ニューシーズン』になる前の「白昼の悪魔」以来です。
特にヘイスティングス役のヒュー・フレイザーとミス・レモン役のポーリン・モランは、映画でも私は見る機会がありませんでしたから、この集結はホントに嬉しいですね♪ま、さすがに13年も経つと、おじいちゃん、おばあちゃんでしたけど^^;
しかしヘイスティングスの、年は取っても変わらぬ熱いオトコっぷりには嬉しくなっちゃいました!
ポワロの捜査といえば、警察が目もくれない些細な物証を集める他に、会話から事件関係者それぞれの思考パターンや行動パターンを読み、心理を探ることによって推理をしていく、というやり方。そのせいか、事件の捜査でありながらも人間模様にスポットを当てることも多いドラマなんですよ。しかし今作は、"犯人を追う"感が強くて、いつもよりハラハラドキドキした印象でした。
冒頭のポワロの葬儀から4週間前に遡り、再会したジャップと共にビッグ4と呼ばれる犯罪組織に関係すると思われる事件の捜査を始めたポワロの姿を追います。いったいポワロに何が起きたのか、その顛末を追う展開になっていました。
凄くよく出来ているお話とまでは思えませんでしたが、真相への驚きも少しありましたし、それなりにおもしろかったです!何よりも目玉であったリユニオンが楽しめて嬉しかったです♪あ、ヘイスティングスやミス・レモンは大活躍ってわけではなかったですけど^^;
poirot