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- 2023.12.07 Thursday
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2004年の「五線譜のラブレター」以降全然観れていなかったアシュレイ・ジャッド出演作!ファミリー向けのファンタジーのようですけど、彼女目当てで録画しましたー^^ ◆妖精ファイター(Tooth Fairy)2010年 監督:マイケル・レンベック
このムキムキの黒人が妖精の衣装を着せられた様なんか、バカバカしくて全然可愛くないのに妙に可愛い(笑)「歯の妖精なんか居ない」発言をしたために妖精界の怒りを買い、主人公が『妖精不信罪』に問われてトゥース・フェアリーを2週間勤めることになってしまったことから始まるドタバタ・コメディです。 はて・・・日本では支障は無いでしょうけど、トゥース・フェアリのシステムがある所でもお子様方に見せても大丈夫なのかな?そこまで本気で信じてるものでもないのか、感覚がわからないので微妙なところですが^^; とりあえず、妖精を勤めるのが2週間ずっとではなく、時間の決まってないパートタイムってところが面白いですね。普通に生活してるところへ突然出動命令が来て、仕事を終えてまた日常に戻るを繰り返すわけなので、まぁいかにもコメディのネタになる部分でしょう^^ でもかなり都合の良さが目立つので、その辺りが我慢出来ない方には不向きかも。 しかしトゥース・フェアリーというのが日本では全く馴染みが無く、知らないという人も多そうな風習なので、これがメインの話となれば日本での公開が無いのは仕方ないということですね。 トゥース・フェアリーについては→こちら(ウィキペディア) ストーリーの展開としては、ガールフレンドの子供とのふれあいや、夢に向かって努力することの大切さなど、よくあるハートウォーミングな方向へ向かうタイプで安心して観られますし、笑いどころも細かく配置されていてそこそこ楽しかったですよ。 ただ、結末へ向けるために主人公がいったん人として堕とされるので、少しムッっとしちゃう場面もあるのは残念ですが仕方がないところです。 主人公が支給される妖精グッズも、これは!という特別に魅力のある変わった物は特にありませんでしたが、それらを人間の世界で使用するクダリは、絶対良いことではないけれどやりたくなる気持ちは解るー!と思っちゃう夢のある感じではありました^^ 中でも、彼女が許してくれるナイスな言い訳が言えるまで何度もやり直すところがお気に入り♪ (振り掛けた相手が数秒間の記憶を無くす粉使用) あとは、出会いからソリの合わないデレクを小憎たらしい攻撃を交えながら指導する妖精ケースワーカーを演じた、スティーヴン・マーチャントがとても良かったです!思いっきり顔芸な人でしたが、ゆっくり変わっていくデレクとの関係など、ホロリとさせるところがたまりません。 あの細長い体型も顔によく合っててとりあえず見た目にも面白いですよね。 あの手の人は結構好きです^^ 目当てのアシュレイは、さすがにちょっと老けちゃいましたが相変わらず笑顔がキュート! 歯の妖精を信じている幼い娘と一生懸命ギターを練習している息子がいるママという役です。 アシュレイとの家族役に違和感のない子供たちがとっても可愛いし!^^ 特に兄貴君は思春期らしいツッパり所もありながらも、見た目がかなり惹かれるタイプでした♪ あ、アシュレイのことがどっか行っちゃいましたが、あまりどうってわけでもなかったので・・。 まぁ、恋人がデート中に突然どっか行っちゃったり最悪な発言をしたりするので、怒り狂ってもおかしくないところを地味にやり過ごしてくれた(笑)あのキャラは、結構感じが良かったのかもしれませんが^^ 結局のところ個人的には、スティーヴン・マーチャントとの出会いが一番の収穫だった感じかな。gervaismerchant |
シリーズ3話目です。まだまだ短編が続きます。 実はこの話は比較的鑑賞回数が少なめです。自分がこれを手に取らない理由がタイトルから思い浮かぶほど内容を把握してないはずなんですが、「誘拐事件」より「殺人事件」を選んじゃうって感じなのかしら^^; ◆ジョニー・ウェイバリー誘拐事件(The Adventure of Johnnie Waverly)
これも原作を読んだのか覚えがないのですけれど、そんなことばっか言ってないで読みましょうよってことで^^ で、自分の本棚をあさってみたところ、ちゃっかりありました(短編集「愛の探偵たち」に収録)。どうやら一度は読んだようです。 やはり改めて "読んでから観る" ってしてみると、テレビ版で見るようなキャラクターの特徴を全面に出した、事件には関係の無い面白シーンなんかはテレビのオリジナルなんですね^^ 益々テレビ版が好きになりました。あ、原作ももちろん面白いですけどね。 今回はポワロにぴったりな几帳面秘書ミス・レモンのエピソードです。 ティザン(お茶)の時刻が近づいていることに気付かず、作業に没頭しているミス・レモン。完璧なファイリング・システムの完成が間近とのこと。相互参照が可能なように資料を分類をしているわけです。 証人の名前順、犯人の名前順、被害者の職業順・・・。 事件の種類は誘拐、薬物常用、そして爆弾など。 「重婚や姦通は結婚の項ですわ。」 かの几帳面王子ポワロもポカンとしちゃってます^^;さすがです。 帰ってきたヘイスティングスは、ミス・レモンへ "ル・マン24時間レース" 出場決定を報告。カーマニア振りのアピールは、この後彼の車が活躍する兆し^^ただし、ル・マンに関してはこの会話のみで終り^^; ポワロが依頼人と話している事務所へ入り、誘拐事件と聞いたヘイスティングス。 「誘拐??このイギリスで?!きっと犯人はたちの悪い外国人だよ。」 あちゃ!悪気はないけど配慮の足りないセリフ! ポロッと出ちゃうのが彼らしいんだよねぇ^^; しかしこの「イギリスで誘拐などありえない」といったセリフは何度か聞いてるんですが、これはいったいどういう話なんでしょう?イギリスの警察は最強!!と信じて疑わないって国民性(この'30年代頃は)なんでしょうか。 さて、話は進み依頼者宅で一夜明かした翌朝、朝食が期待外れだったからとヘイスティングスの車で外食(聞き込みも兼ねて?いや、食事を兼ねた聞き込み?)に出掛けました。 そこで目にするのはなんと!ドライヴ中は二人で熱唱!! 「2人の男牧場へ草刈りに 2人と1人と犬一匹牧場へ草刈りに〜」 ・・・なんですか?この歌は^^; どうもポワロがこの歌を習っている場面の様子♪ しかしこんなラブリーなポワロって後にも先にもないでしょう! 初期のポワロって、どうかしちゃってて面白過ぎますね♪ ジャップ警部はまだまだ魅力はイマイチ出てきてないかな。どこからなんだろ^^ Julia Chambers(エイダ・ウェイバリー)、Dominic Rougier(ジョニー・ウェイバリー)、Patrick Jordan(執事トレッドウェル) レギュラー:DAVID SUCHET, HUGH FRASER, PHILIP JACKSON, PAULINE MORANpoirot |
ウディ・アレンの有名作の一つですよね。タイトルはよく知っているのですが、内容は全然知らなかったので観てみました。 ◆ハンナとその姉妹(Hannah and Her Sisters)1986年 監督、脚本:ウディ・アレン
三姉妹を中心とした人間模様をシニカルにユーモラスに描いた楽しいドラマでした。 一応主役はハンナなんでしょうか?ハンナの周りが色々やらかしていてハンナ自体は地味であまり印象に残りませんでしたが^^;やはりこれでアカデミーなどを受賞したマイケル・ケインとダイアン・ウィーストあたりが主なところですよね。 マイケル・ケインは冒頭からいきなり、妻ハンナの末の妹リーに恋しちゃってる男として登場。とてつもなくイタいキャラですが、やることなすこと細々と笑わせてくれるハマり役でした。しかしなにはともあれ、あのメガネ!!目にする度にツッコみたくなること請け合い♪^^ ダイアン・ウィーストは、仕事も恋愛も中途半端で上手く行かないハンナの真ん中の妹ホリー。コカイン常用者でパンクロックを喜んで聴き、デート相手をうんざりさせるというなかなかの強者。やる気があるのか投げやりなのか、なんだか微妙なキャラです。しかし可愛らしい!これで可愛げのある人物になるなんて、ダイアン・ウィーストだからですよ、きっと^^ 彼女は静止画像で見るとただの目の小っちゃいおばちゃんですが、音声あり動画で見ると魅力が格段にアップするんですよねー♪ そして、ウディ・アレン。ここではハンナの元夫で病気恐怖症の男として登場。 まだ観た数が少ないので強くは言えませんが、私の印象ではアレン作品はアレン本人が出ていない方がいいな、と思っていたので期待していませんでしたが、思いがけずこのキャラは好感度が高かったです(もちろん個人の感想です)。要は、ようやく彼の独特なキャラやセリフにウケることが出来た、というだけなんでしょうね。(慣れ?) 特に「肺に影が!」と飛び起きて「いや、肺じゃないし・・」と訳判んなくなってる所が好きでした^^ 素敵ビル巡りや、コアな感じの本屋さん、ジャズ、スタンダードやバロックなどのステキ音楽などなど、雰囲気で楽しめる面も満載。(私の映画鑑賞ったら、そんなもんっす^^;) 大人のおしゃれなラヴコメをご所望の際にはいいかもしれません^^ |
ヒース・レジャーは過去に何か一作観たことがあるだけですが、(見た目において)特に興味を持てなかったので、私は彼が目当てではないのですが、3人の豪華俳優人が彼の役を引き継いだという話題性と、ファンタジックな映像に魅かれて観てみました^^ ◆Dr.パルナサスの鏡(The Imaginarium of Doctor Parnassus)2009年 監督:テリー・ギリアム
ストーリーは、博士がその昔取り引きをした悪魔との賭け/かけひきがメインです。 話自体は・・・どうかな?私はあんまりよく解ってなかったのか、何も難しくないのにゴチャっとした印象が残ってます^^; それでも、鏡の中のファンタジックな世界や、一座のステージで寝ぐらの傾いたボロい馬車など、見所は満載♪ 馬車が道を移動するシーンは特に可愛くて好き^^ 話は微妙だけど、総合的にはそれなりに楽しかったー!という感じです。 で、急逝したヒースに代わって、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が出演したというシーンがどうなっているのかも気になる所でした。 ヒースは現実世界の撮影は終えていたそうで、鏡の中の世界の3種類のトニーを(見る人によって顔が違うという設定で)それぞれ演じるというアイディアが採用されたようです。違和感なく、そしてなかなか面白く仕上げられていましたよ。もちろん、もしもヒースが一人であの3人を見事に演じ分けていたらと考えると、それが見られず惜しいという感じもしますが・・・。 個人的には、ときどき博士の前に現れる悪魔を演じたトム・ウェイツが何気にとても良かったです^^ ちっとも極悪な感じじゃないんですよねー。おちょくってるだけというか、「あーそーぼ♪」的な雰囲気にすら見えちゃう悪魔って良くないですか?^^ 博士の一座のメンバーの一人を演じたアンドリュー・ガーフィールドも、言葉巧みにお客を引っ張って来るヒースに比べ、イマイチ冴えないピエロといった役所でしたが、可愛らしくて好感の持てるキャラで地味なりに印象に残りましたよ^^そして手品がお上手でした。 娘役のリリー・コールという方はスーパーモデルなんですねー。可愛らしかったのですが、面白い顔だなぁなんて思いながら見てたので残念ながらスタイルには目が行かなかったー^^; どことなく古臭さを感じる顔で不思議だな・・と思ってたんですが、あれは40年くらい前の少女漫画の主人公(というより主人公のライバルキャラ?)の顔ですね。 なんて・・・怒られそう^^; |
アガサ・クリスティ原作のワイルダー監督作品という個人的にツボな映画があると知り、数年前にDVDを買って1度もの凄く楽しんだ後「また忘れた頃に観よ〜」としまい込んだのですが、この度まんまと内容を忘れてしまったので2度目の鑑賞をしてみましたー^^ (バカだけどお得でしょ?笑) ◆情婦(Witness for the Prosecution)1957年 原作:アガサ・クリスティ「検察側の証人」 監督:ビリー・ワイルダー、脚本:ビリー・ワイルダー、ハリー・カーニッツ
もぉ〜私ったら!><こんなに面白い映画をここまで忘れるか?! と自分で呆れるくらい、コミカルな掛け合いが満載だったことから肝心のトリックまで丸々初見のように楽しめちゃいました♪ ったくよく出来た脳味噌だぜ!チクショー(笑) アガサ・クリスティ原作の短編小説を著者自身が戯曲化した舞台劇「検察側の証人」を、ワイルダーが映画化した法廷サスペンスです。 大どんでん返しと言えばこれ!と薦める人も多い傑作ですね^^ 私もいくら "すっかり忘れた" とは言っても、やり過ぎじゃないかってくらいに最後に畳み掛けるどんでん返しが目玉だったことくらいは記憶してましたし。 で、そこが凄いというのはもちろんなんですがー、それ以前にこの話の登場人物たちとそれを演じた役者さんたちの魅力的なこと!! 中でも病院から退院したばかりで看護士に付き添われている偏屈ジジィな弁護士と、うるさい程にしゃべりまくる看護士の女性がの掛け合いが最高♪ のっけから『窓を閉めましょうか?』『いいから口を閉じてくれ』だの、『法学院でお仕事なんて弁護士さんは幸せね。昔、虫垂炎の弁護士と婚約したけど合併症で死んだわ。』『それこそ幸せな弁護士だ』などから始まり、『女じゃなかったら殴るとこだぞ!』などといった暴力発言までありながらも、熟練看護士&言う事を大人しく聞かない患者の面白コンビとして息ピッタリに楽しませてくれてました^^ このクソジジィが、法廷ではキリっと敏腕をふるってくれるカッコいい弁護士に切り替わるのもたまらなく魅力的なんですが、その合間にも傍聴席の看護士から服薬の指示が出たりと、このコンビのやりとりはどこまでも付きまとってくれるので、終始楽しくて楽しくて!しかもこんなことが、実はちょっと重要な役割を果たしてたりするので侮れませんし^^凄いな〜 小道具使いが楽しいワイルダー作品ですから、もちろんここでも印象的な小道具がいろいろ使用されていました。病人用に階段に取り付けられたリフトから、葉巻、薬の錠剤などまでのユーモアの数々ですね。文句を言いつつ乗ってみれば、子供か!と言いたくなるほどアホみたいに上下させまくるリフトなんかスゴいですよ。あのクソジジィに一気に親しみを持たせるんですから^^ 小ネタでは私は葉巻に注射をうつところにウケました♪ もちろんミステリアスなマレーネ・ディートリッヒも素敵でしたね! 私はマレーネの名前と顔は知っていても、動いているのを観たのはこれが(ほぼ)初めてでしたし、実際に何年代に主に活躍されていた人なのかという知識もなかったので、『綺麗だけど何歳くらいなんだろ?』なんて考えながら観てました。で、観終わってから調べました。 なんとこの時56歳!!! 観ながらの自分の予想では、40歳を越えてるか?越えてないか?で考えていたので、本気でビックリです!年齢なんか微塵も感じさせない脚線美が見事です! そしてあの "可愛い子ちゃん" にはなれない知的なクールビューティは素敵過ぎます。クリスティン・スコット・トーマスです。(「です」って違うし・・笑) ただ、被告人レナード役のタイロン・パワーという方も私はこれしか見たことありませんが、何が悪いわけでもないけどあの濃い顔が好みでないために、残念ながら個人的には魅力を感じられませんでした。私の極少な知識の中からだと、この役はウィリアム・ホールデンってイメージだったなー^^;wilder |
近未来っぽいポスターだけ見たことがあったんですが、SFアクションということで正直微妙に思っていました。が、ジュード・ロウなのでとりあえず観てみました^^ ◆レポゼッション・メン(Repo Men)2010年 監督:ミゲル・サポチニク
ははぁ・・・なかなかのスプラッターですね。 一応私は大丈夫なレベルでしたけど結構なグロさもありますんで、苦手な方は薄目の準備をなさっていた方がよろしいでしょう^^ 高性能人工臓器ができたことにより、移植手術が必要な病気になってもドナーを待つ必要がなくなりましたよー♪という近未来のお話です。但し、その人工臓器は超高額なので、庶民は言われるまま高金利ローンを組んで買うしかない。「ご家族のために。ご自分のために。」と勧められてローン契約し、返済が滞ると容赦なく差し押さえられる=身体の中から無理矢理回収されてしまう・・・という、なんとも恐ろしげな世の中になっています。 その回収をするために臓器を取り出す様子がご丁寧に見せて貰えるというわけです。 主人公は腕利きの臓器回収屋。スパスパと仕事をこなす絶好調なレミーは、華麗な手さばきと身のこなしがとってもカッコいい♪ 仕事仲間で親友のジェイク(フォレスト・ウィテカー)の暴力ぽいやり方と比べると、スタイリッシュでスマートなレミーはやたら素敵に見えちゃうんですが、やってることはもう人間じゃないですからね^^; そんな彼がある時、自分が借金を抱えレポメンに追われる側になってしまったことにより、人間らしい感覚を取り戻しそれまでのようには仕事ができなくなってしまい・・というドラマになるわけですが、基本的にはアクション味が強いです。個人的にはジュード・ロウにアクションは求めていませんが、なかなか悪くありません。 ただ、髪型がちょっとね。映画によって髪が増えたり減ったりしてる彼ですが(笑)、ここでは減ってる方だったので・・・。まぁ、それがセクシーという見方もできますし、この映画ではこんな内容なのにセクシー風味も特徴でしたから^^ しかし人工臓器など延命などに貢献する技術の発展は素晴らしいですし、実際に現在も似たようなものはあるわけですよね。それらは技術の進化によってどんどん高性能になることでしょうし、こんな時代も近いのでしょうかね。 ・・・って、ここから現実の問題を考えるならそれよりもローンの方かと思いますが、個人的には病気以外にも美容整形のような感覚で声帯や眼球、生殖器まで人工臓器を使用する人がいることになってるところが意外で面白かったので^^ 顔が整形のタレントは当たり前に存在していますが、そのうち声も整形の歌手まで出て来る日がくるかもしれないのかしら、なんて考えるとややこしいことになりそうでちょっと面白いというか何と言うか・・・^^;(もしかして既に居た??) |
アダム・サンドラーを見る癖がつきました(笑) 安心して観られるだろうということで、内容も特に見ずにシネフィル・イマジカで録画してみました。 ◆N.Y.式ハッピー・セラピー(Anger Management)2003年 監督:ピーター・シーガル
できればあんまり見たくないんですよ、ジャック・ニコルソンの顔って(笑) いや、もちろん素晴らしい俳優さんですけどね。 怖いじゃないですか、あの顔^^ そのニコルソン氏が、観客から猛烈に反感を買うクソジジィを演じてらっしゃいました。まぁ、思いっきりそんなイメージで見てた人ですから、違和感はゼロ(笑) 内容は、理不尽に酷い目に遭わされる系のコメディです。 控えめでキレたことなんかない主人公が、無茶苦茶な経緯で受けることになった "怒り抑制セラピー" 。なにそれ?ということになり、当然そこが妙で笑いどころになるはずなんですがー・・。 観る人によっては、終始イラっとしっぱなしで終る可能性がありますね、これ。 とにかくニコルソン演じるセラピストの酷さとアダム演じる主人公青年の気の毒さが激しいので、主人公に肩入れしてしまうとイライラしか残らないわけです。 幸い私は怒りの抑制ができてるんで(笑)、イライラは置いといてセラピスト先生の正体とか目的とかを考えながらそこそこ楽しんだんですけれど^^ とりわけ、見るまで出てるとは知らなかったウディ・ハレルソンの役にウケました。彼のあんな感じは初めて見たのでちょっとした感激を味わった気がしてます^^ その他、私は一部しか分かりませんでしたが、アメリカの有名人が何人もカメオ出演しているようでした。結構な活躍(?)だったのにクレジット無しで出演していた俳優陣もいましたし。 で、結局のところこれが "怒り抑制セラピー" として機能するのかどうかは、ご自身で観てご確認ください^^ |
DVDは「コックを捜せ」と同時収録となっている、シリーズ第2話です。個人的には、初めて小説で読んだポワロものはこれだったような気がします。初めて買ったのは短編集だったので^^; ◆ミューズ街の殺人(Murder in the Mews)
つい先日、美容院での暇つぶしに読んだクリスティの短編集の中に、初めて読んだものがあったのですが、それがこの「ミューズ街の殺人」にそっくりな話でびっくりしたんですよ。 「マーケット・ベイジングの怪事件」という短編でしたが、どうやらその話を広げて書かれたのがこの「ミューズ街の殺人」という作品のようです。 この話の中でまず特筆すべきことは、ポワロのゴルフ!! 「小さな玉を小さな穴に入れるなんてポワロの趣味じゃありません。」なんてどこかで(はて、どの話だったか・・・とにかく後に)言っていたりして、ゴルフ大好きなヘイスティングスをちょっと小バカにしたりしてるのに、なんとここでは捜査のためとはいえ自らゴルフしちゃってましたよ。しかもよく知らないことはバレバレなのに「大陸では名人と呼ばれました。」なんて見栄を張って!あぁ〜なんてキュートなの! そして私のお気に入りシーンはこれ。 事務所でミス・レモンに口述筆記させているのは、クリーニング店へのクレーム。シャツの襟の糊付けが気に入らないとのこと。以前にも手紙に書いて渡してるのに直ってない!!とお怒りです。それに対するミス・レモンの言い分がステキ&ヘイスティングスの飄々振りも更にステキ♪ で、この件はその後どうなったかというと、どうにもなっていません^^; なんとYouTubeにありました。 楽だし折り襟にしたら?と勧めるヘイスティングスを「折り襟は脳細胞衰退の前兆だ!」と一蹴するような頑なな場面はポワロらしいけれど、考えてみればここまで頑固だったり怒りっぽかったりするのは初期だけのような気も・・・^^;ま、いつでも頑固は頑固ですが。 ミス・レモンの初期の輪っかが並ぶ特徴的な前髪は、第2話からくっきりしたようですね。第1話ではまだ輪っかがぼんやりしてて髪型全体もボサっとしてた感じだし^^どこからこれが無くなる(髪型が変わる)のかも、実は私ははっきり記憶していないので記事にしていくにあたりちょっと注意しておきたいです。 ヘイスティングスの車好きはここで既に少し出ていました。ドアの証言をする少年と一緒になって車の下に潜りこみ、聞き込みもそこそこに修理作業に没頭しちゃってるシーンが!いいよねーヘイスティングス! Juliette Mole(ジェイン・プレンダーリース)、David Yelland(チャールズ・レイバトン・ウェスト下院議員)、James Faulkner(ユースタス少佐) レギュラー:DAVID SUCHET, HUGH FRASER, PHILIP JACKSON, PAULINE MORANpoirot |
シルエットが自分の父親に似ているため見た目が少し苦手なんですが、なんだかんだマーティン・ローレンスの名前に弱いです^^; ◆ロード・トリップ パパは誰にも止められない!(College Road Trip)2008年 監督:ロジャー・カンブル
とにかく娘を手放したくない父親の暴走が巻き起こす騒動を描いたコメディです。 ディズニー映画なので、ハチャメチャな暴走があってもほっこりさせる面といい具合にバランスを取った、感じの良い内容になっていました^^気分よく観終われて良かったです。 とは言っても、この父親のやることはストーカー的で普通に考えたらもちろんやり過ぎ。 だけどドタバタコメディですからね^^これくらいは映画として当然の内容ってくらいかと思います。 それで爆笑の連続だったかっていうとそうでもないのが残念ですが・・・。 ただ、この娘のキャラが感じが良いので、終始楽しく観られました^^ いわゆる父と娘のバトル的な展開になりそうな話なんですが、娘はもともと優等生タイプで大きくハメを外すようなこともないし、父親に本気で反撃(やり過ぎな仕返しとか)したりするような子じゃないので、困ったパパにちょっと悩んでます的な程度で、本格的に険悪な関係になることもないので安心して観ていられたという感じです。 それプラス、困った父の行動がメインなはずなのに、それを上回る強烈キャラの親娘に出会ってしまったために、この父がそう大してメチャクチャなことをしてる気がしなくなって来るんですよね^^; そのもう一組の親娘も、まぁ・・・実際には出会いたくないですけど、本質的には良い人たちなので慣れればなかなか楽しかったですよ。 しかし娘が家を離れるってことがイヤでたまらないパパってのも、傍目には可愛くていいですけどね。たとえ娘の方がそれを疎ましく思ってたとしても、いい関係ですよね。 子離れが難しいパパさん方は、娘さんと一緒にこれを観て「俺はここまで酷くないからいいだろ?」と開き直っちゃってもいいかも?^^なーんて。 個人的には、父と娘のメイン・ストーリーとは全く関係ない(?)、弟とそのペットのミニブタがとっても可愛いし面白いしでお気に入りでした。彼らは何のために居たのかよく解りませんでしたが(笑)、楽しかったのでOKです^^ |