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- 2023.12.07 Thursday
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もう年末ですか・・・。年々早くなりますねぇ^^; 今年も一年、応援を頂きましてありがとうございました! また来年もお付き合い頂けましたら嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます♪ さて、今年の私の収穫です。例年通り今年も新作は(ほぼ)観ておりませんので、映画チャンネルで今年初めて観た旧作から5作。 【戦争より愛のカンケイ】(2010年) 出演者は全然知らなかったフランス映画でラヴコメっぽいタイトルだけで観ましたが、思いのほか良かったんですよね!重い歴史的問題をがっつり扱っているけれどしっかりラヴコメで、暗くなりそうでそうでもない絶妙なバランスが素晴らしくて大好きな作品でした! 【おとなのけんか】(2011年) ポランスキー監督&オスカー俳優陣による、室内会話劇。特に話に発展があるわけじゃないのにテンポがいいのが良いですね。オトナ同士、冷静に冷静にと思っていてもだんだん本性が出てきちゃう感じや、おかしな展開などずーっと面白かったです。皮肉なラストも好みでした^^ 【ヒトラーの贋札】(2007年) 実際に現場を体験した生還者による手記を元にした、強制収容所内でのドラマです。タイトルにヒトラーと付いてる時点で普通は観ない位ですが、これは観て良かったですねー!辛い場面もありますが、スリリングなドラマが楽しめるエンタメ作品で、いい意味で裏切られました。 【フォロー・ミー】(1972年) ミア・ファローが見たことないくらい可愛らしい、ロンドンが舞台の夫婦間ラヴコメです。多くの方がDVD化を希望なさっていたというだけあって、本当にロマンティックでキュートな映画でした!こういう名作は見逃せませんね。コミカル部分を担っていたトポルという方も収穫です。 【宇宙人ポール】(2010年) 宇宙人が出てくるSFは...やはり通常は観ようとは思わないのですが、これは好きでしたねー。爆笑の連続ではなかったと思いますが、ペッグ&フロストの仲良しコンビ、そして宇宙人のポールのおっさん振りに完全にノックアウトされました!オマケにベイトマンまで出てるしぃー♪ あとは、まだ入れちゃいけないような気がしてリストには選出しませんでしたが、「Night Train to Lisbon」(Nachtzug nach Lissabon)もやっぱり大好きです!原作も合わせてハマりましたね♪ はやく日本でも公開されないかなー!
■2014/1/7追記(埋め込み) 投稿 by どこかでなにかしらしています. ドイツ語学習は今も続けています。まだ身になってるとはとても言えませんけども^^; とにかく私の目標は「映画のドイツ語字幕が解るようになること」ですから、自分で話したり書いたりできるほどちゃんと文法を覚えられなくてもOKだし!正しく綴れなくてもOKだし!と自分を甘やかしながらなんとかやってますよ。ただ、語彙をとにかく増やさないとなんともなりませんからねぇー・・・。 ということで、ブログの端に1日1単語表示される blogパーツを設置したわけです。(気づいた人いる?) これがなかなか良くて、多少は(笑)覚えて行けてるんですよ。カレンダーで過去に戻って復習もできるし、発音も聴けるし。あ、別に怪しい宣伝ではないですよ^^;blogパーツの使用は無料ですしね。 とにかく今はドイツ語の勉強を楽しんでいますという話。一人でやっていると試験や宿題といった期限がないので、完全に自分のペースでできるのがいいですね。ま、甘やかし放題になりますけど。 それにしても「ダウントン・アビー」の国内盤DVDが出ませんねぇ。「The Tudors」もそうでしたが、あの辺はシリーズ全てが終わるまで出さない方針なんでしょうかね? シーズン3は、来年1月27日からスターチャンネルで放送スタートだそうです。楽しみ〜☆ 「名探偵ポワロ ニューシーズン」は本国ではラストの「カーテン」まで放送が終わったはずですから、DVDの発売も近いでしょうけども。・・・こちらは寂しくて仕方ないですね。楽しみですが、最期など見たくないよぉ〜って感じも^^; ということで、長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。 みなさま、良いお年をお迎えくださいませ〜 |
元々はこの映画は私としてはユアン・マクレガーが目当てながら、ずっと「ま、そのうち」でスルーし続けてきてたのですが、それはあながち間違いじゃなかったですね。彼、一瞬ステキキャラっぽく登場するも、すぐに失墜するどうでもいいキャラでした^^; でもこの映画自体は楽しかったですよ!! ◆Emma エマ(Emma)1996年 監督:ダグラス・マクグラス 原作:ジェイン・オースティン「エマ」
19世紀イギリス。恋のキューピッドを気取るエマを中心に、あちらこちらで恋愛話が湧き上がる話です。 誰が誰と??とワクワクする感じもありますが、着地点がまぁまぁ見え見えなので安心して観られましたね。こういうのは見え見えで良いんですよ。逆に結末で期待を裏切られたらムキー!!ってなると思う。ウン。 21歳のお嬢様エマは、解ってるつもりでもまだまだ未熟。 若いものぉ・・・しょーがないわよねぇ、と見守ってあげられれば軽く楽しむことができる話ですが、いかんせん未熟な面が目立つので、どうも好きになれないという感想になってもおかしくない感じではあります。 個人的には自分もいまだ未熟っぷりが半端ないので(立場は全く違いますが)他人事とは思えず、学ぶ気満々で眺めておりました。 彼女は地位の高い家柄に育った美しく華やかな女性であり、常に社交界でチヤホヤされて生きているからか、若干世間知らずなところや傲慢なところなどもありました。 しかし元家庭教師や義兄のナイトリー氏など悪いところをしっかりたしなめてくれる存在に恵まれていて、彼女もそれらを素直に受け入れる性格であるため、家柄や職業で人を見るなど気になる点が見え隠れしても、憎めないキャラになっているように思いました。親友ハリエットの幸せを心から願っているのもよくわかりますしね。 ・・・ていうか、若く美しいグウィネスが可愛らしく演じているんですよねー。とても良かったですよ。 エマの親友ハリエットは、イケてるエマがアレコレ世話を焼きたくなるのもわかる気がするくらいイマイチ洗練されない印象の女性ですが、演じたのがトニ・コレットというのがなんかショックでした^^; 彼女、こういうの全然似合わないですねぇ。細身で小顔のグウィネスといつも一緒にいるのを見てると、ホントに可哀想になってきちゃいました>< いかにも自信がなーい感じの女性を上手く演じていたとは思うんですけど・・・。 エマの母親代わり的な存在だった元家庭教師を演じたグレタ・スカッキは、キリっと美しく、エマに心から慕われ指導する立場の大人の女性というステキな役にピッタリでした。 もう一つショックだったのは、ナイトリー氏を演じたジェレミー・ノーサム。すんごいゴージャスじゃないですか!!!どうも私、これまで彼を軽視し過ぎだったようですね。役のカッコ良さのお陰だとは思いますが、こんなステキな感じだったとは・・・。ショックって変だけど、ショックだったんですよ^^; その他、なんか得体の知れないまま消えていったポリー・ウォーカー、いい人を装っていても腹黒さが透けて見えるアラン・カミングなど。 個人的には知ってる顔が多かったので特に問題は無しでしたが、登場人物の相関図がややゴチャっとしてたかもしれません。でも、各キャラクターそれぞれ個性的だったので、話が解りにくいほどではなかったと思います。 観て良かったです♪ 人気が無いのか知りませんが、blu-rayも安くなっているので、買ってもいいかなーと考え中。ewan |
他の映画の予約の時間を間違えて、偶然録画しちゃった映画です。再生してみたらタイトルすら聞き覚えのない映画でガッカリしたわけですが、すぐに「ウィリアム・ワイラー監督」の文字を発見!んじゃあちょっと観てみるか、と^^ ◆必死の逃亡者(The Desperate Hours)1955年 監督:ウィリアム・ワイラー
ワイラーって、大好きな「ローマの休日」「おしゃれ泥棒」「噂の二人」の人ですよねー^^ とある家族のワイワイした朝食風景から始まるこの映画も、期待通り感じ良く観られそうじゃないのぉー♪とサクっと入って行けたわけですが、タイトルからしてお気楽モノじゃないですもんね。軽い感じを期待しちゃダメなヤツでした。 ハンフリー・ボガート率いる3人の脱獄囚に家を占拠されてしまう、というサスペンスです。 ミッキー・ロークの「逃亡者」はこれのリメイクだそうですね。私はそちらも観てませんが。 前半は、大変なことになって怯えてはいる様子ではあるんですが、どこか緊張感に欠けるように見える家族が不思議な感じでした。しかし後半にはなんだかんだドキドキさせられましたね。 まぁ面白かったですよ^^ 一番最後のパパの手招きがお気に入りです。 しかしハンフリー・ボガートって興味ないんですよねぇ...。 ここでは冷酷な犯罪者役です。ニヒルで時に暴力的ではあっても、どこか品が良いような紳士的なような感じなので、なんとなく安心して観ちゃってました。 犯罪者でも暴力だけでなく頭が使える風となると、わりとカッコ良く見えたりするのがタチが悪いですねー。その辺の関係で、彼もなんとなく魅力的に感じてしまいましたよ。 ま、やはり今後もわざわざ彼目当てで何か観ようと思う事はないでしょうけども^^; |
安くなったDVDを買っちゃいました^^DVDなのにVHSみたいな画質でビックリしました>< ◆ビーバス&バットヘッド Do America(1996年) ナゼ今これかって?いや、ナゼも何も突然無性にってヤツですよ。当時観て気に入っていたけど、買ってなかったんですよね。 昔から好きなんですよぉ・・・このアホでしょーがないコンビが。ま、人さまにお薦めはできませんけどね。言うことやること全て、う○こ、ち○こレベルですから^^ 現在では「26世紀青年」や「シンディにおまかせ」など、映画の監督・脚本家としても活躍しているマイク・ジャッジによるTVアニメの劇場版です。 いつもは自宅か学校(彼らは14歳)とその近隣での騒動ですが、映画となればぐぅーんとスケールアップ!アメリカ横断の珍道中になっています。しかも、全米を揺るがす犯罪に巻き込まれて・・・という大袈裟な話に! しかし2人のレベルはもちろん変わりません。自分の名前も読めないほどのアホさと、危機に気づかないまま摺り抜けていく強運を引っさげて、全てを引掻き回しまくる様は圧巻!!やっぱり面白いです! 飛行機で乗り合わせたおばあちゃんがお気に入りです^^ まぁまぁ登場シーンのある犯罪者夫婦の声を担当したのは、ブルース・ウィリスとデミ・ムーア。2人の参加は知っていましたが、今回IMDbをチェックしたところ、グレッグ・キニア(クレジットなし)まで!!それは気付いてなかったー! 劇中でも使用されている、レッチリによるオハイオ・プレイヤーズ「愛のローラーコースター」のカバーも大好きで、今でもよく聴いています^^ |
ベルエポックと呼ばれる時代のパリ。50歳も近くなり、一人のお客と別れたことを機に引退した高級娼婦のレア。その後も優雅に暮らす彼女は、元同業のマダム・プルーから放蕩息子シェリの紳士教育を頼まれ、快諾するが・・・。 大人の恋愛ドラマです。 ◆わたしの可愛い人ーシェリ(Cheri)2009年
私はロリコン(じゃないか、なんて言うの??)じゃないから、レアに感情移入しにくかったのかしら?? ::以下一部、軽めのネタバレです:: 商売相手に恋をしないなど自制の術を完璧に身につけていたはずの自分が、いつしか20も年下のシェリを本気で愛してしまった!しかも長く続くわけがないと思っていたのに、6年も生活を共にしてきてしまった!!そんな時、シェリの母親からシェリの結婚話を聞かされ・・・人前では気丈に振る舞いながら内心狼狽してしまうわけですね。 うーん・・・ 本気になるつもりのなかった相手に本気になってしまう・・・。分からないわけじゃないんですよ?でも、いくらレアが美を保っているにしても、やはりピチピチの美青年と並べば枯れた感は目立ちますよ(-_-;) 私は多分、そこが気にならない人の気持ちが解らないんでしょうね。 挙句に自分を愛し続けてくれた相手は、結局のところは単なるマザコンですよね。教育係として至らなかったことを詫びる、というのはスマートな対応ですが、やはり痛々しくてちょっと・・・。 冒頭の、高級娼婦のラインナップ(歴史?)の紹介部分は、とても面白くて魅力的で、これからどんな華やかな世界が描かれるのかしらぁ♪とワクワクした分、本編で微妙にガッカリした感じです。(つまらなかった、というわけでは決してないのですけども。) 美しい元高級娼婦を演じたミシェル・ファイファーの衣装はステキで色々楽しめましたし、スタイルや立ち振る舞いも見事でした。彼女のお屋敷もステキでしたね^^ 相手役のルパート・フレンドは美しい感じではありましたが、個人的にはたまーに「おっ?♪」って瞬間もあった、って程度だったかな。あとフェリシティ・ジョーンズは、普通に現代の女の子を演じた方が個人的には好みだなー |
久しぶりにミラ・ジョヴォヴィッチなど観てみよっかな〜、と録画してみました。 SFやアクション系ではないようですし^^ ◆エターナル -奇蹟の出会い-(VYKRUTASY / LUCKY TROUBLE)2011年 監督:レヴァン・ガブリアーゼ
こういうの、好きですね〜!ちょっとおバカ風味のお気楽コメディ♪ 見え見えの伏線に見え見えの結末、ありえないミラクルなど、真面目に見ちゃうとバカバカしく思えちゃう話ですが、重いシリアスものは気分じゃないな〜って時に軽く楽しむのにいい感じ^^ ロシア映画ですが、映画の種類(国籍や監督など)の知識に乏しい私の印象としては、フレンチコメディを見てるような雰囲気に感じました♪ モスクワでの交通事故をきっかけに出逢ったスラヴァとナージャ。二人はすぐに恋に落ち結婚式の日取りも決まるが、スラヴァは一人戻った地元で、ひょんなことから大会出場前日の少年サッカーチームの監督にされてしまい、モスクワに戻れなくなってしまう。ナージャが待つモスクワの披露宴会場へ一刻も早く駆けつけるため、一回戦での敗退を狙ってヘナチョコチームを編成するが・・・ という話です。 全編通してラヴコメが薄っすらと下敷きになっていますが、話の中心となるのは、少年サッカーの話。 ストリートで悪さしていた孤児たちを拾ってテキトーに作ったチームながら、意図に反して少年達がやる気満々!その少年たちのプレイが見物です^^これっていわゆる、 ロシア版 少林サッカー!! ま、実際は「少林サッカー」ほどのデフォルメアクションではないですけども、サッカーとしてはありえないアクロバティックな技を駆使したスーパープレイを披露していて、ゲームシーンがかなり楽しめました! しかも、この不良少年たちがいい子なんですよね〜 自分のことしか考えてない情けない男スラヴァに、疑うことなく付いて行こうとする可愛い子たちなんですよ。(スラヴァの思惑通り)試合が難航すれば「監督、すいません」なんて落ち込んだりして!もぉ〜スラヴァ!!ばか!!・・・みたいになってきますよねー^^ その他の見どころは、ちょっとしたラヴコメで普通の可愛い女性を演じているミラ・ジョヴォヴィッチでしょう!しかもロシア語で演じています。最後に番外でミラの可愛らしい一面が収められていたのもいいですね^^ミラのファンの方はチェックなさると良いわよ!と思いますが、"ミラの映画" だと思って観るとちょっと肩すかしかもしれませんのでお気を付けください。 エンドクレジットの文字の間を跳ね回るサッカーボールのアニメーションが可愛くて、クレジットは読めないのに最後まで楽しかったです。 |
ゲイ絡みの映画、2本立てです。 ◆あしたのパスタはアルデンテ(2010年) 家族の前でカミングアウトして勘当してもらい、家業を継ぐことから逃れて自由を手に入れようと考えたゲイの青年の前に、思わぬ障害が立ち塞がり・・・。 ほんわかムードのコメディタッチで、なんとなく楽しい感じの映画でしたね。 ひとの望む人生なんか送る必要はない。自分のしたいことをしましょうよ!というメッセージが好みでした^^ 主役のリッカルド・スカマルチョは先日「昼下がり、ローマの恋」でも見ましたが、まぁまぁ濃い系ですけど、見ているうちにちょっと好きになってきちゃうタイプですね。 ◆バッド・エデュケーション(2004年) こちらは何度もスルーしてきた映画でしたが、もっと早く観れば良かった...^^; 1980年、マドリード。若くして成功を収めていた映画監督のエンリケのもとに、少年時代の親友イグナシオが脚本を手に突然訪ねてきた。神学校時代の彼らの純粋な愛と、それを引き裂く悲劇が綴られていたその脚本に惹き込まれた彼は、映画化を決め・・・。 回想する実際の少年時代と、脚本の中の世界、そして今現在という3つの世界が上手に紡がれていく、面白い映画でした^^ 少年が愛する少年を守るために自らの身体を差し出しすなど、見たくないシーンもあるわけですが、実際の映像にはされていなくてホッとしました。大人同士の絡みは多少ありましたが、あまり生々しい印象はなく、全然ヘッチャラって感じでしたし。(個人の感覚次第です。) 内容も好みでしたが、とにかく主演の2人が見た目に魅力的で良かったですね♪ ガエル・ガルシア・ベルナルはいつ見てもいい男ですよね〜!ここでは劇中劇で演じたドラァグクイーン姿もなかなか素敵でした。監督役のフェレ・マルティネスという方は私は初めてでしたが、微妙に気になるタイプでした。(多分ここだけ) |
お薦めを頂いてすごく気になっていたこの映画が、やっと放送されました! 主題歌がとても印象に残る、可愛らしい映画でした♪すぐに気に入りましたよ^^ ◆フォロー・ミー(Follow Me!)1972年 監督:キャロル・リード
雰囲気も語り口も好みのステキな映画で、とても楽しめました! 何がいいって、ミア・ファローでしょう!私のイメージする彼女は、とにかく幸の薄そうな顔や雰囲気で、楽しいシーンでもなんとなくブルーに見えてしまうところがあった(そんな役の作品しか見ていなかった...)んですが、ここでの彼女は違いました。不安、怯えなどの表情もちょくちょくありますが、全編に渡ってとにかくキュート♪ こんな可愛らしいミアは初めて見ました。益々好きになりましたよ! 上流階級出身の会計士チャールズは、一人で出歩く妻ベリンダの行動に不信を抱き、私立探偵に尾行を依頼するが・・・ という、夫婦のあり方を扱ったロマンティックなラブストーリーです。 育ちの良い男ながら親や友人の勧める育ちの良い娘たちとの結婚を考えられずにいたチャールズは、一ヶ所に落ち着いていられず旅を繰り返してきたアメリカ出身のヒッピー風女子ベリンダと知り合い、瞬く間に恋に落ち結婚。そんな夫婦にどんな問題が起き、どんな風に絆を取り戻せるのか・・・という所から思わぬ展開に進んでいく面白いお話です。 結果として間を取り持つこととなった探偵のコミカルで憎めないキャラがいいですね〜。 実は最初は少しイラっとしましたが、少しずつ面白くなっていき、彼の役割がわかったら好きになりました♪ 恋愛中の二人の関係をずっと保っていけたら良いなぁーと考えている人って多いでしょうか?私はかなりそのタイプなんですが。 しかし生活をしていればどうしても、夫の役目/妻の役目を果たすということが必要な場面もあり、恋愛中のカップルの雰囲気ではいられないのが実際のところですよね。それ以前に、結婚生活が長くなってくれば、お互い年もとってきますし、なかなか...。 でもたまに、相手のどこが好きで結婚したのかを思い出してみると、新鮮な発見があるかもしれません。相手を自分の価値観に無理やり嵌め込もうとしていないか、相手を一人の人間として見ることを忘れていないか、二人の関係は対等になっているか、など反省点も出てくる可能性もありますね。特別なことをする必要はありませんが、お互いに楽しく暮らせるような気遣いを忘れないようにすることが大切ですね。 それから、無言のデートまがいのシーンの数々で巡るハイドパークやハンプトンコートの迷路ほか、ロンドン観光が楽しいですね☆ 得体の知れない男に付きまとわれるというだいぶヤバい状況ですが、こんな風に楽しめてしまう二人のキャラがとても魅力的です。 一方、探偵を雇った夫は堅物でやたらピリピリしている男でしたが、雰囲気や一部眼差しなんかが私のお気に入りの「いつも2人で」のアルバート・フィニーを連想させる感じで(状況もなんとなく似てるし)、わりと好きでしたね^^ これは時々見たくなる類のステキ映画でした♪ DVDを買おうと思います^^ [メモ] ベリンダが観ていた、鎖をブンブン振り回す吸血鬼の映画が笑えました。あれは本当の映画でしょうかね? |