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    • 2023.12.07 Thursday
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    【憧れのウェディング・ベル】(2012年)

    ジェイソン・シーゲル主演のラヴコメです。
    よく考えてみると、こんなクマみたいなジェイソンがラブストーリーの主演って微妙な気がするんですけど、普通にステキに見えちゃったりするんですよねー。いい人っぽさが滲み出てるからでしょうか^^


    ◆憧れのウェディング・ベル(The Five-Year Engagement)2012年 
    監督、脚本:ニコラス・ストーラー、脚本:ジェイソン・シーゲル
    ●ジェイソン・シーゲル●エミリー・ブラント●リス・エヴァンス●クリス・プラット●アリソン・ブリー●ジャッキー・ウィーヴァー

    ははは!長いっスねぇ〜。124分ですって。
    ラヴコメですよ?ちょっとビックリしちゃいますよねー^^;
    個人的には観ている途中にこの長さには気付いたものの、特にそれを苦痛には感じなかったのでOKです!理由は以下の通り。主役カップルを演じていたのが好きな役者だったこと、そして脇に更に好きな役者が居たこと、そして更に更に、演じたのはこれまで知らなかった人ながら、とても好みなタイプのキャラクタが重要な所を陣取っていたこと!!

    1年の交際期間を経て晴れて婚約した主人公カップル、トムとヴァイオレット。ジェイソン・シーゲルエミリー・ブラントですね。なかなか感じの良いステキカップルを演じていましたねー。
    しかし婚約直後に彼女の都合で2年間ミシガン州へ引越す必要ができてしまった。サンフランシスコで優秀なシェフとして活躍していた彼の方が店を辞め、彼女に付き合うことに。そのためミシガンで暮らす期間分、結婚は延期となり、原題のとおりナンやカンやで5年が経過してしまって・・・という話。

    冒頭のプロポーズのシーンが好きでした^^ 個人的には、何か凝ってくれたりクサいこと言われたりしても小っ恥ずかしいだけで逆に嬉しくないとか思っちゃう可愛くないタイプなので、
    プランがあったとしてもビシっとカッコよくなんか決まらず、サプライズのつもりがバレちゃってグダグダ、しかし一応ちゃんと言うことは言う
    くらいのユルい感じの方がカワイくてキューン♥と来ちゃいますね。こういうの見るとつい「私もいつか・・・」と夢見ちゃうわ!(もう無いけど。)それにしても、指輪の好みを完璧に理解してくれてる男なんて羨ましすぎ!



    ヴァイオレットに合わせて生活を変えたトムは、理想の自分とかけ離れたミシガンでの暮らしに不満をかかえるようになるわけですが、本心は言い出せず我慢して暮らしを続けることに・・・。
    そんなものいつまでも続くわけないのよね〜。「男は感情を表に出さないもんなんだ」じゃねーよ。不満を心の内に仕舞い込んだままにできるほど出来た人間なんかそうそう居ないんだから。結局どこかで出ちゃうんだよ。ある日突然バクハツされたらそれこそ迷惑なんスけど?ナンテネ(笑)

    トムのボンクラでしかなかった友人アレックスがお気に入りでした!いつの間にかオトナになっちゃって、逆にトムにバシっと鋭い指摘なんかしちゃったりするのもいいですね〜^^演じたクリス・プラットの見た目は特に好みじゃないのですが、キャラがナイスな上、彼が歌ったシーンがみょ〜に良かったです!
    その他、リス・エヴァンスも目立つ役でしたが、どちらかというとツマラナイ役でしたね^^;

    「これから結婚しようという相手に本音が言えないようじゃダメだぜ」
    という友人のアレックスの助言がナイスなんですが、コイツが嫁に言った本音もヒドい(笑)ちょっとオトナになろうとボンクラ・キャラはブレません♪スバラシー ま、本音も相手を見て言わないと、大げんか→即別れ のキケンもありますから言い方にも気を付けないといけないでしょうけども。でもホント、悩みや不満を打ち明けて話し合い、支え合うためにお互いが居るんだって思っちゃうくらい、甘え合ったらいいんじゃないのん?なんて思いますけどね。


























    【Die kommenden Tage】(2010年)

    日本盤が今んとこ出てないドイツ映画。アウグスト・ディールとダニエル・ブリュールが共演のウハウハな映画です^^ IMDbに記載のジャンルが何故か「ドラマ/SF」になってますが、SFだとは思わない方が良いでしょう。


    ◆Die kommenden Tage(英題:The Coming Days)2010年 
    監督、脚本:Lars Kraume
    ●Bernadette heerwagen●Daniel Brühl●August Diehl●Johanna Wokalek●Ernst Stötzner●Susanne Lothar●Vincent Redetzki●Mehdi Nebbou

    これはなかなか面白かったですね!私は好きですよ♪
    アウグストとダニエルが一緒に登場したのは、たった一場面でしたけどね^^;
    基本的には二人は中心となる姉妹のそれぞれの相手でしたが、ダブルデート的なシーンはありません。彼らの関係としては、厳密にはもちょっと複雑でしたけども。それを複雑にしていたのがアウグスト。わ〜るい役でしたよぉ〜!



    2020年が現在で、物語はその8年程前から始まっていました。・・・ので、未来の話のようで、ほぼ現在ですよね。原油価格の高騰により国民の不満が爆発し、デモ活動が日常化。更に世界的には戦争が始まろうというところで、それに紛れてテロ行為を画策するグループが現われ・・・というシチュエーション。そんな中の混乱に巻き込まれるカップル、家族の物語です。ストーリー自体はテロリストに関連するサスペンスなんですが、結末から遡ってみるとラブストーリーでもあったと思います。個人的には、そのお陰で物語が楽しみ易かったですね^^姉妹の親の問題まで入れてきたのは広げすぎかも?とは思いましたけど。

    で!ここでのアウグスト、見た目も演じたキャラも、ものっスゴい素晴らしかったですよー!!
    彼女に優しく微笑みかけるステキ系やキャピキャピと彼女やその姉と戯れるキュート系から、彼の真骨頂だと私が勝手に思っている "邪悪系" までもまんべん無く!!この一作で色んな顔を披露してますから、アウグスト・ディールを手っ取り早く知りたいならコレ!って言ってもいいかもしれませんね^^

    見た目はまだまだ着痩せ可能でカッコいい♪そして髪型からして若者っぽい雰囲気も!ハット着用姿もサイコーっすね!!残念ながら後半にはオールバックになってましたけども・・・いえいえ、オールバックでも素敵だからいいんです!全然問題なし!分け目の白い線が濃過ぎようが気にしませんよ!(笑)



    キャラとしては、参加した(デモ活動系)フラッシュモブで負傷した上、逮捕されたりするかなりのヤンチャ系。長めのワイルド風ヘアのせいか、流血顔がステキに見えるし^^ そして彼女の家では自由自由♪彼女の実家でも自由自由♪なキャラもいいですね。(しかしそのキャラのおかげで彼女の親には嫌われてる様子)
    今作では彼、食べるシーンが多かった感じがしますね〜。つまみ食いからさわやかランチ、そしてむさぼり喰いまで>< それがもぉ!なんだこれ!ってくらいカワイイの!マァ〜!

    しかし中盤彼は他国へ赴任させられるため、30分ばかし完全に姿を消しちゃいます・・・。グスン...
    でも大丈夫♪ 寂しい思いをしてる間には、ダニエル・ブリュールが活躍してくれてますから!彼はアウグストの彼女の姉ローラと恋人同士になるわけですが、んまぁ〜何?この爽やかカップル!!3Pに勤しむアウグストたちとは対照的な爽やかアクティヴィティを見せつけるのはイヤミですか!(笑)バードウォッチングに、湖遊泳ですって!んまぁ〜んまぁ〜んまぁ〜 おまけにインテリ系ダニエルっスよ!ステキよね〜♪ユアン風だよね〜



    で、「3P」とかサラっと言い流しましたが、これも面白かったですねー。アウグスト関連映画の記事ではセックス・リポートが恒例になっちゃいそうで申し訳ないので、今回それ自体には詳しく触れずにおきますがー、アウグストが映画「カリフォルニア」のブラッド・ピットを連想させたんですよ。自分の顔の前にある鏡越しに、ドアから覗いたローラと目が合って、「お?ねぇちゃん覗き見かい?うへへへ」みたいなイヤラシイ不敵な笑みを見せるんですよ!ヤバいですよ! ま、アウグストはあのブラピみたいな汚らしい感じでは決してないんですけどね^^ちょっとキャー!って感じでした。

    物語としても全然問題なく楽しめる映画だったと思いますが、日本には来ないんでしょうかねぇ?日本でも人気のダニエル・ブリュールも出ているんだし、DVDくらい発売されてもいいじゃない?と思うんですけど・・・。
    思いっきり社会派な映画を期待される方には、家族うんぬん、恋人うんぬんといった部分が余計で社会派部分が足りなく感じるかもしれませんが、私のように、深刻な話も恋愛を混ぜ込んで軽やかに楽しめる仕様にしてもらえると嬉しい♪ってタイプの人もいらっしゃると思うんですよねー。でも少数派なんでしょうかね^^;(つか、決して "軽やか" じゃないですけどね〜)diehl, daniel























    【Ricky Gervais Show 2nd series】(2011年)

    「Ricky Gervais Show」 2nd series のアニメ版DVDを観終えました〜!
    1st シリーズの感想は→こちら
    今回も2枚組でボリューム満点!しっかり楽しめましたよー!



    イギリスのコメディアン、リッキー・ジャーヴェイスとスティーヴン・マーチャント、そしてカール・ピルキントンによる podcast がアメリカでアニメ化されたシリーズです。通勤時に聞くために podcast の方もダウンロード購入したのですが、そちらは「Complete」と付いたタイトルなのになぜか短縮版だったので、DVDの方が随分内容量が多かったです。本編の他にボーナスコンテンツも色々ありました。中でも3人へのインタビューがやっぱり面白かったですね♪

    この2ndシリーズでは、カールが話題を持ってくるよりも、リッキーがお題を出してカールがそれについて意見を話すスタイルが多かった気がします。しかしその中にチョコチョコと「例えばこないだ・・・」といった感じで自発的に体験談や読んだニュース記事の話も盛り込んでくれていたこと、そして1stシリーズ終盤から引き続きカールズ・ダイアリーもあったので、前作同様に楽しめました^^

    今回の私的ハイライトはこの場面!衝撃的でした!

    普段から絶滅危惧動物を救うことや、人間が医療技術の進歩によって長生きすることに頑なに反対しているカール。そんな彼がイラっとしたニュースがコレ。

    特注メガネをかけさせることにより、視力の弱ったある1匹のハエを救済!
    (メガネをかけたハエの写真入り新聞記事より)


    それに対するカールの意見 : そんなハエを1匹助けてどうすんの??その後ハエを片っ端から捕まえて目の悪いヤツにメガネをかけてまわるわけ??

    いつもカールが持って来るこんな類のニュースは、彼自身がインターネットや雑誌、新聞などで読んだものが元ネタだそうです。なので、訳の解らない可笑しなニュースを話す度、リッキーたちは「それどこに書いてあったんだ?!」「いつも何を読んでんの?!」と問うものの、「ちゃんとした科学の本だよ」とか「新聞さ!」といった答えしか出ないため、ソースがうやむやになっているんですよね。ところがこの記事に関しては、リッキーがカールの目の前で読んでいた新聞に掲載されていた記事だったそう。なので、今回はリッキーも同じニュースを読んでたんですよ。

    リッキーによる記事の解説 : ハエにメガネをかけたってのは本当。でも、これは目の悪いハエを救済した話じゃない。マイクロなんとかを使って、こんなに細かい作業ができました、というテクノロジー系のニュースなんだよ。使われたハエは恐らく生きてるハエじゃないし。

    !!!(;゚Д゚)! そういうことか!
    いえ、カールの話す変なニュースを信じてたわけじゃないですが、せいぜい誰もがホラ話だと解ってて読むような記事を事実と認識して話してるくらいのことかと思ってたんですよ^^; しかし謎が解けましたねー!まともな記事がカールの脳フィルタを通って奇想天外に変わり果てたニュースとなって発信されちゃうんですねー。カール流解釈、恐るべし!!

    そうなると、これまで+その後のカールが見聞きして話したニュースの元記事が気になりますよね〜。『ビル建築の高層階の作業現場でアクロバティックに活躍していた作業員は、実はチンパンジーだった』とか、『初期のスペースシャトルには、チンパンジーを乗せるためにバナナ・ディスペンサーが搭載されていた』とか(いずれも1st series より)・・・元はいったいどんな話だったんだか!

    カールの脳と言えば、「脳というのは...自分がコントロールしているのか、脳が自分をコントロールしているのか・・・どうなってるんだろう?」という言いたいことが解るような解らないような突拍子もないカールの疑問のクダリがお気に入りでした^^
    とにかくサイコーです! 続きが楽しみです^^gervaismerchant






















    【昼下がり、ローマの恋】(2011年)

    先日ダスティン・ホフマン主演のイタリア映画を観たので(?)、今度はロバート・デ・ニーロ出演のイタリア映画を録画してみましたー。デ・ニーロはイタリア系なので、イタリア語はお手の物っぽかったです^^


    ◆昼下がり、ローマの恋(Manuale D'amore 3)2011年 
    監督:ジョヴァンニ・ヴェロネージ
    ●リッカルド・スカマルチョ●ラウラ・キアッティ●ヴァレリア・ソラリーノ●カルロ・ヴェルドーネ●ドナテッラ・フィノッキアーロ●ロバート・デ・ニーロ●モニカ・ベルッチ●ミケーレ・プラチド●ヴィットリオ・エマヌエーレ

    タイトルでは気付きませんでしたが、イタリアの大ヒットシリーズ「恋愛マニュアル」の3作目だそうです。たしかに前2作同様、複数の恋愛模様がコミカルに描かれたオムニバス映画でした^^
    ローマのある1棟のアパートで繋がる人々が主役。青年の恋、中年の恋、熟年の恋の3つの物語で構成されていました。それぞれの登場人物はちょっとすれ違う程度で、各恋愛物語には関わりあいません。

    物語の進行役として "恋のキューピッド" と名乗るタクシー運転手が合間に登場していましたが、取り立ててイヤではないものの特に効果的にも感じませんでした。過去作のラジオも悪くないですが、私は1作目の自然な流れが好みかな。
    余談ですが、"進行役のタクシー運転手" と言えば個人的には「200本のたばこ」の彼を思い出します。あの人はキャラも良い上に繋ぎ効果も上手く行っていて好きです。


    ■青年編
    同棲中の恋人サラとの結婚を考えている若手弁護士ロベルトは、出張で訪れたトスカーナの小さな村でミコルという美女と出会い・・・。
    まぁ、浮気しちゃうわけですね^^;村民たちに気に入られて居心地の良さを感じたところに美女の誘惑。毎日スカイプで彼女と話すし彼女を忘れることはないものの、「ここに留まっちゃえよ〜」なんて言われて考えちゃうんですよね。彼がそんな体験を通して成長する姿を描いた爽やかな一編でした。
    ロベルトを演じたリッカルド・スカマルチョはイカニモな濃い系ですが、若さのせいかフェロモン系ではないので、こんな "迷い" に陥る青さに違和感なかったです 。逆に彼が惹かれる小悪魔美女ミコルを演じたラウラ・キアッティは、綺麗だけどそんなことするタイプには見えなかったですね。


    ■中年編
    妻と娘がいるベテラン・ジャーナリストでニュースキャスターのファビオは、パーティで精神科医を名乗る美女エリアナと出会う。積極的な彼女とつい関係を持ってしまったために振り回されることとなり・・・。
    元々自分から女遊びをするタイプではない感じの男がちょっと変わった女と不倫をしてしまい、えらい目にあってしまうという、なんだか可哀想なお話。まぁ彼女の誘惑に勝てなかった自分が悪いので同情する必要もなく、むしろどんどん状況が悪くなっていく様を面白がってやればいいって感じでしょうか(笑)
    ファビオを演じたカルロ・ヴェルドーネは、過去2作の「恋愛マニュアル」にも出演した人。この人、いい感じに面白いですね。いつもコミカルな部分を担ってたんじゃなかったかな?普通にメタボ気味なおっさんですがどこか可愛気があるというか、愛すべきおっさんって感じ。実はこの方は監督としてのキャリアも長いそうです。監督作にも興味出てきました。

    ■熟年編
    2年前にボストン大学の教授を定年退職してローマに移住したアメリカ人エイドリアンは、親しく付き合っているアパートの管理人アウグストの40歳の娘ヴィオラと会い、恋してしまい・・・。
    エイドリアンを演じたのがロバート・デ・ニーロ、ヴィオラを演じたのはモニカ・ベルッチ。おじいちゃんが娘ほどの年齢の女性に夢中になっちゃうイタい話、といった感じではありません^^;いや、話自体はその通りではありますが、たとえそんなシーンがあっても、エロオヤジ感のないところが良かったです。心臓移植手術を受けて離婚して以来、ローマに来てもそこそこモテてはいるものの、心臓に悪いからと自制してきた彼も、ついにビビビときちゃったわけですよ。もぉ、なんかカワイイんですよね〜♪初恋か何かにみえるくらい^^現実的かどうかは置いといて、なかなかロマンティックに感じられました。

    このシリーズ、私はやっぱり好きですね〜^^ほのぼの風味でほんのりコミカルに色んなラブストーリーを見せてくれるのがいいです。刺激的だったり大きな感動を誘う感じではないので、どなたにもお薦めかどうかは微妙ですけれど、私は気に入ってます。

























    【ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン】(2011年)

    親友の結婚式までのドタバタを描いた、大騒ぎコメディです。
    メイド・オブ・オナーというのはもの凄い大変な役目のようですが、経験するともの凄い成長できそうですね〜。


    ◆ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(Bridesmaids)2011年
    監督:ポール・フェイグ、脚本:アニー・マモロー、クリステン・ウィグ
    ●クリステン・ウィグ●マーヤ・ルドルフ●ローズ・バーン●メリッサ・マッカーシー●クリス・オダウド●ジル・クレイバーグ●ジョン・ハム

    ドタバタコメディったって、それが女性中心の物語だと個人的には正直、あんまり期待しないようにしてるんですよ。だって、女性ですからやっぱり「そこまではちょっと・・・」というのがね、ありそうじゃないですか?コメディ中心で活躍されている女優さんだとしても。

    しかしこれ!これは振り切ってましたよ!!お下品でもありますが、王道なドタバタをしっかりカマシてくれてました!しかもドタバタに終始せず、共感を得やすい "つい歪んでしまう" 心理や成長、そして解りやすい恋愛関係があったりと、物語もちゃんとしてる。さすがアカデミーやGG他各賞にノミネートされてただけありますね^^
    王道なドタバタは個人的には少しクドく感じる部分もあるので、正直少し微妙でもありますが・・・ま、好みの問題です。

    30代独身の主人公アニーは、全財産を注ぎ込んで開業したケーキ店を失敗して恋人に捨てられ、現在は彼女をきっぱりセフレ扱いする男とベッドを共にするだけ。仕事にも身が入らず最悪の日々を過ごしている。

    そんなアニーは、セレブ婚が決まった幼馴染みで親友のリリアンから、ブライズメイズの代表格メイド・オブ・オナーに指名された!みじめな自分が更にみじめに思えて嫉妬にかられ・・・なんて話になりそうな所ですが、ここではそれよりも更にアニーの心を乱す存在が・・・。

    メイド・オブ・オナーに指名されるというのは、新婦の "最も親しい間柄" の証のようなもので、文字通り名誉なことなんですってね。親友であるリリアンから頼まれたということはアニーにとって当然でもありつつ、嬉しくもあるわけです。もちろんリリアンの結婚を心から祝福もしています。しかしそれ以上に、リリアンの花婿の上司の妻ヘレンの存在が大問題。メイド・オブ・オナーであるアニーが中心となって各パーティなどを取り仕切るはずが、既にリリアンと親交を深めていたヘレンが上を行くプランを携えて何かとしゃしゃり出てくるんですよ!親友の座を奪われる危機を感じたアニーはヘレンにライバル意識をむき出しに・・・というお話です。


    ハッキリ言ってこのアニー、かなり見苦しいです^^;とにかくイタい。でも焦って必死になってしまう気持ちも解る。しかし実は相手のヘレンは、まぁお金に物言わせる感じは気分の良いものではないものの、ヤなヤツ感はさほどないんですよね。(今流行りの困り眉おそるべしってこと? 笑)お陰でアニーが勝手に闘争心を燃やした一人相撲感のイタイタしさを助長してる形になっている、という絶妙なバランス?それによって "ヤリ過ぎなバトル状態でグチャグチャ" にならなかった所が良かったです。

    アニーが出会ったローズ巡査を演じたのはクリス・オダウド。ここでイケメンは違うよねーって感じなので、まぁ・・・クリスでいいでしょう(笑)
    懐かしのあの人たちの出演も見どころですかね^^チャイナ・フィリップスの面影がなくてビックリしましたけど。






















    【Haider lebt - 1. April 2021】(2002年)

    またまた日本盤が出ていないオーストリア映画です。英語字幕入りの輸入盤で観ましたー。特典は2分程のトレイラーしか無かった・・・残念^^;


    ◆Haider lebt - 1. April 2021(2002年)監督、脚本:Peter Kern
    ●August Diehl●Traute Hoess●Heinrich Herki●Günter Tolar●Hilde Sochor●Johannes Thanheiser●Christine Kaufmann●Paulus Manker●Robert Hauer-Riedl●Urs Hefti

    前衛的・・・というわけではないでしょうけども、少し変わった雰囲気の映画でした。

    オーストリアが舞台の近未来のお話。といっても、「実在の人物の名前が出ますが、この映画内で起こることは実際に彼らが行った言動ではありませんし、こういうことは起こりません。」という "ことわり" が入っての、ちょっと突飛な設定のフィクションでした。しかしフィクションを通して実際の政治を風刺してるのかもしれません・・・・が、オーストリアのことを知らなすぎてさっぱり解りません。オホホ
    で、その突飛な設定というのはこんなの。

    アメリカがオーストリアを吸収したため、明日からオーストリアはアメリカに統治されることになりました。

    通貨はドルに変更となり、合衆国憲法が適用されます。また、表現の自由も奪われ、オーストリアの文学なんかも禁止。どう反応していいのか分かりませんが、両者はこういう物語ができちゃう感じの関係なんですか??^^;
    そんなオーストリアの "現在" をドイツのテレビが取材する、という話です。そのテレビのリポーター兼ディレクターのカイザーを演じたアウグスト・ディールが主役でした♪
    短めで下から風当ててるみたいな髪型のせいで頭が縦長に見えてちょっと微妙でしたが、「Tattoo」と同時期でまだまだ若くてカワイイ頃です^^



    これ、ちょっとレアな感じですよ?
    というのは、テレビの撮影をしている(カメラを構えたカメラマンなどを含む)風景はあまり映らず、そのカメラマン(役者)が撮っている(テイの)映像をそのままこちらも観る形がほとんどなんですよ。中にはありますが、大半の映画では出演者はカメラをあんまり見ないですよね。それがここではリポーター役なのでカメラ目線が結構アリ!要はこの映画を観てる私と目が合うわけですよ!なかなか新鮮です♪

    そして、そのため全編通してドキュメンタリ風の映像になっていました。別にそれで悪いことはありませんが、カイザーが出会う人々がなんか変なんですよねー^^;やたら歌いだしたり突然殴りかかってきたりして。その演出がよく解らないので、「前衛的」なんて言葉が浮かんだのかもしれません。
    死んだことにされている、前自由党党首イェルク・ハイダーが生きているという情報を持っていたカイザーたちはその秘密を追うことにしたわけですが(タイトルの「Haider lebt」は「ハイダーは生きている」という意味)、その有力情報源となる中年女性がまた風変わり。情報提供の条件が謎なんですよ。

    若い坊やにフェイスマッサージをさせること♥

    アウグストちゃん、アタクシのお顔をマッサージしておくんなまし♪ってことですよ?なんスかそれ?!羨まし過ぎる!私もその・・・その美しい指でぇぇぇえぇぇ〜あうぅぅうぅうぅぅぅ〜〜
    イーナ!イーナ!



    それから特に私の目を引いたのは、トリュフォーへのオマージュだかパロディだか(違いがわからない)があったこと!アウグストもこんなセリフで補足していました。
    「ここにオスカー・ウェルナーが出てきたら発狂するぞ?」♪ 
    ここに使われた元ネタは「華氏451」。これを使うためにオーストリア文学禁止の設定にしたんじゃないの?って気がしないでもないですが^^;そういえばあの唐突な結末なんかもちょっとそっちの方面の香りがする気がしますねぇ。(気のせい?)

    ところでこの映画は超低予算だったようで、アウグストをはじめ有名俳優も含む全ての出演者がノーギャラだったそうです。撮影期間も7日間という短期間だったから実現できたってことでしょうかね?彼らがタダでも演りたかった作品!かと思うと、もっとよく解りたいですね〜diehl


























    【今日、キミに会えたら】(2011年)

    以前に似たようなタイトルの作品を観たような気がしますが、2011年なら違うだろうってことで(笑)録画してみました。なかなか良い感じの映画でした。ヒロインのフェリシティ・ジョーンズって可愛いですね^^


    ◆今日、キミに会えたら(Like Crazy)2011年 監督:ドレイク・ドレマス
    ●アントン・イェルチン●フェリシティ・ジョーンズ●ジェニファー・ローレンス●チャーリー・ビューリー●アレックス・キングストン●オリヴァー・ミュアヘッド●フィノラ・ヒューズ●ジェイミー・トーマス・キング

    LAの大学生...時代から始まるラブストーリー。アナがアプローチしてジェイコブが応え、ぎこちなく交際が始まる。毎日会ってはたくさんおしゃべりをし、お互いがお互いをどんどん好きになる。ずっと一緒に居たくてしょうがない。しかし彼女はロンドンからの留学生。卒業を控えた二人にはタイムリミットが迫っていた。「卒業したらどうしよう?」ここでの決断が、その後の二人の運命を大きく左右することに・・・。

    恋愛したことがある人なら誰でも理解可能な等身大の恋愛物語といった趣です。私もアウグスト・ディールをオカズに...モトイ、相手に想定して似たような妄想をしていたところだったので(ヲイ!)、容易に引き込まれて観てしまいました^^ カップルの会話の多くがアドリブだったそうですが二人の関係はとても自然で、リアル感が出てましたよ。

    会えない間も気がつくといつも相手のことを考えてる・・・なんていかにも "恋" ♪ こういう時期って楽しいですよね〜^^ ちょっと難しい状況だからといってこのまま終ってしまうなんて耐えられない!そんな相手なら、無謀でもなんとかしようと手を尽くすのは当然です。しかし思うように行かないというのもよくあることで。

    遠距離恋愛ですよ。会えない時間が絆を強くするとか、会えた時の感動が大きいし一緒の時間を大切にできるなどというのも本当にあることでしょうけども、彼らのようにそれぞれの身近な存在との新たな関係もでき、会えない二人の間に溝ができてしまうという方が、遠恋の経験のない私にはよりリアルに思えてドキドキしてしまいました。

    しかしそれでも運命の相手を想ってしまう二人。それぞれの現地の相手には失礼極まりない話ですけども。しかし正直、内心どこかで「もうあきらめ時かも?」「無理かも?」なんて思いもよぎったり?なのに実質遠距離二股状態になったりして。これもまたありそ〜じゃない?だから遠恋ってする気にならないんですよね^^;

    ここでは、いつの間にか彼がなんだか "彼女に振り回されてるばっかり" 感が漂うのが、ちょっと気分よくなかったですが、彼らはただのよくある遠距離恋愛じゃないので、片方だけでも少々強引なくらいでないと終っちゃうパターンですから仕方ないのでしょうけどもねー。

    ま、とにかく、そこまでやります?!ってくらい嘘臭さを徹底的に排除したかのようなエンディングが素晴らしいですね。リアル過ぎて気まずいくらいでしたよ!
    「そうそう、ずっとこれを望んできわたけだから、これでいい・・・はず・・・」と、それぞれ自分を納得させて生きていくんでしょうか。めでたしめでたし。・・・て、マジで??(笑)
























    【ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して】(2010年)

    正直、バードウォッチングという題材の地味さゆえに、あまり興味が持てずにいたんですけどね。しかしまぁ、オーウェンとジャックが出てるんじゃあ観ないわけにもいかんでしょってことで、録画してみましたー^^


    ◆ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して(The Big Year)2010年
    監督:デヴィッド・フランケル、原作:マーク・オブマシック「ザ・ビッグ・イヤー」
    ●ジャック・ブラック●オーウェン・ウィルソン●スティーヴ・マーティン●ブライアン・デネヒー●アンジェリカ・ヒューストン●ラシダ・ジョーンズ●ロザムンド・パイク●ダイアン・ウィースト

    んまぁー!なんてハートウォーミング♪
    この面子のコメディ、そして製作総指揮にベン・スティラーも名を連ねているということでドタバタになってもおかしくないながら、観る前に「地味なコメディだよ?」との情報を戴いていたので、あまり期待しないで観たのも良かったかも。とても楽しめました!!

    探鳥に燃える3人の男たちが主人公。彼らはそれぞれ「ザ・ビッグ・イヤー」という1年間に北米で見つけた鳥の種類の多さを競う大会にエントリー。専門誌に載る1位を目指す名誉をかけた戦いのために仕事も家庭もそっちのけで、大金を注ぎ込み飛び回る!

    スゴいですねぇ〜。野鳥観察の大会があることも当然知りませんでしたが、お金がかかるってことも想像できてませんでした^^;1年間もの期間があるそうで、その期間中あっちにあの鳥が!こっちにあの鳥が!と情報を得ては、広い北米大陸を飛び回る生活が続くわけですよ。そりゃ旅費がばかにならない!そしてほったらかされる家族、会社もたまったもんじゃない!

    この映画は、ザ・ビッグ・イヤーでのバトルだけでなく、その参加者それぞれの事情にも焦点を当て、家族とのドラマなどでちょっと考えてしまったり、ほっこりとさせられたりという、素敵なドラマを作り上げていました♪
    競技部分もいいんですよね〜。そりゃたまには姑息な手で他者を出し抜こうとしてみたりする場面もありますが、いかにも "映画の中" な有り得ない酷いやり方をし出すヤツも居ないですし、それどころかその真摯に取り組む姿勢に「へぇ〜」と感心したり、上手いやり口に「ほほぅ」となったりと、とても気持ちよく楽しめました^^

    しかしこの大会、1位になっても賞金が出るわけじゃないんですって。完全自己申告制で目撃の証拠提出の義務もなしというやり方なのは、そういうわけなんでしょう。だからこそ、ズルする人も出ないんでしょうね。でもだったらなぜそこまで本気になるの??・・・と考えるのは、やはり興味がないからでしょうね^^;完全に趣味の世界ですもん。

    家族の趣味というのは、意外と厄介だったりしますよねー。無ければ無いで、休日に家でボケーっと過ごされて邪魔くさい感じになりそうだし(笑)、没頭する趣味があったらあったで、好きなようにさせてあげたいと思う反面、周囲(私!笑)に迷惑を掛けない範囲でヨロシクって条件も出したくはなっちゃいますし?

    個人的には趣味が大事な方ですからそちらの肩を持ちたいところですが、アラフォー独身男が借金してまで大金をつぎ込んでそんなことしてる場合??とか、新婚の妻を愛してはいるものの結局なんだかんだで探鳥の方が大事って、自覚無さ過ぎるんじゃない??と、家族への同情に傾きがちになったり^^;

    ま、この主人公たちのように、生きていればいつか何かしら「もっと大事なこと」ができたり、心境の変化が起きたり、転機のようなものが訪れたりするものでしょうから、「こういう人は変わらない」と決めつけなくてもいいのでしょうけども。しかし時にはお互い諦めも肝心なのかもしれませんね。owen


























    【ラブ・ザ・ハード・ウェイ 疑惑の男】(2001年)

    エイドリアン・ブロディはわりと好きなんですよね〜♪なんかあの人、ロックな感じで^^ もちろん私が今回この映画を観た理由はアウグスト・ディールなんですが、まだまだ若い頃でしかもアメリカ映画なので出番が少ないんですよね、彼。

    それでも全編通して結構楽しめたのは、やっぱりエイドリアンのおかげでしょう^^ ここでも蛇皮のジャケットなんか着せられたロック系な出で立ちでしたし!なんでこんなにロックなイメージなんでしょうね?・・・「サマー・オブ・サム」のパンク男が強烈に残ってんのかなー


    ◆ラブ・ザ・ハード・ウェイ 疑惑の男(Love The Hard Way)2001年
    監督、脚本:ピーター・ゼアー
    エイドリアン・ブロディ●シャーロット・アヤナ●ジョン・セダ●パム・グリア●アウグスト・ディール●ライザ・ジェシー・ピーターソン●キャサリン・メーニッヒ●ミカエラ・コンリン●ジョナサン・ハダリー●エリザベス・リージェン

    物語はまぁまぁ王道のラブストーリーでした。グループで美人局的な詐欺を働いているショボい悪党の主人公ジャックがエイドリアン・ブロディ。彼が出会ったのは優秀な女子大生クレア(シャーロット・アヤナ)。彼女は、200人斬りを豪語するワルい男についつい惹かれてデートに付き合いそのまま一夜を共にしちゃった挙句、周りには居ないタイプのジャックにまんまと本気になってしまいました。ところがジャックにとっては一度きりの相手だったりして、上手くいかず自暴自棄に>< そんな彼女を見たジャックの方が今度はクレアに夢中に・・・みたいな内容ですね。

    誰にも心を開かずに生きてきた男が、若く自分に正直な女との出会いによって変わっていくという、まぁよくありそうですけど普通にステキなお話ですね^^お互いに傷付け/傷つけられ を繰り返す二人をそれぞれ心配し守ろうとしてくれる親友があり、美しい友情物語も良い感じのエッセンスになっていました。警察も登場する犯罪絡みのストーリーではありますが、サスペンス味は特になく、タイトルにあるような「疑惑」も別になかったようです^^;少し切ない感じの物語ですが、爽やかな結末が良かったですね^^



    アウグストは詐欺グループの一味なものの、もう一歩蚊帳の外っぽい存在の役でした。まぁ「ワンシーンしか出てこない」みたいな感じではなかったので良かったですけど、大して良い待遇でもなかったようです。
    特典にメイキングが収録されていて、ドイツ人(?)プロデューサーやドイツ人の監督がインタビューでかなり話していたにも関わらず、アウグストについては一切言及ナシだし!映像も一切ナシだし!なによぉ〜ヽ(`Д´)ノ

    そのアウグストはここではちょっと変わった姿で登場♪髪はド金髪(つか、黄色??)に染め、なぜかアイラインも入ってます。劇中では英語を話していましたが、恐らくドイツ人の役でしょう。
    この姿って「○○みたい」というのが何かある気がするんだけど、いまいちピタっとハマる例えが出ないんですよ・・・。アニー・レノックス(別に似てない)とかしか出てこない><どなたかタスケテチョ...



    それにしてもアウグストって、いつもあんまり低くない若めな雰囲気の声で可愛いんですけどー、ここではこの見た目や実年齢の若さもあって、特に異様に可愛らしく思えましてねー。

    今まではこの声で「好き♥」以外には特にどうとか思ったことが無かったのですが、今回彼が英語のセリフを話してるところを聞いて、ドイツ語のゴツさを思い知ったのかもしれません。この声で英語だと、ちょっと可愛すぎますよね〜^^ 普段はドイツ語だからかろうじてカッコいい大人の男でいられるのかも?あ、これ褒めてますからね!(笑)ゴツいドイツ語もほんのり柔らかく聞こえるという、素晴らしいお声なんですから〜^^要は ♥ だ・い・す・き ♥ ってこと♪
    ていうか、そもそも気のせいでしょうし^^;diehl























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