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- 2023.12.07 Thursday
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出だしから「 "XTC じゃ後部座席のアホどもはシャットアウトできないか・・・" ヘッドフォンを耳に押し付けつつ考える。"明日はスキニー・パピーかミスフィッツでも入れてくるか"」(私的意訳)から始まるんですよ、この小説。第一語がいきなりバンド名だなんて、私に読めと言わんばかりじゃないですか♪全編に渡ってロックミュージックの話題も演出となって効いていて、とても楽しかったです^^ 韓国とのハーフの少年パークはある日、スクールバスで見知らぬ女子と隣の席になる。彼女は個性的ファッションなぽっちゃり系のエレノア。はじめはお互いになんとなく気まずくてイラつきを感じていた二人だったが、やがてコミックと音楽という共通の趣味に気づいたことにより、徐々に仲良くなっていき・・・ んまぁー!!甘酸っぱいわよぉ!!純愛よぉ!! 首すじ辺りにゾゾっと来るわよぉ!!
学校の行き来のバスでこっそりと愛を育む二人の微笑ましいやりとりからどんな風に先へ進んで行けるのか、またエレノアの家庭環境がどう影響して行くのか、など気になって、どんどん読み進めていけましたよ。 とは言っても、やはり少年少女の初々しい恋愛の話ですから、ノレない人は全くノレないかもしれません。大人としては、つい親目線になってしまうかもしれないですし。しかし、かつて経験したことがある、相手の手に触れるだけでドキドキが最高潮になっちゃうようなピュアな恋。そういうものからこれだけ遠ざかって久しくなると、逆に不意を突かれたようで心臓がバクバクする部分もあったり Σ(*´∀`*;)ドキッ!! もちろん、「甘酸っぱいの、カモォーン!!」って気分の時にはモッテコイ♪ あとは、コミックの知識があったら良かったのになーという感じだったかな。「バットマン」、「ウォッチメン」、「X-メン」など、映画にもなってるけど私はノータッチな類のものばかりなので、これら関連の話題には残念ながらあまり付いていけませんでした。 一方、音楽の方は80年代 New Wave 系。詳しくはないけどある程度わかるので楽しめました^^女の子との出会いにはやっぱ The Smiths ですか♪定番なんですね〜。しかしこれに留まらず彼らは、 Joy Division 「Love Will Tear Us Apart」 で更に絆を深めます。て、重いねん!暗いし!でもこれがこの二人のテイストだったりするんですよね。 英語は "一見" 難しくない感じでした。一文が短くて、音節数の多い単語がとても少なく簡単な言葉が多かったので。ま、しかし実際は、簡単な単語で作られる私の知らないイディオムが満載だった印象ですね。スラスラ読めるけど、意味がちゃんと解らず前後関係から雰囲気で行っといた部分も結構ありました^^; あと、パークとエレノアそれぞれの視点からほぼ交互に語られていく形式がとても良かったです。それぞれの考えや事情がこちらには丸わかりで楽チン♪〜(´ε` ) 但し、結末だけは、こちらで想像するようになっていました。それもまた良し^^ ▼"Love Will Tear Us Apart" / Joy Division ▼"This Charming Man" / The Smiths |
監督も知らず、内容も知らないまま、なぜかビリー・クリスタルの名前に釣られて録画してみましたー(笑) ◆スモール・アパートメント ワケアリ物件の隣人たち(Small Apartments)2012年 監督:ジョナス・アカーランド、原作、脚本:クリス・ミリズ
自室ではパンツ一丁、お出掛け時にはズボンは履かずともズラだけは欠かさないデブな中年男、フランクリン。 狭いアパートの部屋でアルペンホルンをぶおぉぉぉおおぉおぉぉおぉぉぉーーーーと吹き鳴らしては隣人たちに迷惑を掛けている。誰にも遠慮なくこれが吹けるスイスへ移住することが彼の夢。そんなフランクリンの部屋の床にはアパート大家の死体が横たわり、彼は途方に暮れていた・・・ キューピーがそのままデカくなったみたいな、(悪いけど)不気味にしか思えない男が主人公だし、ノレなければ中断しちゃおうと思ったくらいですが、フランクリンに毎日自分で言葉を吹き込んだカセット送ってくるという兄に何が起きてるのかなどが気になって観ているうちに、キューピー男にも慣れて面白くなってきました。 いわゆるオフビートコメディ系です。タイトルからなんとなく有りがちなドタバタコメディを想像して観始めたので、スンゴイ牧歌的な映像&音楽で始まるのっそりしたこの映画に初めは正直かなり面食らいましたが、なにげに楽しんで観られました。 終始ヘンテコ臭が漂ってたのに、最終的には "いい映画観た感" が残る面白い映画でしたね♪ 誰でも楽しめるよ!とまでは言えませんが、私は結構お気に入りです^^ ペール・ゲッスル(ロクセット)が担当した音楽がとても良かったですよ。 |
「ぜんぶ、フィデルのせい」のジュリー・ガヴラス監督作品です。 ということで、ちょっと期待して録画してみました。 ◆最高の人生をあなたと(Trois Fois 20 Ans)2011年 監督:ジュリー・ガヴラス
60歳が目前にせまるメアリーはある朝、昨夜のことが思い出せない自分に気付く。以来、老いを意識するようになり、「自分たちは老いたのだから、これからは生活を変えなければ!」と夫にも同じ意識を強いる。しかし若いスタッフとの新プロジェクトに燃える夫は、老いなど受け入れる気はない。やがて円満だった夫婦間にズレが生じ始め・・・ という重そうな話を、わりと軽やかに見せてくれるドラマでした。 ほぉー・・・老いは自分で受け入れる意識をすべきものですか。 う〜ん、「私、老いた?!」と気付かされる出来事があったとしても、更にわざわざ自分で自分に老いの意識を植え付けるのはちょっとねー。 否が応でも痛感するときが来た時に自分が受けるダメージを和らげるクッションとして、予め受け入れておく(準備をする)というのも手かもしれないですけども。しかし私は(今ンとこは)考えたことないですねー。 ・・・って、この主人公メアリだってショックではあっても、別に老いて塞ぎこんでるわけじゃないんですね。 いわゆる第二の人生的なものを前向きに考え始めるような話なんでしょうけども。 でもどうしても「老いを受け入れる」という点に意識が行ってしまいます。 結局私も、刻々と迫ってくる老いへの不安をどこかに感じているんでしょうなぁ・・・^^; 両親の熟年離婚を回避させようと画策する3人の子どもたちがなんか可愛くていい感じでしたね。 |
ピーター・ユスティノフ版ポワロものです。 デヴィッド・スーシェ版のドラマ「名探偵ポワロ ニューシーズン」シリーズでも観たことのあるお話でした。 ◆死海殺人事件(Appointment with Death)1988年 監督:マイケル・ウィナー
1937年、アメリカの富豪ボイントンが死去。後妻だった未亡人は弁護士を脅し最終遺言書を破棄させ、彼の子供たちと均等に分けるはずだった財産を独り占めし・・・ いつも通り、殺人事件が起きてポワロが解決するミステリです^^ この映画は大体原作に沿っていた模様ですね。 ドラマ版はもの凄く大胆な追加&変更がされていたようで、大筋は同じだけど違う話みたいになっていた、ということになります。犯人から犯行の動機まで変更されてましたからね。 しかし私にはドラマ版の方が断然面白かったですねー。(えこひいきじゃなくて 笑) ドラマの方では、殺人の被害者が憎まれる理由がぐぅ〜んとアップしているので、殺人が起こるほどの重い人間ドラマに更に重みを追加していたと思います。 逆に映画では、それなりに全員に動機がある状態にはなっているものの、どうも薄い感じがしてしまいました。読んでいませんが小説はきっと、各キャラクタをじっくり描いているパターンなのでしょう。もしも原作がまったくこの通りだとしたらショックです^^; それにしても、オールスターキャストでおなじみの映画版ポワロものなはずですが、これはちょっとショボい感じがしましたね。 容疑者が大勢いる中で大半が豪華さを感じさせないメンツなので(なのか?)、中尾彬や池波志乃が出てる並の当りの付け易さです(笑) |
ついにこの時が来てしまいました!>< シーズン8にしてファイナル・シーズン!いつも通りDVDーBOXを購入しての鑑賞でしたー ◆デスパレートな妻たち ファイナル・シーズン(Desperate Housewives season 8)2012年 ずっと好きで過去シーズンも繰り返し観てるし、いつも新シリーズを心待ちにしてきたんですが、実は個人的にはシーズン7を観ている時にフと「これ、もういいなぁ・・・」なんて思う時もあったりして^^;なので、シーズン8で終了というのは私にはちょうど良い頃合いでした。 もちろん、自分の知り合いみたいに思えるほど親しんできたキャラクタたちに会えなくなってしまうのは、もの凄ーく寂しいんですけどね。 今シーズンはファイナルということで、やはり "まとめ" に入ってる感じはありましたね。いつも通り、前シーズンの最後に残された "問題" を抱えての始まりで、最後までこれがメインになっていました。 主人公である4人の主婦全員で秘密を共有、しかも事が事なだけに配偶者へも話せず...という崖っぷちっぷり。事件が重すぎる上に、各家庭の問題も重いものが多いため、全体に重いムードに支配されてましたねー。いつもはもっとギャビーかブリー辺りが笑いをもたらしてくれる部分も多かったように思いますが、それもかなり少なめだったかな。 最近わたし、どうも気分が沈みっぱなしなんだけど、なんかイヤなことでもあったんだっけ??なんてことを時々考える日々が続いたんですが、明らかに原因はこれですね^^;毎夜毎夜この気の滅入るドラマに釘付けになって、そのまま引きずっていたんですよ。影響を受けやすいもので。 実家から巣立っていた子供たちが(当然問題を携えて)帰省したり、過去に通りを去った人物が突然舞い戻ったりと、久しぶりなゲストの登場が楽しかったりもしましたね。 そして最後の、ウィステリアレーンを見守る死者たちが現れるシーンでは少し胸がつまりました。こんなに死んでたかぁー・・・って感じですが。それで今回そこに揃った面子を見て、大人の事情なんかを想像しちゃう私って・・・(笑) すぐ記憶から消えたカルロスの元上司とかまで居るのにイーディやビクター・ラングが居ないとか、ねぇ。ま、アイダ・グリーンバーグとかも居なかったし、普通にスケジュールの都合かもしれませんけどー^^ ところで最近気づいたんですが、なにげに私、ポーターとプレストン・スカーボがお気に入りです。小さい頃じゃなく、大きくなってからの方^^ もちろんあぁいう子たちの面倒をみたいとは思えませんが、見てる分には可愛いじゃないですか。毎度2人でいい動きや表情、絶妙な間合いの掛け合いで(双子ならではの?)素晴らしいコンビネーションを披露してくれる所がたまりません!何があってもつい顔がほころんじゃう♪ 見た目的にはMJがい〜かな〜♪ ま、とにかく8シーズンだいたい飽きることなく楽しませてもらいました! ツッコミどころもたまーにあったりはしましたが、名作ドラマの一つだったと思います。 これからも、何度も何度もDVDで楽しんでいきたいと思います! |
夫と一緒に見ようと買って保管してあったDVDを、夫の誕生日に観ましたー。ハッピーバースデー! ◆マチェーテ(Machete)2010年 監督:イーサン・マニキス、ロバート・ロドリゲス
テキサスでその日暮らしをしているメキシコの元連邦捜査官マチェーテは、不法移民の弾圧を目論む悪徳議員マクラフリンの暗殺を依頼されるが・・・ という、バイオレンス・アクション映画です。 タランティーノ&ロドリゲスでB級映画へのオマージュとして作られた、2007年の二本立て映画「グラインドハウス」。その中だけのフェイク予告編の1つだった「マチェーテ」の独立長編映画化版です。要は、存在しない映画だったはずが実際に作られた、ということですね。2013年には続編まで作られました。 マチェーテ(デカい "なた" みたいな刃物)を振り回して、笑えるくらいにスパスパと人の頭を切り落とすマチェーテ(人名)。コワモテのダニー・トレホが演じるこの人、こう見えてワルモンじゃありません^^それどころか紳士っぷりとお茶目っぷりで美女にモテモテだったりするのでビックリです。 分かってて観てるんですが、全編を覆うB級色がたまらなくオモシロかったですねー。そしてどこまでもB級なのにデ・ニーロなど豪華出演者陣が嬉々として活躍しているのも見どころ。 しかもバイオレンスは無茶苦茶やりよるな〜ってくらいなのに、ストーリーはワリと真面目なトコロを扱ってるので若干反応に困ったりして^^; そんなことより、初めて見た時には「あんま見たくない顔だよね」だったダニー・トレホにもすっかり慣れて、こんな役ではなんだかカッコ良く見えちゃったりしてるし。 |
先週、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが主宰する hitRECord から発売の『hitRECorderly』シリーズ(全4作)の第4弾が届きました!
(画像は #3 より) そして今回は2012年に行われたツアーのメモリアルノート+ポストカードセット、音楽、映像、再生機に繋ぐ用のケーブル、&オマケのペン、という(文字で書いてみると 笑)ちょっと豪華風♪ もちろん毎回ついてくる RECボタンバッヂも^^(このシリーズ以外の購入商品にもついてくるので、ナニゲに結構たまってきた♪) 1作ごとに形態を変えて楽しませてくれるのがいいですねー! そしてもちろん、それぞれの作品も美しい!!当然、ジョーも作品に参加している!ということもファンとして嬉しいですけれど、そうでなくても無名のアーティストか...などと油断のできないステキな作品が色々と楽しめています。実際、作品それぞれのクオリティが高いのかどうかまでは私には分かりませんが、普通に自分の好みの音楽や好みの映像などもいくつもありましたよ^^ 音楽はメジャー感のない心地よいインディ・ポップ系が多いですね。映像やイラストは可愛いポップな感じからダークなものまで様々。実はストアで販売されているポストカードセットも買っちゃいました。 とにかく、このシリーズに限りませんが、「こんなに才能のある人々を埋もれさせておくのは勿体ない!オレを踏み台にして表へ出よ!」というジョーの心意気も素晴らしいですよねー^^ この「hitRECorderly」シリーズはこれで完結したはずですが、オープンコラボ自体は常にサイトで行われていますし、次々と形になってリリースされていますから、イラスト、映像、音楽、文章など、アート系の才能をお持ちの方はどんどん参加するといいですよ! 私にも何かあったらなー・・・ |
アルトゥル・シュニッツラーという方の戯曲『輪舞』の3度目の映画化作品とのことです。 ジュード・ロウが出てるというので、録画して見てみましたー。 ◆360(360)2011年 監督:フェルナンド・メイレレス
出張先のウィーンでコールガールと待ち合わせる会社役員の男。彼の妻はロンドンでブラジル人写真家と不倫。その写真家の恋人は愛想をつかしてブラジルへ去る。彼女はその道中、失踪した娘を探すイギリス人男性と知り合い・・・ などなど。 ウィーンから始まり、パリ、ロンドン、コロラドを経て、パリ、ウィーンへと繋がっていく人々の、それぞれの運命の分かれ道を描いた群像劇です。 一度きりの人生、時には悩まず思い切った選択をしてみようよ(それが絶対上手く行くとは言わないけどね)といった感じのお話でしょうか。 とりあえず Amazon に記載されている(というかおそらくDVDジャケに書かれているのでしょうが)「予測できない結末へと導く魅惑的サスペンス」というのは、なんか違う気が・・・^^; 雰囲気はいいのですが、あんまり盛り上がらない感じでしたねー。 一部には有名俳優も登場するものの、群像劇的な華に欠けるというか、パンチに欠けるというか。 それぞれのエピソードは普通にいい感じですが、よくある派手な群像劇を期待して観るには刺激が足りず、ぬる〜い印象に終わるかもしれません。 しかし終盤に爽やかな後味を残してくれたところはポイント高いですね♪ 映画鑑賞において 「オモロイ!ヾ(≧▽≦)ノ」 以外の感情を大きく揺さぶられることをあんまり求めない私にとっては、ゆったり安心して楽しめる映画でした。まるですんごいツマンナイかのような書き方をしましたけど、個人的には結構気に入ってます!結局何度も繰り返して観ちゃうのって、こういう映画なんですよねー^^ |
先日、テレビの「しゃべくり007」で、くりぃむしちゅー有田氏がある小説を紹介してました。 一度通して読んだ際には特に感動もなく「ふーん」で終わった本。しかしその後、なんとなく何かがモヤモヤと残ってることに気付いた彼は、もう一度はじめからページをめくります。すると「うぉー!!なんじゃこりゃ!すンげー!!」と大興奮することに!結局「最高傑作のミステリだ!」という感想となったそうです。 これを聞いてすごく面白そう!と思ったし、読んでみたい!って気がしたんですけどもー、多分この話を聞いてしまった時点で、もう彼と同じようには楽しめないんですよね。どうしても、冒頭になにか秘密があるのかな?と意識して読んでしまうので。 *画像は有田氏紹介の小説とは関係ありません。 でも、恐らくこの小説の面白さの大半は "そこ" なので、「これ面白いから読んでみてよ!」と人に薦めたい時には、どうしても "そこ" を伝えなければ興味を引けないじゃないですか?ものすごくジレンマですよねー。 例えば映画や小説の「衝撃の大どんでん返し!!」とか。もちろんそれが売りでしょうし、それがどんなに衝撃的なんだろう?という所に興味を持って観る/読むことになりますが、どんでん返しがあるということ自体を知らない方が楽しめるに決まってますよね。 あ、これ、批判じゃないんですよ! 「そういえば私、こういう事で迷っちゃって面白かった映画や本を上手くお薦めできないよぉ!とよく悩むんだよねー・・・」ってことを、思い出したという話ね。 悩んだ挙句に、諦めて面白い部分を言っちゃうこともしばしばなんですが... 2007年の映画「ダイアナの選択」もその類いだったので、観たと日記には書いたけど、内容については結局何も書かなかったんですよ。 こういうのを上手く紹介できるようになれたらなーと、いつも思ってはいます。 が、どんな風にするのが正解なのかが分からないのです^^; |
ヌーヴェルヴァーグの映画作家、アラン・レネによる2009年作です。アラン・レネという監督さんは、全然なじみがありませんでしたが、現代の作品なのでチャレンジしてみましたー。 ◆風にそよぐ草(Les Herbes Folles)2009年 監督:アラン・レネ
ひったくりの被害に遭った中年女と、その犯人によって捨てられた彼女の財布を拾った妻子孫持ちの男。 財布に入っていた持ち主の顔写真を見て一目惚れした60歳近い彼は、お礼の電話をかけてきた彼女に会いたいと申し出るが・・・ という、オトナの恋愛系でしょうか。しかし何と言うか・・・どう見たらよいのか分からないですね^^; 笑っといたら良いのか大真面目なのか・・・。 しつこく言い寄ってきて迷惑だった男がいざ引いてみると寂しくなっちゃう、というのは分からなくはないですし、恋愛物語としてはありそうな感じではありますが、それ以前に私の常識の中では考えられない動きをする登場人物たちが理解できなくて・・・。 そもそももしかして、"オトナの恋愛" と思ったところから間違ってるんでしょうか?だってこれがオトナのすることかと言ったら、絶対違いますしねぇ。 主人公男性の登場時からたまに入れられている妄想のようなモノと、それを「いや、何言ってんだオレ」と自分で否定するクダリ、それに加え彼の妻の対応から、もしかして彼は過去に何かあって、少し心の病を患っている人なんだろうか?そんな事情があるというのなら... と思いながら観ていたのですが、最後までそんな話にはならず。うーん・・・やっぱり解りませーん。 もう一度よく観てみる気にも特になれず。とにかくヒロイン、マルグリットを演じたサビーヌ・アゼマという女優さん(監督の妻らしい)に魅力を感じられなかったことも一因ですね。相手の男性ジョルジュを演じたアンドレ・デュソリエの方は好きなタイプだったのですが。 彼を調べてみると、過去にも見た人でした!これと同年の「ミックマック」はそういえば、という感じですが、それよりもずーっと昔の1972年作、「私のように美しい娘」で見て気になった人でした♪ 好きなタイプの人って、年をとってもやっぱり好きなタイプなんだなー^^ ↑の画像は「私のように美しい娘」と「ミックマック」より。 |