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- 2023.12.07 Thursday
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タイトルに役者の名前が入ってる映画って、なんか胡散臭いようなイメージないですか?^^;まぁこれの場合はベン・スティラーなんで、内容は気にせずとにかく録画しちゃいましたけど。 ◆ベン・スティラー 人生は最悪だ!(Greenberg)2010年 監督、脚本:ノア・バームバック
「イカとクジラ」、「マーゴット・ウェディング」などのノア・バームバック作品でした。ベン・スティラー印のおバカコメディだろうなと決めつけて鑑賞を始めたので、冒頭から薫りまくるインディ臭にはビックリしましたが、ベンのちょっとコミカルでもありながらのシリアスな演技が良くてそれなりに楽しめました。 細かいことにいちいち不満を持ち、ことあるごとにクレームの手紙をしたためるような、敏感で繊細な男のお話です。 15年振りにかつての友人たちと顔を合わせてみるも、どうもイマイチ噛み合わない。結婚し家族を持って歳相応に落ち着いた生活を送っている友人たちに対して、20代で時が止まってしまっているロジャーは完全に取り残されてしまっている。結果、故郷に戻っても孤独感が癒されることはない。そんな彼が滞在先の弟宅で出会ったのは、通いのお手伝いさんフローレンスだった。 25歳のフローレンスは、恋人と別れたばかりの寂しさから、行きずりの相手に流されて自分を見失いがちになってる女。勤務先の邸宅に泊まりに来た雇い主の兄ロジャーは、やはり孤独を抱える繊細な大人の男。すぐに彼と仲良くなったが突然険悪になったりうんざりしたり。しかしなぜかほっとけなくて・・・。 映画全体のムードは終始低めのテンションで、どちらかというと気が滅入る雰囲気も。ストーリーと言えるものも大してないような気もします。心に問題を抱える男が寛大な2人の友人に支えられ、少しだけ前進するというだけでしょうか。 とにかくロジャーの感情や言動に関して説明が少なくて私には理解が難しかったけれど、まぁ痛々しいわねぇ〜といった感じで^^; ・・・実は現在私、この映画の中身をイマイチ解っちゃいないことを自覚中です。今んとこはまだ「なんとなく嫌いじゃない感じかな」ってだけ。 「Hurt people hurt people.」という言葉が印象に残っているのですけれど・・・。 こういう話は私にはちょっと難しいっす^^; んじゃなんで書いたの??って感じですが、ベン・スティラーとリス・エヴァンスとジェニファー・ジェイソン・リーって個人的にヨダレ度の高いメンツだったんで記録はしとかないとねー^^(読んでくださった方、すみません!) スコアは、James Murphy(LCD Soundsystem)stillerifans |
コリン・ファレルって、その見た目から私は共演によっぽど「観なきゃ!」って人が居ない限り見ることはないな、と思っている人なんですが、これはまさに「観なきゃ!」ってことで^^ (しかし「観なきゃ!」な映画「アレキサンダー」はなかなか観る気になれない・・・) ◆ウディ・アレンの夢と犯罪(Cassandra's Dream)2007年 監督、脚本:ウディ・アレン
Wikiによると「マッチポイント」(→過去記事)、「タロットカード殺人事件」に続くウディ・アレンの "ロンドン三部作" の最終章だそうです。 ジョナサン・リース=マイヤーズにヒュー・ジャックマンにユアン・マクレガー?私のためにご用意頂いた三部作でしょうか?(笑)「タロットカード〜」は実はあまり印象に残っていないのですが、せっかくなので今度もう一度見てみようかしらね^^ ま、それはおいといて本作は、お金に困った兄弟が、お金持ちの伯父さんにおねだりしたら引き換えにとんでもない頼み事をされてしまってさぁ大変、というお話です。この頼み事とは...言っちゃっていいですかね?言いますよ?なんと「殺人」ですよ! このお金持ちの伯父さんはトム・ウィルキンソン。兄弟が憧れる余裕たっぷりの太っ腹オヤジなんですが、何気にわ〜るい顔を見せるんですよねー。夢を持って未来に希望を抱く若い(?)兄弟にこんな酷い悩みを押し付けるとは、ったく罪なオヤジだぜ>< つか、ちゃんと人を選びなよ!と言いたいね。この兄弟がそれぞれどんな子なのかくらい知ってんじゃないの??「家族」なんだからさー(`ε´)ブー 賢くてしっかり者の兄ユアンとギャンブル好きで気の小さい弟コリンの仲良し兄弟。 ムっサいコリンと小ぎれい(ひいき?^^)なユアンじゃ顔は全く似てませんが、冒頭で、買うつもりの中古ヨットを見ようと似たような体型の2人がひゃっほ〜ぅ♪と走ってくる姿は、なかなかの "仲良し兄弟" っぷりでしたね♪ そんな彼らが伯父さんのため、延いては自分たちのために、悩みに悩み抜いて決断するわけです。 しかし弟は元々繊細でクヨクヨしがちなタイプで、兄はきっぱり目的だけを見て割り切るタイプ。頼み事を引き受けたものの、やはり反応が分かれる様子が(ありがちながら)解りやすくドラマになっていきます。目新しい雰囲気ではありませんが、この二人の動向にはなかなか引き込まれました。さすがですね^^ ただ、"至って普通" な感じの兄弟が主人公なので、イマイチ華やかさもないですし、サスペンスながら緊迫感もそれほど強くないんですよねー。話もさほどインパクトのある内容でもないですし。三部作ではやはり「マッチポイント」がピカイチなんじゃない?^^ ウディ・アレンと言えば、近作の「ミッドナイト・イン・パリ」はオーウェン・ウィルソンなんですよねー?そちらがとても楽しみです^^ewan |
女子中学生ジェイミーの毒舌日記シリーズ、10作目です♪ なんか久しぶりに読んだ感じがする。わりと調子良く読めましたが、実は今回の内容は個人的にはなんだかイマイチでした^^; 【Dear Dumb Diary #10, The Worst Things in Life are also Free】
年度末ということで片付けていたジェイミーのロッカーから出てきたのは、 腐った桃!オェー それをイザベラが一目惚れしてお持ち帰り!オェ- あはは!こんなことは別に構いません^^この本のカラーはどちらかというとそっち系ですもんね。これがまさか後に大事件に発展することになろうとは・・・という伏線でもあります♪ いつも通りに面白そうなんですけどね。 いつもはジェイミーの愛が見え隠れする毒舌がメインで、悪友イザベラの突拍子もない強烈な行動を笑ったり、アンジェリンの心優しい行動にほっこりしたり...という感じなんですがー、今作ではジェイミーのオモシロ毒舌が隅に追いやられ、その分イザベラの悪行の数々ばかりが並べられて行く感じだったような気がします^^; しかもその悪行が度を超し過ぎ!ジェイミーたちに、もう彼女とツルむのやめなよーと言いたくなるほど。これが酷過ぎて結末が来ても "ほっこり" が追っつかなかったのよ>< 困ったモンです。 とは言っても、ベビーシッターのエピソードには不覚にも(?)笑ってしまいましたが^^ あれは無知なだけで悪意はなかった(と思う)しねー。 |
ヴィンス・ヴォーンのラヴコメということで、録画してみましたー。ヴィンスってあんな悪人顔なのに、なんでこんなにラヴコメに需要が出てきたんでしょうね?^^;個人的には彼の顔と役柄がバッチリはまった「スタスキー&ハッチ」なんかが好きですけどねー。 ◆僕が結婚を決めたワケ(The Dilemma)2010年 監督:ロン・ハワード
なるほど。これはラヴコメというより、原題の通り "ジレンマ" に悩む男のコメディ・ドラマですね。その辺にもわりとありそうなシチュエーションで解りやすい、微妙に考えちゃう話でした。あ、でもコメディです^^ とりあえず、"僕が結婚を決めた理由" が描かれた話ではないように思いました。 主人公ロニーは、プロポーズを決心した矢先に理想のカップルだと思っていた親友ニックの妻の不倫を目撃。当人ジェニーヴァにこっそり注意をするも、 るせーな!他人の家庭のことに首つっこんでんじゃねーよ! とほぼシカト状態。(ウソです 笑。こんなガラ悪くないです。ウィノナ・ライダーですから!)斯くなる上は自分からニックに話そうかと悩み始めて...。というところが中心のストーリーです。 皮肉でせつないシチュエーションですが、問題はやっぱりロニーの考え方ですよねー。基本的に真面目な彼は、夫婦間や親友間に隠し事なんか有ってはダメ、とにかくいつも正直でいようぜ!と。彼には嘘も方便とかは通用しなさそうですね。知らない方がよいこともあるとか、見なかったことにするみたいな暗黙のルールとか、許せないんだろうなー。 でも彼にも悪気があるわけじゃないことも明らかで・・・。 「他人が口出すことじゃないってー!」と簡単なことのように思えたけど、考えてるうちになんだかわりと難しいことのような気がしてきました。 あまり親しくない人のことなら、「自分には関係ないからほっとけばいいしぃ〜言って怨まれても損だしぃ〜」ってだけですけど。(損とかいう話じゃないですけども。ま、そこで言うのは愉快犯的な人くらいってことです。)だけど、騙されているのが自分の大切な親友だったとしても、見なかった振りで本当にいいんだろうか?とか。うーん・・・そんな風に考えない方がいいのかな? でも、他人から知らされることを迷惑に思うかありがたいと思うかって、人それぞれですよね。当然「知りたくなかった!」という人もいれば、「友達なら言ってよ!出来るだけ早く対処したいんだから」という人もいますし。 単純に自分がされたらどう思うか、と考えて決める場合も多いと思いますが、人の人生が変わるほどのことを一方的な価値観で決めるのはやはりマズいでしょう。 ロニーの場合も、自分の常識を他人に押し付けようとしちゃったわけですよね。 ま、それ以上にここでは映画ですから更に、現実ではまずありえないような突飛な行動に出て観客をドン引きさせてましたが^^; こんなことが起きてしまった時のために、あらかじめ自分の周囲に自分ならどうして欲しいかを話しておく&聞いておくと良いのかもしれませんね。うん、勝手にジレンマに悩むより随分いいような気がする^^ ちなみに私は、なにかやらかしてて(例えばスカートのファスナーが開いてるとか、ブログ記事の中に間違ったことを事実として書いているとか)ちょっとした恥をかいているのに気付いてない場合などの小さなことなら、一刻も早く正したいのですぐ教えて欲しいと思いますが、「夫の浮気」となったら(というか、それに限るかな)、全く気付いていなかったら知らせないで欲しいと思います^^ヨロシク で、この映画が面白かったのかどうか?ん〜・・・別に・・・かな^^; |
えーーー!!クイーン・ラティファ主演のラヴコメー?! と、半分怖いもの見たさ的な感じで録画してみましたー。 ◆恋のスラムダンク(Just Wright)2010年 監督:サナー・ハムリ
凄い・・・ホントにクイーン・ラティファがラヴコメな感じに女の子だよ((゚m゚;)アリャー! 彼女には貫禄とか懐のデカさなんかが売りの姐御とか、豪快な男っぷりとか、そんなイメージしか持ってませんでしたからねぇ^^;35歳の彼氏募集中女子の役でした♪とてもビックリ。 正直最初はその違和感に「う〜ん・・・」って感じでしたが、キャラ的にはやはり豪快で頼もしい系だったのでそれなりに馴染んでいけました^^ レスリーと両親が住む家に居候しているイケイケ女モーガン。仕事もしないで玉の輿を狙うためのリサーチや計画、自分(の見た目)磨きにだけ余念がない。「仕事しないの?」 「これが仕事だっつーの!!ι(`ロ´)ノ」 らしいです^^ 婚活は一大事業ってやつですね。 そんな彼女を親友として応援してる "いいヤツ" な主人公レスリーは、偶然出会ったNBAの花形選手スコットと親友モーガンの間を取り持ち、見事二人は婚約!しかしスコットが試合で大けがをしたため、理学療法士のレスリーが出動〜!そしてモーガンは「再起不能なら用無いしぃ〜」・・・ という完全にラヴコメなお話です♪3人の行く末はまぁ、きっとご想像通りでしょう^^; 正義は勝つ!な王道中の王道の展開で、なんのドキドキもなくサラッと観終えました^^意外な展開がどうしてもご要り用な方にはおススメしません。 相手役のプロバスケ選手役はラッパーのコモン。コモンも俳優になってたんですねー・・・。彼の俳優活動はこれで初めて見ましたが(というか、音楽は聴いても普通に話してるとこは見たことなかったかな)、穏やかで紳士なイケメン役がかなり似合う人なんですねー。スポーツ選手っぽくない細身な身体のせいかバスケシーンは特にどうでもよかったのですが、ピアノをポロリポロリと弾く姿なんかがかなり素敵でした^^ クイーン・ラティファの女子な一面や、ラティファの母親として登場したパム・グリアの微妙なオバちゃんぶり(ステキよ!)など、個人的にはちょっと変わったものが見られて良かったです^^ でもま、ダサ過ぎる邦題が許せない!と思うほどの内容ではなかったかな(笑 |
8作目、短編。家にある短篇集をあさりましたがこの作品は見つからず、残念ながら原作は読めないまま。今回はヘイスティングスもミス・レモンもジャップ警部も出ています♪ ◆なぞの盗難事件(The Incredible Theft)
念入りに靴を手入れしながらその極意を語って聞かせるポワロをよそに、ソファに転がってぼんやりと考え事をしているヘイスティングス。そして唐突に言い出したのは、 「天井までの高さを10とするとこの部屋の容積は?」 なにかと思えば建築家の卵に恋をしちゃってるそうです♪ 「共通点が無くて困ってるんだよ。建築家ベルリーニの本を読んでみたけどちんぷんかんぷんだし。」 彼女もそんな話題は求めちゃいないさとポワロも呆れ顔。 「訪ねてもいつもいないから、仕方なくいつも母上とお茶をしてくるんだ。」 ・・・もう諦めなさい>< ヘイスティングスってとてもいい人なのに、イマイチ女性の心を掴めないんですよねー。ま、個人的には逆にそんなところに掴まれてるんですけどねー^^ そこへ3時のティザンを運んで来たミス・レモン。ポワロ宛に何度も匿名の電話がかかってきていることを告げます。 「匿名では取り次げませんわ!ファイルできないじゃないですか!」 そう、彼女はファイルマニア^^その真剣な様子を面白がってからかうポワロもいいですねー♪ 次回は取り次ぐこととなったその匿名の電話の主が、もちろん今回の事件の依頼者です。依頼人の屋敷へヘイスティングスを伴って向かうも招待されたのはポワロのみ、ということでヘイスティングスは一人でホテルをとることに。しかし混んでいたため相部屋。なんと相手はジャップ警部!しかもベッドは1つ!・・・・・・いやいやいや。彼らにそこまでは求めてないですから(笑) 何にしてもそれどころじゃなかった模様^^ 「観念しろ!警視庁のジャップ参上!待て!奴はデザートを取ったぞ!」 以上、ジャップ警部の寝言でした(ヘイスティングス談)。 ヤバいって!可愛過ぎだよ!是非そのシーンを見たかったよ! ストーリーは盗難事件なのでちょっと地味そうな感じがしますが、これがなかなかそうでもないですね。怪しげな女と何やら企む二人のオヤジ。オヤジが気に入らない息子や忠実な秘書など。盗難事件現場の屋敷内、誰が何を考えているのかと結構ワクワクしながら観られました♪(久しぶりの鑑賞で結末を完全に忘れていまして・・・) そしてヘイスティングスによるカーチェイス!助手席のポワロに地図を読ませ、華麗なハンドルさばきを披露する姿はホント生き生き! しかし時代は大戦前。その迫力はたかが知れてたりして?^^; DAVID SUCHET, HUGH FRASER, PAULINE MORAN John Stride(メイフィールド)、Ciaran Madden(メイフィールド夫人)、John Carson(キャリントン)、Phyllida Law(キャリントン夫人)、Carmen du Sautoy(ヴァンダリン夫人)poirot |
数々の賞を獲ったこの映画をやっと観ましたー。なんとなく、評判が良いのか悪いのか微妙な印象があったので、題材には興味があるけどそれほど乗り気じゃない感じでの鑑賞でした^^; ◆ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)2010年 監督:デヴィッド・フィンチャー
これ、とても好きなタイプの青春ドラマでした♪ 恋愛モノが好きですが、友情モノにもわりと弱いんです^^ 現在では日本でも普通に知られているSNS、facebook の誕生とそれにまつわるドラマを描いた物語です。実在の人物や SNS を扱っていますが、フィクションの部分も多いそうです。 facebook の作成者マーク・ザッカーバーグと、CFOとして参加した彼の親友エドゥアルド・サベリンなどの関係者のドラマですが、マークではなくエドゥアルドが監修に参加しているそうで、心情的には彼の方に比重があるようでした。 facebook を巡り2つの訴訟を抱えてしまったマーク。 物語は、弁護士を立てた話し合いのシーンをはさみつつ、訴えられるに至るまでを回想していく形で進んでいきます。特に、マークとエドゥアルドの間に起きた出来事を観ては、"現在" の話し合いの場でのそれぞれの言い分や表情を観るという繰り返しの形がいいですね。淡々と事実を語るエデュアルドの "お前が心底憎いってことじゃない" 的な表情とか。こんな風に友情が壊れてしまったことへの悔しさとか。きゅぅ〜んと来ちゃいました。 何を考えてるのか判りにくいマークよりも、比較的ストレートに分りやすいエデュアルドに特に気持ちが傾きがちになりましたが、実際に物語がエデュアルド目線だったことが原因だったのかもしれませんね。もちろん演じたアンドリューの演技も良かったのだと思います。 冒頭のデート中のまったく噛み合わない思いやりのない会話で決定付けられたマークの人物像ですが、個人的にはこの人の様子にはちょっとデジャヴな感じが・・・。 ま、単純に見た感じでは、いつも無表情で無愛想で発言は横柄で...というとても "感じの悪い人" だったわけですが(それで障害のある人だということにはなっていませんでしたけど)、とりあえず実際のマークご本人はこんな(←)素敵な笑顔を見せる人じゃないですかー^^ でも劇中のマークも、他人への印象は悪いでしょうけど本人には悪意があるわけじゃなく、ただ単に一つのことに集中し過ぎて他が見えなかったり、ひたすら事実(と彼が信じること)を主張してるだけに見えましたけどね^^あ、だから許してやれよ、ということじゃないですよ?彼が自ら人を裏切ろうと目論んで行動してたんでしたっけ??ということです。彼はただただ "天才" だっただけじゃないかな?なんて思いながら私は観ていました。 ただ、鑑賞後に調べて、実在の人物を大きく違った(しかも好感度の低い)人格に描いていたとわかりビックリしています。ザッカーバーグ氏ご本人も「これは僕じゃない。衣装はそっくりだけど。」ということを言っていたそうですが、そこはホントにはっきりしておいてあげた方がいいんじゃないかな?と思いました。 ま、それは置いといて結局のところ、この話の主人公が外からは何を考えてるか解りにくい、心があるのかすら分からない人物だったけれども、実はお金や名声のためではなく、ハートのみで動いていたのか...という切ない感じが堪らなく好きでした。 ベンチャー企業をめぐるドラマと解りやすい友情の崩壊的云々の物語もテンポ良く見せてくれる、私には全く退屈無しな映画でしたね^^主要登場人物たちのキャラクターも、映画を楽しむ上ではとても魅力的に映りましたし。結局あのウィンクルボス兄弟も facebook に登録しちゃってるらしいし(それってホントなの??) [メモ] |
ドラマ「カリフォルニケイション」効果か、その他の映画なのか、いつの間にかデヴィッド・ドゥカヴニーにちょっと惹かれる自分を発見した感じですが^^; 気軽な感じのタイトルに釣られて録画してみましたー。 ◆幸せがおカネで買えるワケ(The Joneses)2009年 監督:デリック・ホルテ
これは、内容の詳細をあまり知らないで観た方がいいのかもしれません。 私は内容を全く知らないで観たので、仲睦まじいくせに別々の寝室で寝る夫婦や、その夫のベッドに娘が潜り込みお触りを始めたことに素直にビックリして、どういうことかしら??とワクワクしましたから^^ 【↓↓大事件には触れませんが、ネタバレな感じです↓↓】 とにかく発想がとても面白いと思いましたねー♪ まぁ、フィクションですから実際にやってみてもそう上手くいくものでもないでしょうけど、ビジネスとしては斬新で面白い "やり方" なんじゃないでしょうか?^^ この家族はあらゆる生活用品や食品、娯楽用品などの最新商品を宣伝するために派遣された "モデル家族" でした! 4人は完全に他人で、ビジネスのためのチームというわけです。 夫はゴルフ仲間相手に、妻は美容院で、子供たちは高校で、そして休日に自宅で開くパーティで、人が欲しくなるようなステキアイテムを見せびらかし、その結果たくさんの人たちがマネをし出すことによって、彼らの営業成績が上がっていくという仕組みですね。 まんまと彼らの売り込みに乗せられて流行を追い、人と同じ "良いもの" を持って喜ぶ愚かな人々を嘲笑するシニカルなコメディとしてとても楽しめました^^ その売り込み方法には決して強引なところはなく、売り込みや勧めるといった動作も特に感じることのないさりげない(・・・とは言い切れないかもしれませんが)とても巧みなやり方。もちろん不正や犯罪でもない(これも皆無とは言えないか)ので、彼らのやり方に不快になることはありませんでしたしね^^ 展開としてはやはり問題も発生しますし、考えることも出てきたりするので、完全コメディ路線ではないのですが、ドゥカヴニーの穏やか&軽やかなキャラのお陰で重いものもサラッと見られた感じです。(ん?それってもしかして失敗??) 何のひねりも無い無難な結末には少しガッカリもしましたが、内容は面白かったです♪ |
まだまだマイブーム、続いております。 ジェイムズ・フレイン目当てでDVDを買ってみましたー^^ 2枚組DVD、全5話です。 ◆バカニアーズ(The Buccaneers)1995年
イギリスから来た、上流の娘専門の家庭教師の提案でイギリス社交界に乗り込むことになったコンシータ、ヴァージニア、アナベル、リジィの仲良し4人組み。 それぞれ相手をみつけて結婚できたものの、中へ入ってみると色々と問題に直面して・・・という上流階級系のドラマですが、最終的には恋愛ドラマを観たという印象になっていました^^ 観る前には、もっとアメリカ人だからという理由で苦労をしつつ上手く乗り越えてイギリスに溶け込んで行く、みたいな話かなーと予想したのですけど、その辺りは年寄りたちが多少の文句を漏らすくらいだったので、まぁそういう意味でイヤな気分にさせられることが少なかった分、良かったのかもしれません^^彼女たちはお互い仲間がいたわけですし、イギリス人でも味方に近い人が多かったですもんね。 4人の中では一番年下のアナベルが結局主役のような扱いだったみたいです。 彼女はある日家庭教師と共に訪れた素敵な遺跡で素敵な公爵ジュリアスと出会い、結婚することになります。実は彼女には他に気になる人がいたけれど、彼が海外へ長期出張をするために諦めてジュリアスのプロポーズを受けることにしたわけです。いかにも後に何か起きそうでしょ?(笑) その公爵ジュリアスを演じたのがジェイムズ・フレインでしたー♪ヒューヒュー この公爵ははっきりと年齢はわかりませんでしたが、18才のアナベルが子供という印象を持ったくらいですからまだ若いはず^^ ホントに子供みたいな無邪気な(ていうか、「ユルみ過ぎだよ、それ」と言いたくなる)笑顔ではしゃぐ姿に、私は危うくヒキそうになったのを堪えましたが、可愛・・・かったですよ^^;
アナベルの無邪気さに惹かれたというジュリアスは、自身も時計オタクで自分のことしか考えないまだまだ子供のような男。アナベルはあと2年もしたら大人になるし、今のような無邪気さを持ち続けているとは限らない。しかしジュリアスはそんなことを言われても聞かないし、アナベルも考えないわけです。 ・・・でも結局は後悔することになるんですよね。後に元家庭教師が「あの時なんとしてでも止めるべきだった」と後悔していましたが、無理ですもん。若い二人は聞きやしません。自分で後悔しないと解らないんですよね、残念ながら。 ただ、ストーリーの方向的に、ジュリアスが悪くてアナベルを応援するような感じになっているのがどうも私は納得いきませんでした。ジュリアスが可哀想に見えてしょうがなかったです>< 二人ともが若過ぎて判断を誤ったってだけじゃないの?と。そして(ママに言われて^^;)関係を修復しようと痛々しい努力をするジュリアスの気持ちを踏みにじるのか、君は!と。 ・・・いえ、彼にも落ち度があるわけですからね。私がジュリアス(ジェイムズ・フレイン)に肩入れし過ぎた見方をしてただけなんですけれど。ま、ジェイムズ氏は2話目から最終話まで結構出てきますので、とにかくDVDを買って良かったと思ってます♪ ところでアナベル役のカーラ・グギーノは、後の「スパイキッズ」シリーズのママ役の方がもっともっと可愛らしくて好きです♪アナベルはムチっとした感じが気になるばかりでちょっと微妙でした^^; 先に結婚した姉御肌なコンシータを演じたミラ・ソルヴィノが好きでしたね。ブラジル人の母を持つラティ〜ノゥ♪なキャラの裏で夫の問題にひっそりと悩んだりする感じもとても良かったです。 そして一番のお気に入りは、全体の狂言回し的役割になっていたアナベルの家庭教師ミス・テストヴァリィ(シェリー・ルンギ)! この方、笑顔がとっても素敵ですね〜。教師としての厳しさはそれほど見えず、頼れる優しいお姉さん的立場でいてくれて、観ているこちらも安心感を得られていたように思います^^最後までとても楽しめましたよー。frain> |