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- 2023.12.07 Thursday
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ここんとこなんだかスターチャンネルのワナにハマって、ジェイソン・シーゲルを続けざまに観てる感じがしますが、特に大ファンじゃないんですよ?もちろん、好きで見てはいるんですけど。でも大ファンってわけじゃないんですよ?別に強調しなくていいの?^^; ◆ザ・マペッツ(The Muppets)2011年 監督:ジェームズ・ボビン 脚本:ジェイソン・シーゲル、ニコラス・ストーラー
スモールタウンで育った、ジェイソン・シーゲル演じるゲイリーとマペットのウォルターは仲良し兄弟。ゲイリーは恋人とのLA旅行に、マペット・ショーの熱狂的ファンであるウォルターを誘い、マペット・スタジオへ。しかし見るからに寂びれたマペット・スタジオは石油王に買い取られ、取り壊されると知った彼らは、スタジオを取り返すべく "ザ・マペッツ" のカリスマ・カエルのカーミットを探し出し、伝説の "ザ・マペッツ" の再結成を提案し・・・ という楽しく華やかなショービズ界の復活物語です♪ ジェイソン・シーゲルとマペットが一緒に育った兄弟、という話から始まります。どうなってんの???と思いましたが、いつまで経ってもなんの説明もないので、「人間とマペットの間に隔たり無しという世界なんだ」と理解するしかなかったですね^^ 「トイストーリー」などのような関係でもなく、マペットも人間と同じ生活をし、普通に当たり前に会話もするという世界です。
その他、ザ・マペッツの元メンバーが所属するバンドにさりげなくデイヴ・グロールが居たり、急にスゴい地味にジョン・クラシンスキーが居たりなどなど、それぞれその人らしい感じに登場するのが面白かったです。とりわけ、ケン・チョンの使い方がお気に入り♪ いい感じに楽しかったですよ^^ |
ライアン・ゴズリングが見るからにカッコ良さそうなので、ちょっと楽しみにしていました。でもまぁ、車関係には興味のない私ですので、タイトルから内容には期待せずに^^ ◆ドライヴ(Drive)2011年 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
「ドライヴ」というタイトルでバカテクドライバーが主人公の映画ですが、派手なカーアクションで盛り上げるタイプじゃないことは、冒頭のくだりでわかりました。それがもぉ素晴らしくステキなんですよ! 自動車修理工であり、映画のカー・スタントマンとしても活躍するほどのドライヴィングテクニックを持つ彼は、実は裏では強盗犯の逃がし屋も請負っています。 確かな運転技術に加え、警察の無線を傍受し冷静にルートを判断、時には隠れて追跡をやり過ごすなど、映画のスタントと現実の違いをちゃんと区別していて、自分のカッコ良さに酔ったりせず(笑)ホントに華麗でスマート! そんな彼が同じアパートに暮らす女性に一目惚れし、うっすらと漂う程度の恋愛モードに入って行きますが、彼女にはもうすぐ刑務所から出所する夫がいて・・・。 彼がどこから来てどこに行くのかなどどうでもいいのかもしれませんが、あそこまで無表情で黙っていられると、観ていてどうも「で、何者なんだ?君は」と不信感が募ってしまって、ちゃんと集中できなかった気がします^^; 個人的には冒頭のシーンが一番良かったですね。あとはエレベータのシーン。ロマンス、緊張感、そして突如顕した凶暴性!容赦ないヴァイオレンス描写が大変面白かったです。 |
海外盤のDVDを買ったので、画像を差し替えました! 思いっきりアウグスト鑑賞仕様ですけど♪(2013/11/21) アウグスト・ディール出演のドイツ=スイス=ポルトガル映画です。 主演はジェレミー・アイアンズ。その他キャストも豪華! この映画はきっと日本へも来ると思いますが(希望!)、online でフル公開されてたので遠慮なく観させて貰っちゃいました。全編会話は英語(+怪しげな(笑)英語字幕)でした。 イギリス人以外の俳優さんたちの英語が随分なまりがキツい中、アウグストはそれほどでもない感じがしました。本人の声なのかが怪しい「詩人、愛の告白」とは違い、これは彼自身の声だと思います♪勢い余って "are" がすんごい巻き舌になるのがカワイー♥ ◆Night Train to Lisbon(2013年)監督:ビレ・アウグスト 原作:パスカル・メルシエ「リスボンへの夜行列車」
スイス、ベルン。古典文献学の教師グレゴリウスは、あることをきっかけにアマデウ・デ・プラドなる作家の著作を手に入れる。その本に心揺さぶられたグレゴリウスは本の間から15分後に出発する列車の切符を発見。何かに取り憑かれたかのようにリスボン行きの夜行列車に飛び乗り、本の著者アマデウを訪ねることに・・・。 アマデウに魅せられ、それまでの生活を投げ売って彼の足取りを追うことにしたグレゴリウスを演じたのはジェレミー・アイアンズ。この枯れたジェレミーがたまらなく素敵なんですよぉ〜!!ジェレミー・アイアンズは素敵な人だとは思っていましたが、観ててここまで目がハートになったのは初めて!多少退屈な男でもいい!こんな感じで傍にいて欲し〜!! さて、この映画!とても素敵ですよー^^ジワジワと引き込まれる、大人向けのミステリ映画といった感じ。ロケ地もとてもステキで、リスボンいいじゃん!!と憧れること必至♪ 物語は、アマデウがどんな人物で彼に何があったのかをたどるため、関係者を訪ね回って彼の人生を探るという、ちょっとミステリアスで引き込まれるものでした。観てると「なんとまぁ都合のよい偶然に恵まれること!」と思える部分もたま〜にあるんですが、そんなことに引っかかってしまっていては勿体無い気がします。 ・・・て、自分が引っかかったから言うんですけども(笑) 原作の本は既に日本語で発売されているので、Amazon であらすじをチェックしたところ「哲学小説」なんて表現が。なにやら小難しそうに感じますが、哲学小説なのは劇中に出て来たアマデウの著作で、この物語自体は難しく構えて挑む必要はなさそうです。ま、本は読んでませんからわかりませんが、とにかく映画の方ではそういう印象はほとんどなかったですね。主人公が人生を考える、といった意味では哲学系なのかわかりませんが。 【読みました!】 で、肝心のアウグスト・ディールは、回想の中に出てくるアマデウの親友ジョルジェの若い頃を演じていました。アウグストの演技はいつも通り素晴らしい(セツナイのよぉ〜><)のですが、残念ながら出番が少なく、アマデウの人生に大きく関わった重要人物のわりに、あまり印象に残らない役だったような気がします。 いつも可愛いメラニー・ロランも共演♪ なんと、ほ〜んの一瞬ベッドでアウグストがメラニーに乗っかってましたよ!しかし彼女が心ここに在らず...というか、別の男を想っちゃってることに気付いてブーたれてしまうという...^^; ホントに一瞬でシーツかぶったまま離れたんで、どちらの裸も見えませんしほとんど何もしてませんけども(笑) とにかく今回は観にくい環境であまり集中できずに観たので、内容に関して誤解もあるかもしれません。日本で発売(公開)された際にまた、日本語字幕付きでじっくり観たいと思います。 ::2013/11/21追記:: とりあえずドイツ盤のDVDを買って、もう一度観ました^^ちょっと面白いことに気がつきましたよ。 グレゴリウスが訪ねるアマデウの友人の一人ジョルジェを演じているのはブルーノ・ガンツで、若き日の彼を演じているのがアウグスト・ディール。で、ブルーノ・ガンツの顔を見ていて「ん?」と思ったんですよ。 私はこれまで彼の顔をマジマジと見たことがなかったので画像検索して確認もしましたが、ツルっと綺麗な白いお顔ですよね?しかし年老いたジョルジェの顔に、アウグストみたいなホクロを多数発見! ブルーノ氏がアウグスト仕様にメイクしてるんですよね?!凄いこだわり!面白いですねー^^ ::2014/5/26 埋め込み:: 投稿 by どこかでなにかしらしています. diehl |
実在のカップルの実話を基ににしたラブストーリーだそうです。チャニング・テイタム主演です。 今年のハリウッド男優長者番付2位というニュースを見て、これまで名前しか知らなかった彼をチェックしてみることに^^ ◆君への誓い(The Vow)2012年 監督:マイケル・スーシー
幸せな新婚生活を送っていたレオとペイジ。そんな矢先2人は自動車事故に遭い、ペイジはレオと出会って以降の記憶を失ってしまう。夫であるレオの顔すら知らないし、元婚約者ジェレミーと別れた記憶さえなく・・・。 ペイジを深く愛し続けているレオは、当然ペイジの愛を取り戻そうと献身的に尽くすわけですが、それがまぁ可哀想で可哀想で。これはキツいですよねー。夫なのに「誰?」と言われ、2人の自宅へ連れ帰りたくても「なんで?」状態。彼女の記憶が戻るかどうかもわからない。どうすりゃいいのか・・・。 ペイジの気持ちになれば、そりゃぁ怖いですよ。自分の最後の記憶の時点までしか自分は生きてないつもりな中、突然自分の未来を予言されたような感覚ですもん。信じられるわけがない。しかし映像などの証拠もあり、どうやらホントなのは間違いない。でも知らない人といきなり夫婦として一緒に暮らすなんてねぇ^^; そんな状況を幸いとばかりにペイジの両親は、親の知らない所で勝手に夫となっていたレオをよく思っていないこともあり、娘を連れ帰る方向でレオにとっての妨害を画策。 もう「戻る」という意識でないペイジを「戻す」には、恋に落ちる初めからやり直すしかない。実際レオもそう考えるわけですが、恋というのはタイミングだったりその時の周囲の状況だったり、本人も意識してないような小さな言葉やしぐさがきっかけって場合もあるでしょうから、「もう一度」というのもなかなか難しそうです。 最終的に『新たに積み重ねよう』という提案に持って行くのはわかりますが、そもそもこの『決定的瞬間の積み重ね』というもの自体がどうも私には浮いて見えました。過去の輝きを振り返る分には良いようですけど、どうもイマイチこの物語に溶け込んでいなかったような・・・。 で、今回初めて見たチャニング・テイタムは、次から彼の名前で避けてしまうかもしれないくらい、見た目も演技も私は全然好きじゃなかったですね、残念ながら。あの人は...レスラーとかじゃないですよね?首鍛え過ぎじゃないスか?^^; 逆にレイチェル・マクアダムスはこれまでも可愛いとは思っていたけど、今まで見たどの映画の彼女よりも可愛く見えました♪それだけでも見た価値アリでした!・・・って、別にダメな映画じゃないですけども。 |
アガサ・クリスティの小説の映画化作品とのことで気になって録画してみたところ、メルヴィル・プポーが主演でした!ラッキー♪ ◆ゼロ時間の謎(L'heure Zero)2007年 監督:パスカル・トマ、原作:アガサ・クリスティ「ゼロ時間へ」
テニスプレイヤーのギョームは、新妻を連れてブルゴーニュ地方の海辺にある大金持ちの叔母の屋敷に出掛けるが、そこにはギョームの前妻も招待されており、新妻と前妻の間はピリピリムード。そんな中、屋敷で殺人事件が起きて・・・という、ミステリです。 原作は未読ですが、この映画を観て「原作もこうなのか??」という興味がわいたので、近いうちに読んでみようと思いました。 冒頭で、タイトルにある「ゼロ時間」という概念についての説明があります。 推理小説は大抵どれも殺人が起きたところから始まるけれど、実際は殺人が起きるまでにドラマがあり殺人はその結果。そしてその殺人の時点がゼロ時間である。 というものですが、この物語の中でその「ゼロ時間」というキーワードが活かされていたのかどうかは疑問でした。 本来は、クリスティらしい濃密な人間ドラマが展開された末に殺人発生(ゼロ時間)、という筋書きであるべきということなんじゃないですかね?ところが、如何にもゴタゴタしそうな3人の状況は気になるものの、その周辺にポツポツと存在する "ちょっとした"(程度にしか見えない) 人間関係なども含め、殺人が起きるんじゃないか?と思えるような不穏な空気も大して見えず、ドラマとしてはちょっと物足りない印象。 複雑に絡み合ってもつれる心理ドラマを展開してほしいところなのに、イマイチ薄くて盛り上がらず、挙句に結末にも納得しづらいという、残念な仕上がりでした。あの新妻のキャラは酷かったですしね〜。あまりにも盛り上がらないから賑やかしのために彼女にギャーギャー喚かせたのか?と勘ぐるくらい、ウザい女でしたねー。(ナタリー・バイの娘さんだそうです。)時代設定は、原作はもちろん今から何十年も前の話でしょうけど、映画では携帯電話もインターネットもある現代になっていました。別にそれがダメってわけじゃないですけど、古そうな立派なお屋敷の雰囲気もあることですし、元の時代のまま見せてもらった方が好みだったかも^^; けれど、そんなことどーでもいいっスね!メルヴィル・プポーがおぼっちゃまなんですよ!!そ〜よね〜♪この人って、おぼっちゃまだわ!!お上品でスマートな振る舞い!そしてテニスで負けても爽やか!殺人の嫌疑が掛けられても爽やか!しかも爽やかなだけじゃない!う〜ん、ステキ過ぎるわぁ〜 そんな彼が見られただけで、あたしゃ大満足でござる〜♪るるる〜 |
すいません、最近映画観てもサッと記事を書く体制に入れない感じになってまして・・・って、ただ怠けてるだけなんですけど。良かったー!!って思ってるのに筆が進まないんですよね。 そのくせ、ど〜でもいい感想はちゃっかり記事に上がったりするので自分でもよく分からないんですが^^; 今回も3つ記録するうち、実は2つはかなり気に入った作品でした♪ ■ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜(The Help)2011年 1960年代アメリカ南部が舞台。上流の白人の屋敷でメイドとして働く黒人女性たちの立場に違和感を感じた一人の作家志望の白人女子が、メイドたちの証言を集めて本にすることを試みる話です。各賞でノミネート/受賞した作品でしたから期待していました。で、期待以上に楽しめましたよ♪ 人種差別問題を扱った話はイヤ〜な気分になるものだと決め付けてましたが、以前に原作のご感想を拝見した時に、「この話はそうではない」と確認済みだったので、安心して観始めました。 なるほど、これは素晴らしい。悪者側のボス的存在の白人女性はきっちりヤな女でありながら笑いの対象でもあり、同情の対象となるはずの黒人女性たちが勇気で対抗する。重くなりそうなテーマだし、実際ムムム...となる部分も色々出てきますが、暗くはなりません。とても上手い物語ですね^^ ■ダイアナの選択(The Life Before Her Eyes)2008年 ユマ・サーマンとエヴァン・レイチェル・ウッド主演のドラマです。 この映画は私、まっっったく知らなかったんですが、それが幸いしてとても楽しめました。 これ以上は言わな〜い(笑) ■幸せの教室(Larry Crowne)2011年 トム・ハンクス主演ジュリア・ロバーツ共演。リストラに遭った男が主人公ながら温かい系コメディ・・・だったかな?既に忘れかけてますが観た時の印象が「特に残らない」だったので仕方ないですね。 トムの一生懸命なキャラのお陰で、やたら気持ちの良い雰囲気の映画でしたが、残念ながら内容があまり面白かった覚えがありません。 大卒でなかったために優秀な働きをしていた会社をリストラされた男が、大学に通い始め真剣に学んだり新しい友人との交流もガッツリ楽しんだりする前向きな話ですけど...^^; |
日本盤も発売されている、ドイツ=ルクセンブルク=チェコ合作品です。 また戦時中ドイツの強制収容所関連のヘヴィで暗そうな話かなと覚悟して観たのですが、なかなか興味深い映画でとても楽しめました^^ ◆9日目〜ヒトラーに捧げる祈り〜(Der neunte Tag / 英題:The Ninth Day)2004年 監督:フォルカー・シュレンドルフ、原作:ジャン・ベルナルト
ダッハウの聖職者用強制収容所で地獄の日々を送っていたアンリ・クレーマー神父が主人公。 収容所内での様子が冒頭で少し見せられましたが、彼はなぜか突然釈放が認められ故郷ルクセンブルクへ戻ることになったので、あとはほとんどルクセンブルクが舞台となっていました。 無事にルクセンブルクに着いたクレーマーを迎えたのは、ゲシュタポの若い取調官ゲプハルト少尉。クレーマーを車に乗せ、彼の妹の家まで送り届ける彼はとても紳士的でしたが、「明日必ず出頭するように!」とビシッと不安な一言を残して去って行きます。とてもステキです♥もちろんアウグスト・ディールです♪ 彼の要件はこれ。 ルクセンブルクのカトリック教会の司教を、ヒトラーに協力するよう説得すること! 実はクレーマーは完全に釈放されたわけではなく、9日間の一時帰国。その9日の間に任務を遂行できなければ元の収容所に戻される。また、もしも逃げたりしたら収容所の仲間たちが皆殺しにされる。 ナチス反対のレジスタンスに参加してダッハウに送られたクレーマーにとってはアリエナイ命令ですが、あの地獄に戻るのも凄くイヤ。で、とにかく司教を訪ねるわけですが、ゲプハルトからの伝言持参と取り次がれた司教は面会しようとせず、時間が立つばかりで・・・。 タイムリミットがありますからそれだけでドキドキものなんですが、葛藤に苦しむクレーマーに「ユダになれ」と厳しい選択を迫るゲプハルトとのやりとりがもの凄く良かったです!物語は、最終的にクレーマーがどんな決断をするのかというドラマなのですが、そこまでに毎日面会を繰り返すクレーマーとゲプハルトの会話が、だんだん信仰に関する熱い議論になっていくんですよ。これが緊迫感とか一触即発とかいうのではなく、逆にゲプハルトがこの話題で盛り上がれる相手との会話に「オレ今すんげ〜楽しいんだけど!!」みたいな感じに見えたりして。ま、立場的にそんな状況にないクレーマーの方は当然そんな様子じゃないですけども。 その議論自体も(個人的には詳しく知らない分、解っていない所もあるでしょうが)とても面白かったですし、その間にゲプハルトのバックグラウンドが少しずつ明かされるのがいいんですよね〜! 彼が単なる冷酷な将校というキャラクタではなく、一人の人間として興味をそそるんです!観終わった後には、彼のその後が気になってしょーがない!!アウグストだからってことじゃなく、観た方はきっと皆さんそうなると思いますよ! これも随分オイシイ役だったんじゃないでしょうか^^見た目の美しさもハンパなかったですけどね!! この映画の原作は、名前は違いますがクレーマー神父が書いた日記とのことなので、ゲプハルトのその後など知る由もないということなんでしょうね。残念です・・・。 話としては「ユダになる / 裏切り者になる」という事がキーワードになってくるので、イエスが...ユダが...という話に関して詳しければもっと二人の話の内容がよく解って更に楽しめたんだろうな〜と思いますが、全然知らなくても置いてきぼりってことは無かった(つもり)です^^ 映画としてはまぁまぁ地味な類ではありますが、信念のバトルが楽しめる良い映画だったと思いますよ。 私的には、信仰に関して二人がどうも逆転ぽくなってるところがお気に入りでした。司教はやっと会ったかと思えば実にならないことしか言わんし。 |
とても楽しみにしていました♪期待通り楽しめましたよ!! 下っ端の助監督として雇われた若い青年コリン・クラークが、後に当時の回顧録として明かした「王子と踊子」の撮影舞台裏を描いた作品です。 ◆マリリン 7日間の恋(My Week with Marilyn)2011年 監督:サイモン・カーティス 原作:コリン・クラーク「マリリン・モンロー 7日間の恋」
ローレンス・オリヴィエとの共演作「王子と踊子」の撮影のために英国を訪れたマリリン・モンロー。彼女の夫アーサーが期間途中で先にアメリカに帰ってしまったため、不安定な心の支えとしてマリリンが頼ったのがコリンで・・・という、7日間のお話。実話とのことです。 リアル「ノッティングヒルの恋人」的なことが、マリリン・モンローを相手に実際に起きていた! ウソつけ〜!!と思ったらなるほど。「マリリン "の" 恋」とは言ってない、というカラクリ(笑)でしたか。 コリンの方は確かに恋していたのでしょう。しかしマリリンにとっては、先に帰国してしまった夫の穴を埋める存在/ちょっと寄り添って支えてくれる相手が欲しかっただけですかね、きっと。異国の撮影所で思いっきりアウェイ感を感じていたマリリンが、自分の味方だと言ってくれる人(しかも立場的に弱い)を見つけて側に置きたがっただけ・・・って、マリリンがなんだかヒドい人みたいですが、心に病を抱えたスーパースターには必要なことだったのだということはこの映画でもよく描かれていますのでね。もちろんコリンのことは好きだったでしょうけども、恋していたようには私には見えませんでした。 ということでこの映画は、撮影現場のスタッフとして参加したコリンが見たマリリン、そして彼にとってマリリンとの思い出がいかに美しいものだったかを語る内容となっていました。 40年も胸の中にしまってきた秘密の想い出だそうで、美化して記憶されてる部分もあるんじゃない?って気もしますし、もしかしたら全部妄想かも?とまで考えることもできるでしょう。また逆に、本当はこんなピュアな関係ではなかったかもしれないし?なんてこちらが妄想してしまったりとか?(笑) でもこのコリンという人は、やはり当時本当にマリリンに魅了され恋をしていたのだと思います。一週間程度という短いお付き合いだったこともポイントかもしれませんね。事実がどうだったとしても、下品な暴露モノなんかにする気などは毛頭無かったでしょうし、やはりいつでも彼女の味方でいたいと思い続けていたのだと思いました。 ところで私、こう見えてマリリン・モンローは大好きなんですよ^^だからと言ってここで演じられたマリリンを厳しく見てやろうなんてつもりは全くありませんが、ポスターの写真を見ただけではとりあえず、ちょ〜っと見た目に残念なマリリンなんじゃない?って印象だったんです。しかしそこはさすがのミシェル・ウィリアムズ!動きやしゃべりからちょっとした表情までナリキリ振りがハンパじゃありません!!お見事です!しかもこの物語では素のマリリンの脆さや不安定感、そして信頼できる相手を見つけて心を開いていく様子などを細やかに演じてらっしゃいました^^ この頃のマリリンと言えば、セックスシンボルだけの女優から演技派への脱皮を目指し、NYで演技の指導を受けて成功、そしてこの「王子と踊子」では自身もエグゼクティヴ・プロデューサーとして名を連ねたということで、そりゃあやる気満々だったことでしょう!・・・と私は勝手に思い込んでいたので、毎回遅刻の上NG連発で監督を兼ねたオリヴィエを苛々させていた描写に驚きました。遅刻などについてはマリリンの評判として有名なんですが、作品を観ると「これはきっと見違えるような仕事ぶりだったに違いない!」とか思っちゃうんですよね〜^^; しかし劇中でも、何度も取り直しを繰り返していても、キマった(使える)カットは本当に素晴らしい!ということが何度か言われていましたが、完成作品はホントに見事なんですよ。彼女自身の "つい許しちゃう" 魅力だけでなく、女優として認めざるを得ない実力も実際に持っていたということなんでしょうねー^^ それにしても主人公を演じたエディ・レッドメイン!やっぱり可愛いですねぇ〜!!育ちの良い青年が一人立ちして目標に向かって頑張る姿、上手く働き認められていく "デキる" 感じ、そして憧れの女性に恋心を抱き彼女を守ろうとする健気さ!この物語の中では完全に狂言回しの役割になり、主人公なのにイマイチ目立たない感じになっちゃってましたが、エディはちょうど良くハマっていたように思いましたよ♪ その他、私が普段から気になっていた役者さんがたくさん出ていましたが、個人的に特筆したいのはフィリップ・ジャクソンですかね^^ドラマ「名探偵ポワロ」シリーズのジャップ警部役の方ですが、ここではマリリンの護衛に雇われた警官役でした。ちょい役だろうと思って見てたら、結構出てくるし妙にステキな感じのオヤジで嬉しかったです♪見た目はちょっと見ない間にふっくらしてましたが、年齢的にそんなモンでしょう^^ それから、実際の映画「王子と踊子」でシビル・ソーンダイクが演じた大公の義母が個人的にはお気に入りキャラだったのですが、演じた女優さんは クソババァ の可能性もあるかもね、なんて思ってたんです。が、これで見た限りでは、もンの凄いいい人じゃないですか!!ますます好きになりました!そのシビルを演じたジュディ・デンチ、要所要所でステキでしたよ^^ |