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    • 2023.12.07 Thursday
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    【ラモーナのおきて】(2010年)

    特に何も期待しないで録画しましたが、観て良かったです。主役の女の子は可愛いし、「Dear Dumb Diary」のジェイミーたちの小さい頃、みたいな雰囲気で気軽に楽しめました^^


    ◆ラモーナのおきて(Ramona and Beezus)2010年 監督:エリザベス・アレン
    温かい家庭で楽しく暮らす9歳の少女ラモーナ(ジョーイ・キング)。空想好きで活発な彼女は奇抜な言動やうっかりミスが多く、問題児扱いをされることもしばしば。そんなある日、父親(ジョン・コーベット)がリストラされ、家を失う危機に陥ったことを知ったラモーナは、家族のために自ら稼ごうとこと考え・・・

    ベバリー・クリアリーの児童文学シリーズが原作だそうです。おてんば少女が巻き起こす騒動とハッピーな結末に向かうこと必至なハートウォーミングな物語がキュートなファミリー・コメディです。

    映画原題の「Ramona and Beezus」というのはビーザス(セレーナ・ゴメス)とラモーナ姉妹の名前ですが、映画の内容は姉妹の関係よりも、ラモーナの学校や家庭での活躍や失敗などの浮き沈みをフィーチャーしたドタバタコメディとなっていました。そんなラモーナを温かく見守る両親や叔母との関係や、いつもつい妹に意地悪を言ってしまう優等生の姉との関係、自分を嫌ってるように見える学校の先生との関係など、ほっこりとさせる展開も(見え見えですが 笑)ステキです。

    それにしてもラモーナを演じたジョーイ・キング、可愛くて良かったですよね〜♪どこか芦田愛菜を彷彿とさせる(あ!だからこの邦題か!?)、変顔も物ともせず子供らしい無邪気さを強調しつつ自分を可愛く見せる術を知り尽くした演技がいいんですよねー。あ、悪意などありませんよ?カワイ〜♪と目尻を下げて見てるんですから^^
    しかも本編後のダンスのシーン観ました?!ジョーイのノリノリのダンスが可愛いんですよ!

    あの腰づかいは只者じゃないね!愛菜ちゃんも Kara のモノマネしてる場合じゃないよ!(もうやってないって 笑)

    それとジョン・コーベットによる、娘にデレデレなパパっぷりも良かったですね〜^^この人はこれがハマり役だなぁ〜って思います!ユーモアと優しさ、時には少し厳しさも見せる素敵なパパ!体格的にも小さい子を抱いた姿に違和感なし!ちょっぴり子供っぽい雰囲気もあるパパというキャラがとても好きでした♪

    一方、"甘くはないけど優しいママ" を演じたブリジット・モイナハンは、なんだか無駄に冷たさを感じる雰囲気があるので、なぜ彼女をこの役に起用したのかな??と不思議に感じましたね。この人は、ドラマ版「SEX AND THE CITY シーズン3」でミスタービッグが一度結婚したベージュ好きな女を演じた人です。そちらが凄くハマっていたので、自分の中にそのイメージが残っちゃってたかもしれませんね。ゴメン^^;

    その他、ラモーナと同じ妹という立場で分かり合える叔母を「そんな彼なら捨てちゃえば」などのジニファー・グッドウィン、その元カレでラモーナの親友の叔父を「かぞくはじめました」などのジョシュ・デュアメル、私もお気に入りのキャラ、ミーチャム先生を「グレイズ・アナトミー」などのサンドラ・オー。それぞれ好演でした!^^
















    【日記・ゲーム】ドラキュラ伯爵:ラブ・キルズ 他

    Big Fish Games 日本語サイトのセールでパンチカードが溜まったのでゲームを1個もらい、もう一つ買いましたー^^最近なぜかゲームやる気まんまんです♪

    ドラキュラ伯爵:ラブ・キルズ


    ヴァンパイア女王が、ドラキュラ伯爵が愛する女性ミナをさらい、さらに世界を支配しようとたくらんでいた。女王の計画を阻止しミナを取り戻すため、敵であるヴァン・ヘルシング教授に協力を仰ぎ、異例のタッグを組み・・・
    という、アイテム探し+アドベンチャー+パズルゲームです。
    へ〜「ヴァン・ヘルシング」はドラキュラ伯爵を倒す話だったのね〜。映画を観ていないので知りませんでしたが、このゲームをプレイしてみても特に興味は出ませんでしたけどね^^;オホホ

    最近はもうすっかりアドベンチャーゲームで難易度を選べる場合には、難しい方のモードでプレイすることにしています♪難しいモードでも、大抵のゲームではアイテム探しの場所くらいは光って教えてくれるんですが、これは全然光ってくれません><もちろんカーソルを合わせれば分かるようにはなってますけど、画面の隅々までよく探す必要がありました^^;
    しかし移動はほとんど地図で1クリック、しかもタスクが残ってる場所には印がついているし、ロケーション毎にやることがなくなれば画面に大きく「ロケーション完了」と出るので無駄にウロウロする必要がなく助かりました♪

    ストーリーが進むにつれてドラキュラ伯爵が使える能力が増えていくけど、そのパワーを使うために血が必要で思うように進めなかったり(しかし、そう大して難しいことではない)、彼のある行動で物語の結末が変わる選択肢があったりと、少し変わったファン要素があるのも良かったです^^
    ボリュームもたっぷりで結構長く楽しめましたよー!

    洞窟クエスト

    マッチ3ゲーム+アドベンチャーゲームです^^
    マッチ3は好きですが、実はあまり種類をやったことがないのかも。こんなのは初めてでした!
    結構なアドベンチャーなんですよ^^ロケーションも増えて行くし(全て地図で1クリック移動)、謎を残して次へ進んだり戻ったり、謎を解くためのアイテムをゲットしたり・・・。そのアイテムを得る方法がアイテム探しの代わりにマッチ3になっていた感じですね。本来(?)パズルになりそうな鏡を元に戻すような場面でもマッチ3だし^^
    敵とマッチ3を対戦する場面も何度かありました!

    そのマッチ3は普通にスワップタイプですが、洞窟を進むという場面で横に進む場合には(普通は上から落ちてくるものが)横に流れてくるんですよ!これにはビックリしましたね〜!
    人物を前に進めるために道を開けていくタイプと、普通の縦落ちのマッチ3で目標物を下まで落とすタイプ、対戦で相手とダメージを与え合うタイプなど、マッチ3の種類も色々で面白かったです^^・・・が、個人的には時々、あまりにもアドベンチャーなので「もっと連続でマッチ3がやりたいのにぃ!!」とイライラすることもありましたが^^;でも楽しかったですよ♪




    【ブロードウェイと銃弾】(1994年)

    タイトルも知りませんでしたが、ジョン・キューザックとウディ・アレンという組み合わせにへ〜っと思って(笑)、ひかりビデオオンデマンドで観てみましたー^^


    ◆ブロードウェイと銃弾(Bullets over Broadway)1994年
    監督:ウディ・アレン、脚本:ウディ・アレン、ダグラス・マクグラス
    1920年代ブロードウェイ。若い劇作家のデヴィッド(ジョン・キューザック)は、ギャングの出資を得てようやく新作の上演が決まるが、出資者の女優志望(しかし才能ゼロ)の愛人の起用が条件だった。それでも主演にはなんとか希望の女優、俳優を起用でき、問題を抱えながらもリハーサルが始まるが・・・

    デヴィッドの新作に出演することになった往年の大女優の役を演じたダイアン・ウィーストがアカデミー助演女優賞を受賞した作品だそうです^^ ウディ・アレン本人が出演しないタイプの映画でした。

    アーティストとはこうあるべきであると頑なな考えに縛られ、その持論をまくし立て、挙句に自分はアーティストなのだろうか?と悩み始めたり・・・という^^;アレンが自分でやりそうな(アレンの分身的?)キャラを、ピリピリイライラ顔が板についているジョン・キューザックが好演♪
    演劇に関してズブの素人な、押し付けられた女優の付き人(ギャング)が脚本に口を出し始めたことにより、デヴィッドの自信がどんどん揺らいできて・・・という辺りが面白かったです^^

    大女優然とした振る舞いで登場したダイアン・ウィースト。彼女は個人的にはどちらかというと癒し系なイメージがあったので、この手の高飛車キャラは意外でした。でも威張り散らすばかりではなく、業界の大物として脚本家を励ましたり助言をすたりするような役どころでもあり、彼女っぽく好感を持たせてくれてました。ま、もちろんちょっと可笑しなキャラクターではありましたけどね^^あの「言わせない」クダリを繰り返す所は、ちょっとモンローを思い出しましたし^^

    主要登場人物の中にジェニファー・ティリートレイシー・ウルマンという、頭に響くようなキンキン声の女優が2人も居たというのにはちょっと驚きましたけど(若干キツい^^;)、内容はとても楽しめましたよ!あ、二人の演技も面白かったですよ♪















    【赤ちゃんの逆襲】(2003年)

    そういえば最近フランス映画をあまり観てないなーと思い出し、FOX MOVIES で探して録画しましたー^^ 実は何気に好きなんですよねー、ティエリー・レルミット♪


    ◆赤ちゃんの逆襲(Mauvais Esprit)2003年 監督:パトリック・アレサンドラン
    建築デザイナーを夢見るサエない絵描きシモン(ミシェル・ミューラー)。ある日彼は、自分が描いたデザインそっくりな建物の建築現場を発見。建築業界の大物ボレル(ティエリー・レルミット)が自分のアイディアを盗んだと確信した彼は、抗議するもあっさり追い返された挙句、ポレルの車にひかれて急死。ところがシモンは憎きポレルの息子として生まれ変わってしまい・・・

    この、おっぱいにプチュゥ〜ッと吸い付いてる生後数日のあかちゃんに、実は前世の大人のオトコの意識が残ってるんですよ・・・^^どうすか、これ(笑)
    赤ちゃんとして当たり前の可愛らしい(たまに憎らしい?)表情や行動の全てに、一般的に考えられてる意味だけじゃなく、実は別の意図があるとしたら?!

    という、コメディです^^赤ちゃんというのは無条件で可愛いものだ、という常識への対抗にチャレンジした作品だそうです。

    よりによって、死ぬ直前に怨んでいた相手の息子として生まれ変わってしまった35歳の男シモン。正確には(?)生まれ変わったというより、魂(?)がこの赤ん坊へ入れられてしまった状態でしょうか^^;とにかく姿や能力は紛れも無い赤ちゃんですが、その中身は前世の記憶や感情がまるっと残ったまま。

    ということで、パパが憎くてしょうがない!><で、憎悪バクハツ。
    ミルクは顔に吐きかけてやるぜ!うん○垂れ流したケツを拭かせてやるぜ!遠慮ない夜泣きで寝かさないぜぇ!!というね。いやそれ、そのまんま赤ちゃんですから!ってわけですけども^^
    ちなみに、通常は(と言っていいのか分かりませんが)これがそのままパパへの攻撃となるのか、といったらなかなかそうはいかないと思いますが、ここでは妻は出産直後に「私はやらないわよ」宣言しちゃった母性ゼロなオンナで、ベビーシッターを頼んだ母親は夜泣きには無反応で役立たず、という環境にあったため、まんまとパパが一手に引き受けることになってました^^;

    そんなあかちゃん生活が始まったシモンは、究極の嫌がらせを思いつくわけです。それはなんと、自殺!!><
    その日から彼のトレーニングが始まりました♪これが可愛いんですよぉ〜!中でもあかちゃん歩行器で走り回るシーンがお気に入り♪そして一連のトレーニングを終えた彼の危険な試みが始まります^^
    ちょっと目を離した隙に危険物に接近しようとするわけですが、これがまた恐ろしいんですけど、面白いんですよねー!個人的には座ってるソファから脱走を試みるシーンがお気に入りです♪

    しかし、「息子に愛されない」と悩むパパが可哀想でねぇ・・・。このパパ、ホントに良いパパなんですよぉ。ていうか、演じる「ティエリー・レルミットと赤ちゃん」の図がいいんですよ!!レルミットって私の中ではまだ、洗練されてたり品があったりといったイメージばかりで、子育ての現場とは全く繋がらなかった俳優なんですよね^^;この役ではすご〜く好感度がアップしたと思いますよ^^

    レルミットの意外な一面(?)の発見のお陰もあるかもしれませんが、とっても楽しかったです!ブラックなコメディですが、最終的にはやけにあっさりホンワカと丸く収まったのがなんとなく残念な気がしないでもないけど、まぁ、温かくまとめられてていいんじゃないでしょうか^^
    これはもちろんファンタジックなコメディであって、決して現実と混同するつもりはないものの、もし私に赤ちゃんが居たら、鑑賞直後には間違いなく「誰なの?あんた」と赤ん坊の顔をマジマジと見つめちゃうだろうなー






















    【日記・本】もし僕のパパがロックスターだったら〜コネと七光と醜聞と〜

    「もし僕のパパがロックスターだったら〜コネと七光と醜聞と〜」という、ちょっと目の付け所の面白い本を読んでみました。原題は「How's Your Dad?: Living in the Shadow of a Rock Star Parent」。「で、パパは元気?」というのが、二世ミュージシャンがいつも聞かれる質問だそうです。

    庶民の子供として生まれ育った私からすれば有名人の子供って、セレブとして優遇されて思いっきり甘やかされたお坊ちゃまお嬢ちゃまな人生を華々しく送ってんでしょ?と半分以上やっかみ混じりの想像をしちゃうところ。だって話題になって聞こえてくるのは「誕生日パーティの費用は1億円!」みたいな話ばかりですもん。実際はどうなんでしょうねー?^^

    ということでこの本は、70年代〜80年代頃に活躍したプログレッシヴ・ロックバンド、イエスのギタリスト、スティーヴ・ハウの息子ディラン・ハウと結婚した一般人、ゾーイ・ストリート・ハウによって書かれています。著者本人は一般庶民として育ち、ロックスターの息子として育った男性と結婚したことで、「この立場を利用しない手はないわ!」と考えたわけでしょう^^彼女の夫をはじめとする様々な大物ミュージシャンの子供達へのインタビューを敢行。"スターの子供" としての思い出を色々引き出してまとめてくれました。ちなみにゾーイは、他にも著作があるようなので、プロの物書きではあるご様子です。

    噂や推測が元の話は無く、ほぼ全部が取材した人たちの証言が元になっている、結構ちゃんとした内容です。ひたすらそれぞれのエピソードが淡々と並べられ、最終的には彼らの立場や気持ちを解ってあげて〜という感じになっていました。なかなか興味深く読めましたよ。

    当然のことではありますが、ロックスターの子供の全てが同じようにいい思い、ヤな思いをしているわけじゃないということ、そしてそれぞれがどんな恩恵を受けどんな奇抜な体験をしてきたかがサラリと書かれていて、いろんなパターンを知ることができ、それなりに面白かったです^^(身近にそういう人が居ないからか)特に考えたこともなった当人の苦労などが分かったのは良かったと思います。

    しかし個人的には若干の読みにくさを感じる本ではありました^^;一文が短く気軽な口調の文体は、一見楽に読めそうな雰囲気ではありますが、続けて読んでいると少し不自然さが鼻につくことも。こういう文体は英語で読む分には、特に私のような英語読書初心者にはとっつき易そうだけれど、そのまま日本語になると微妙な感じになっちゃうんですかねー^^;

    それと各章は人物ごとではなく、学校のことやドラッグのこと、ツアー同行やセレブの子供で得したこと、などのカテゴリーごとでまとめてあって、その中で「この人の場合はこう、しかしあの人の場合はこう。」といった感じに、次々と別の人の話に移っていってしまうので、結局誰がどんな生活だったのかが、イマイチ頭の中で整理できないまま読み終えた感じです。実際は「誰が」ということはどうでもいいのかもしれませんが、そういった下世話なことに興味があって読んだ身にはちょっぴり物足りなさもあったり^^;

    バラエティ番組なんかで見かける、どう考えても親の七光りでしかない二世タレントさんもいらっしゃいますが、ミュージシャンとなると、まぁコネはあるかもしれませんが、やっぱりご本人の努力や才能か何かがないとどうにもなりませんよねぇ。それを七光りとヤジるのは、明らかに言う方の妬みじゃないの?と思います。(※この本の著者がヤジっているのではありません)

    でも、大物ミュージシャンの子供とわかると、どうしてもそんなことを言う人が出てきちゃうようで。想像すると、自分の努力を無視されることへの苛立ちって相当だろうなーと同情しちゃいますね。
    近頃は、売れてからしか正体(親が誰か)を明かさない二世ミュージシャンもいらっしゃいますが(ドラゴン・アッシュとか?)、それが正解なんじゃないかな?ま、今の時代は長く隠しておくのは難しいでしょうけどねー。






















    【フローズン・タイム】(2006年)

    ファンタジー系っぽいけど、どうやら若い男女が中心の恋愛モノっぽかったので、FOX MOVIES で録画しましたー^^


    ◆フローズン・タイム(Cashback)2006年 監督:ショーン・エリス
    画家志望の美大生ベン(ショーン・ビガースタッフ)は、恋人と別れたショックで不眠症になってしまう。おかげで1日が8時間も増えてしまった彼は、余った時間をスーパーの深夜バイトで潰すことに。しかし2週間もの不眠が続いたベンの頭はついに限界を超え、自分以外の世界をフリーズさせる能力を身に付けてしまい・・・

    もしも自分以外の時間を止めることができたら?普段、願望はあっても人目があってはできないイケナイことをやりたい放題やっちゃう?「いや、自分はそんなヨコシマなこと考えませんから!」という真面目は方でも、映画の中の話なら、そんなヨコシマな内容を予想/期待しますよね?^^

    ところがなんと!この主人公青年は、そんな下衆な(笑)考えは微塵も見せないんですよ!
    ・・・いえ、まぁ、時が止まれば遠慮なくお買物中のお姉さんたちのシャツをめくっておっぱいボロンと出しちゃうし、パンツは半分ずり下げちゃうし、やりたい放題やってましたけどね^^;しかし、彼の目的はただ一つ!デッサンです。セックスよりもアートってわけですよ^^そういう子なんです。

    それにしても、そこで見られる半分裸の女性たちを映した映像のステキなこと!!おっぱいもお尻ももろに出ちゃってますが、エロく感じない。神秘的で芸術的!

    当然、そこに登場する女性達がすべてモデル並のスタイルだったからということもありますが、女性を美しく撮ることに長けたファッション・フォトグラファーである監督によって捉えられた彼女たちは、ただの女の裸ではありません。観ててウットリしちゃいますよ!

    話自体は失恋したりまた恋したりといった単純なラブストーリーですから、可もなく不可もなくといった感じですが、おバカ男たちのくっだらないおバカエピソードを挿んで緩急つけられた映像美は、観て損はなかったと思います^^脇役がほぼ全員おバカキャラなので(ある意味)ゲージュツ映画でも眠くなりませんでしたし♪

    そして、この映画のキモである「時間を止める」という能力について。
    時間というのは数字で見れば全ての人に共通のものなはずですが、楽しい時間はあっという間、苦痛な時間は進みが遅い、というように個々のその時々の意識によって進み方が変わってくるものですよね。この主人公ベンは、その意識自体をコントロールすることによって、自分以外の時間を止めるということを習得してしまったわけです。この映画での「時間が止まる」というのは、そういう理屈だったと思います。
    ですから、もしも見ていて「これおかしくない?」ということが起きていても、"オレの夢" ルールみたいなもので、ベンの意識内に何かが起きたからそれが反映されてしまってる、と考えればいいようになっているのだと思います^^細かいことは気にせず楽しみましょー



















    【シンディにおまかせ】(2009年)

    軽く観られそ〜なタイトルと、ジェイソン・ベイトマン主演ということに惹かれて録画してみましたー^^監督、脚本家の名前に気づいたのは観始めてから!おかげでハードルが上がっちゃいましたよ♪


    ◆シンディにおまかせ(Extract)2009年 監督、脚本:マイク・ジャッジ
    工場を経営するジョエル(ジェイソン・ベイトマン)は、怠惰な従業員たちに悩まされ、会社の買収話も持ち上がり、妻とはセックスレス、と公私共に問題を抱える日々。そんな中、従業員の一人ステップが仕事中に負傷した。高い保険金が見込まれるとのニュースを見た女性詐欺師のシンディ(ミラ・クニス)は、ステップに近づき工場を訴え更なる賠償金獲得をけしかけ・・・

    えーっとね、シンディが主役のようなタイトルとDVDジャケですが、特にシンディにお任せしちゃうお話ではないですね。無理やり「おまかせ」解釈をすれば、詐欺師シンディに目をつけられた男がシンディのご意見におまかせ(言いなり?)して、主人公を困らせちゃう話ってとこでしょうか^^;

    シンディ役ミラ・クニスは、セクシーさと可愛らしさ、気さくな雰囲気で男を手玉にとって金儲けを企む詐欺師という役がハマってました^^しかし彼女に巧みに操られる男たちの人の良さが可哀想でしたねー><ただ、そんな系統の女が工場のおばちゃんたちに気に入られてたというのが、ちょっと変わっててビックリしました。それくらい怪しさを漂わせない、巧みな詐欺師だったということですね^^

    ・・・なんて、そんなことはどーでもよかったり。爆笑こそできませんが、間違いなくおバカコメディですから♪
    実はこれ、「ビーバス&バットヘッド」、「26世紀青年-ばかたち-」などのマイク・ジャッジ作品なんですよね〜^^

    "やんわりお断り" が全く通じない強引な隣人や、ジョエルが友人の勧めで雇ったジゴロの頭の回転の鈍さなんかはいかにもマイク・ジャッジ系列のキャラたち!
    股間を負傷するクダリや工員たちの働き振りも、無駄に熱苦しい弁護士のキャラ(KISS ジーン・シモンズ!)もマイク・ジャッジ印!
    そして、「あれ?よく見たらこれって...?!」という意外な出で立ちで登場したベン・アフレック!主人公ジョエルの親友のバーテンという役ですが、モットモらしくするアドバイスのズレっぷりもヒドい♪

    主役のジェイソン・ベイトマンは、そんなおかしな人たちの中で一人まともな人、というキャラでした。
    普通の真面目な人が一気に色々な悩みを抱え込むことになって色々グチャグチャ、という話ってことはわかりますが、お陰で物語が散漫になってしまい、素直に面白がれなかった感じがします。そのせいで結局、たくさん居た変キャラもどれもこれもボヤ〜っと薄められちゃった感じで残念でした^^;
    まぁでも、マイク・ジャッジの世界が好きな人には楽しめる部分もあると思いますよ^^bateman

















    【覚え書き・ドラマ】ベールをかけた女 -名探偵ポワロ

    新作BOXの中で1本未再生のものがありますが、勿体ないのでもう少し寝かせといて(笑)、旧作からの短編です。これもわりと好きで何度も観ている方です^^


    ◆ベールをかけた女(The Veiled Lady)-名探偵ポワロ
    依頼がなく落ち込んでいたポワロの元へベールで顔を隠した謎の女性が訪れた。彼女の用件は、自分のゆする脅迫者についての相談だった。ポワロたちは脅迫者の家に忍び込み、ゆすりのネタを盗み出そうと考え・・・

    いつも私が注目している面白プロローグ&エピローグについては、ここではヨットの模型を池に浮かべる...というイマイチ...というか、よく解らない(><)感じですが、その代わりポワロのレアな姿が目玉となっています!それはなんと空き巣!

    商店街の宝石店に強盗が入ったが通行人が取り押さえた、という息をのむ(?笑)事件シーンから始まります。しかし公園でくつろぐポワロは、ヘイスティングス相手にぼやいていました。
    「犯罪者はポワロが怖いんだな。そこで連中はみんな更生してしまったんだ。」
    ポワロはそんな有名かねぇ?笑
    ここのところ事件捜査の依頼がさっぱり入らず、ションボリしちゃってるようです。
    退屈なあまり「ポワロは誰よりも巧妙なわけだからねぇ、法に対する挑戦なんかしてみたら楽しいだろうなぁ〜♪」と良からぬことまで妄想し出す始末^^;

    そんな折、ポワロの不在中に顔にベールをかけた謎の女の訪問があり、ホテルでの待ち合わせを言付けていったとのこと。こうなったら何でもやりまっせ〜♪とホテルへ出向くと、実は有名貴婦人の依頼者が、脅迫されているとのご相談。
    「よし来た!」とばかりに張り切って、脅迫者の自宅へ脅迫のネタを盗みに入ることにしたというわけです^^


    この下見+下準備のシーンでのポワロの変装(?)がいいですねぇ〜^^お髭をセットしてないだけでここまでインチキ臭く見える?!とビックリしました。警戒してくれと言わんばかりに怪しさ満点!応対した家政婦さんもまんまと警戒してくれましたよ^^
    その甲斐あって(?)ポワロは投獄されてしまいますが、このクダリは原作にはありませんでした。ドラマオリジナルということで、ジャップ警部による「マッドドッグと呼ばれた凶暴なヤツなんだ」なんてセリフでニヤリとさせてくれてましたよ♪

    ヘイスティングスが魅惑されてしまう(笑)美貌の貴婦人を演じたのは、フランシス・バーバー。ミネット・ウォルターズの「氷の家」で見かけた時に、どこで見た人だったかな?と気になってたんですよねー。全然繋がってませんでした^^;

    DAVID SUCHET, HUGH FRASER, PHILIP JACKSON, PAULINE MORAN

    Frances Barber (millicent), Terence Harvery (Lavington), Carole Hayman (Godber)poirot














    【グレッグのおきて】(2011年)

    「グレッグのダメ日記」の続編です。なんとなんと、スター・チャンネルでは「グレッグのダメダメ日記」とというタイトルで放送されました!このタイトルなら続編だと判りやすい!^^しかし1作目2作目が見分けにくい?^^;


    ◆グレッグのおきて(Diary of a Wimpy Kid: Rodrick rules)2011年
    監督:デヴィッド・バワーズ
    7年生に進級したグレッグ(ザカリー・ゴードン)は、転校生の美少女ホリーに一目惚れ。なんとか彼女に良い所を見せようと奮闘していた。そんな彼の相変わらずの問題は、とてつもなく意地悪な高校生兄ロドリック(デヴォン・ボスティック)の存在。しかしある日、ケンカの絶えない兄弟に母親から仲良くなるためのある提案が出され・・・

    体育会系のおっきい男子との比較が虚しい、身体の小さい方の男子グループ=イケてないグループに属する主人公少年グレッグの、ダメダメな毎日を綴ったダメ日記シリーズ2作目です^^
    ミドルスクール1年生のサエない学校生活のお話が前作、そして今回は原題に「ロドリック最強!」みたいなのが付いてる通り、あのイヂワルな兄貴ロドリックとの関係がテーマになっていました!

    1作目もなかなか面白かったですけど、個人的にはこちらの方が好みでした♪前作ではグレッグの未熟さやしょーもないプライドが原因で、あまりよろしくない根性が丸見えになっちゃってたのがネックになってましたが、その結果を経ての今作では成長も見られ(しかしまだまだな部分も見え隠れ)もうちょっと安心して観ていられる感じだったような気がします^^

    ママの無理矢理な兄弟仲良し作戦にイヤイヤながらもまんまと釣られた兄ロドリックに付き合わされて、グレッグは兄に仲良くしてもらってるフリをしなきゃならなくなった、というのが今回の物語。両親の見ていないところでのロドリックは当然ながら本質が変わりませんから、グレッグの地獄は変わりません><

    しかしそんな中、向かう敵は同じということでなんだかんだ結束してしまう辺りが、兄弟っていいじゃないかーと、微笑ましくなっていきましたし、結局なかなか楽しい家族じゃないかーとニンマリしたり^^

    もちろん一筋縄ではいかないですけどね♪
    ロドリックの内弁慶発覚シーンなんかは、コイツやっぱりか...とニヤリとしちゃいましたし、新聞で育児コラムを執筆し始めたママの、お金で釣るやり方には呆れましたし。(しかも物語的に結局放置って^^;)
    しかし見てると、なんだかんだ似たもの親子/似た者兄弟だなーって感じが面白いです^^
    でもあんな腹黒い「まだ3歳」はやだなー><














    【ラブリー・オールドメン】(1993年)

    ひかりビデオオンデマンドで偶然見つけたので観てみましたー^^
    調べると95年作の続編もあるそうですね。これがとても気に入ったので、是非そちらも観たいです。(続編は「ラブリー・オールドメン:釣り大将 Love Love 日記」)


    ◆ラブリー・オールドメン(Grumpy Old Men)1993年 監督:ドナルド・ペトリ
    ミネソタの小さな町に住むジョン(ジャック・レモン)とマックス(ウォルター・マッソー)は幼馴染みの隣人同士。しかし56年間に渡りいがみ合って生きてきた。そんな彼らの家の近くに美しくグラマーな大学教員アリエル(アン・マーグレット)が越してきて・・

    物語は単純です^^二人の男が一人の女を巡って火花を散らすという話♪
    それをコメディ界の黄金コンビ、ジャック・レモンとウォルター・マッソーが嬉々として演じてらっしゃいました!
    50年以上に渡るお隣りさんで、お互い頑固に嫌い合う二人。顔を合わせれば「よぉ dickhead」「やぁ moron」と挨拶しあい、子供のいたずらのような嫌がらせをやり合い続けてきた。そんな彼らの前に奔放な美女(50歳代くらい)が現れたことにより、二人のバトルは一層激化し・・・という感じです^^

    この二人がねぇ〜いいんですよねぇ〜♪
    年中いがみ合ってるけどいつも同じ店で酒を飲み、同じ所で買物し、揃ってワカサギ釣りに出掛けてたり^^ イヤミ、悪口付きだけど、顔を合わせればちゃんと挨拶を交わし、近況を報告しあい、一緒になってバーの主人をからかったり^^ いさかいは絶えないのに、部屋には少年時代に二人で並んで撮った写真が飾られてたり^^

    いわゆる腐れ縁なのでしょうけども、これだけ長い付き合いになれば、傍からちょっと見ただけでは分からない何かがあるわけですよね。もちろん上に書いたようにこの映画では、二人の切っても切れない友情の欠片がチラチラと見えますから、お互い頑なに憎み合うような態度を取る姿も、可愛らしく見えちゃうんですよねー! ケンカするほど仲がいいとか、イヤよイヤよも好きのうちとか、トムとジェリーとか、そんな言葉が浮かんできちゃいます^^ 仲良くケンカする二人がとてもラブリーなわけです♪

    あぁ〜それにしても、ジャック・レモンは見る度にどんどんファンになっていっちゃいますね〜!当時68歳で当然それなりに見た目は老いてますけど、ジャックってホント、笑っても怒ってもイヂワル顔してもすっごくキュート!
    ウォルター・マッソーは当時73歳。彼はなぜか文字通り面の皮が厚く見えてかぶり物っぽい顔になっていましたが(どしたン?)、ジョンに攻撃を仕掛けるいかにも意地の悪そ〜な役を熱演!息子からやめなさいよとたしなめられても、ジョンに構いたくてしょーがないのが見え見えという、カワイくないくせにやっぱり可愛らしいキャラがまたよく似合う!

    そして、そんな二人の上を行く、ジョン(レモン)の父親(94歳)が更にナイスキャラ!演じたのはバージェス・メレディス当時86歳。子犬のじゃれ合いのような取っ組み合いのケンカをする70過ぎの二人をつかまえて、「いい加減にせんかい!このガキども!!」と仲裁するシーンが好きです^^立ち去りながらブツクサ言うセリフも面白い♪息子たちのこんなケンカを何十年も見て来たのかと想像すると可笑しくて!!

    最後に付いていた、アドリブのバリエーション集のようなNG集が嬉しいですね!バージェス・メレディスのお下品なアドリブの数々も凄い><個人的には、一番最後のレモンのお茶目なイタズラにメロメロです^^

    [メモ] ジョンの娘役はダリル・ハンナ。私は動いているダリルは「キル・ビル2」でしか見たことなかったので、こんな普通に可愛らしい姿を見て軽くショックを受けました^^;


















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