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    • 2023.12.07 Thursday
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    【50/50 フィフティ・フィフティ】(2011年)

    ジョセフ・ゴードン=レヴィットとセス・ローゲンによる、がん患者の闘病生活を扱いながらもコメディという、一風変わったドラマです。高い評価を得ていたので楽しみにしていましたー^^


    ◆50/50 フィフティ・フィフティ(50/50)2011年 監督:ジョナサン・レヴィン
    健康的な生活を送ってきた27歳の青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)がある日突然告げられた病名は癌だった。5年生存率は50%。その日からアダムの生活は一変。よそよそしい同僚たち、看病の重圧に負けそうな恋人、過保護な母親・・・周囲は病気のアダムに気を遣う。ただ一人、女好きの親友カイル(セス・ローゲン)をのぞいては。

    死を意識してしまう闘病ドラマだけど重過ぎず、コメディだけど癌と闘う人や人の死を軽く扱うことは決してない、その絶妙なバランスが見事な温かいドラマでした^^

    アダムが癌だとわかると周囲は腫れ物に触るような態度になってしまう中、いつでもお気楽な悪友カイルだけはいつも通りの無神経キャラで接してきます。このカイルというのは、友人の癌という病名をナンパのエサに使うような男なんですよ。一瞬「え?」と思うんですが・・・^^


    しかし、最初は実感があまり無いためか意外と冷静を装っていたアダムも、抗がん治療の副作用もあり、だんだん悪化してくる自らの病状に動揺し始め、いつまでも能天気に女を追い回すことしか考えないカイルについにキレてしまいます。

    実はカイルは一切自分のツラい気持ちを表に出さないと決めていたのですが、フとしたきっかけでカイルの本心に気付いたアダムとの男同士の友情に、ジンときちゃいました^^
    もちろん、どれだけ心配に思っていても、それを素直に伝えて不安を煽ってはいけないとは思いますが、カイルのように振る舞うのはかなり難しいことだと思います。一見おバカに見えるカイルですが、とてもいいオトコでした!

    でもやっぱり観客を泣かせるために作られたドラマではありませんね。悲劇的な状況にあっても、思いがけず笑いに繋がってしまう明るい面も大いに強調されたドラマです。このカイルのせいで性的な表現も多いためR指定にまでなっていたようですし^^;

    この映画は、アダムと同じ癌を克服した脚本家ウィル・レイサーが、友人のセス・ローゲンの勧めで書き上げた、自伝っぽい内容だそうです。患者側の立場や気持ちを理解した脚本家によって書かれた物語ですから、とてもリアルです。
    「自分に関係ない世界のお話だと思わないでくれよー。近親者にがん患者が居る/居たという人は凄く多いんだ。がんは特別扱いされるようなことじゃない、身近な存在なんだよ。」とのメッセージがあるそうです。

    でも想像してみるとどうしても不安になってしまいますね。癌を患った人に言葉をかける場面が出来たら、何を言ったらよいのだろう?どう言ったら傷つけてしまうだろう?と。アダムの同僚や上司のシーンを観ながら、こうはなりたくないな、とは思ったのですけれど^^;
    逆に相手の気に障る下手な気遣いをしようとするよりも、可能な限りカイルのようにそれまで通りを貫いた方がいいのかな・・・とか。しかし、ここでは悪役として存在していたアダムのあの元カノ。出てくる度に「なんだこの女!」と冷たい目で見ちゃってましたが、案外自分の姿もあんなものなのかもしれないな・・・なんて思ったり^^;

    この映画はとても前向きで希望も見える素敵なコメディ・ドラマとなっていました。
    セス・ローゲンですから、遠慮のない下品な発言や振る舞いもたっぷりですが、ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるおとなしめな普通の青年とのコンビネーションは、なかなかの収穫です♪levitt





















    【リミットレス】(2011年)

    ちょっとSFなサスペンス?という、普段はそんなに興味を持たないジャンルですが、今をときめくブラッドリー・クーパーですから一応チェックしてみることにしましたー^^


    ◆リミットレス(Litmitless)2011年 監督:ニール・バーガー
    出版契約は交わしたものの一向に筆が進まない作家エディ(ブラッドリー・クーパー)。彼は元妻の弟と再会し、怪しい薬を譲り受けた。それは、通常20%しか使われていない人間の脳を100%活性化させる新薬NZT48。疑いながらも服用したエディの頭は劇的に覚醒し、一晩で傑作小説を書き上げ・・・

    ううぉ〜ぅ!こんな薬が手に入ったら・・・なんて考えてワクワクしちゃいましたねー!
    凄い薬ですよ^^

    物語も面白かったですし、終盤の展開は個人的にはちょっと・・・って感じもしましたが、「どうなるの?感」がとても楽しめました!金融界の重鎮役ロバート・デ・ニーロも、いい具合の存在感で微妙に(笑)圧倒してくれてましたしね。
    凝った映像効果も良く効いてましたし、音楽もカッコ良くて心地よかったです♪

    通常20%しか使われていない人間の脳を100%働かせてくれる薬NZT48。
    一度飲んだらその状態が一日程度保たれます。それまでの人生の中で、特に記憶しなかったけれど見聞きしてきた事柄が、実は使っていない残り80%のどこかの引き出しに入っている(ことになってる)、と。昔ちょっと目にはしたけど書いてあることを覚える気もなかったような文章とかが、記憶の片隅に残っているそうです。

    でもそんな記憶は、普段の自分にはまず取り出せない。しかしこの薬を服用することによって、脳を100%フル回転させると、それが必要に応じてじゃんじゃん湧き出てくる!!スゲー

    けれどそんな記憶が引き出せるのは、この薬が効いている間だけ。
    ・・・ということで、一旦会社など人前でその能力を活用してしまうと、薬を欠かすことができなくなってしまうというね。使い方をよく考えないと、中毒のような状態になってしまうというのが怖いところ。

    簡単に手に入るものではないため、手に入れたい(数少ない)服用者に、殺人も厭わないほど強引に追われる羽目になり、しかも、勿論こんな怪しげな薬には副作用があるわけで・・・という、なかなかドキドキのサスペンスになっていました!


    主演で製作総指揮に名を連ねたブラッドリー・クーパーは、物語当初は見たことないほどの見た目のボロさ。小説家とは名ばかりでほぼヒモ状態の貧乏生活中です。「ホームレスみたい」と言われちゃうほど小汚い><
    それがこの薬を手に入れたお陰で小説はスラスラ、外国語もペラペラ、投資の勉強も積みその手腕を発揮!どんどん小綺麗に変身していってるところをバッチリ強調していました^^

    この記憶のためのお勉強シーンはあれみたいですよ。「フィフス・エレメント」でリールーが高速で歴史を学んでたみたいな(古!)。あれを普通の人間がやってる様はもう、イッちゃってる?!って感じ^^
    しかしブルース・リーの格闘シーンをどれだけ記憶していたとしても、それを自分の身体で再現できるかどうかは、また別問題じゃないかと^^;

    ま、何はともあれ、私ならいくら大量に薬を手に入れても、こんな無駄遣いはしないよねーって感じ?^^そもそもやっぱり怖いし。小説家なんだから、家で作業中にだけこっそり使うのがいいんじゃないの?きっと。男と女の性の違いなのかな?(性別は関係ない?)




















    【日記・ドラマ】三幕の殺人 -名探偵ポワロ ニューシーズン

    名探偵ポワロ ニューシーズンBOX4 からです!
    昔、ユスティノフのテレビ版があったんですってー。てことは有名な作品のはずですが、タイトルも存じ上げません〜^^;


    ◆三幕の殺人(Three Act Tragedy)
    ポワロの旧友で元有名俳優のサー・チャールズ・カートライトが開いたパーティで、牧師が変死した。被害者が恨みを買う人物でない老牧師であること、そしてカクテルへの毒の混入が殺害方法だとしたら、牧師が手に取るとは限らない状況であったこと。それらの観点からポワロは自然死説を支持するが・・・

    パーティの途中に起きた老人の突然死は殺人事件ではなかったと断定したものの、後日ほぼ同じ面子でのパーティで同様の事件が起きたことにより、ポワロはその事件性を認めることに。最初のパーティの主催者サー・チャールズと共にポワロは捜査を始めるが・・・というミステリです。

    中盤には犯人の予想がついちゃいましたし(私にはなかなか無いこと!)、明かされたトリックはショボッと言いたくなるようなものでしたが、ポワロと友人サー・チャールズの関係を描いたドラマとして、それなりに見どころはあったと思います。
    でもまぁ、後味は良くありませんけどね^^;
    ま、観終えた後に喜び勇んで感想を書く気になれなかった程度の、気に入らなさかな(笑)
    少なくとも一度観ただけの現在は、ですけれど。


    今作にも "イケメン風" が一人^^ サー・チャールズの若い恋人の友人の若者、オリバーです。あんまり存在感のないキャラクターでしたが、若者の登場率の低いドラマですからね。ちょっと若い子が混じってるとイケメンに見えちゃうんだよなー。実際はそう大したイケメンじゃなかったと思われますが^^;演じたのはトム・ウィズダム。
    名前を見ても知りませんでしたから、Wikiってみましたー。なんと、「パイレーツ・ロック」に出てたんですねー!ミッドナイト・マークだったようです。あのモテモテのイケメン役?!

    じゃあやっぱイケメンでした??しかしこちらで見た感じではあんなムーディー(笑)な役が似合いそうにはなかったですけどねー・・・。役者さんってスゴいですね〜^^poirot










    【ボクの人生を変えた5日間】(2010年)

    ザック・ガリフィアナキスの名前につられて観てみましたー^^
    いつの間にか大ファンみたいになってますね。彼の名前もソラで言えるようになったし(笑)


    ◆ボクの人生を変えた5日間(It's Kind of a Funny Story)2010年
    監督、脚本:ライアン・フレック、アンナ・ボーデン
    名門高校に通う16歳のクレイグ(キーア・ギルクリスト)は、失恋、進路、人間関係など次々と押し寄せる悩みに対処できなくなり、自殺を考えるようになった。怖くなった彼は自ら精神科病院に飛び込み治療を希望。入院することになるが、病棟の主のようなボビー(ザック・ガリフィアナキス)をはじめ変人ばかりの病棟に怖じ気づき・・・

    クレイグが入院した病棟で知り合った変わった男を演じたザック・ガリフィアナキスは、期待通りの名演を見せてくれていました!少年を導く大人のようで、飄々とおかしなことをやって(/言って)のける、やっぱり個性的で彼にピッタリな役でしたよ♪
    ザック自身はこれもごく自然に演じられたとのことです。この手の役はお手の物って感じなんでしょうねー♪しかし実はそれだけでなく、ここでは案外シリアスな役でもあったのが驚きです。ただのおバカ系コメディアンだと侮ってはいけません♪
    (↑しかしこういうことをしてると、誰かとカブっちゃいそうですよ。笑)

    Ned Vizzini によるベストセラー小説の映画化作品だそうです。
    悩みがつのって鬱状態に陥ってしまった少年のお話ですが、そのテーマとはうらはらにユーモラスでポップな演出やセリフと登場人物によって、陰鬱さの漂わないとても観易い映画になっていました。原作は読んでいませんが「ちょっとオモロイはなし」というからには、元々そんな雰囲気なんだと想像していますが、どうなんでしょうね^^

    クレイグの鬱は、本人も「ドラマティックな原因があるわけじゃない」と言うように、イジメや虐待といった "いかにも鬱の原因として描かれそう" な要因は無いんですよね。
    学校の友人たちや好きな女の子との関係や、自分に過度の期待を寄せる父親と、自分の味方をしてくれてるようだけど解ってくれてるとは思えない母親、そして「良い学校を出ないと良い職に就けず良い人生が送れない」という思い込みによる将来への不安などなど、誰にでも似た悩みや経験があるのでは?てな感じの悩みを抱えている程度。
    要は、彼のは多分「いわゆる鬱」ではないでしょうよ、とすぐにわかります。

    しかしクレイグは真剣です。その気持ちはもちろん解ります。
    つまらないことをいつまでもウジウジと悩んでしまったり、妄想がどんどん暴走してビビってしまい前に進めなくなってしまったり、不要なプレッシャーに無駄に潰されそうになってしまったり・・・そんなことが続くうちに「私ってなんか、鬱の気があるんじゃなかろうか」なんて考えることもありますからね^^;(基本的には何でも笑う能天気オンナなんですけどね)

    この物語の主人公クレイグは、5日間だけ精神科に入院し他の患者たちと触れ合ったことにより、世の中には様々な理由で一般の生活の中で暮らすことが困難になっている人がたくさん居るということに気づいて、立ち直って行くわけです。クレイグにはこの入院は、丁度いいショック療法みたいなものだったっぽいですね。

    なかなか楽しくて、爽やかな青春ドラマです^^ 
    はっきり言ってしまえば、リアリティにはほど遠そうな感じです。本当に鬱に苦しんでらっしゃる方が、ご自身の助けになることを期待してご覧になるとガッカリすることになるかもしれません。
    しかしちょっと落ち込みやすいタイプの私には、ポジティヴな気持ちにさせて貰えるステキな映画に思えました^^
    地球規模、国家規模では滅入ることも多いですけど、少なくとも個人レベルでは、家族がいるとか友達がいるとか、住む家があるとか仕事があるとか、当たり前のように持っているものに感謝して、前向きに生きようと思いました^^




















    【おいしい生活】(2000年)

    ウディ・アレンにはだいぶ慣れてきたものの、トレイシー・ウルマンの名前だけでずっとパスしてた作品でした。面白かったとの感想を拝見したので、観てみることにしましたー^^


    ◆おいしい生活(Small Time Crooks)2000年 監督、脚本:ウディ・アレン
    一応過去に銀行強盗の経験もある自称切れ者犯罪者のレイ(ウディ・アレン)は、完璧な計画を思いつく。それは、銀行の近くの空きテナントを借り、その地下室からトンネルを掘って銀行の金庫へ侵入するというもの。階上の店舗ではカムフラージュのため妻フレンチー(トレイシー・ウルマン)にクッキー屋を始めさせるが・・・

    トレイシー・ウルマンといえば私は、「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」という90年の映画を1つ観たことがあるだけですが(あと「夢見るトレイシー」という歌も聴いたことある^^)、なんとなく彼女がヒロインというだけで無駄に古臭い感じになりそ〜なんて、酷い先入観を持っていたんですよねー。ま、結局のところ、それもあながち間違っちゃいなかったなとは思いますが、全然問題なかったんですよ。むしろこんな楽しいドタバタコメディには、彼女のあのテイストが必須だよね!なんて思っちゃうくらい^^

    物語は、ウディ演じる主人公レイの「バンク・ジョブ」(→過去記事)的な強盗計画の準備段階から始まります。
    しかし、いかにもおバカでしかない仲間たちと、自分は賢いつもりだけどやはり類友なレイでは、見るからに上手く行きそうにないのですが、別にいいわけです。なぜなら、カムフラージュのために営業させていた奥さんのクッキー屋さんが大繁盛しちゃって、あれよあれよと言う間に大金持ちになっちゃうから♪この物語はここからが本番です^^


    お金を手に入れたらマイアミでのんびり暮らしたいだけの夫と、とことんセレブな生活を満喫したい妻。やりたいことがお互いはっきり違う夫婦となってしまった二人の間にどんどん溝ができてしまい・・・という展開となっていきます。
    妻フレンチーがこれでもかというくらいにゴテゴテと飾り付ける、絵に描いたような成金屋敷や衣裳、そして交わる本物のセレブたちとは会話もさっぱり噛み合わず無教養が露呈するだけーというのが、滑稽に描かれてます^^ストレートに成金を嘲笑ったりしてますが、ウディの毒としては薄めとの説も。

    ストーリーは単純ですが、次々と飛びだすセリフはやはり面白いですし、何と言ってもトレイシー・ウルマンの貫禄ですよねー。レイのウダウダへのフレンチーの畳み掛けるようなマシンガンツッコミが激しい、夫婦漫才的なやりとりが楽しいです♪フレンチーの従姉妹メイの天然キャラもいい味が出てました^^

    しかし、部屋に観賞用のハープを置いたりするのは・・・ダメ?^^;観ながら「こういうのむっちゃ解る!!」とか思っちゃった私ってヤバいですねぇ。私に大金を持たせちゃダメよ〜
    ・・・って、そんなぁ><


















    【日記・ゲーム】ナイトメア・レルム 悪夢の王国 コレクターズ・エディション

    Big Fish Games 日本語サイトのコレクターズ・エディションのセールで買いましたー^^
    アイテム探し+アドベンチャー+パズルゲームです。

    ナイトメア・レルム 悪夢の王国 コレクターズ・エディション


    赤ん坊の頃、事故で父親を亡くしたエミリー。彼女は7歳の誕生日の前夜、不気味な影によって絵の中の世界に引きずり込まれてしまった。伯父のピーターと母親が後を追ってポータルに入り、エミリーを救い出すべく冒険が始まるが・・・というお話です^^

    実はこのゲームは以前、英語版でお試しをしたのですが、その時の印象ではアドベンチャーがかなり簡単で、グラフィックは綺麗だけどなんとなく動きが気に入らない、という感じだったので、買わなかったんですよね。
    しかし今回のセールで買うものを吟味した夫が、これが良い!と言うので買うことにしました。


    これ、凄く面白かったです!!簡単過ぎると思ったのは、最初の方だけ^^;
    アイテム探しよりもアドベンチャー度が高い感じで、アイテム探しも一手間、たまにふた手間以上かけて取るものもあり、なかなか楽しかったです♪
    アドベンチャーの難易度はそれほど高すぎず低すぎず良い感じで、ボリュームは十分ありました。
    パズルはほとんどが簡単でしたが、手間だけやたらかかるということも特に感じなかったので、良かったと思います。

    更にコレクターズ・エディションのボーナスゲームが凄いボリューム!!
    通常のストーリーを終えただけだと、ボリューム的には満足しても、ストーリー的には一部物足りないんですよね。

    ボーナスゲームはそれをしっかり補う内容になっていたので、コレクターズ・エディションでプレイして大満足でした!面白かったですよ〜♪
    折り紙教室(折り方の図説)を解除するための、本編内の折り紙集めも楽しいです・・・けど、しばしば忘れてて探しに戻ったりしてました^^;
    ナイトメア・レルム 悪夢の王国 コレクターズ・エディション ダウンロードはこちらから






    【マイファミリー・ウェディング】(2010年)

    家族が絡んだウェディング系のコメディといったら、だいたい内容が予想がついちゃうので録画も迷ったのですが、録画数が少なめだったのでこれも観てみることにしました^^;


    ◆マイファミリー・ウェディング(Our Family Wedding)2010年
    監督:リック・ファミュイワ
    大学卒業後の結婚を決めたラテン系のルシア(アメリカ・フェレーラ)と黒人のマーカス(ランス・グロス)は、お互いの家族への報告のため食事会を企画。同じ頃マーカスの父ブラッド(フォレスト・ウィッテカー)は、愛車のレッカーを巡りモメていたが、実はレッカーしたのはルシアの父ミゲル(カルロス・メンシア)。そうとは知らず食事会で再開した二人は大ゲンカとなり、険悪ムードのまま子供たちの結婚話を聞かされ・・・

    結婚は当人同士だけのものじゃない。昔からよくそう言われてますが・・・。結婚前にそれを激しく目の当たりにしたら、ちょっとその結婚自体を考え直しちゃうかも?^^


    この映画は、若いカップルが結婚を決めた途端に双方の家族がウェディングプランにガッツリ介入してきて、そりゃーもぉ大騒ぎさ!という、いかにもドタバタになりそうなコメディです♪

    メキシコ系とアフリカ系の結婚ということで、それぞれのシキタリの違いをなかなか受け入れ合えず...というありそ〜なシチュエーションです。日本でも地域によって冠婚葬祭は色々違いがありますから解らなくもないですよねー^^;

    ポイントは、家族同士が紹介される前に実は父親同士が出会っていて、思いっきりモメた関係だったということ^^お陰で二人の意地みたいなものも絡みあい、無駄にゴタゴタが盛られることに!!
    ということで、親父VS親父によるミニバトルから、親父と子供のホロリとくるやりとりまで、オイシイところは全部オヤジたちが持って行くという作りになっていました^^しかもヤツら、ウザ過ぎない良い塩梅で好感を持たせる悪くないキャラだったので安心です。

    でもそれってある意味、ちょっとヌルいというか、ハジケきれてないというか、思いきりが足りないというか^^;ま、要はドタバタ系大爆笑の連続は期待できないことは間違いないです。テンションもコメディのわりにあまり高くないし。
    もしかしたら製作者さんが『ドタバタコメディ』というジャンルにしたくなかったのかもしれませんね。だったらせっかくなので、あんなバカバカしいドタバタよりも、もっと双方のカルチャーギャップに関連した笑いをガンガン投入して貰えれば、もっと好印象な映画だったかも?と思いました^^
    ま、ハートウォーミング系としても、ありがちな感じではありますが、まぁまぁ楽しめましたよ♪
    とりあえず私は、フォレスト・ウィテカーのラジオDJっぷりに惚れました^^いい声!

    [メモ] ヒロインを演じたアメリカ・フェレーラという子は、アグリー・ベティだったんですね!アグリー・ベティは写真しか見たことなかったので、全然気付かなかったわ^^;














    【エリザベス】(1998年)

    2007年の続編「エリザベス:ゴールデン・エイジ」を観たので、1作目のこちらも観てみましたー♪ 女王としての威厳も感じる続編のエリザベス像が好きですが、こちらでの新人女王の自信無さげな感じも良かったです^^ 映画としてはこちらの方が私は観やすかったかな。


    ◆エリザベス(Elizabeth)1998年 監督:シェカール・カプール
    1558年イングランド。メアリ女王が崩御し25歳で女王に即位したエリザベス(ケイト・ブランシェット)にはダドリー(ジョセフ・ファインズ)という恋人がいたが、立場上、隣国との政略結婚を迫られていた。様々な謀略が渦巻き命も狙われる中、ローマ法王による謀反計画を知り・・・

    実はこちらはずぅーっと以前に一度観たはずなのですが、やはり内容は全然覚えてなかったです。今観てみた感じでは、恐らく当時の私には「さっぱりわかんなーい!」だったのでしょう^^;
    登場人物も多めですし、そもそもこの界隈の人間関係とか宗教のこと、前女王メアリーとエリザベスのそれぞれの立場や関係などなど、なんにも知りませんでしたからねぇ。ま、もちろん今でもよく解ってると胸を張る自信などゼロですけど^^ 

    とりあえず前回観た当時よりは出演俳優の顔が見分けられる分、登場人物でこんがらがることも無くしっかり楽しめました♪ ていうかー!!これ、なにげに超豪華じゃないですか〜!!^^

    ジェイムズ・フレインが出ていることは当然チェック済みでしたけど、その他もなかなか♪
    続編「エリザベス:ゴールデン・エイジ」にも同じ役で出演したジェフリー・ラッシュをはじめ、ジョセフ・ファインズ、リチャード・アッテンボロー、クリストファー・エクルストン、ファニー・アルダン、ヴァンサン・カッセル、ダニエル・クレイグ、エミリー・モーティマー、ケリー・マクドナルド、キャシー・バークなど!・・・やっぱりね〜^^;10年前に観たんじゃ、私はこの中の2人くらいしかわからなかっただろうからね〜。そりゃキツいっすよ、うん。

    それにしてもジェイムズ・フレイン。「えぇー?もしかしてこれぇ?!」と顔を歪めてしまうほど酷い見た目でしたねー><濃い顔だということは重々承知してますが、これはいくらなんでも・・・ヤダ><

    スペイン大使(カトリック!)の役で出番は多くはありませんでしたが、少なすぎず、そのクダリ要る?って所にまで無理やり登場するほど優遇されてましたから(違う 笑)、まぁ満足です^^

    異端のエリザベスなんか女王にしておくわけにはいかないぜ!というカトリック派のノーフォーク公を演じたクリストファー・エクルストンにはちょっとビックリしました。この人ってこんなにイカツい人でしたっけ?!身体は大きめだし怖そうな顔つきですけど、私の中のイメージには無かったので、この迫力にはビビりましたね。
    そういえばよく考えると、このノーフォーク公とエリザベスは薄く血の繋がった "またいとこ" ですかね??ふ〜ん、信仰に家系は関係ないのねぇ。(それだけ離れてると家族じゃないからかな)

    物語は、エリザベスの先代女王メアリ崩御の少し前から始まります。色々あって(笑)メアリ崩御後、エリザベスは即位して女王としての生活が始まり・・・という話ですが、政治関連の陰謀が渦巻いたりしながらも、どちらかといえばエリザベスの恋物語が大きく占めているようでした。

    その恋の相手はジョセフ・ファインズ演じるロバート・ダドリー。女王になる以前から懇意だったロバートに対して、素直に恋しちゃってるエリザベスの表情なんかいいですよぉ〜^^しかし彼女は女王。一介の貴族であるダドリーなんかと結ばれるわけにはいかないのよねー、という悲恋モノです。
    私は「エリザベス ゴールデン・エイジ」を先に観たので、ローリー卿とベスに踊らせるシーンは何やってんだろ?と思ってたのですが、こちらを観たらなるほど。二人に自分の思い出を投影していたのかぁ。切なくなりますねぇ><
    しかしこちらで既に "国と結婚" 宣言をしてるということは、「ゴールデン・エイジ」で恋しちゃってる風の話になってたと思ったのは私の勘違いだったのですか^^;あれは別に恋じゃなかったのか。

    2作に渡ってジェフリー・ラッシュが演じたウォルシンガム。彼はこちらの方が良かったですねー。「ゴールデン・エイジ」ではちょっと口うるさい "爺や" みたいな人(そうでないことも明らかですが)かと思ってたけれど、こちらでは随分ミステリアスな鋭い切れ者で、カッコ良かったです^^ウォルシンガムを誤解してました。

    【おまけ】=============================

    クリストファー・エクルストンが演じた第4代ノーフォーク公のお父さんは、「The Tudors シーズン4」でレギュラーだった、あの尊大で憎らしいサリー伯爵なんですってー。んで、お祖父ちゃんは「The Tudors シーズン1」でヘンリー・ツェニーが演じた第3代ノーフォーク公。

    (サリーは第3代ノーフォーク存命中に処刑された為、孫がついで第4代となったとのこと)

    エリザベス1世の母アン・ブリンはこの第3代ノーフォーク公の姪でしたよね。てことは、アンとサリー伯は従兄妹ですよね?
    ところが、ヘンリー8世の5番目の妻キャサリン・ハワードはサリー伯の姪で、しかもアン・ブリンの従姉妹とな?(ドラマ「The Tudors」より)
    はて?どうも成り立たないんですけど^^;
    私ったら、どこを誤解しちゃってるんでしょうね・・・とWikiで調べたら、キャサリンは第3代ノーフォーク公の弟の子供で、サリー伯の従妹なんだそうです。ドラマでは少し変えてあったのねー
    と、どうでもいい赤の他人の家系図でこんがらがって眠れなくなったりしてました。
    とても、おバカっぽいです><frain





















    【日記・ドラマ】ザ・ケープ 漆黒のヒーロー〔後半〕

    アメコミヒーローもの(っぽい体裁)のドラマシリーズ「ザ・ケープ 漆黒のヒーロー」の後半を観終えましたー^^(前半のあらすじ及び感想みたいなものは→こちら

    前半5話を観てから結構経っちゃってますが、やっぱり "打ち切られたドラマ" という意識があるためか、なかなか続きを観る気分になれなかったんですよね^^;
    前半は4話、5話あたりが面白くなってきてましたけど、放映時に人気が無かったということは、失速していくんだろうな...なんて予想もしてしまいますしねー。



    ところが!後半、面白かったんですよ!
    それまでは(英語字幕なのでツラいということもあり)一度に一話しか観られなかったのですが、後半は3話連続と2話連続の2日間で観ちゃいましたー♪ それくらい引きこまれちゃったということです^^

    私の目的ジェイムズ・フレインの出番は、特に増えたりはしなかったけど、極端に少なくも感じない程度で、ちゃんと満足感を得られました^^とにかく全編に渡ってカッコ良かったです!!スーツ姿がいいですよねー。スタイルがいいものぉ!!^^(もう画像はケープ/ヴィンス無視! 笑)

    お気に入りは6話目ですかねー。
    フレミングがケープの暗殺を依頼したのは、兄がハイテクを駆使して追跡&監視、弟が兄の指示を受けて殺害を実行するというチーム。依頼するシーンから良いですねぇ。「The Cape」のコミックを手渡し、ケープを殺して身につけてるケープを持って来いって^^ 「いや、これマンガですから!!」と諭されちゃったりして^^フフ
    この日は、大怪我を負っていたケープは休日を決め込んでいたけれど、突然命を狙われ始めて・・・という、結局全10話中で最もアクションドラマ的だった印象ですね。ま、ケープは休日ですから、ほとんど "ケープとして" じゃなかったんですけど^^;

    後半全体的には面白かったんですが、やっぱり物足りないですねー。
    本物の悪党チェスであるフレミングの秘密がある程度(^^;)判ったり、謎のハイテクブロガー、オーウェルの秘密なんかも一応判ったりしましたが、さすがは打ち切り作品。当初の目的が果たせないまま、終わって行きました><
    (ネタバレ反転→しかし多重人格者だと判明したはずのフレミングは、(あの不気味な?)コンタクトを持っているようなシーンが入ってましたけど、結局どういうこと??^^;)

    いやぁ〜・・・さすがにこれは無いですよねー。普通に悪と戦うヒーローならば、この世に悪がある限り終わりはなくていいのかも、って感じもしますが、これは所謂そういうスーパーヒーローじゃなくて、ゴールが明示されてきた物語なのにぃ。まとめるには時間が足りなかったのでしょうね・・・。


    しかし後半これだけ面白くなってきたのに勿体ないなー。はじめに観客のハートをイマイチ掴めなかったことが敗因でしょうか。私が面白くなってきたのが途中からだったからそう思うだけかしらん?

    毎回様々な悪役が登場してましたが、その中の一人でヴィニー・ジョーンズ演じるスケールズだけ、いつの間にか(?)レギュラー化してましたよね。彼がそれなりに人気が出てきてたから、ってことかも?
    確かに物凄いインパクトのある顔が強烈ですし、一人イギリスアクセントでスゴむものの微妙にマヌケな面もあり、妙に面白いんですよね^^
    いやぁ・・・もっと観たかったなぁ〜

    ま、この感じでは国内盤DVDの発売はやはり無いでしょう。輸入盤でもなんとか観られましたし、肝心のジェイムズはしっかり堪能できましたから、私としては買って良かったです♪


    frain



















    【ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える】(2011年)

    前作がとぉ〜っても面白かったので、この続編も凄く楽しみにしていました^^まぁ劇場公開時以降、大体おんなじって情報は得てましたので、過剰な期待はしないで楽しみましたよー


    ◆ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part II)2011年
    監督:トッド・フィリップス
    2年前、ラスベガスでのダグ(ジャスティン・バーサ)のバチェラー・パーティで散々な目にあったフィル(ブラッドリー・クーパー)とステュ(エド・ヘルムズ)。今度はステュがタイで結婚式を挙げることに。前回の問題の素となったアラン(ザック・ガリフィアナキス)も招待せざるを得なくなり、4人でタイへ。花嫁の優秀な弟テディも交えた5人は浜辺で軽くビールで乾杯!翌朝目覚めると・・・


    あはは〜!同じ過ちを繰り返さないように十分警戒していたはずなのに、やっぱり記憶飛んじゃいましたね〜♪あの、ステュの警戒ぶりが可笑しくて!^^
    バチェラー・パーティは無し!バチェラー・ブランチで!ですよ♪キャハハ
    しかし残念ながら希望は通らず、浜辺で軽く乾杯を交わし、そして・・・!
    翌朝は見知らぬホテルの荒れた部屋で目覚め、あの人はなぜか丸坊主となり、あの人はなぜか顔にごっついタトゥが!(しかしあの人は当然イケメンをキープ!キリッ)
    そして花嫁の弟が消え、彼の切断された指だけが残されちゃってる!!ヒィ〜

    ということで、またしても結婚式までに、誰も思い出せない昨夜の行動を辿り消えた一人を探し出さねば!というお話です^^ま、今作はお約束感を楽しむ映画ということでいいんだと思います。フィルの電話から始まるのもおんなじですし、ダグだけ災難の仲間に入れない(入りたかないでしょうが)のもおんなじ^^一人爽やかな朝を迎えちゃってるのが笑えます♪
    記憶を無くした3人は、今度はいったい何をしでかしたのか!!

    展開が多少読めちゃったり、意外性が地味だったりしますが、それでもそれなりにヤバい事実が明らかになっていくのはやっぱり笑っちゃいますね!
    フィルによる「まだセーフだ!」の慰めも空しく、「うぅわぁぁぁ〜あぁぁ〜〜・・・・orz」と頭を抱えちゃいそうなステュのカワイソ〜なエピソードなんかも、ここでは "ありそ〜" ながらもやっぱり一緒にうわー!ってなっちゃいますしねー^^

    個人的にはやっぱり子供なまんまなアランの「んーーーーんーーーー」という子供の "我慢泣き" みたいなの(意味わからん?^^;)がお気に入りです♪スピーチのシーンも好き!
    あと、ゲストキャラで登場した、渋いようなおっかないような胡散臭いような男を、その全てを併せ持つポール・ジアマッティが演じてました。個人的には何となくお得感を感じる、ちょっとしたアクセント的ゲストに思えました^^

    まぁ、吉本新喜劇とか苦手な方などは一作目だけ目一杯楽しんだら、こちらは観なくてもいいんじゃないかな?と思いますね。どちらか一作ご覧になるならば、是非とも一作目の方を!こちらだけでも観られないことはないんですが、前作がらみのギャグも多いので、それが楽しめないのは勿体ないですからねー^^


















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