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    • 2023.12.07 Thursday
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    【誘惑/セダクション】(2009年)

    オンデマンドビデオのリストを眺めていて見つけました。メルヴィル・プポーの名前を!ヒュ〜♪ それだけで他には何も期待しないで、とにかく観てみました〜


    ◆誘惑/セダクション(L'autre Monde)2009年 監督:ジル・マルシャン
    携帯電話を拾った若いカップル。中身を見て男女の待ち合わせの約束を知った二人は、興味本位で彼らを追跡し、排ガス自殺の現場に遭遇してしまう。男は既に息絶えていたが、魅惑的な女オドレイ(ルイーズ・ブルゴワン)は救出。以来彼女が気になるガスパール(アデル・ブラン=セック)は、「Black Hole」というオンラインゲームに参加し、現実と仮想世界でオドレイに接近をはかるが・・・

    南フランスの入り江で戯れる、若い男女4人組から始まります。そのうちの一人の男の子と唯一の女の子が更衣室でこっそりイチャイチャしてたところで、問題の携帯電話を拾い持ち帰ってしまうわけですがー、その後も彼らが中心の物語なんですよね〜。


    で、メルヴィル・プポーはいつ出てくんの??とヤキモキしちゃいました。
    ま、しかし彼が出てくるまでの間も、結構雰囲気的に嫌いじゃない感じでしたよ^^ 舞台が海の近くの田舎なせいか、なんとなくレトロっぽい雰囲気がある(映像がレトロ調というわけではない)上に、フレンチ青春ドラマの微妙にヌメっとした感じもあって好みに近かったです。たぶん前半の中心となるカップルの素朴な感じが良かったのかな、と思います。
    女の子マリオンの方は、特に美人でもないしスタイルもあまり良くないし(しかし脱ぎっぷりはよい)で、魅惑的なオドレイの美しさを引き立てていたようです。

    実際はその美女オドレイを演じたルイーズ・ブルゴワンも、全然私の好みではなかったんですけど。彼女は、自殺シーンを撮影したハンディカメラの映像や、携帯に保存した自撮り画像で見る方が断然ミステリアスで素敵だと思いました♪


    で、メルヴィルは、そのオドレイの兄の役でした。
    実は出てきてすぐに判ったわけではありません。しばらくして「もしかして??」とよーく目を凝らしてようやく
    「このオッサンか!!」
    と気付きまして^^;そうなんですよねー。いつまでも美しくいてほしいけど、私と同世代なので仕方ないですよねぇ。
    ここでは短髪のワイルド系で、麻薬を売っている悪い男の役ですが、この映画的にはこいつの悪さはそんなドコロじゃないんですよねー。物語の鍵を握る、ヤバい役でしたよ〜ウフフ

    物語は、ガスパールがオドレイと再会してから動き出します。彼女が心中を図った相手と出会ったらしいオンラインゲーム「Black Hole」に、ガスパールも参加することになります。どうやらここで彼女は、共に自殺する相手を探しているらしい。なぜ彼女はそこまで "心中" 相手を欲しがっているのか!私は素直に引き込まれてっちゃいましたよ^^

    このゲーム内の映像がまた素敵でねぇ〜☆ 私はこういったオンラインゲームは未経験ですが、実際のこの手のゲームもこんなにスゴい感じなのかしら?この世界を見て回るだけでもとても楽しそうです♪
    現実世界の眩い海とゲーム内仮想世界の幻想的な黒い砂浜との対比もステキでしたね。どちらもとても美しくて、視覚的にもとても楽しめました。

    そしてストーリーは、オチが徐々に予想できてくるので、驚愕のラスト!というような感じではありませんが、私は楽しめましたよ。全体的に単調な雰囲気なので眠くて苦手って方も多いかもしれませんけど、なかなか面白いサスペンスだったと思います。目当てだったメルヴィル・プポーが重要な役だったので、余計にそう感じたのかもしれませんが^^
    あとは、主人公の友人を演じていたピエール・ニネ(Pierre Niney)という俳優さんが見た目も雰囲気もいい感じでした。





















    【ブローン・アパート】(2008年)

    ユアンが出ているので気にはなるけど、内容がイマイチと聞いていたのでどうしようか迷いましたが、期待しないで観てみることにしましたー^^


    ◆ブローン・アパート(Incendiary)2008年 監督、脚本:シャロン・マグアイア
    原作:クリス・クリーヴ「息子を奪ったあなたへ」
    ロンドンで爆弾処理班の夫と4歳の息子と暮らす若い母親(ミシェル・ウィリアムズ)。過酷な仕事に集中し妻を顧みない夫との関係は冷え切っていた。ある日、アーセナルスタジアムへサッカー観戦に行く夫と息子を見送った彼女は、先日一夜だけの情事を楽しんだ新聞記者ジャスパー(ユアン・マクレガー)と再会。またしても情事を繰り返すが、その最中にスタジアムで大規模な自爆テロが発生。夫と息子も犠牲となってしまい・・・

    大切なものを失うことによって打ちのめされる気持ちくらい、貴方にだって理解できますよね?貴方だって、やる事は間違っているけども、根底に守りたいものがあるのでしょう?理解できないはずはないですよね?・・・とテロリストに向けて人間対人間として個人レベルで語りかけてみる。
    なんて、これは私の甘ちゃんな妄想ですが・・・。

    息子を失った若い母親が気持ちの整理のためにカウンセリングで勧められたのが、当時の国際テロリスト、オサマ・ビン=ラディンに向けた手紙を書くこと。彼女は愛と裏切りについてポツリポツリと考え、「負けないわ」という思いを淡々と綴り、再生への道を得て進んで行きましたとさ。


    彼女の場合はテロの瞬間が不倫相手との情事中だったということもあり、突然息子を奪われた母親の怒りや絶望、喪失感などに加え、強い後悔なども混じる複雑な想いを見せていました。

    実際にはテロに巻き込まれたことと彼女の不倫は関係のないことで、不倫をしていたせいで家族を失ったわけではないのですけど、たまたま同時だったために深い後悔に陥ってしまっています。物語に妙なあざとさを感じてしまいますが^^;

    そんな母親を演じたのはミシェル・ウィリアムズ。やはり巧いですねぇ。打ちのめされ、自分を責め、立ち直れないまま辛い日々を耐えていく・・・こんな陰気な雰囲気の役がハマります。内容は特に面白いつくりではないけれど最後まできっちり観られたのは、一重に彼女の演技のお陰です。ミシェル・ウィリアムズの演技を見るだけでも価値があると思いました。

    ミシェルの不倫相手の記者を演じたのがユアン・マクレガー。期待しないで観ていましたが、扱いが酷過ぎて本当にガッカリでした。ミシェル中心の心情を描くドラマで決してエキサイティングな話ではないのに、無理矢理エンターテイメント性を持たせようとしたオトナたちによって都合良く動かされるコマの一つのようで。何をやってんだか・・・って感じでしたね。ユアンとミシェルの情事のシーンだけは、とてもエロティックで素晴らしかったのですけど、結末にも納得いきませんし・・・。ウーン

    更に物語を複雑にしていただけで少しも面白みになっていない、マシュー・マクファディンのくだりもバッサリ要らないのではないでしょうか?代わりにテロ実行犯の家族に関するところを掘り下げても良かったのではないかな?と思いました。その方が何かしら感動的な話にもできたような気もします。
    詰め込み過ぎが全てを破壊してしまったパターンですよねー。ewan
















    【ラブ&ドラッグ】(2010年)

    人気の若手俳優ジェイク・ギレンホール(ジレンホール?)ですが、実は私はこれが初挑戦です。写真で見る限りでは全く興味が持てない顔だったので^^;今回はこの映画自体をおススメ頂いたので、観てみました〜


    ◆ラブ&ドラッグ(Love and Other Drugs)2010年) 監督:エドワード・ズウィック
    火遊びが祟って仕事をクビになったプレイボーイのジェイミー(ジェイク・ギレンホール)は、製薬会社の営業に転職。ある時、パーキンソン病を患いながらも奔放に生きるマギー(アン・ハサウェイ)と出会い、早々にベッドイン。二人は "体だけの関係" を約束に付き合い始め、仕事も絶好調のジェイミーだったが、彼女に対して特別な感情を抱いている自分に気付き・・・

    TVガイド本に載っていた写真が、ゴチャッとした部屋のベッドの上で向き合う若い男女の図だったので、てっきり「ラブ&ドラッグ」のドラッグは非合法のもので、退廃的な暗い雰囲気の映画なのかと思って観始めたんですよ、私。

    ところが出だしからかかる曲は Spin Doctors「Two Princes」。軽っ!(90年代のお話ですからOKなんじゃない?笑)ノリノリで店内を踊り、甘いキラースマイルで女性客を虜にしながら家電販売をするジェレミーの姿は、完全にチャラ男!物語はしばらくの間はそのノリです^^間もなく彼は製薬会社へ転職しますが、やはり営業なのでノリは同様♪

    なかなかいいですよ!ジェイク・ギレンホール!「ラブ・アゲイン」のゴズリングと言いこれと言い、もうこれは決定ですね、私。チャラ男に弱いです!見た目が微妙に好みじゃなくても、チャラいキャラだと惹かれちゃう!いい年こいてどうかしてるぞ、あたし!(あ、そこの貴方はチャラ男に変身しなくて大丈夫ですよ!>夫)ま、実生活でチャラ男に出会っても惹かれませんけどね。映画のチャラ男役は当然イケメンなんで。そのへんの一般人は勘違いしないよーに。(何様なんだ、あたし笑)

    ノンフィクション作品「涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いた "バイアグラ" セールスマン」が元になっているそうです。そちらの本の方には恋愛の要素は無いそうで、映画オリジナルの架空の女性を登場させて、恋愛物語を織り交ぜているようですね。
    確かに、このジェレミーがナンパ術を駆使して営業成績をあげていたのなら、映画としてはそこから恋愛話に持っていくのも自然、と考えてもおかしくないのでしょう。まぁ、実際に本の中のジェレミーがそういうキャラなのかどうかは知りませんが。

    しかしその恋愛というのが一癖ありまして。ジェレミーが出会ったアン・ハサウェイ演じるマギーというのが、実はパーキンソン病患者。病気のためにどうせすぐ捨てられると思い込むあまり、「身体だけの関係で!!」とはじめに宣言する女性です。ところがこれまでチャラ男を演じつづけてきたジェレミーは、初めて自分の本質を見てくれた彼女を愛してしまうわけです。しかし彼女はパーキンソン病。現在は症状は軽くとも、徐々に彼女が彼女で無くなってしまう日がくる。そんなマギーを愛することができるか・・・というヘヴィ系だったりするんですよ。


    けれども、それと同時にジェレミーのノリノリ営業活動も描かれていきます。原作「涙と笑いの奮闘記」の部分は、とぉ〜っても明るいです^^成功した人が書いた自伝ですから、チャラチャラと成功して行く様や、革命的な薬に飛びつく人々などが楽しめます♪ その反面、彼の私生活として描かれた彼女のことで思い悩む姿を通して、自分の「もしも」を想像し考え込まされる部分も大きいですね。

    ところが結末が思いっきりラヴコメの王道風に落ち着くため、あれだけ「うぅむ...」となっていたのが何だかハグらかされて(?)しまったような感じが...^^;2人のその後を想像すればやはり「うぅむ...」だし、ステキはステキなんですけどね。結局この仕事話と恋愛話、くっつけなきゃいけなかったのかなぁ?なんてこともちょっぴり疑問でした。

    共演はわりと真面目な医師役でハンク・アザリア。医師の本音をポロリしたりしてましたが、基本的にはまともな役でした。そしてジェレミーの営業の先輩にオリバー・プラット。いつもの、アツく捲し立てるノリでナイスキャラを演じてました。ライバル社の営業をガブリエル・マクト。ヤなやつですが、美しいっすねー。
    ま、なにはともあれ、アン・ハサウェイのおっぱいはバッチリ目に焼き付けました^^























    【ポルノ☆スターへの道】(2011年)

    2011年ラジー賞にたっぷりノミネートされた作品だそうです。とは言っても別にテキトーに流せるおバカコメディな内容じゃないのん??と予想してたのですが、まぁノミネートも納得って感じでした^^;


    ◆ポルノ☆スターへの道(Bucky Larson: Born to be a Star)2011年
    監督:トム・ブラディ
    仕事をクビになり途方に暮れる田舎の冴えない青年バッキー(ニック・スウォードン)。そんな時、両親が実は70年代の有名ポルノスターだったことを知り、自分もポルノスターを目指してハリウッドへ到着し・・・

    とにかくネズミのような出っ歯で小太りという見た目からうわ〜・・・って感じですが、色々経験と知識が不足してるけど心優しい青年というキャラのようです。しかし両親がかつてのポルノスターと判って自分もスターになる!!と決意するという展開ですから、最初からイタさ全開♪
    このタイトルですから、真面目な話だと思って観る人はいないと思いますが、当然、内容はお下品で相当くだらないです^^

    チンコをこするのはお風呂で洗う時しか経験がなかったという主人公ですから、セックスに関する知識はゼロ。しかしおっぱいを見ればイッチョ前(以上)に興奮しちゃうのは・・・なぜ??なんてことを気にしてはイケマセン(笑)

    そんな彼がポルノスターを目指したわけですが、実は彼のアレは有り得ないくらいの超プチサイズ!それがポルノ界に受け入れられるはずがなかろう、というところですが、彼には親の七光りがありますから!トントン拍子でございますよ!アハハハ〜人生ナメンナヨ^^
    ・・・っていやまぁそれだけじゃなく、納得できるような出来ないような微妙な理屈もありますしね。それで成功していくのも、面白いポイントなんでしょう。たぶん^^;


    そんなバッキーがハリウッドで出会ったマドンナ役はクリスティナ・リッチ。こちらも心優しいウェイトレスで、さっさと仲良くなっちゃいます。彼女にも夢があるものの半分諦めている状態。そこで、お互いに支え合い励まし合う関係となって・・・という、おバカコメディというより、ハートウォーミング系な流れになっていました。

    こんなおバカなシチュエーションなくせに温か〜い方向に持っていく感じはアダム・サンドラーっぽいよね〜・・・と思っていたら、製作、脚本に名前がありましたわ^^

    ポルノ映画監督を演じたドン・ジョンソンっておじさまが、ちょっと素敵でした。

















    【宇宙人ポール】(2010年)

     「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」などで知られる、サイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビが脚本・主演したSFコメディです。かなり楽しみにしていました〜


    ◆宇宙人ポール(Paul)2010年 監督:グレッグ・モットーラ
    アメリカのコミック業界最大のイベント“コミコン”に参加するため、イギリスからはるばるやって来たSFオタクの若者グレアム(サイモン・ペッグ)とクライブ(ニック・フロスト)。ついでにアメリカ西部に点在する有名なUFO関連の名所を巡るが、その途中、本物の宇宙人に遭遇してしまい・・・

    この2人って、なんでこんなに可愛く見えるんでしょうねぇ^^ メタボなおっさんコンピで、ここでは完全にオタクキャラ。穏やかで心優しい性格のサイモンはまだしも、どこか捻くれた雰囲気もあるニックも含めて、2人とも可愛く思えるのよね〜。
    仲の良い2人組の "良い関係" がよく分るやりとりを見てるとね、とにかく微笑ましくてこちらもニッコリしてしまうのでしょうねー。映画に限らず、仲良し同士を見るのは気分がいいですもん。しかも大好きなことを触れてゴッキゲン!って感じがまたいいのよね〜♪

    そんな2人のキャンピングカーにヒッチハイクしてきたのが宇宙人ポール。
    人間臭い、しかも酸いも甘いも知りつくしたおっさん臭がプンプンしちゃってて、「宇宙人」のイメージをどうしてくれる!って感じの個性的なキャラでした^^;
    半世紀もアメリカで暮らした宇宙人なため、思いっきりアメリカ人なおっさんになっちゃってるということです。ずっと政府に囚われていたそうで、政府だけでなくカルチャー方面にも助言してきた強者らしいですよ(笑)
    表情もとっても豊かで、「あらあら」と眉を下げる顔が私はお気に入りでした。セス・ローゲンの品の良い(?)声が宇宙人らしいとはまぁ思えませんが、こんなおっさんキャラなら妙な説得力を発揮してエラく面白く感じました。
    そんなポールと、進化論を信じない敬虔なクリスチャン女性との出会いと影響が個人的にはお気に入りでした。


    本編内には各有名映画(主にSF作品)へのオマージュが、かなりあからさまに盛り込まれていたようです。残念ながら私の場合、同じ部屋でチラ見していた夫からの解説が入らなければほとんどキョトン状態でしたけどね。ま、それらが分からない私でも十分楽しめましたが、知っていて観てたらもっともっとテンションが上がったことでしょう。

    (政府の?)謎の機関の命でポールを追うゾイル捜査官はジェイソン・ベイトマン!スーツ姿で部下を見下し、ほぼ終始真面目な表情のキャラで、なんだか妙にカッコ良かったです♪私はこの人の見た目を好きだとか気になるとか言ったことはありませんが(認めたくない?笑)、鋭そうな目で睨んだりされるとドキっとしちゃいますね。ここではほとんど見られなかった笑顔も無邪気系でキュンとしちゃいますし。特に口を開けて笑った顔が絶品!口がいいよねー。結局のところ好きだとついに告白しちゃいましょう。(どうでもいい)

    そういえばここでも繰り返す "お約束" のギャグが多用されてましたが、面白かったですね〜!もしかしたら、好みのキャラクタがやってるってことが重要なだけかもしれないですね〜^^;bateman

















    【小悪魔はなぜモテる?!】(2010年)

    エマ・ストーンって、ちょっと丸っこい感じもするけどなかなかカワイイよね〜ってことで、お気軽系に決まってるタイトルを確認して録画してみましたー^^


    ◆小悪魔はなぜモテる?!(Easy A)2010年 監督:ウィル・グラック
    非モテ系女子高校生オリーヴ(エマ・ストーン)は、些細なきっかけから親友に「大学生と寝た」とウソをついてしまう。それを耳に挟んだ同級生から噂が学校中に知れ渡り、あっという間にアバズレのレッテルが貼られてしまう。開き直ったオリーヴは、わざと自分をそのイメージに近づけ、ゲイ疑惑でいじめられている男友達を "偽装エッチ" で助け...

    誰からも注目されることなく地味な学校生活を送っている女子高生。・・・というのをエマ・ストーンが演じています。かなり無理がありますね。胸は目立ちませんがスタイルは悪くないし、顔は相当可愛いし、キャラ的にも決して大人しいタイプでもないようだし。しかし、とりあえず透明人間状態だったというテイにしておかないと、この後の意味不明な思考回路が全く理解不能になりますから、そこは我慢してご了解くださいってな感じ?(笑)

    マイナー学生だった主人公が、不本意な形ではありながら一瞬にして全校生徒の注目の的にになってしまった!!複雑な気分ながら注目を浴びたことで気が大きくなり、んじゃあこの路線を極めて注目をキープしてやろうやないかい!!と開き直ったものの・・・というお話です^^

    その注目の元が問題ですね。苦し紛れに口をついて出た、大学生とデートして彼と寝た。もう私、ヴァージンじゃなくてよ。オホホホホという真っ赤なウソ。瞬く間にそれが広まり、指さされることになったわけです。しかも、それを聞いたゲイの男子がカムフラージュのために彼女を利用し、それを機にこれを商売にしてしまうという。
    ふ〜ん。今どきでも、高校生の処女喪失が後ろ指の対象になりますかぁ・・・。
    時代は意外と進んじゃいなかったのねぇ〜^^;

    しかしこの主人公って、冷静にモノを考えるかなり賢いキャラクタなんですよ。なのに後のことをなぜ考えられない?!たとえ商売にしても、実際には誰とも寝ることはなく全て口裏を合わせるだけというやり方であっても、ヤったとして話が回るわけだから、ただじゃ済まないのは目に見えてるでしょうに^^;しかしこれがまたこの話の都合の良いところで、取り立てて大きな問題には発展しないんですよね〜。

    両親は娘を完全に信用しているし、密かに思いを寄せ合っている幼馴染みの男子も彼女を本質を解っていて噂を全く信じないし、大好きな国語の先生(トーマス・ヘイデン・チャーチ)も同様だし。随分無茶苦茶じゃない??と思いつつも、観ていてヤな気分にはならないからまぁいいか、って感じで^^ やっぱり救いがなくちゃね!ってか(笑)

    それにしても、娘を心から信用しているあの両親がステキですね〜。単なる楽天家かなとも思いますが、頻繁に団欒のシーンも見られるように、あんな温かい家庭だからこそ、こんな事態になってもおかしなことにはならないんだろうなーと、こんなしょーもない話ながらちょっぴり憧れちゃいました。
    この両親を演じたのはスタンリー・トゥッチパトリシア・クラークソン!いいわぁ〜!こんな平和で大らかな夫婦にピッタリよぉ〜♪

    それはいいけど、タカってくる野郎どもったら、もぉ!!「そんなサービスがあるなら」と利用しようと考えるのは自然かもしれないけど、人を人として見ないような考え方には、やっぱり胸クソ悪い感じがしますねー。フムー。ま、そんな真面目に考えるような話じゃないですけどね^^;


















    【インシディアス】(2010年)

    インシディアスって単語の意味も知らないし内容もよく見ないまま、カッコいいと噂の(?)パトリック・ウィルソンの名前だけで録画してみましたー。あ、彼の出演作を観るのは全然初めてじゃないですけどね。


    ◆インシディアス(Insidious)2010年 監督:ジェームズ・ワン
    3人の子供を持つ夫婦ジョシュ(パトリック・ウィルソン)とルネ(ローズ・バーン)は、新居に引っ越して早々不気味な現象に悩まされる。そんな中、長男ダルトンがハシゴから落ちて昏睡状態に陥り、原因不明のまま目覚めなくなってしまった。屋敷が呪われていると考えた夫婦はすぐに再度引越すが、そこでも同じような怪現象が続き・・・

    越してきたばかりの家で怪奇現象が起こってんスけど!?というよくありそ〜な話ながら、「んじゃ引っ越すか」とあっさり賢明な判断をしてくれたことに感心しながら観てました^^余計なストレスの素を飛ばしてくれるってのは好感度高いですよね〜♪

    主演がパトリック・ウィルソンなので(?)、「ホラーってよりきっとサスペンス系で、怖いってほどのもんでもないでしょ」と甘く見てたんですが、ゴリッゴリのホラー映画でした>< ドキドキが苦手でホラーをあまり観ない私には、結構怖かったです!


    何かある度に、ピアノを叩くガーーーン!って音で驚かしてくれるんですよ。もちろん、その前には「来るぞ来るぞ来るぞ」ってな感じにジワジワとドキドキを煽ってくるし!(スカされることは皆無だった気がします)

    そんな誰でもビクッとなるでしょうよ、って感じの古典的な手法がかなり効果的だったようで、思いっ切りビビり倒しましたね!瞬間的に見せられる各種 "アレなヤツ" も、夢に出てきちゃいそうに怖かったですし!実際、観た夜には「うちにはあんなことする人はいないから大丈夫!」と自分を説得できるまで照明が消せませんでしたよ...^^;

    パトリック・ウィルソンは家族を守るよき夫/父親な役がとても良いですねー。
    私からすると彼は、変にモテ役なんかをやるより、こんな感じでいてくれた方が断然カッコ良く見えます^^
    怪奇現象は妻の証言ばかりで自分はあまり感じてないのに、すぐに引越しを決断してくれる優しい夫であり、謎の昏睡に陥っている息子を助けるため、命をかける勇敢なパパでもあり、かなりステキでした^^
    一度は疑った霊媒師をあっさり受け入れる点も含め、やっぱり無駄なヤキモキを感じさせる暇を与えない作りも良かったですしね^^

    物語は後半、え?そっち?という更に意表をつくファンタジーな展開に進みましたが、ホラーってそういうもんかも?と個人的には "まぁアリ" って方向で納得しときました。オチはさすがに「だよね〜」でしたけど(笑)

    ちなみに「insidious」は狡猾な,陰険な,油断のならない ですって。勉強になりましたー

















    【永遠の僕たち】(2011年)

    辛気臭かったらやだな・・・と思いながらも観てみました^^;結果、泣かせようとする映画ではなく、とても後味の良い映画で、観て良かったです。


    ◆永遠の僕たち(Restless)2011年 監督:ガス・ヴァン・サント
    他人の葬式に紛れ込むことを日常とする死にとらわれた少年イーノック(ヘンリー・ホッパー)。彼には、過去に臨死体験をして以来見えるようになった日本人の特攻青年ヒロシの幽霊だけが話し相手だった。そんなある時、余命3ヶ月の少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)と出会い急速に距離を縮めていくが・・・

    亡くなった両親に別れを告げられず、立ち直れないまま死に捕われた少年イーノック。見ず知らずの他人の葬式に紛れ込んでは遺体を覗き込むことを日常としてしまっている。一方、脳腫瘍で余命3ヶ月と宣告された少女アナベル。自分の死に際のシーンの台本を書いてリハーサルをしてみたりするほど、既に全てを受け入れてしまっている。そんな二人が出会い恋に落ちる話です。


    それぞれの事情で学校に行かなくなっている二人は、頻繁に会い楽しい時間を共に過ごすけれどタイムリミットは近づいている。けれどこの映画は、それを感傷的に見せるものではありませんでした。前に進めなくなっていた少年の成長を描いた物語だったようです。とても瑞々しく透明感なんかも感じる映像による、清々しくて美しい青春映画でしたね。

    ここではもう一人の存在が大事な役割を担っていました。加瀬亮演じる日本人ヒロシの幽霊です。彼はその昔、特攻隊員として散って行った若者でした。イーノックにとって唯一心を開ける相手だったヒロシは、実はある思い/後悔を抱えていて、同じ過ちをイーノックとアナベルに繰り返させないよう助言するわけです。彼自身のせつないエピソードにも震えましたが、それがあることによりイーノックを理解する彼が、とてもステキに見えました。

    イーノックを演じたのはヘンリー・ホッパー。デニス・ホッパーの息子だそうですが、なかなか涼しげな美少年って感じですね。彼にはこの調子でもの静か系の可愛いイケメンくんでいて欲しいです^^
    (しかし、彼に関する事件の記事も記憶にあり、少し複雑な気分。本当かどうか知らないけど。)

    どうでもいいけど、アナベルの姉エリザベス役のシュイラー・フィスクを、「The Tuders season3」のアースラ・ミセルドン役シャーロット・ソルトだと思い込んでました。「太った?」なんて考えながら、同一人物だと信じて見てた^^;




















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