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    • 2023.12.07 Thursday
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    【日記・ドラマ】死との約束-名探偵ポワロ

    「名探偵ポワロ ニューシーズンDVD-BOX3」より、最後の1作を見ました。これでまた次の発売を待つ日々が始まるわけですね・・。次があると分かってるからまだいいんですけど^^


    【AGATHA CHRISTIE: POIROT Appointment with Death】
    中東シリアで遺跡発掘中の考古学者ボイントン卿のもとへ、家族がやって来た。後妻で金融界の大立者ボイントン夫人はひどく傲慢で、子供のキャロル、レイモンド、ジニーや、ばあやにまで辛く当たり恨みを買っていた。一方、発掘見学に来ていたポワロ(デヴィッド・スーシェ)は別地で面識のあったジェラール医師(ジョン・ハナー)と再会し、ボイントン家の内情を知る。その晩ポワロは隣室から、ボイントン家の兄妹たちによる「死んでもらうしかない」との声を耳にし・・・

    Amazonでレビューを拝見すると、どうやら原作から大幅にストーリーや設定を変更しているそうですね。私は原作は読んでませんでしたからそれについて何も気になることは無かったし、どちらかというとこのBOXの4作の中では一番好みだったというくらいです。

    舞台は「メソポタミア殺人事件」のような遺跡発掘現場で、その周囲の風景などが印象に残る美しい映像に魅せられました。正直私は普段から遺跡や中東の観光に興味は全然無いんですが、こういった映像を見てる間だけは不思議なことに虜になっちゃうんですよねー。

    話はやはり殺人事件です。
    印象に残るシーンがありました。ホテルの隣室から「あの人に死んでもらおう」という言葉を耳したポワロ。当然その時点で殺人が起こると予想しています。その翌日、発掘見学に参加者が皆でかける中ポワロは一人休憩にテントへ入り、そこで外から「助けてくれ!」との声を聞く。その時ポワロは・・・「ほ〜ら、始まった」とニヤリ(!)
    ちょっとちょっと!ポワロ!いつからそんな邪悪キャラになったんですか!
    確かにポワロも他の人たち同様に被害者女性に対して不快感を露にしてたけど。
    普通はポワロって、どんな人でも殺されていいなんてことは無い、と怒る方じゃなかった??
    ま、それくらい憎たらしいクソババァなんですけどね、この被害者は。
    ストーリー的にも4作の中では一番見応えがあった感じがしています。

    ****************************

    ところで、デアゴスティーニから「名探偵ポワロ DVDコレクション」が出ていますね。
    →公式サイト
    要は解説書付きのDVDです。
    私は既発のDVDは全部持ってますが、ファンとしてはやっぱり気になるんですよ。
    で、とりあえず半額の創刊号を買ってみました。

    個人的にはこれ、大ブーイングです。
    マガジンが薄いとかマガジンの内容が大したことないとか、DVDに収録されてる日本語吹き替えの声が違うとか、そういったことはまぁいいですよ。
    何が気に入らないかって、そのラインナップ。
    これまでにDVDで発売されてるすべてが隔週で出るんですって。1490円で。
    こういうので昨年秋に発売されたばかりのものまで入ってるってことに「そりゃないだろ!!(怒)」と思うのは私だけですか?^^;『オリエント急行殺人事件(予定)』まで書いてあるし!ブーブーpoirot











    【今夜はトーク・ハード】(1990年)

    昔散々ビデオで観倒した大好きなこの映画。また観たいのに、やっぱり日本でDVD化されてないのでアメリカ盤で手に入れて観ております^^ リージョン解除できるってスバラシイ!

    ◆今夜はトーク・ハード(Pump Up the Volume)1990年 監督:アラン・モイル
    アメリカ中部のエリート校、ハンフリー高校の生徒たちの楽しみは毎夜10時きっかりに始まる海賊FM放送。その謎のDJハード・ハリーは、生徒たちの気持ちを代弁する過激で下品なトークと音楽でリスナーたちのカリスマ的存在になっていた。その正体は、父親がハンフリー高の新しい理事に就任したために転校してきた無口でコミュニケーション下手なマーク・ハンター(クリスチャン・スレイター)。放送で教師の不正を暴露するなどで神経を逆撫でされた学校当局は、彼の正体を突き止めようと躍起になるが・・・

    あっさり言えば、何かある毎に生徒に退学をチラつかせて脅す学校(校長)という分りやすいまさに"ザ・敵"という存在と、それを批判したい生徒との対立という形の青春映画です。
    しかし元々そういうつもりで始まったものでは無く、生徒の一人が独り言のつもりでマイクに向って呟いたりわめいたりしていただけのものが、いつのまにか学校中に広まりカリスマ的な存在とされ、大変なことになってしまった・・という話ですね。

    単純に楽しそうな感じがしますが、ある時リスナーの一人(もちろん同じ学校の生徒)がハリーに電話相談をした直後にある事件を起こしてしまったことから事態が重く急変し、ちょっとしたドラマになっていくわけです。

    とりあえず主演のクリスチャン・スレイターの二重人格振りが凄いです。いや・・二重人格ってわけじゃないんですけど、普段の彼とDJやってる時の彼のキャラがホントに正反対なんですよね。これならそりゃー正体がバレることは無いよねって感じで。しかもその両方共が魅力的!学校では女の子に話しかけられてもうつむいて小さい返事だけして立ち去るようなシャイな男の子。

    あの猫背も凄い雰囲気出ますよねー!そして夜10時になれば、打って変わって過激な発言で同じ高校生たちの心に響く強力なメッセージをガンガン発信していくDJに!ま、DJキャラの方が似合ってはいると思うけど、シャイな方の演技も素晴らしいです^^

    それと、マーク(=ハリー)に学校でまとわり付く可愛い女の子ノラ(サマンサ・マシス)とマークが後半に見せる校門付近

    でのキスシーンがかなりお気に入り。甘酸っぱいキスシーンと言えば、私の中ではこれがNo.1!見どころの1つとして要チェックですよ^^

    そして何と言っても音楽がいい!
    なんだかんだ言っても私も自分の時代で止まってるのかもねと思わざるを得ない、胸キュン(笑)なアーティストのオンパレードっすよ!ディセンデンツ、ビースティ・ボーイズ、ソニック・ユース、ピクシーズなどなど、オルタナ好きには心地よい並びで、映画を更に盛り上げてくれます^^
    それから、ハリーの放送のオープニング曲として毎回使われるレナード・コーエンの『Everybody Knows』、それと「君が望むなら僕はもうしゃべらないよ・・」と寂しく歌う『If It Be Your Will』も大好きになりましたね。

    初めて観た時はまだまだ学生気分が抜けない頃だったので、当然ガッツリ入り込んで楽しんでいたんですが、すっかりオバちゃんとなった今でもやはりガッツリ釘付けになっちゃいました^^
    ばっちりハッピーエンドってわけじゃないのに、なんとも言えない爽快感が目頭を熱くするいい映画なんですよ。
    青春映画をお好みの方は必見ですよ!しかし残念ながらDVDが国内盤で出てないんですよぉ・・・んもぉ〜!










    【ジュリア】(1977年)

    ナチス台頭の時代の話ということでイマイチ気持ち的にはノラないんですが、女性同士の生涯の友情を描いているとのことでなんとなく惹かれて観てみました。
    メリル・ストリープのデビュー作だったんですね。


    ◆ジュリア(Julia)1977年
    監督:フレッド・ジンネマン、原作:リリアン・ヘルマン
    1937年頃。アメリカのユダヤ人女性劇作家リリアン・ヘルマン(ジェーン・フォンダ)は、推理作家として既に名を成していたダシール・ハメット(ジェイソン・ロバーズ)と同棲していた。彼の助言に励まされながら創作に励む彼女の脳裏には、いつも懐かしいジュリア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)の面影が蘇っていた。少女時代から親友だったリリアンと年上の富豪の娘ジュリア。実の姉妹のように仲良く育ったふたりは硬い友情の絆で結ばれていた。しかしヨーロッパの大学へ進学して以来あまり連絡が取れなくなったジュリアは、反ナチの地下運動に参加していた。一方リリアンは、ついに3作目の劇がヒットしモスクワへ招かれる。旅の途中パリでリリアンは、ジュリアの仲間という男からジュリアからの伝言を受け・・・

    リリアン・ヘルマンという劇作家の回顧録を元に女性同士の友情を描いた内容ですが、バリバリの社会派ドラマでした^^;

    ジェーン・フォンダって、どうも見た目が好みでないので特に出演作に興味を持つことも無かったんですけど、これは観てよかったですねー。
    やはり個人的には彼女の見た目に魅力を感じられなかった上に、癇癪持ちというキャラのせいで、主人公のリリアン・ヘルマンを見ていることはあまり楽しくなかったんですが、サスペンス風の展開は楽しめたし、予め見た情報の通り描かれていた"生涯の友情"の物語はとても素敵でした。
    ジェーン・フォンダの演技自体も素晴らしかったですよ。
    緊張や不安なんかは特にわかるわかる・・と一緒にドキドキしながら観れました。

    リリアン・ヘルマンという人のことを全く知らなかったので、何の先入観も無く観たんですが、(ジェーン・フォンダが悪いわけじゃなく)リリアン自身は特に魅力的な人には思えませんでした^^;
    しかし、彼女が敬愛するジュリアという人は素敵な女性でした。
    疫病で苦しむ一般人たちに手を差し伸べるどころか「見るな」と言っていた、とか使用人たちは窓もない地下に住まわされている、など自分のお金持ちな家族を少女時代から軽蔑して育ち、家族から離れると反ナチ運動家として活躍。だけどリリアンのことを"怒りんぼ"と呼ぶくらい、彼女自身は決して血の気の多いタイプではなく、感じの良い人だったところが良かったです。
    演じていたのはヴァネッサ・レッドグレーヴ。
    かなり好みの美人です。役柄のせいでほとんど化粧っ気が無いんですが、それでも凄くきれい。
    加えて活動家らしい強い意志を感じる"目"が印象的でした。

    リリアン・ヘルマンの回顧ナレーション入りの自伝的な話なので、作品を書き上げるくだりも結構冗長に描かれていて、正直はじめの方は退屈感もありました。
    でもリリアンがヨーロッパへ行くようになってから、俄然面白くなってきました。
    ジュリアに会えるのか、ジュリアの周囲で何が起きているのか、ジュリアから頼まれたミッションは無事にクリアできるのか・・・。ミステリ的でとても楽しめましたよ。

    このリリアン・ヘルマンという人はオードリー・ヘプバーンとシャーリー・マクレーンの「噂の二人」という少々胸くそ悪い映画(嫌いじゃないです)の原作者だったんですね^^;
    うーん・・なんとなく彼女のイメージがある気がします。
    リリアンに否定的な感情がある感じがしますかね?
    特に彼女の言動が気に入らなかったわけじゃないんですが、なんか漠然とマイナスイメージが残っちゃってるんですよね。何が原因なのかははっきり解らないんですが・・^^;













    【日記・その他】ミドリフグ日記-いま何時?

    さて。また親バカを発揮する時がやって参りました。うちのフグの天才ぶりを聞いてやってください^^
    *ちなみに今回の画像は、彼がまだ若くてやたらスリムだった頃のものです。新しい写真は撮れなかったので。しかしなんとこの時はフラッシュをたいていた・・(ゴメンナサイ!もうしません!)

    一日に一度、夜8時過ぎ頃が彼のご飯の時間です。
    私と夫が帰宅(私は夫の会社帰りに拾ってもらって一緒に帰宅します)する時間なので自然とその時間になりましたが、どちらかが休みの日でもその時間を守るようにしています。
    だけどそれより早い時間に別の用事で、水槽から見える冷蔵庫を開けると「ご飯!ご飯!」と興奮気味に水槽のガラスに

    顔をくっつけてお尻を激しく振ってねだってきます。(うちでは冷蔵庫の製氷機能を潰して、氷の引き出しをフグのエサ入れに使っています)

    まぁ、一日一回だからお腹も空くだろうし、他に楽しみも無いのでそれは仕方ないんですが、そこは厳しく時間前には無視です(ゴメン)。でも冷蔵庫を開ける度に期待するらしくイチイチおねだりしてくるので、その度に断るこちらも心苦しいんですよ。(しかしお腹空いてない時はさっぱり寄って来やしない・・(`3´)カワイクネー)

    2人とも休みだった先日も、やはり少し早い時間におねだりしてきました。
    そこで私は何気なく、指を1本立てて「あと1時間だよ」と言ってやったんです。

    すると!それ以降いくら冷蔵庫を開けようと目の前に立とうと、完全シカト!「じゃあ待つ間しっかり運動してお腹を空かせておくかな〜♪」といった様子で、水槽の端から端まで絶好調でびゅーんびゅーんと往復し続けてます。
    へ〜、聞き分けがいいじゃんと感心しながら、私達はキッチンで自分たちの夕食の準備をすることに。(キッチンとリビングを仕切るカウンターの上に水槽があり、普段はキッチンに誰か居るとご飯をおねだりしてきます)

    そうこうしてるうち、手を洗うために私が水槽前のシンク前に立つと、それまでキッチンから一番離れた位置で泳ぎ続けていたのをパタっとやめて、こちらへ突進!そして。
    「ご飯!ご飯!ご飯!」!
    ハッとして時計を見ると、なんと丁度あれから1時間後!
    もちろん時間ですからご飯をあげましたが、なんだこれ!!
    時間の観念がある???時計が読める??凄くない?!天才っしょ!!(笑)
    いやぁ〜参りました。これからはただ断るだけじゃなく、いつなのか言う事にしますよ^^

    しかしねぇ〜。この子って実は前世は人間で、その時の感覚や知識が残ってるんじゃないかなんて思わず考えちゃうよなー。いつも結構、微妙な感情や心理みたいなものを色々見せてるんですよ。犬猫ならまだしも、魚ですよ?意外とそういうもんなんですか?(金魚以外では初めての飼育なのでよく知らない・・)
    中にはこんな面白い行動も。

    起きてたふり!

    いつも夜8時過ぎに帰ってきて突然電気を点けて脅かさないように、まずは廊下の明かりを入れて薄暗い中で水槽の様子を見るんですよ。すると必ず既に上の方に居るんです。しかも、そこからゆっくり下へ(重力で?)落ちて来るところ。
    本当に寝てる時って、底に転がってるんですよ。・・いや、ホントに(笑)
    しっぽをくるんと丸めて体にピッタリくっつけて丸くなって、底にコロンと転がってて、そりゃぁーもぉ可愛いんですよ。でも、最近はなかなかその寝姿が見られない。なぜなら、彼が見せないから。

    「寝てねーし!全然起きてたし!」と言わんばかりに無理矢理浮上してるわけ。
    思いっきり寝ぼけマナコでボーっとしてるくせに^^
    (だって泳いるんじゃなくて、ただ落ちて来てるだけだもん。バレバレだよぉ!)
    もぉ〜!そんな強がらなくてもいいじゃ〜ん!
    可愛い寝姿を見せてよぉ〜!
    ・・まぁ、大人になったってことですかね。
    ちょっと寂しいけど、その代わり"1時間"が通じるようになったしね。
    (それがマグレでないことを祈る)










    【エディ・マーフィの劇的1週間】(2009年)

    本当にいまさらながらなんですが、エディ・マーフィにちょっと興味が沸いてきたので観てみました。明らかにハートウォーミング系だし、悪い気分にはならないでしょうってことで。


    ◆エディ・マーフィの劇的1週間(Imagine That)2009年
    監督:キャリー・カークパトリック
    エリート証券アナリストのエヴァン(エディ・マーフィ)はとにかく仕事に精一杯の毎日。しかし彼は強力なライバル、ジョニー(トーマス・ヘイデン・チャーチ)の出現でキャリア失墜の危機を迎え焦っていた。そんなある日、別れた妻と暮らしている7歳のひとり娘オリビア(ヤラ・シャヒディ)を1週間預かることになるが、彼女はブランケットを頭からかぶり、空想の友達と遊んでいた。しかし、その空想の友達がエヴァンに有用なアドバイスをくれることに気づき・・・

    全然悪くないですよ。
    全て期待通りに進む気持ちの良いお話でした。言い換えれば展開が読めるので、変わったストーリーを求める方にはおススメできないかもしれません。
    でも、心温まるホームコメディとして気分よく観られるので、エディ・マーフィだからと爆笑コメディを期待しなければ普通に楽しめると思います。

    この映画の好きなところは、主人公エヴァンに協力してくれるのが、娘の『空想の世界の人物』ってこと。女王様と二人のお姫様なんですが、空想のお友達なのでファンタジックな人物が実際に現れたり、声が聞こえたりすることが一切ないわけです。
    ファンタジーな話だけど、がっつりファンタジーを感じさせないってところが良かったです。

    しかし、実際にはこの娘は父親の不在で精神的に問題を起こしてるわけで。
    でも結局この空想のお友達と遊んでる件については、大人が何も対処しようとしないんですが、お約束通りちゃんと成長してみせてくれるので心配ありません。
    原因は簡単に分りますしねー。問題を取り除けば治るはず。

    でも残念ながら相変わらず仕事のことで頭が一杯なパパはそれを意識しないけど、娘だけに見える空想のお友達が、パパを娘に引きつけたアイデアが凄いと思いましたね^^
    それでもやっぱり"お約束通り"、いつまでも自分の利益しか考えないパパにはもぉ〜!って感じなんですが、"お約束通り"結果オーライでしょう。
     
    それにしても娘役の女の子が、やたらチャーミングでしたねー!
    いい表情やいい動きも見せてくれてたし、このまま可愛らしいままでいてくれたらいいなー^^













    【覚え書き・音楽】買い逃してる場合じゃないらしい

    今月の新譜は何度雑誌を見返しても、なんにも買いたいものが無くて1枚も買ってなかったんですが、夫が「HMVでCDを買いたいけど、相変わらずマルチバイセールをやってるから何か一緒に買ってよ」と言うので、この機会にここ1年くらいの間に買おうか迷って買わなかったCDを買ってみることにしました。

    ただの無駄遣いに終るのか、アタリが1つでもあるのか。
    いずれも過去作品を買ったことのある、ある程度知ってるバンドなんですが、買うのをやめておいたのにはそれぞれ理由があったので、結構ドキドキでした。
    が!4枚買って、後悔したものはなんと0!!いえ〜い!調子いいじゃん^^
    実はこのうち2枚は2009年の作品。もっと最近のものではもう思いつかなかったの。

    【Mystery Jets / Serotonin】
    1stアルバムからは1曲しか気に入ってなかったけど、この3rdはアルバム丸ごとお気に入り!


    【Maximo Park / Quicken the Heart】
    ひねくれ感とほどよいポップ感が好きなバンドですが、この3rdはジャケがイマイチだなー。


    【Malajube / Labirynthes】
    キラキラでカラフルなカナディアンインディーバンド。日本盤が出てた前作は凄っごい気に入ってたんですが、今作は国内で出てないんですよね。前作が好きだった人は同じように楽しめると思います。


    【Sunshine Underground / Nobody's Coming to Save You】
    1stアルバムからやはり1曲だけやたら気に入ってたけど、アルバム単位では聴きたいものと違うって感じだったのが、今作ではもっとロック寄りになっていて聴きやすかった!


    来月末にはリアム・ギャラガーのBeady Eyeが出るようですね。
    私はオアシスは3rdまでで聴くのを止めちゃってたので、最終的なメンバーはよく知りませんでしたが、このBeady Eyeは一応メンバー全員元オアシスなんですね。
    1曲聴いたけどオアシスとは全然違ってカッコ良かったので、アルバムが楽しみ♪













    【終電車】(1980年)

    セザール賞主要10部門を総なめにした大ヒット作だったそうです。今回初めて観ました。動いてるカトリーヌ・ドヌーヴを見たのも多分初めて♪(・・と思いきや、調べると「8人の女たち」で観てたみたい。特に記憶に残ってなかったっす)


    ◆終電車(Le Dernier Metro)1980年 監督、脚本:フランソワ・トリュフォー
    ドイツ占領下のパリ。舞台女優マリオン(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、劇場支配人で演出家であるユダヤ人の夫を南米に逃亡させ、代わりにモンマルトル劇場を切り盛りしていた。しかし、実は夫は国外脱出の機会を待ちながら妻の訪問だけを楽しみに生活しており・・・

    1969年の「暗くなるまでこの恋を」に起用した際にカトリーヌ・ドヌーヴの魅力が全く生かせなかった、ということを反省したトリュフォーが今度こそ!と息巻いてチャレンジした意欲作だったそうです。
    ということで、カトリーヌ・ドヌーヴの魅力をたっぷり堪能できる作品になってました。

    写真で彼女の顔を見る機会がたまにありましたが、特に好みだと思えることがなかったので、全然興味を持ったこともなかったんですよね。
    でも本作では監督の意図した通り、カトリーヌ・ドヌーヴが素敵♪と楽しむことができましたー
    劇場支配人としててきぱきと仕事をこなし、夫を献身的に支え、華やかな女優として舞台に立つ。とりあえず役がオイシイですよね^^
    そしてとても美しかったです!動いてるとやっぱり写真とは違いますねー。
    エレガントさと貫禄に参りました。

    実際にトリュフォー監督は10歳当時、こんなドイツ占領下のパリに暮らしていたそうです。
    当然その時は子供ですから、実際にこの映画で描かれているようなことを自分が体験したわけではないでしょうけど、周りの大人から見聞きしていたエピソードをたっぷり盛り込んでいるようです。
    劇場を中心に色んな人たちのエピソードが散りばめられて、ちょっとした群像劇のような作りになっていました。でも、あくまで中心はドヌーヴですね。3つの顔を持つ彼女を取り巻く環境(=当時のパリ市民の生活)がこまごまと描かれていてとても興味深く観られましたよ。
    と言っても、身を潜めるユダヤ人まで扱ってるにもかかわらず、戦時中の緊張感が描かれることはほとんど無いので、重い気持ちにはあんまりなりません。

    ストーリーは別に電車の話じゃなかったですね(笑)
    「終電車」というタイトルは、夜11時以降は外出禁止なため終電車に間に合わないと大変なことになるという、その時代のパリの生活の象徴ということでしょうか。
    主に戦時中の舞台の稽古〜上演の様子が描かれていましたが、実はラブストーリーでした。
    「実は」と言うのは、ストーリーの大部分において表立って愛を語る感じになっていないから。
    トリュフォーだから絶対ラブストーリーなはず!と思って観ていた私は、細かな表情や目線からラブストーリーとして観ることができましたが、特にそう思わずに観ていたら、もしかしたら最後にようやく気付くことになったかもしれないなと。(ということは、唐突で意味がわからない可能性も・・)
    これは是非、先にラブストーリーだと知っていながら観た方がよさそうですよ?て、そんな鈍いのは私だけですかね・・^^;francois














    【ミリオンズ】(2004年)

    ダニー・ボイル作品とは言っても、私がしばらくの間避け続けていた子供ものだということで2005年当時は当然のようにパスしていたんですが、最近は結構子供ものも悪くないな、という感じになってきたところに、良い評判を聞いたので観てみることにしました。


    ◆ミリオンズ(Millions)2004年 監督:ダニー・ボイル
    ママを亡くしたばかりの聖人マニアの男の子ダミアンと現実主義者の兄アンソニーは、パパと共に郊外の住宅地に引っ越してきた。そんなある日、家の近くの線路脇の空き地にダンボールで立てた基地で遊んでいたダミアンの目の前に、大きなバッグが降ってくる。中身は22万ポンドあまりの札束。12日後にはポンドはユーロに切り替わってしまい、それ以後には紙くずと化してしまう。アンソニーは大人には言わずに自分たちで使い切ろうとし、信心深いダミアンは神様からの贈り物だと考え、貧しい人々に分け与えようと考えるが・・・

    遊び心溢れる映像を挿むなどのポップなセンスや、音楽の使い方などでダニー・ボイル印もバッチリ刻み付けつつ、素敵なハートウォーミング物語を作り上げてましたね^^

    それにしてもキリスト教の聖人マニアのダミアンを演じたアレックス・エテル!
    なんて可愛いの!どこまでも真っすぐで純粋な男の子という役が本当にピッタリです。この子は一般の子供がスカウトされてきたのだと聞いていたのでこれだけかと思ったんですが、その後も役者になってるんですねー。今後が楽しみですね。

    しかし、この兄弟は兄が10歳、弟が8歳だったんですね。
    これは弟ダミアンとの考え方の対比をはっきりさせるためなんで噛み付くところじゃないのはわかってるんですがー・・・。
    この兄が10歳とはねー。
    10歳ってあんなに物事をよく解ってる感じなんですか??
    少なくとも私はもっともっともっとアホな子供だったなぁ・・・なんて。
    でもこれを観てる現在は、この兄アンソニーにそこそこ共感してしまってるんですよね。
    すっかり汚い大人になってる自分を発見です。
    もちろんその反面、ダミアンの本当に純粋で健気な考え方と、ひたむきな行動に心が洗われ癒されたのも間違いありません。
    それはそうなんだけどー、後半には「いいかげん大人になれよー」と思ってしまったり。
    大人たちが現実的(私の気持ちと同じという意味で、かも)な判断をしてくれるところが良かったな、なんて感じたり。・・私ってダメ?^^;

    話はファンタジーを装いながらも現実的なサスペンス風な部分もある、ちょっと変わった感じでとっても楽しめましたね。
    これをダニー・ボイルは子供に見せられる映画として作ったそうですが、観ながらそうなのかなぁー・・とちょっと考えちゃいました。
    たっぷりお金を与えたモルモン教徒たちが買った物は?ホームレスにピザをおごると言ったら?
    ・・結局貧しいと言ってるからといって、やたらお金を与えても気持ちを踏みにじられるだけだぜって話かな?とか、寄付をするなら、ちゃんと有意義に使って貰えるところをしっかり吟味した方がいいぜって話かな?なんてね。
    いえいえいえ・・もちろんそこで終ってませんから。
    この映画はそういう結論じゃないんですよ^^
    まぁ、「シャロウ・グレイヴ」が大人版とすれば、こちらは子供版なのかな。
    でも大人もいい感じに抵抗なく楽しめますから、これを子供向けファンタジーだと思ってパスしてる方にもチャレンジしてみて欲しいですね。














    【日記・その他】ずっと誤解してた!!!

    PAL方式のDVDって、PCでなら問題なく再生できるんですね!!!

    ダメなんだと思い込んでたんですよ。

    色んなところでヨーロッパからDVDを買ってる人を見かけてたんですよね。

    でもみなさん変換機を持ってらっしゃるんだと思ってたんですよ。

    そうかぁ〜。

    じゃあ、無制限リージョン解除ができるようになったことだし・・・

    怖いものは無いってことですね!^^イエーイ

    よし!早速Amazon.co.ukをチェックしちゃお!




    【華麗なる週末】(1969年)

    スティーヴ・マックイーン・・といったら『おじさま方が憧れていたカッコいい俳優』的なイメージで、私には関係ないと決めつけ興味を持ったことが無かったんですよね。(身近の年配の男性が好きと言うのでそんなイメージに・・)
    「華麗なる賭け」もピアース・ブロスナン版を観て満足して、元の方はまぁいいかと観てませんでしたし。

    この「華麗なる週末」はタイトルも知りませんでしたが、面白そう!と思えるレビューを拝見したので観てみることにしました。

    ◆華麗なる週末(The Reivers)1969年 監督:マーク・ライデル
    20世紀初頭、アメリカ南部の田舎町。農場主"ボス"は町で初めて自動車を購入した。そのボス宅の使用人ブーン(スティーヴ・マックイーン)は一目見て惚れ込んだその車を、ボス家族が葬式で4日間留守にする間メンフィスへの小旅行に勝手に使用することに。家に残っていたボスの孫、11歳のルーシャス(ミッチ・ヴォーゲル)を連れてメンフィスへ出発。知らないうちに同乗していた共に働く黒人ネッド(ルパート・クロス)を含め、3人のドタバタ旅行が始り・・・

    これは、「華麗なる・・」なんてタイトルでスティーヴ・マックイーンが主役のように見えますが、ルーシャスの回顧ナレーションで語られるストーリーなので、ルーシャスのお話ですかね。少年時代のある4日間に、想い出に残るちょっと大人な体験をしちゃいました、という成長物語です。のほ〜んとした雰囲気もありつつ、テンポよくコミカルに描かれた楽しい内容でした!

    マックイーン演じるブーンにそそのかされた11歳のルーシャスは、他の大人たちに嘘をついて旅に出るんですが、その「嘘をつく」ということからして、それまでの彼の人生から一歩出た体験。なんつーいい子なんでしょ。いい子に育ってきた彼が、そこから大きなことを学ぶことになるわけです。
    たとえ良くないことでも、新たなことを経験させてくれる大人が近くにいるっていうのはいいですね。影響を受けるだけでなく、色々学べることも多いことでしょう。私は子供の頃、大人がとても苦手で一切懐くことがなく、同世代の子供とばかりつるんでいたため、いつまでも世間知らずのまま育ってしまったんですよね。それは今もあまり変わっていないので、数少ないお付き合いのある大人の方々から"ちょこぉ〜とずつ"学ぶ日々。こんな大人になっちゃダメですよ。
    しかしこの子も可愛いですねー。
    そばかすだらけのいかにも田舎のアメリカンな少年って感じの見た目もたまりません。

    マックイーンはさすがに人気スターだけあって、立ち振る舞いがわざとらしくないのにイチイチ格好いいですねー。見た目も小顔が素敵でしたし。
    ここではすっとぼけた感じの田舎の兄ちゃんという役で、カッコ良さを前面に出す演技じゃないんですがやけに魅力的でした。でもたぶん、私は他のいわゆるマックイーン映画らしいマックイーンは見たいという気にはならないでしょうね。この普通の兄ちゃんがいいんですよ。
    まだまだ幼いルーシャスを(セリフでは"親友"と言い続けてましたが)実の弟のように見守る姿がとっても素敵です!

    もう一人のおとぼけキャラ、ネッドも良かったですよぉー。
    いい感じに愛嬌のある顔でバカをやるんですけど、たまにキリっといいこと言ってくれる所もあり。そのバカさ加減に最初は少しイラっとしたんですが、キリッ部分で見直しました^^黒人の彼は、道中で差別主義者に出会うこともあるんですが、

    観ているこちらがドンヨリ重い気持ちになってしまうことが無い程度のさらっとした扱い方でした。しかも、このネッドは自分で歯向いますからね。ちょっと気分がいいですよ。

    で、これって旅に出ているので、やっぱりロードムービーなんでしょうかね?なんかロードムービーに苦手意識があったはずですが、全然感じませんでしたね。たぶんロードムービーが苦手に思った時はたまたまハズレだっただけなんでしょう。もう撤回しちゃお^^

    今回もこれはDVDを買ったんですよ。まぁまぁ安価だったので。
    ところが注文後に今月スターチャンネルで放送されてることに気付いてしまったのよ。でもまぁ、観て「これは買いだ!」と思えたので助かりましたね。危ない危ない・・。今月はまだ27日にも放送があるので、ご覧になれる方は是非!とてもおススメです^^











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