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- 2023.12.07 Thursday
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2007年の英国を舞台とした「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」のハリウッド・リメイク版です。イギリス版がお気に入りだったので、こちらも楽しみにしていました!^^ ◆お葬式に乾杯!(Death at a Funeral)2010年 監督:ニール・ラビュート
リメイク映画の鑑賞っていうのはオリジナルとの比較が醍醐味の一つだったりしますけど、2作をできるだけ公平に観たいですよね。でも、実際公平に観れるのかどうかを自分の場合で考えてみると、どうも難しいんですよ^^; オリジナル未見でリメイクだけを観る場合には何の問題もないですけど、オリジナル版を先に観たことがあってリメイク版を観る場合、ま、その逆でもいいですけど、どうしても先に観た方に肩入れしてしまう・・・。 先に1作観て、それが気に入ったからリメイク(またはオリジナル)も観てみる気になったわけで、最初に気に入ってなければ、もう1作は観る気にならないんですね、私の場合。となると、どうしても後から観る方が不利で、先に観たものを越える出来でない限り、気に入らないことになってしまうような・・。(もしくは全く別物と思わされるくらい違う場合もアリかも?) まぁ私の場合、オリジナル版とリメイク版の両方を観た映画って考えてみると殆ど無くて、もの凄ーく少ないサンプルから出た話ですからアレですけれど^^; で、このリメイク映画。やっぱり私は今回も公平に観ることが出来なかったのかもしれません。 要は私にはちょっとイマイチでした^^; 一番の問題は、 全部おんなじ?! とビックリしてしまうほど、コピーだったってことかな。 同じでもそりゃあ別にいいですけど、せっかく舞台がアメリカになって、主要登場人物が黒人ファミリーになってるんだから、何かもうちょっとあるでしょう??って気がしちゃう。 こちらの設定を知った時点で、良い意味で(いや、悪い意味ででも)もっとハリウッド的な勢いをつけたドタバタ(なんだそれ?)や、人物像の新解釈なんかを期待しちゃってたのかもしれません。 まぁ、予告編を観た時から完コピっぽい予感は思いっきりしてたんですけどね^^; ということで、内容は「ハウエルズ家〜」も「お葬式に乾杯!」も同じですし、未見の方はどちらか片方観るだけで十分だと思いますよ。 イギリスな雰囲気が苦手って方はハリウッド版でご覧になっても十分楽しめると思いますし、イギリス映画が苦手でない方にはイギリス版をおススメしたいですし。同じですからお好みでどうぞということで^^ ちなみにハリウッド版のみ鑑賞された方の感想をいくつか拝見しましたが、みなさん「笑った!」と書いてらっしゃるので大丈夫なはずです!(「大丈夫」って^^;いや、面白くないと思われちゃうのは不本意なのでね 笑) 私は断然「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」派です。 アメリカ版の主要人物を演じた役者さんたちはどなたも芸達者な方々ばかりですが、それが残念ながらあまり生かされていないようでしたし、重要な面白キャラの1人を演じたジェームズ・マースデンが、どうもイギリス版のアラン・テュディックに演技の面、演出面共に弱いように思えてしまったので・・・。 他にもウザキャラの一人だったユエン・ブレムナーが演じていたキャラが、アメリカではルーク・ウィルソンですよ。全然ウザくないんですけど^^; などなど、残念な面が色々ありましたのでねー・・・。う〜ん。 しかしどうしてリメイクすることになったのでしょうねぇ? ↓こちらは「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」 |
スティーヴ・カレルのコメディということで、ゆるーく楽しめそう♪と、録画してみましたー。クルーズ&ディアスの「ナイト&デイ」と間違っちゃいそうな イヂワル な邦題ですねー^^ ◆デート&ナイト(Date Night)2010年 監督:ショーン・レヴィ
ふふふふ・・・いいなぁ〜^^スティーヴ・カレルって感じがいいですよね〜^^ ずっと特に大ファンになることもないまま観てきてるんですが、考えてみると彼の出演作って多少地味だったとしても「わりと面白かった」って印象が残るんですよねー。 この映画は、普通の夫婦が事件に巻き込まれて・・・というアクション・コメディです。ま、サスペンス・アクション系としてはだいぶあっさりしていて、必要なことが都合良くチャッチャと片付いて行き、なんの心配もなくリラックスモードで観れちゃう感じですね。アクションよりもその体験を通しての夫婦関係の見直し?的な・・そちらがメインぽい感じです^^ が、細かく色んな面白シーンがいつまでも頭に残っちゃう楽しいコメディです♪ 後に「こういうシーンがでてくるあの映画のタイトルを教えてください」と Q&A 系掲示板で質問することになったりする系統ですね(そうか?笑) 個人的にはカーアクション(?)シーンが、迫力こそ特にないながらもなかなか面白くて好きでしたよ^^ ここでのスティーヴ・カレルは、ちょっとすっトボけたおマヌケキャラ系ながら必要なことはちゃんとキメてくれちゃうという「ゲット・スマート」仕様! そして妻役は、過去には「サタデー・ナイト・ライブ」のライターなどとして活躍していたというティナ・フェイ。彼女を初めて観た「ベイビー・ママ」は変なコメディなのに題材が重めだったため、彼女は面白くもなんともなかったのですが、こちらではやってくれてます♪ 短縮バージョンでサクっとです!(いや、違う 笑) エンドロールに付いてるNG集で判りますが、アドリブがいいですよねー!ティナはどう見ても才女風なのにこんなおバカなことをいつも考えてるのかな?と思うと好きになっちゃいますねー^^ 内容は、夫婦関係の問題を扱いながらも、深刻さが出ないようになっているのか、その関係のどこが不満??と思えちゃうほどユルい感じ(だと私は思った)。やっぱりちょっとおバカ系コメディな路線ってわけです。 その証拠にマーク・ウォルバーグ、ジェームズ・フランコ、ウィリアム・フィクトナーなどといった豪華共演者たちもこぞって変な人でしかありません^^ フィクトナー氏の変態チックな感じなんか何気に似合い過ぎてヤバ過ぎです♪ あ、ちなみに "おバカ" は風味付けレベルで決して濃過ぎませんので、そちら方面が苦手な方にも安心ですよー。 しかしスターチャンネル。この映画の放送直後に「ナイト&デイ」のCM 流すって・・・「間違えた方はこちらへ→」って誘導かね?^^ |
1ヶ月以上かけてやっと1冊の本を読み終えましたー。 読み終えたと言っても、ただ最後までページをめくり終えただけに近かったりしますが^^; 一日2、3ページくらいずつだいたい毎日読み進めてはいたのですが、半分くらい来たところでふと頭の方に何が書いてあったのかを思い返そうとすると・・・あんまり覚えてないことに気付いたんですよ。 ページめくってるだけかい! ってな感じで。全然頭に入ってないの^^; 最後1/5くらいだけはわりとスムーズ読めましたが、それまではもう・・・半分苦痛?みたいな。 いや、この本が悪いわけでは決してないはずなんですよ。 Amazon のレヴューを拝見したら、みなさん口を揃えて読みやすくて面白いいい本だよ!と言ってらっしゃいますしね。 敗因は、私の読書力/集中力の無さ、英語力の未熟さってだけです。(オ恥ズカシイ...) 一番の問題は、私が読書のためにまとまった時間を取る気にならないってことかな。 読みながら「こうしてる間に映画1本観たい気がする・・」なんて考えてたりするんですから。集中すりゃすぐ済むでしょうにねぇ^^; で、今回読んだ本はこちら。 スティーヴン・ラッセルの詐欺や脱獄がメイン。 元々私が興味を持ったのはそちらなので、願ったり叶ったりなはずなんですがー、読みながら思っちゃうのは、 フィリップがなかなか出て来ない=ユアンはまだぁ? だったりするじゃないですか。(私だけですね。つか、なんつー言い訳^^;) ま、結局私はまだ大人の本(?)に手を出すのは早かったんでしょう^^; でもこう見えて初めてじゃないんですよ?(笑)まぁ・・前に読んだのは大好きなバンドのバイオ本だったので、事件やエピソードを知ってて読んでたから分厚い本でもヘッチャラだったんでしょうけどね。 ま、しばらくは大人しく「Dear Dumb Diary」シリーズで鍛えて(?)いくことにしますわ。 |
私の人生で2作目のゾンビ映画鑑賞です。「コメディ」となってるし、ウディ・ハレルソンの名前にも惹かれたので録画してみましたー。 ◆ゾンビランド(Zombieland)2009年 監督:ルーベン・フライシャー
あのぉ・・・とりあえず先日「メタルヘッド」の記事に、メタリカが映画に楽曲提供したのは珍しいことらしいよ、なんてことを書いたばかりでしたが。 これ、いきなりメタリカなんすけど^^;どうしてくれるんですか(笑) 内容は、ゾンビのいる世界を舞台としたコメディ、そして "永遠の童貞くん" 的キャッチフレーズを付けたいジェシー・アイゼンバーグによる胸キュン青春ラブストーリー^^ 楽しかったですよぉ〜 当然、人を襲うゾンビが出てくるし、彼らが人肉をむさぼる様子もしっかり描かれていますが、主人公が同行することになったハイテンションなゾンビハンターが気持良くガンガン倒してくれるので安心感がハンパ無く、全然怖くない!♪ しかもいつ襲われるか分からない!みたいなハラハラ感も別に無し^^ ホント全体的にのんびりムードで、結構楽しそうにすら見える部分もあり。 個人的には、唯一ビクビク感を漂わせていたアイゼンバーグ演じる主人公青年コロンバスの "準備体操" がお気に入り。思わず巻き戻して何度も観ちゃいました♪ おまけにコロンバスのナレーションによって紹介される生き残るためのルール(彼が経験から自分で作ったもの)がまたユーモラスなので、あぁ私が観ててもいいんだなぁ〜と、のほほんと観ていられましたよ^^ こんなゾンビな世界になった際には、この人はそのままこんな人であって欲しいよねぇ〜なんて思いながら観ていたウディ・ハレルソンは、オラオラとゾンビをなぎ倒してくれる痛快で頼れるオヤジですが、実はお茶目キャラだったするのがナイスです♪ ゾンビ自体もあんまり怖い雰囲気じゃなかったですしねー^^ とは言っても私の人生初のゾンビ映画だった「ワイルド・オブ・ザ・デッド」のゾンビほどの爆笑ものではありませんが。あちらはとにかく強烈な "簡易感" に吹き出さずにいられませんでしたからねぇ^^ こちらはちゃんとしてましたけど、グロ過ぎにも感じず観やすかったです。 でもこれが楽しめたからといって「ゾンビにハマった!」などと気軽に言っちゃうと、後ですぐ撤回することになりそうなので調子こくのはやめておきますが(笑)、これは私のような初心者にも簡単に楽しめたナイスなゾンビ映画でしたね^^ あと、ジェシー・アイゼンバーグによる facebook 発言にはおぉ!と食いつきましたが、別にただの偶然だったんですね^^; |
最近気になってしょうがないジョセフ・ゴードン=レヴィット主演作な上、インターネットで見た彼のメタル野郎な風貌に惹かれて楽しみにしていた作品です^^ メタリカが珍しく映画に楽曲を提供したという情報もあり、期待が増すばかり! ◆メタルヘッド(Hesher)2010年 監督、脚本:スペンサー・サッサー
結論から言うとこれ!とてもステキな映画でしたよ! このぶっ飛んだメタル野郎の姿を見ただけでは敬遠する人もいるかもしれませんが、変なヤツが滅茶苦茶やるばかりの過激で暴力的なだけの映画では決してありません^^ もちろんこの正体不明の小汚いメタル野郎ヘッシャーは、一見見た目通りの不快な男ではありますが、それだけで終わらないこともすぐに解ります。こんな胡散臭いヤツなのに十分魅力的なキャラになっているので、ヤな気分で観終わることにはなりませんし。 母/妻を失い、すっかり生気を無くした父と息子TJ。父親の方なんかすっかり薬漬けになりソファにはまり込んだままみたいな状態。かろうじて学校に戻った息子も、現実が受け入れられず母の思い出に執着するばかり。同居する祖母が2人の世話をするものの、どうにもならず・・・。 そんな家に突如現れ、強引に居ついた謎の男がヘッシャー。 乱暴で下品なその男が何を考えてるのかも分からないまま、拒む気力もないのか居つかせてしまうわけですが、このヘッシャーの存在が暗く沈んでいた父子にどんな影響をどんな風にもたらすのか、というところが見どころになります。 とにかくいつまでも当たり前のように居座られてること自体が妙で可笑しい上に、彼がこの家に来てTJを脅し無理やりしたことが、着ていた服の洗濯って!(ブリーフ姿に目が釘づけ!!) ガンガンのメタルが劇中に使われていますが、それを期待した身からするとその点は物足りない程度ですし、使用されてる初期メタリカのスラッシーな感じから想像するようなスピーディで痛快といったイメージでもありません。どちらかというと展開はハイテンポでもハイテンションでもないです。でもダレることは全く無かったですし、面白い映画だと思いました^^ DVDの特典での監督や役者たちの話に、ヘッシャーは(→反転)実際、正体は判らないが天使的な存在とありましたが、それってかなりしっくりきましたねー。不器用なだけなのかな?って思ったら更に思い出し笑いしちゃいましたよ^^ ま、とにかくとてもおススメです♪ 製作にも名を連ねているナタリー・ポートマンは、主人公TJのほのかな恋の相手でスーパーのレジ係のサエない女子。オバサン呼ばわりを気にするお年頃のようで、可愛らしい役ではありませんのでそういった期待はなさらないよう^^; ところでこの映画は原題を「HESHER」といって、ロゴが Metallica のものと似せて両端が斜めのギザ形になっているんですよねー。ところが邦題は「METALHEAD」。頭は「M」なのでいいけれど、ケツが「D」なのに無理やり斜線をくっつけてあるってのが「なにこれ?」って感じで残念で・・・。これだったら「HESHER」のままでよかったのにぃ・・・levitt |
ストーリーは、40年前の火事で消失した劇場の復活バレエ公演に招かれてナイチンゲールシアターを訪れることになった主人公が、劇場関係者の祖父から聞いたそこに渦巻く呪いの謎を解くというもの。 なかなかドラマチックで引き込まれる内容でしたよ^^ 舞台が劇場なので、探索するシーンが様々な種類の舞台やら楽屋やらで華やかで美しいので、やっていてとても楽しかったです。 20個のモーフィングアイテム探し(ゲーム進行には関係なし)もありました。が、私は半分くらいしかみつけられませんでした・・・。一度最後までクリアしてしまうともう戻れないので、全部探すつもりの方はご注意ください。 今回は途中で中断して他のゲームにかまけた時間があったので、私の中ではクリアに随分時間がような印象でしたが、私の後でプレイした夫によるとボリュームは多くはなかったとの感想でした^^; やはり、探索エリアがほぼ一軒の建物内なので、うろうろする間もなく・・って感じだったのでしょうか。 あと、パズルがどれも簡単で時間のかかるものがなかったということもありますね。 |
夫に言われて知りましたがこれは有名な映画だそうですね^^; 私はタイトルすら聞いたこともなかったのですが、何気に好きなケヴィン・クライン出演作だったので録画してみましたー ◆ワンダとダイヤと優しい奴ら(A Fish Called Wanda)1988年 監督、脚本:チャールズ・クライトン、ジョン・クリーズ
ケヴィン・クラインはこれでアカデミー賞助演男優賞を受賞したんですってねー。 確かに大活躍でした! しかしキャラ的にウザ過ぎて、個人的には彼に求めたものとは微妙に違ってましたが^^; 強奪したダイヤを横取りしようと目論む男女と、そうはさせまいとする男二人という仲間内でのダイヤを巡っての駆け引きが展開するドタバタ・ブラックコメディです。 ある程度は予想していましたが、ドタバタがここまでだったか・・・と、少し失敗感も感じながらの鑑賞でした^^;やはりケヴィン・クラインの濃さのせいでしょうねー。この人ホント凄い芸達者ですよ! 内容はつまらなかったわけではありませんが、駆け引き/騙し合い云々のストーリーは半分どうでもよくない?って気がしてくる展開がどうもね・・。ストーリーを追おうとしてる時点で見方を間違えてるのかもしれませんが^^; まぁ、とりあえずこのノリに慣れた後半はなかなか楽しめましたけど♪(弁護士ジョン・クリーズがジェイミー・リーにすっかり翻弄されてから?笑) ブラックなコメディなので幼稚な笑いも多く、観る人によっては不快に感じる部分もあるかもしれませんが、私個人は動物愛護派の男による老婆襲撃のクダリがお気に入りでした♪^^ しかしフィッシュ&チップスのクダリには目を覆いました>< そしてヒロイン、ジェイミー・リー・カーティスがいいですよね〜! 圧倒的なスタイルの良さでセクシーをアピール!しかし弾けたコメディ演技も躊躇無く!お色気もたっぷり!鼻の下のばしながら楽しめました!(なに目線?笑) イタリア語に悶えるキャラはこれが元ネタだったのかなー?(今頭に浮かんでるのは「ロンドン・ドッグス」。あれは男性でしたっけ?) |
1972年のローレンス・オリヴィエ&マイケル・ケイン版が面白かったので、このリメイクも観られるのを楽しみにしていましたー。 ◆スルース(Sleuth)2007年 監督:ケネス・ブラナー 原作戯曲:アンソニー・シェイファー、脚本:ハロルド・ピンター
'72年版を観た時には、マイケル・ケインが演じたティンドルがもうちょっと華奢だったら、もっと "若造" 感があっていいのになー・・なんて思っていたので、個人的にはリメイク版のティンドル役にジュード・ロウってのは大正解に思えました^^ で、マイケル・ケインが今度はワイクの方を演じるという、ちょっと洒落たリメイクになっているわけですね。一軒の屋敷内での会話劇で進行する映画です。 今回'72年版も観直そうとHDD内を捜したのですが、なんと私、消してしまっていました>< こちらを観たら是非見比べようと思っていたのにぃ!バカバカ!・・・というわけで観直せず記憶になりますが、どうも感じが違うような気がしました。 '72年版ではとにかくこの二人の奇妙な関係がユーモラスってくらいに面白くて、見てると楽しくなってくる感じだったんですよね。でもこちらではワイクがとにかく一方的に口が悪いクソジジィに見えてしまう感じ?ワイクってもっとこう・・小説家らしく言葉が巧みで、会話が洒落てるイメージだったんですけど^^;(記憶の中で美化し過ぎてるのかな?汗) まぁ当然、同じように作らなければならないなんてルールはないはずですから、これはこれでいいのでしょうけど、私には遊び心(観客を欺く仕掛け)や結末も含めて'72年版の方が好みだったようです。 舞台もからくり人形屋敷からハイテク屋敷に変っていましたが、やはりこれも過去作の方が好きでしたね。ハイテクが悪いわけではないですけれど。現代的なスタイリッシュ風を目指したと思われますが、そのセンスがイマイチ合わなかったみたい。暗く冷たい雰囲気は好きだったんですけどねぇ・・インテリアや小道具がちょっと。それに結局ハイテクが特に活かされてもなかったですしね。 ただ、ティンドルを美容師から役者へ変更していたので、少々現実味のなかった部分にも説得力が出てました^^ |
シリーズ6話目。45分の短編です。 ついに家をいくら探しても原作本がみつからない話が出てきちゃいました^^;短編なので1作のために買うと他がダブりまくる可能性があるので諦めることにしました。(ま、そんなもんですね) ◆砂に書かれた三角形(Triangle at Rhodes)
ポワロが住むホワイトヘイヴンマンションの前でのドアマンと郵便配達人の会話から始まります。 「56Bは誰もいないよ。大尉は狩猟へ、秘書は姉のところへ。ベルギー人は外国さ。ヤギのハガキが届いてただろ。」 ロードス島と言えばヤギなんですかー。ヘ〜 ポワロは(大戦前でイタリア領だった)ロードス島に来ています。 お陰で劇中の音楽がエキゾチック・ヴァージョンです^^ 実際に島で撮影されたそうで、美しい風景もたっぷり映し出されています♪ ドアマンの話にある通り、今回はヘイスティングスもミス・レモンも出てきません。ジャップ警部も無しでした。 しかしポワロにはやはり助手が必須なようで、パートナー的存在の女性がちゃっかりくっついてます。 この彼女がなかなか印象的なキャラなんですよねー。噂話が大好きな悪気のないキャピ〜っとした女性です。多分そこそこ年齢はいっていますよね。しかしいい味を出していて、しかもちゃんと役に立ってる感があって、いいコンビになっていました^^ この話は後の長編作品「白昼の悪魔」(映画:地中海殺人事件)に設定が似ているので、その原型だったのかな?と思っていたのですが、大好きで繰り返し観ている「白昼の悪魔」を知り尽くした(ウソ)今、こちらを改めて観てみると本当に "設定が" 程度で、それほど似てるわけでもなかったんだったんだなーと。 実はこれも私、ヘイスティングス等お笑い要員(失礼!)がまったく出て来ない話ということで、あまり再生していなかったんですよね。なので内容を結構忘れちゃってたんですよ^^; そのせいもあって、この話なかなか面白いじゃん!と今回見直したところです。 上の画像のように、ポワロが捜査のためにインチキ臭いサングラス姿で歩き回るシーンなんかもあって少しクスっと来ますが、全体的にはやはり面白エピソードの挿入は少ない印象です。 でもストーリーが面白いので好きです。今になって好きになりました^^ Frances Low(パメラ・ライル)、Annie Lambert(ヴァレンタイン・チャントリー)、Jon Cartwright(チャントリー大佐)、Peter Settelen(ダグラス・ゴールド)、Angela Down(マージョリー・ゴールド) DAVID SUCHETpoirot |