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    • 2023.12.07 Thursday
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    【親密すぎるうちあけ話】(2004年)

    私の中ではすっかり色ぼけオヤジのイメージで定着してしまったファブリス・ルキーニですが、結局気になる人になっちゃってるんですよね^^ ということで、彼の主演作を観てみましたー。


    ◆親密すぎるうちあけ話(Confidences Trop Intimes)2004年
    監督:パトリス・ルコント
    パリのとあるビルの一室にオフィスを構える孤独な税理士ウィリアム(ファブリス・ルキーニ)。ある日、そこへ美しい女性アンナ(サンドリーヌ・ボネール)が訪れる。戸惑いながらも部屋へ招き入れると、アンナはおもむろに夫との性生活の悩みを打ち明け始め・・・

    税理士である自分に相談に訪れた女性が突然「この半年夫と私はセックスレスなの。」と性生活の悩みを打ち明け始めた!
    驚きながらも、そこから離婚に関わる税金相談に入るのかな?と納得し、そのまま話を聞いてしまうウィリアム。ところが彼女はそんな話だけを少しした後「次回も6時でいいかしら?」と帰ってしまう。ウィリアムは、自分はカウンセラーではないと言い出せないまま次回の約束をしてしまい、迷いながらも彼はなんちゃってカウンセリングを続けることとなってしまった!さて、どうなってしまうのか^^



    結末には触れませんが、ネタバレ気味です

    このエロオヤジ、今度はいったいどんなエロを見せてくれるんでしょうね〜^^とハナからイヤラシイ目で観てしまいましたが、ここでは相手の体に触りもしないし直接的なセックス表現は皆無!でしたー。

    しかしウィリアムが実はカウンセラーでないということが分かっても尚、彼の元へ通うアンナ。彼女は変わらずせきららに性生活を語り続け、ウィリアムはこの謎の女に魅せられ彼女が訪れるのを楽しみに待つ。...という、なんとなくお互いに意識しあっている二人の、密室での会話だけで繰り広げられる微妙な関係がエロい!プラトニックってとこが余計にエロい!という映画だったようです^^


    大人向けのラヴストーリーですよねー。これに官能を感じられるかどうかで、自分の成熟度が測れそうな感じでしょうか。「さっさとヤっちゃえよ!」と野次を飛ばした私はまだまだオトナへの道のりは長そうです。恐れ入ります^^

    素性を隠したこの女の話は本当なのだろうか?そして目的は?・・・というサスペンス風味な物語が面白かったですね。アンナの夫まで登場してドキドキしちゃいましたが、更にオカシなことになって面白い要素となっていました。
    自分に気があることが見て取れるけれど、手を出す勇気なんか絶対なさそ〜な男を相手に、自分と夫の性生活を話して聞かせ、「夫から、他の男と寝てこいと言われたの」なんて言うのも、なんだかサディスティックな感じもしますし。あぁもお!結局なんかエロいじゃねぇか!このヤロウ!!
    ・・・失礼。オトナのエロに慣れてないもので^^;

    ファブリス・ルキーニは自分からは行動を起こそうとしない草食オヤジを好演。開けっ広げな性的な話を、どんどんエスカレートさせてくるアンナにビビリまくる感じが可愛かったですねー♪luchini

















    【恋とニュースのつくり方】(2010年)

    ありがちな恋愛と仕事を頑張る女の子のお気軽コメディっぽいタイトルと、ダイアン・キートンの名前につられて録画してみましたー^^


    ◆恋とニュースのつくり方(Morning Glory)2010年 監督:ロジャー・ミッシェル
    NYのローカルTV局に採用されたTVプロデューサー、ベッキー(レイチェル・マクアダムス)は、視聴率超低迷中の朝の情報番組を任された。さっそく番組の立て直しに取り掛かった彼女は、自身の憧れである伝説の報道キャスター、マイク・ポロメイ(ハリソン・フォード)を起用。しかしいざ始まってみると、マイクはプライドが高いばかりで指示には従わず、パートナーのベテランキャスター、コリーン(ダイアン・キートン)とも衝突するばかりで・・・

    持ち前の熱さとやる気でプロデューサーとして活躍してきたベッキーが次に採用されたのは、打ち切りの危機にある朝の情報番組だった!早速、偉そうにしてるばかりでスタッフに嫌われていたキャスターをクビにし、代わりに伝説の報道キャスターを起用するも、思い通りに働いてくれず視聴率は下がるばかり。そしてついに局から、6週間以内に視聴率を上がらない場合は番組を打ち切ると宣告されてしまった。なんとか盛り返さねば!!

    と、仕事に燃える女子の奮闘物語です。
    主人公ベッキーは若さゆえの未熟さはありながらも、基本的には優秀な女の子。転職初日の打ち合わせから出来るところをバッチリ見せてくれてて、本人のやる気だけが空回りするようなイタい感じではありません。
    しかし、仕事に燃えてせかせかと飛び回り、早口でまくし立てる様子を見ていると、こりゃモテないな^^;と思わずにいられない><
    ところが同じ局の別の部署で働く先輩と恋に落ちたりしちゃってました^^
    その先輩って・・・この顔は!あれじゃん!あの人だよ!あれあれ!!え〜っと・・・パトリック・ウィルソンでした。なんとか顔は分かるようになったらしいけど、名前が出てこない^^;

    テレビ局、しかも報道や情報番組のお仕事というのは、とにかく速く速く!という感じでとても忙しないんですね。しかもプライベートな時間でも常にニュースに目を光らせて、気を抜けない、いや、抜きたくない!といった感じで。
    これでは彼氏とお付き合いなんて時間が持てる気がしません^^;大変ですねー。

    普通の相手ではとても付き合っていられないでしょうけれど、この彼は同じ業界に居るだけあってとても理解があり、安心して見ていられました。というか、この物語の中では恋愛関連の割合がとてもちっちゃいので、そう構ってられないってだけかもしれませんけどね。そういえば都合良過ぎだし^^;


    仏頂面な堅物キャスターを演じたのはハリソン・フォード。しょ〜もない情報番組なんかに染まるもんか!と、気に入らない企画への関わりを断固拒否するプライドの高いおっさんです。やっぱり無愛想な堅物オヤジが似合いますね〜♪
    そんな彼を出演させることに成功して主人公の株は上がったものの、彼のやる気のない仕事ぶりのせいで主人公はどん底に落ちかけるわけです。そんな二人の関係がこの話のポイントになっていました。ま、端的にいえば、お互いに成長できて良かったね、という感じです^^ 

    ベッキーのパワフルでキュートなキャラクターがとにかく魅力的でしたし、それに合わせて速いテンポでガンガン展開していく物語がとても楽しかったです♪
    「プラダを着た悪魔」と同じ脚本家で、やはり同じような感じの内容です。あれが好きな方ならこれも気にいると思いますよー♪また明日から仕事ガンバローって思っちゃいました!いわゆる元気が出る映画ってヤツです^^

    お局キャスターを演じたダイアン・キートンの弾けっぷりがステキでした!彼女はやっぱりこういう役が良いですね!

















    【日記・ドラマ】氷の家

    数々の賞を受賞している英国の人気推理作家ミネット・ウォルターズのデビュー作の映像化作品です。若い頃に読んだ本でしたので内容はあまり覚えておらず、新鮮に楽しめましたー


    ◆氷の家(The Ice House)1997年 監督:ティム・ファイウェル
    10年前夫の失踪で殺人を疑われたフィービ。以後屋敷では友人たちと3人で引きこもるように暮らしていた。しかしある日、敷地内の森に埋もれた古い氷室から腐乱死体が発見された。警察は遺体が失踪したフィービの夫ではないかと捜査を開始し・・・

    うわー...グロい腐乱死体が何度も映りますのでご注意ください^^;当然作り物ですけど、なかなかよく出来てますので。

    2時間の映画やドラマではなく、前編後編に分けてのミニシリーズとして制作されたのは正解だと思います^^合わせて170分くらいでした。
    事件が起きそれを警察が捜査して解決するというドラマにしては複雑な人間関係も、重要な見どころなんですよね。登場人物への細かな描き込みで人間ドラマに面白味がどんどん増してくるタイプの物語なので、短い時間のドラマでは上手くいかなかったんじゃないかな。
    主要登場人物の全員がなにかあり気で、それぞれがジワジワと肉付けされていく。それが、この人にまでこんな事情が?!え!この人も?!といった感じで盛りだくさん!そしてそのどれもが欠かせない!無駄もなし^^最終的には全てがバチっとハマってスッキリ♪

    10年前、遺体が出たわけでもないのに執拗に夫殺しを疑われて、屋敷周辺を徹底的に調べられ、村の住人たちから完全に殺人犯のレッテルを貼られてしまったフィービたち。以来、女性3人で暮らす屋敷は、レズビアンの魔女が暮らす邪悪な家だと大声で噂されている・・・。

    そう言うと何やら得体の知れない不気味な女たちの話のようですが^^;
    話は、屋敷の庭でくつろぐ彼女たちから始まります。庭師の男から、使っていない氷室に死体があると報告を受け、10年前の失踪事件の記憶が甦り戸惑う3人。

    何か事情があり秘密を抱えている様子ではありますが、あらぬ噂で迫害をうけながらも3人で支え合いそれなりに暮らしている普通の女性たちです。まずは、それを警察が土足で踏み荒らすという構図になっています。

    やってきた警部は10年前に強引な捜査を行った男。結局殺人事件として解決することができなかったその屋敷から性別すら判らない腐乱死体が出たと聞いて、因縁の対決と言わんばかりに勇んで乗り込んできました。当時を知らない若い刑事を伴って。
    死体はいったい誰のものなのか。女たちは何を隠しているのか。ドキドキのミステリです^^

    その若い刑事は二日酔いの具合が悪そうな状態で登場。屋敷の住人と挨拶を交わすも、微妙に横柄な態度で第一印象の悪い男です。しかし主にこの男が中心となって捜査が進むことになります。はじめは体調のせいか情けない所を見せていましたが、話が進むにつれ「この人、優秀やん♪」と見直し、ちょっと素敵に見えてきたりしてました。
    この刑事を演じたのがダニエル・クレイグです。

    私にとっては初ダニエルでした^^ 007やドラゴンタトゥーの女なんかの写真はよく目にしましたが、特に(彼自体に)興味を持つことはなかったんですよねー。しかしここで見た彼はなかなかステキでした。もちろん、これは1997年の作品ですから彼もまだ20代。優しい正義漢でロマンスもアリ、なんてのがそりゃー似合いますよね♪ もぉはっきり言っちゃうと、カワイイです。今でもこんな感じの人なんだろうか?(違うよね^^;)

    主人公の大学生の息子役はジェイムズ・ダーシー。テレビ俳優ですかね?個人的には名探偵ポワロの一作で見て少し気になってた人だったので、ちょっとラッキーでした^^(この人って、イーサン・ホークだかジョシュ・ハートネットだかと間違えそうになりますね。)母が必死に守ろうとしてきた子供たち、というだけの存在のように登場しましたが、彼の立場や抱えてきたトラウマなどもフィーチャーされて重要なピースになっているんですよね。印象的なキャラクターでした^^

    女性陣はお3方ともどこかで見たような気がするのですが、ペニー・ダウニー(やはり名探偵ポワロで見た人^^;)しか分からず。金髪のキティ・オルドリッジはマーク・ノップラー夫人だそうです。

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    同じミネット・ウォルターズの「鉄の枷」(これも昔読んだ)も観ましたが、そちらはなんとなくイマイチ。やっぱイケメンの存在って大事ですね^^;ケイト・ウィンスレットっぽい可愛い女の子が出てたと思ったら、彼女の名前はベス・ウィンスレット。ケイトの妹ですってー。




















    【Bubble】(2005年)

    スターチャンネルの番組ガイドに載っていた写真が未完成の人形の頭部、という微妙な不気味さに惹かれて録画してみましたー。


    ◆Bubble (Bubble)2005年 監督:スティーヴン・ソダーバーグ
    小さな町で父親の面倒を見ながら人形工場で働く中年女性マーサ。母親と二人暮らしをする同僚の青年カイルと穏やかな友人関係を続けていた。工場で若いシングルマザーのローズが新たに雇われることに。カイルとローズが親密になっていくにつれ、疎外感を覚えるマーサ。そんなある日、彼らの周囲で殺人事件が発生し・・・

    『オスカー受賞監督が本当に撮りたかった映画はコレだ!』という特集で放送されたものだったようです。ヒットを狙ってない、自己満足系ってことですかね?...もしかしたら途中で寝るかもねーくらいを覚悟しつつ再生^^;
    ところがこれ、結構楽しめたんですよ^^

    まだ薄暗い早朝、父親の食事の支度をして家を出た中年太りの普通の女。車を運転し、トレーラーハウス前でクラクションを鳴らす。若い男が出てきて助手席に乗り込んだ。
    「お母さん、仕事決まった?」「まだだよ。」「そう。」
    ポツリポツリと形式的な会話をして黙る二人。ほどなく目的地へ到着。二人が働く人形工場だった。しばらく工場内での作業の様子が淡々と映し出され、やがて静かに昼食を取る二人へ・・・。

    がっつりインディーな雰囲気で、ものすごく淡々としています。どこにでもある平坦な日常でしかない。しかしこのドラマチックでないフツーな感じがリアルで、逆にドキドキしてしまいました。
    終盤にはサスペンスな展開となるのに、いわゆるサスペンスドラマ的な盛り上がりも用意されていなかったのですけどね^^;

    でも、これが全然退屈じゃないんですよ。
    二人はどんな関係?この人は何を考えてるの?この人はどうしたいの?それからどうなっちゃうの?・・・と、どんどん引き込まれてしまうんです。しかも湧いてくる疑問がどれも、あまり待たずに少しずつ見えてくる。語り口が巧いとでも言うのかしら。こういう所がさすがオスカー受賞監督!ってことなんでしょうねー♪

    もしかしたら主演の女性の、黙ってると内に何かどす黒いものを募らせてそうに見えるヴィジュアルも、ドキドキを煽ってくれていたのかもしれませんね。役者陣はプロの俳優ではなく、その辺でスカウトした素人だったそうです。主役のマーサを演じた方なんか複雑な思いを抱える普通の人を見事に演じていましたよ。
    撮影がキャストの自宅で行われるなど、ホントに低予算だったそうですが、監督、撮影、編集を行ったソダーバーグ氏はセンスのあるプロの仕事で魅せてくれていました。
    オチとしてもう少し何か一ひねりでもあったら、もうちょっと大々的におススメしたい感じです。ま、これでも十分 "楽しめる映画" だと思いますけど^^

















    【アパートの鍵貸します】(1960年)

    シャレた邦題で有名なビリー・ワイルダーの代表作の一つです!やっと観ました!
    アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、美術監督・装置賞、編集賞受賞とのことです^^


    ◆アパートの鍵貸します(The Apartment)1960年 
    監督:ビリー・ワイルダー 脚本:ビリー・ワイルダー、I.A.L.ダイアモンド
    保険会社の平社員バクスター(ジャック・レモン)は、上司の要望に応えて時々アパートの自室を貸すことによって出世を目論んでいた。それを知った人事部長のシェルドレイク(フレッド・マクマレイ)も利用者に加わるが、彼が連れ込んだ彼女は実は・・・

    出世のために、就業後4人の管理職たちへラブホテル代わりに部屋を提供している大会社の一平社員のお話です。だいたいいつも4人のうちの誰かが部屋を使っているため、自分は無駄に残業して時間を潰してから帰る毎日^^;時には深夜に突然「今から使いたいから」と部屋を追い出されることも!><
    しかしこれも出世のため!言うことを黙って聞くしかないというわけです。

    約束通り4人の管理職たちは人事部長へ主人公バクスターを熱烈推薦してくれたわけですが、「なぜ君はそんなに人気があるのかね?」と怪しまれてしまい白状するハメに。しかし部長は意外な反応。「オレにも貸せ。出世は保証する。

    んまぁ〜んまぁ〜んまぁ〜!5人もの上役たちが当たり前のように不倫していることが大前提での物語ってわけですよ。もぉ〜
    いえ、そこに文句つけてたら話が全く楽しめませんからね^^;映画にはこういう話もいくらでもあるわけですし。(私を落ち着かせる呪文→【現代は「男が浮気の一つもできんとは情けない」と言われる時代じゃなくてよかったわね!】)

    しかし部屋借りクラブに部長を加えたバクスター、ちょっと言ってくれちゃってました!^^
    大丈夫です。腐ったリンゴが4つでも5つでも同じですから。」ブラボー


    自分を無くして上役にへつらうサラリーマンの悲哀と、叶わぬ恋のゆくえ。切なそうなお話ですが、哀愁と笑いが絶妙に入り混じったジャック・レモンの真骨頂が堪能できる絶品ヒューマン・コメディです♪各賞受賞納得の面白くて温かいステキな映画でしたよ〜^^

    バクスターが恋したキュートな社内エレベーターガールのフラン。演じたのはシャーリー・マクレーンですが、どこで見た彼女よりもキュートでしたねー!「こんなにキュートなのか!」と若い頃の彼女の別の出演作を見て驚いた覚えがありますが、そんなもんじゃなかった。髪型かな?メイクかな?キャラは悩みを抱えながらも明るく振る舞う女の子で、バクスターを振り回してしまう部分もあるのですが、彼女なら許しちゃう♪って感じです^^


    小物使いで定評のあるワイルダーですので、この映画にもやはり色々ありましたねー。コンパクト(鏡)や鍵、そしてテニスラケットなど!
    しかしテニスラケットの用途のクダリでは、あの「ワイルドだぜぇ〜」でブレイク中(?)のスギちゃんのネタの網戸のクダリを思い出して苦笑してしまったり、感覚的には「食べないぜぇ〜」と言ったスギちゃんの方に軍配が上がってしまったりで、この映画を観るタイミングを誤った感が私の中に漂ってしまいましたが^^;
    とは言っても、もちろんその伏線の回収シーンは素晴らしかったですね〜。見つけた1本のスパゲティとジャック・レモンの哀愁漂う演技がもぉ切のぉて切のぉて><

    笑いという点では、現代人が本気で腹抱えて爆笑できるシーンなんかはないとは思いますが、やはり見逃せない巧さやえげつない安定感があり、観る人を...というか私を!惹き付けて止まないんですよね〜♪

    ところで脚本家としてワイルダーと名前を連ねているI.A.L.ダイアモンド。この方はどうも「昼下りの情事」「お熱いのがお好き」「恋人よ帰れ!我が胸に」などなど、ワイルダー作品の面白いものには必ずってくらい参加している脚本家のようですね。ということは、この名前を目印に観る映画を選ぶと良さそう♪^^覚えとかなきゃ!wilder





















    【日記・ゲーム】Mystery Trackers: Black Isle

    ちょっと久しぶりにアイテム探し+アドベンチャー+パズルゲームを買いました^^
    もちろんおなじみ Big Fish Games より。
    以前にも2作プレイした人気シリーズ "ミステリー・トラッカー" の3作目です♪

    Mystery Trackers: Black Isle


    コレクターズ・エディション版もありますが、今回は通常版を買いました。
    Black Isle を取材中のジャーナリストが謎の仮面の男にさらわれてしまった!彼女を助けなければ!
    というお話です。いつものフードに仮面の謎の男が度々現われ、行き先を妨害してきます。
    前作のように迫力のカットシーンでおどかしてくれてました♪

    アドベンチャーは3モードから選択。何かある所がキラキラ光ってくれる「カジュアルモード」、キラキラがなく(カーソルは変わります)ヒントチャージが少し時間がかかる「アドヴァンスモード」、キラキラ無し、ヒントとパズルのスキップも無しの「ハードコアモード」の3つで、私はアドヴァンスモードでプレイしました。

    難易度は少し低めだったような気がします。ホントの初心者さんはカジュアルモードでいいと思いますが、ある程度やりなれてる方にはカジュアルではバカバカしいと感じるくらいかもしれません。アドヴァンスでもそこそこサクサクって感じです。気持ちよく進むので私はアドヴァンスで楽しかったですけどね^^(ヒントチャージも長くは感じませんでした)

    やはりグラフィックは抜群に美しいですし、アイテム探し面も見易めで良かったです^^
    アイテム探しの中にミニゲーム風のものがほぼ毎回含まれているのも楽しかったですね♪
    驚いたのは(ネタバレ反転→)【アイテム探しにインヴェントリ内のアイテムを使用&そのまま取るってのもほぼ毎度あったこと】ですね!最初はなんだそりゃ?!と笑っちゃいましたが、面白いアイディアでした!

    パズルもほぼ簡単でした^^簡単だけどちょっと面倒というものもありましたが、できない!!ってのは無かったはず。(実は私は、どうしても面倒になってしまってスキップしたものもありましたが^^;)

    アドベンチャーが難しくない分速く進んで短く感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、個人的には普通に楽しめるボリュームはあったと思います^^

    Mystery Trackers: Black Isle はこちら
    2作目 ミステリー・トラッカー:レインクリフの亡霊(日本語版)はこちら
    1作目 ミステリー・トラッカー:ボイド邸の秘密(日本語版)はこちら




    【僕の大切な人と、そのクソガキ】(2010年)

    このタイトルで、ジョン・C.ライリー主演。
    "いかにも" なひとクセある男と "クソガキ" とやらが巻き起こすおバカコメディでしょう、と予想して録画してみましたー。


    ◆僕の大切な人と、そのクソガキ(Cyrus)2010年 監督:ジェイ・デュプラス
    離婚して以来冴えない日々を過ごしていたジョン(ジョン・C.ライリー)は、ある晩パーティで理想の女性モリー(マリサ・トメイ)と出会い、意気投合。彼女に夢中になるが、実はモリーは22歳になる息子サイラス(ジョナ・ヒル)と二人暮らしをしていた。歓迎ムードで迎えてくれたサイラスにジョンは安心するが、翌朝ジョンの靴が無くなるという出来事が起こり、友好的に見えたサイラスとの関係が変わり始め・・・

    離婚後7年ぶりにようやく出来た彼女の22歳の息子はとんでもないマザコンだった!!というお話です。
    息子(サイラス)と母親(モリー)は相思相愛とでもいいましょうか、息子が可愛くて可愛くてべったり!ママが大好きでべったり!...ということで、このママに恋人ができれば当然息子の妨害が始まるというわけです。

    しかし、この母子。
    "ベッタリ親子" 風にいかにもデフォルメされた部分って実はそんなに無くって、意外と普通にあるんじゃないか?って感じのしちゃうリアル加減なんですよねー。実際、他人に迷惑を掛けるようないわゆる非常識をやってのけるわけでもなく、対外的には完全にステキな "おともだち母子" なんですよ。これがタチが悪い><

    だいたい子離れできない&親離れできない親子の間に入るってのは、あんまり上手く気がしないですよねー。
    そういう人でも、クレームがあれば反省して気をつける努力をする人もいるでしょうけど、それでもやっぱり激しく我慢してストレスを抱えてて、結局何か問題が起きるんじゃないか、とか考えちゃう。私だったら、そうと分かったら関わりなくない!とさっさと見限りそうだな^^;

    ま、そんな二人の間に割り込むことになった主人公ジョン。母親の目に入らないところで邪魔者は排除すべく、息子サイラスからジワジワと嫌がらせを受けることになるわけですが、これがこちらの予想を大幅に裏切る展開で・・・。
    だってこういう話となれば、サイラスによる嫌がらせ部分がドタバタのコメディになるパターンに決まってるじゃないですか!(私の中ではそうなのよ♪)しかしそれが違うんですよね〜。あくまでジワジワ系。それがかえって怖いって感じもしないでもないですけども。
    心理戦とでも呼んでみればちょっと聞こえはいいですが、そう面白い感じでも...ないかな。そして話の解決まで何もかもが、なかなかのあっさり薄味^^;

    これは完全に邦題に勘違いさせられたパターンだったよなぁ〜!
    なんて珍しく鼻息を荒げてみましたが、実はそんなに言うほど悪い映画じゃありません^^内容的には【なかなか素敵なヒューマンドラマ(ほんのり笑いもあり)】なんですよ^^ハートウォーミング系と言えそうです。

    注目はジョナ・ヒル演じるサイラスの目!怖い怖い怖い!!

















    【スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団】(2010年)

    マイケル・セラ主演の男子版ラヴ・コメディかな?とタイトルのおバカっぽさにつられて録画してみましたー^^


    ◆スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団(Scott Pilgrim VS. The World) 2010年
    監督:エドガー・ライト、原作:ブライアン・オマリー
    トロントのアマチュアロックバンドのベーシスト、スコット・ピルグリム(マイケル・セラ)は、ミステリアスな女の子ラモーナ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に一目惚れ。なんとかデートにこぎ着け彼女に夢中になっていた。そんな彼の前に突然、謎の男が現われ戦いを挑んでくる。男はラモーナの元カレ。ラモーナのハートを射止めるためには、どうやら次々と現れる7人の元カレたちを全員倒さなければならず・・・

    主演がマイケル・セラなんで、やっぱりモテないヘタレ系のスコットという男の子が、好きな女の子の元カレたちをやっつける=自分とは違って(「邪悪」とは言っても)イケてる元カレたちの幻影に悩まされてたけど克服しました!みたいな感じを予想してたんです。
    ところがこれ、違ったんですよ^^;

    バンド・バトルに参加中のスコットたちの演奏中に突然、正面2階の壁を突き破って「おりゃぁ〜!!覚悟しろ〜!!」と攻撃をしかけてきたラモーナの元カレ1人目!わけが解らないままとりあえず応戦するスコット!
    日頃ゲーセンの格闘ゲームで培った技を駆使して(笑)殴り殴られ蹴り蹴られと、ワイヤーアクション系なバトルを繰り広げるわけです!

    普段は外見も内面もひ弱にしか見えないくせに、戦闘シーンではこいつ、まったくヘタレじゃないんですよ。それどころかなかなかの身のこなしでカッコいい!と思っちゃうくらい。
    事前の予想からいけば私は、当然これは白昼夢なんだろうと思いながら観てたわけですが、それが実は違いました。現実にそのバンド・バトルの会場で起きてたんです。
    え!!そういうヤツ???
    と、そこでようやく気付きました^^;思いのほかオタク系ファンタジーだったようです。

    この映画の特徴は、思いっきりゲーム関連の視覚や音効果。
    映画冒頭の Universal のロゴが流れる部分から明らかに様子が違うので、ゲーマーの方々はそれだけでワクワクしちゃうんじゃないでしょうか^^私はこういったゲームはしないので思い入れもありませんが、本編中のゲームネタもアニメ的な効果として楽しめましたしね♪

    物語は、憧れの女の子と付き合うために、日常生活の中で突然襲いかかってくる彼女の元カレ7人と戦っていくというもの。7人ですよ。正直2人戦った時点でこんなんがまだ5人分もあるの??と不安になりました。でもバトル内容のバリエーションには一応工夫が見えたので、私は結構楽しめちゃいましたけどね^^

    しかしマイケル・セラって、こんなにお人形さん的可愛らしさのある子でしたっけ?以前見た時には全然どうでもよかったんですが、今回は彼の見た目だけで私的お楽しみ度アップだったんですよねー。ヘニャヘニャな見た目でロックバンド♪な感じがいいじゃないのぉ〜^^
    そのバンドが演奏する曲(バンド練習シーンも多い)がまたいいよね〜なんて思いながら聴いてたら、実は全部ベックが手がけたそうです!90年代ロックファンは必聴かも?!
    サントラ買っちゃおっかなー?誰か Amazon.co.jp のURLおしえて〜(笑)

    [メモ] スコットのルームメイト役はキーラン・カルキン。こいつ、オモロイ^^


















    【日記・映画】トロン:レガシー

    完全にジェイムズ・フレイン目当てで観てみましたー。
    82年の「トロン」の27年振りの続編だということは聞いていましたが、どんなお話なのかも頭に入れておらず、ジェイムズの写真だけ見て、宇宙人かと思ってたくらいでした^^


    ◆トロン:レガシー(Tron: Legacy)2010年 監督:ジョセフ・コシンスキー
    デジタル業界のカリスマとして名を馳せたエンコム社CEO、ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジズ)が忽然と姿を消してから20年。27歳となった息子サム(ギャレット・ヘドランド)のもとに父ケヴィンから謎のメッセージが届く。手掛かりを求めて父のオフィスへ向かうと残された奇妙な装置が作動し、サムは父が創り上げたコンピューターの中の世界“理想の世界”へ放り出されてしまい…。

    前作「トロン」を観ていないからなのか、なんだか話がよく解りませんでした^^;
    あのトロンってのはなんだったの??って感じでして...。
    まぁ、途中からたまにウトウトしながら観てたのがいけないのかもしれないですけど。
    素晴らしく美しい映像や、オリヴィア・ワイルド(クオラ)のサイバービューティーには見とれましたけどね^^

    とりあえず当初の目的だけ果たせればいいし!ってことで、見たいものだけしっかり見ておきましたよ^^ジャーヴィスという役ですね。


    ヤツのことだから敵側の人だろうとは予想できてましたし、この見た目なんでめちゃ強いとか怖いとかいう感じかな?とイメージしてたんですが・・・
    まさかのギャグ要員?!
    しかもほぼスベるぅ。ただただスベるぅ><

    まぁ、彼のファンである私は、お茶目キャラとして愛でておりましたが、もしかして一般的には単なるサムい不発キャラ?(笑)あぁジェイムズ氏。なんだってそんな目に....。ちょっと不憫だったわね〜。

    ボスを持ち上げ、控えめに昇進を目論んでみたりする、ちょっと前にとった杵柄的なキャラクターですね。秘書官みたいなヤツ。こちらでは、デキる子なのかダメな子なのか微妙で、鈍臭いとか小心者とかそんな感じでした。
    「ユーザーばんざい」は好きだったけどねー^^


    同じキャラものでも、マイケル・シーン演じるボウイみたいな人物は割とハマってていい感じだったのになー。別にジェイムズも無下にされてたわけでもないんですが...うーむ。

    ジェイムズは、インタビューでジェフ・ブリッジズやブルース・ボックスライトナーへの質問からの流れでよく「貴方も前作からの思い出なんかあります?」なんて聞かれたようで。
    「前作には出ていないんだよ。・・・て、いつもこれ言うのちょっとツラいんだよねぇ・・・。」
    なんてボヤいてました。若い役者じゃないから仕方ないんでしょうかね?しかしインタビュアーは下調べしないもんかしら^^;もしくは大物との急な抱き合わせでインタビュー受けさせられてたとか??

    [メモ] クラブのシーンにDJ役で Daft Punk なまま出ていた Daft Punk の2人が違和感なくて笑えました!frain




















    【ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ】(2007年)

    ビデオオンデマンドより。古めの作品ばかりの見放題の中からできるだけ新しめの映画はないかと探していて見つけました。サイモン・ペッグ主演のコメディです^^


    ◆ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ(RUN FATBOY RUN)2007年 
    監督:デヴィッド・シュワイマー
    メタボ男デニス(サイモン・ペッグ)は5年前、自分の子を妊娠中のリビー(タンディ・ニュートン)との結婚式をドタキャンして逃げ出したダメ男。しかし彼女を忘れられないデニスは彼女の新しい恋人ウィット(ハンク・アザリア)に張り合ってテムズ川マラソンへの出場を宣言し、リジーへ自分の誠意と本気を示そうとするが・・・

    「昨日観たヤツってさ、話に目新しさも皆無だし、コメディとしても笑いと笑いのスパンが長過ぎてイマイチだったよね。」
    と、これを観た翌日に夫がおもむろに言って来たので、せっかくだからここにそれを反映してあげるよ^^ということで(笑)

    確かに大体彼の言う通りでしたが、私はそれでもそこそこ楽しめましたよ。
    主人公デニスが、私が先日読み終えた「Man and Wife」の主人公のような立場にあることもあり、温かい父子の関係にキュンキュンしながら眺めていたのですが、基本的には品のないコメディなので、ハートウォーミング系と笑いが入り混じりながらまったり、といった感じでした^^

    ママとそのお腹の中にいた自分を置いて逃げてしまった男を父に持つ幼い息子ジェイクは、そんな出生のわりにデニスをパパとしてしっかり慕っています。ママから恨み言を散々吹き込まれていてもおかしくないくらいですが、そんなことをしなかった母リジーに感心しちゃいました。

    それに引換えリジーと息子を取り戻したいデニスは、見苦しいことにリジーの新しいカレに敵意丸出し。ビジネス成功者でお金持ち、スポーツマンでハンサムという自分とは真逆みたいな完璧な男が、リジーはもちろん、息子とまでいい雰囲気になっているんだからそりゃぁ気持ちは解りますけどね^^;

    このイケメンを演じたのがハンク・アザリア!こんな役をある意味まともに(?)やってる所は初めて見た感じがします。ほとんどはこの人に対するデニスの対応の方が笑いを誘う側なのですが、デニスの前で素っ裸をみせびらかすシーンには笑いが止まりませんでした♪やはりやってくれるのね^^

    デニスと親友のような関係の従兄弟ゴードン(ディラン・モーラン)とデニスの掛け合いも面白かったですよねー!パーでペチペチと殴り合う所とか好き!「デニスがマラソンに出場して走りきる」に大金を賭けたギャンブラーで自分のためなんだけど、結果的にはデニスのためになってるとこがいいですねー。

    ディラン・モーランって地味な感じの人なのに、妙に個性的ですよね。あれこそホンモノの "飄々とした" ってヤツじゃないかな?って感じがします。(なんだそりゃ)
    しかしお気に入りのセリフは、
    「これまでに目に入った液体のワースト2だぜ!」
    です^^

    あとは、思いがけない所に姿を見せてくれたスティーヴン・マーチャントの短い出演がやたら嬉しかったです^^

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