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    • 2023.12.07 Thursday
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    【日記・映画/ドラマ】本家ビバヒル再放送が終わっちゃった・・

    平日毎日放送されてた「ビバリーヒルズ青春白書」を録画して、毎朝朝食時に見るのを楽しみにしてたんですが、ついに最終回が来ちゃいました・・・。
    うぅー・・寂しいよぉ・・・と思ったら、10月からまた「ビバリーヒルズ高校白書シーズン1」から放送開始!だそうです^^;


    昔深夜に放送していたのは知ってたんですが、私は10年間の中でほんの10話くらいだけ観たことがあったって程度。で、今回初めて最初から終わりまで観たというわけです。
    これだけ長いとさすがにメインキャストの入れ替わりも色々あったし、それぞれの彼氏彼女の入れ替わりもたくさんあったんですが、全部を見た上で私の一番のお気に入りキャラは、やっぱりシーズン6でドナと付き合っていたジョー・ブラッドリーがダントツでしたね♪
    以前にも書きましたが、若い頃のスティーヴ・ウィンウッド的な美しさの彼です。
    その後に登場した人たちには特になびくことはありませんでしたねー。

    感動の最終回には、アンドレアとバレリーがゲスト出演、ブランドンはVTRでの出演!
    アンドレアとバレリーって、予想通りの2人が出てきましたね。
    バレリー役の女優さんは特に「すっごくいい子!」と評判の人だったそうなので、当然なんでしょう。
    それに対してつい最近まで居たジーナはドナの従姉妹(・・というか・・・)なのに出てこないなんておかしいよねー。
    よっぽど関係が悪かったのかな?なんて勘ぐってしまいました^^;
    (そんな噂があったかどうかも知りませんが・・・)

    最終回では他に、スティーヴとケリーの妙な会話が面白かったです。
    「俺たちを試すために筋書きを書いてるヤツが居て、次から次へと試練を与えて耐えられるか見てるのかも」とか、「あーん!やっぱりこれ、とんでもないメロドラマよ!もういい加減終わって欲しい!」とか。終わりだから言っちゃったちょっとしたユーモア?^^
    あとは、終わりがけになってナットさんが急に白髪染めをしてたことが気になりました(笑)

    それにしてもDVDの発売が滞ってるのはどうして??
    シーズン6が今年1月に発売されて以来続きが出ないんですけど・・。
    まさか最後の方はあまり人気がないから出さないなんてことはないでしょうね!それだけはやめてくださいよ!











    【アザーズ】(2001年)

    ニコール・キッドマン主演のホラーです。ホラー映画は基本的には観たくないんですが、これはニコール目当てで観てみたらとても良くて、ホラーなのに好きで繰り返し観るようになった作品です。ホラーが苦手な私が大丈夫な最大の理由は、見た目に気持ちの悪いものが特に出てこないってことでしょうね。


    ◆アザーズ(The Others)2001年 監督、脚本:アレハンドロ・アメナーバル
    1945年、第二次世界大戦末期のイギリス、ジャージー島。グレース(ニコール・キッドマン)はこの島に建つ屋敷に娘アンと息子二コラスと3人で暮らしていた。ある日、光アレルギーの子どもたちを守るため昼間でも分厚いカーテンを締め切り薄暗い屋敷に、使用人になりたいという3人が現れる。使用人を募集していたグレースは早速彼らを雇い入れるが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こり始め・・・

    ニコール・キッドマンの氷のような美しさが引き立つゴシックな雰囲気もとても心地いいんですよね。薄暗い屋敷内に青白い肌、透明感が際立っててとてもキレイで見とれます。
    厳しくてヒステリック、そして上品な母親という役はなかなかピッタリですし、あの緊迫感が素晴らしくて大好きです。

    子ども達もいいんですよねー。特に気の弱い弟の、下り眉のあの表情はたまりません。
    ちょっとだけ出てくるクリストファー・エクルストンは、ボーっとした感じのあんな役が彼の雰囲気によく合ってますね(イメージが偏ってるかもしれないですね・・)
    何かを隠している使用人たちの不気味さもいい感じです。

    話はいわゆる「オチ」のあるストーリーなんですが、「オチ」を知ってからも何度観ても内容を楽しめています。むしろ「オチ」を知ってて観る方が、細かい点までなるほどと思いながらこの哀しい物語を堪能できるような気もします。

    あ、ホラーが苦手でも大丈夫とは言いましたが、ホラーが嫌いという映画好きな年配の女性に薦めたところ、「怖かったじゃないのぉー!!」と恨まれたので、視覚的ホラーじゃなくても苦手な方にはおススメしちゃダメみたいです。
    良く出来てる映画なんですけどねぇ・・
    でも実は私も例のアルバムだけは怖くって、寝る前にはこの映画を観ることはできません。









    【フィフス・エレメント】(1997年)

    暇でテレビのチャンネルをなんとなく替えていたらやっていたので久しぶりに観ました。DVDは持ってるんですけど、再生回数はあまり多くないです。昔VHSに録画したものを繰り返し観過ぎて飽きてたんですよね^^; でも観てみればやっぱり楽しくて大好きな映画です♪


    ◆フィフス・エレメント(The Fifth Element)1997年
    監督、脚本:リュック・ベッソン
    2214年NY。5千年に一度やってくる邪悪な反生命体が地球に接近していた。しかし、助けにやってくるはずの宇宙最高の知力を持つモンドシャワン人の宇宙船は、武器商人ゾーグ(ゲアリー・オールドマン)の手下たちに撃墜されてしまっていた。その残骸から死体の一部を地球へ持ち帰り、細胞を再生すると、完璧に均整のとれた肉体と緑の瞳を持つ女性リールー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が現れた。だが地球の言語が解らない彼女は研究室を飛びだし、地上450階から空中へジャンプ。飛び込んだのは元統一宇宙連邦軍の精鋭で、現在はタクシー運転手をしているコーベン・ダラス(ブルース・ウィリス)の車だった・・・

    当時雑誌で見た素敵なミラ・ジョヴォヴィッチを是非見たくて、劇場へ足を運びました。
    ブルース・ウィリス主演の未来SFアクションのはずだけど、冒頭はエジプトの地下神殿で古代文字の解読をする考古学者、そしてそこに謎のグロくてでっかい宇宙人が出て来たりして、個人的にはいきなりテンション下がってたんですが、その考古学者の助手がルーク・ペリー(ビバヒルのディラン・マッケイ役)だったのでなんとか耐えた覚えがあります^^

    ま、その古代のクダリはすぐ終って2214年の話になるんですが、雰囲気がガラっと変わって賑やかなコメディになり、未来都市の暮らしがおもしろく作られてるので引き込まれます(今でも)。やっぱり地面の見えないくらいの超高層ビルだらけになってて車が空中を走ってるんですよね。その辺のイメージは定番なんですかね。他にも色んな装置やら小物やらも魅力的で見入っちゃいます。

    そして続々と登場するおもしろキャラ達がサイコーです!
    一番好きなのは、多くの方が虜になったと思われるクリス・タッカー演じる大人気DJルビー・ロッド!あの忘れられない強烈キャラは凄いですよねー♪ナヨナヨおかまキャラだけど結構活躍するところも面白い!

    いつもの私ならゲアリー・オールドマンに注目するところですけど、ここでの彼はキャラはいいんですが、あの髪型のせいでイマイチ好きになれないんですよね・・。
    目当てだったミラ・ジョヴォヴィッチは、期待通りの素晴らしいスタイルとキュートなキャラで大好きになりました。
    あと、なにげにちょっとだけ出演してるマチュー・カソヴィッツの所も好きです♪

    うちの夫のお気に入りは、劇場でブルース・ウィリスの頼みが通じない白髪(のカツラ?)男だそう。確かにあそこも笑う!うーん!やっぱりこんな気軽に楽しめる娯楽映画、好きだなぁー













    【日記・ゲーム】The Treasures of Mystery Island: The Gate of Fate

    Big Fish Gamesで2008年11月にダウンロード購入してから何度となく繰り返し遊び続けてきたお気に入りのアイテム探し系ゲーム「The Treasures of Mystery Island」。
    探すアイテム1つ1つが6個くらいのかけらに分解されて3場面に散らばってるのをあちこちしながら集め、アイテムを完成させてしかるべき場所に置いていくというゲームで、気持ちいい程度のサクサク加減が好きだったんです^^
    で、最近その続編がリリースされました♪



    The Treasures of Mystery Island: The Gates of Fate
    前作はあんまりストーリーは見てなかったんですが多分、婚約者との結婚式を控えた主人公のアレックスは仕事の途中、落下する飛行機から脱出したもののミステリー島に着いてしまった。脱出すべく島の謎を解いていく・・・という話だったはず。
    今回は、それを思うとちょっとビックリする展開になってました。
    前作でアレックスが信用していたはずの男にハメられて、彼と婚約者リサはそれぞれ1979年と1989年に送られてしまった。時空を越えて協力し合い、現在に戻るために冒険することに・・・といった感じです。

    1989年にいるアレックスの場面でリサからのメッセージを発見し、1979年のリサの場面でアレックス宛のそのメッセージを残す作業をしたり・・・という感じで、違う時代の同じ場所にいる二人を同時進行・・・じゃないけど、交互に動かしていくというのがちょっと変わってて面白いです。

    かけら集めという形式は相変わらずですが、前作よりも随分アドベンチャー寄りになっていて、今どきな感じになったようですね。
    謎解きが多いし全体のボリュームもたっぷりでかなり楽しめました。
    ミニパズルゲームもかなり頻繁に登場する上に、難易度も面白い程度なのがナイスです♪
    前作から2年も経つのでグラフィックも随分綺麗になっていて、キャラクターはCGになってました。
    リアル加減がちょっと気持ち悪いけど、まぁ慣れれば大丈夫です^^

    →【The Treasures of Mystery Island: The Gate of Fate】を無料お試しダウンロード
    →前作【The Treasures of Mystery Island】を無料お試しダウンロード




    【日記・音楽】Postcards from a Young Man

    Manic Street Preachersって、あぁいう時とこういう時の2種類があるんですよね(笑)
    ささくれ立った荒々しいアルバムを作る時と、ノスタルジックで王道なスタジアムロックのアルバムを作る時。
    前者は瞬間的に気持ちをアゲてくれて大好きになるタイプ、後者はそれと判ると「あ〜あ、はぁ〜・・・」とため息をつくものの結局聴いているうちに"唄"にヤラれてしまうタイプ。(当然どちらも私個人の好みの問題です)
    私にとってはそれって、"当たり/ハズれ"みたいなものなんですよね。
    実際に聴く前(発売前)に雑誌でレビューを読めばどちらなのか判るんで、後者の場合は聴く前からテンション下がり気味になってしまうという・・・。


    今月発売になった10枚目のアルバム「Postcards from a Young Man」は、前作「Journal for Plague Lovers」の反動(本当にそうらしいです)で王道ロックの方でした。予約時に3人の豪華ゲストを知って楽しみにしてただけに、ガッカリ度(作品のクオリティとは無関係)が高いです。

    1stシングルでアルバムのオープニングは、ラジオヒットを狙って作ったそうで見事にそれらしい煌びやかな曲「(It's not War) Just The End Of Love」。ストリングスを入れた派手でラジオ映えする感じのポップな曲です。それでいきなりノケゾリましたが、その後もストリングス入りの曲が続く続く・・・何をさらして下さってんですか・・・。
    まぁ慣れかもしれませんけどぉー、少々気持ち悪いですよ?(笑) 更にゴスペルクワイア風の大袈裟な(笑)コーラスのお姉さんたちまで入って来たりして「ハハ・・ハハハ・・・」って感じだったり・・。

    いえ、誤解されるといけませんね。どの曲も勿論いい曲なんですよ。
    基本的には2007年の大ヒットアルバム「Send Away The Tigers」路線で、「間違いない」感じです。
    既に本国イギリスのプレスでも好評価が出揃ってるようですし、例のシングル曲でリスナーをバッチリ取り込んでヒットすることでしょう。
    あ、そういえばオフィシャルサイトから「ランキング1位獲得まで本当に本当にあとちょっとなんです!まだ買ってない人は是非協力をお願い!」とメールが来てました。協力してあげたいけど、イギリスで買わなきゃ意味無いよねー。まぁ、2位だっていいじゃないの。

    元Guns n'Rosesのダフ・マッケイガンがベースで参加した曲では、ここぞとばかりにハードロックなギターソロをカマすジェイムスがちょっと可愛いな・・なんて思ったりしながら、なんだかんだ楽しんでおります^^
    来日公演はやっぱり東京と神奈川の2ヶ所だけのようですね。ま、次回に期待してまーす。







    【男と女の不都合な真実】(2009年)

    いかにもなタイトルがいいじゃなーい♪なんて思いながらも、見た目があまり好み出ないジェラルド・バトラーが主演ということで微妙だなーなんてことも思いながら、大して期待しないで観てみました。


    ◆男と女の不都合な真実(The Ugly Truth)2009年 監督:ロバート・ルケティック
    理想の相手を追い求めては失敗を繰り返していた美人な敏腕TVプロデューサー、アビー(キャサリン・ハイグル)は、隣りに引っ越してきたまさしく条件通りの男、イケメン医師コリン(エリック・ウィンター)と出会う。そんな中、男の本音トークで高視聴率を稼ぐ恋愛パーソナリティ、マイク(ジェラルド・バトラー)を自分の番組に起用させられることに。下世話なエロトークを飛ばしアビーの理想の男性像をゲイの条件だと嘲笑うイケ好かない男だが、コリンと上手くいきたければ俺の言うことを聞けというマイクに、戸惑いながらも従ってみるが・・・

    説教臭いピリピリした仕切り屋タイプの女性というキャラがピッタリの顔だなーなんて思いながら見てたキャサリン・ハイグルですが、ちょっと上手く行く度にキャピキャピとはしゃいで見せる姿が意外にもキュートでなかなか良かったですね。下ネタギャグまでガンガンこなす体当たりの演技も、彼女自身楽しんでる感じが見えて観ていてとても楽しかったです。

    話の展開という展開がとことん王道なんですが、残念な女上司アビーの恋愛指南役を買って出てダメ出しをしまくるジェラルド・バトラーがかなり良かったです。
    甘いロマンスにあの手の人はちょっと・・・と思っていたんですが、なるほど、男の本音を出しまくって言いたい放題というキャラなら意外といいですね。下品なことを言ってもそれほどイヤラシさを感じさせない雰囲気や、強引さ、賢さがかなり好みでした。こういうキャラを顔のキレイな人がやるのはなんか違うもんなー。

    理想の相手の条件リストって、数の多い少ないの個人差はあっても実際何かしら考えたことってありますよねー
    昔で言うところの三高だったり(今は「価値観が合うこと」「金銭感覚が一致していること」「雇用形態が安定していること」の3Kって言うのかな?)、優しいとか、運転が上手いとか、手が綺麗みたいな細かいことまで・・・。
    歳を重ねるごとに現実を見てだんだん削っていく人が多いと思うんですが、それでもやっぱり王子様を夢見続けちゃう部分もあるかもしれないですね。
    でも男性でも女性でも、異性に幻想を抱くのはやめた方がいいってことでしょう。

    ただ、ジェラルド・バトラーがプロデュースしてキャサリン・ハイグルが男好きのする女に変身させらていく様子には、結構おぃおぃ・・と思う部分もあったし(見た目に関して特に)、結局は恋愛なんかしない方がいいという男の考えなんで鵜呑みにしてもいけないんですが、学べた部分もあったように思います。
    こういう恋愛コメディって観ていて楽でやっぱり好き^^








    【日記・映画/ドラマ】12月が待ち遠しい!

    きゃー!12月は大変よぉ!!
    ずっと心待ちにしていたドラマのDVD-BOXが2つ12月に発売されるので、予約しましたー♪

    一つは「デスパレートな妻たちシーズン5」!
    レンタル開始のCMをやってましたね^^
    テレビでは一切観ないで、もちろんレンタルもしないで、DVDの発売を待っているところです。
    シーズン5は、いきなり飛んで前作から5年後の話になるんですよね。
    前シーズンは、驚きの展開に思わず悲鳴を上げながら(?)見終えたので、続きが非っ常ぉ〜に楽しみです♪
    発売日は12月22日!イエーイ・・

    そしてもう一つは「名探偵ポワロ ニューシーズン DVD-BOX3」!
    今月テレビで放送されてるんですよね。でもやっぱりテレビでは観ないでDVDの発売を待つことにしています。昔は吹き替えで放送されたものを録画して観てたんですが、字幕版に慣れた今は吹き替えで観る気にはなれないんです^^;
    声優さんに文句は無いんですけどね。
    楽しみだなぁー・・発売日は12月3日!ニヤリ・・

    うーむ・・ポワロを見終えたらすぐにデスパを観始めて・・・ということで、残念なことに12月〜1月は映画がなかなか観られないかもしれませんね。グフフ・・

    実は現在も初見の映画をあまり観れてないんですよね・・。
    先日記事を書いた【MY KINGDOM FOR THE PRINCESS II】が難しくて、かなりムキになって毎晩やりまくってるんです^^;
    普段は映画鑑賞に充てる時間なんですけど・・。

    ついでに言うと、ハンゲームのハッピーアイランドにもハマってます。
    あれは放置するばかりなので、ほとんど時間はとられないんですけどね。
    でもあれはあれで結構真剣。朝も出勤前にわざわざPC立ち上げて集金だけしたりして。

    ま、そんな感じでちょっとした近況報告でした。
    て、誰が興味あんねん!(c)ヤナギブソン









    【ハサミを持って突っ走る】(2006年)

    群像劇かな?って雰囲気(でも実際は違います)のDVDのパッケージデザインと、なんとなく楽しそうなタイトルに惹かれて買ってみました。キャストもなかなか豪華っぽくて期待大。製作陣の中にブラッド・ピットの名前もあり♪


    ◆ハサミを持って突っ走る(Running With Scissors)2006年
    監督:ライアン・マーフィー、原作:オーガステン・バロウズ
    アルコール依存症の父ノーマン(アレック・ボールドウィン)と有名詩人になることを夢見る情緒不安定な母ディアドラ(アネット・ベニング)のもとで育ったオーガステン(ジョセフ・クロス)。13歳の彼も将来は美容師や物書きになりたいと願っていた。険悪だった両親がいよいよ別れることになったことを機に、オーガステンはディアドラ掛かり付けの精神科医フィンチ(ブライアン・コックス)の家に預けられることに。そこで出合った風変わりな一家に戸惑いながらも、この家族との暮らしを経てある決意を固めるが・・・

    作者自身の13歳〜18歳の回想記として綴られたベストセラー小説の映画化作品だそうです。映画は13歳〜15歳までの話。
    問題のある両親に放っぽり出された少年が困難を乗り越え成長していく姿を描いた結構へヴィな内容なはずなのに、シリアスさを前面に出さないような作風が好きでした。
    シーンと噛み合わない場違いな明るい音楽の使い方がかなりいいです^^

    離婚した母親から置いてきぼりにされた少年が仕方なく一緒に暮らすことになった精神科医一家は、奇妙でそれぞれが個性的な家族。胡散臭過ぎる精神科医、妻はドッグフードを食べながらテレビを観ている。オーガステンを電気ショックの実験台にしようとする娘ナタリーと、聖書大好きな変わり者風のもう一人の娘ホープ。養子の息子ニールはゲイの小児性愛者。悪趣味な屋敷には2年前からクリスマスツリーが出しっぱなし。
    どれもこれもが奇妙ではあるけど爆笑を誘うものでもなくて、でもその"たらぁ〜"(巻き舌で気だるく発音)っとした独特なムードが絶妙な面白さを醸し出してるなぁと思いました。

    キャスト陣では、精神的に不安定な母親を演じたアネット・ベニングの熱演が特に見事でしたが、個人的には奔放な娘ナタリーを演じたエヴァン・レイチェル・ウッドがなかなか好きでした。登場した時こそ変な女だったけど実は意外とまともに考えてる感じで、主人公オーガステンと仲間的ないい関係を築くというステキな役でした。彼女はマンソンとはまた別れたらしいですね。ゴスな感じも悪くなくなってきたのにな・・。
    ナタリーと姉妹の聖書女ホープ役はグウィネス・パルトロウ
    マジなのかジョークなのか判らない顔が怖いっす。でも残念ながら地味過ぎてエヴァン・レイチェル・ウッドの影に隠れちゃった印象でした。
    彼女と過去に「恋におちたシェイクスピア」でカップル役だったジョセフ・ファインズ(演じるニール)と罵り合うシーンはなかなか見ものでしたけどね。

    でもやっぱりこれはいわゆるコメディだと思って観ると失敗すると思います。
    シリアスな描き方をしていないけど、シリアスな話なんです。
    変キャラが登場するちょっとユニークなヒューマンドラマ的な見方がいいでしょう。

    他所の家に入ると自分の家との違いに変だと感じることはよくあることですよね。
    ここではその変加減が強烈なんですが、それを目の当たりにして驚く主人公は、実は自分の家でも「なぜうちは普通の家庭じゃないんだ!」と喚いていたんですよね。結局"普通"って何なんでしょう?
    自分の価値観から外れてるものは普通じゃないってことかな?
    それって考えてみれば少し乱暴ですよね。押し付けはよくないですもん。
    (・・と言いながら私も"押し付けるな"という考えを押し付けようとしてるわけか・・・)
    共通点のある人はもちろん居るけど、本来自分以外の人はみんな自分と違うのも当たり前だということを思い出しました^^







    【ライラにお手あげ】(2008年)

    Amazon.co.jpのセールにのせられて未見ながらベン・スティラーだからと信用してDVDを買ってみました。タイトルからしてハチャメチャなコメディって感じですよねー


    ◆ライラにお手あげ(The Heartbreak Kid)2008年
    監督:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
    なかなか結婚しようとしない40歳独身男エディ(ベン・スティラー)は、周囲からのプレッシャーもキツくなり、付き合って間もないライラ(マリン・アッカーマン)と衝動的に結婚することに。ところがメキシコへハネムーンに出かけるや、次々と明らかになるライラの本性にもうお手あげ。そんなエディはハネムーン中に知り合ったミランダ(ミシェル・モナハン)と恋に落ち、今度こそ運命の人に出会ったと新妻との別れを画策するが・・・

    新妻の素にひたすら驚かされて引きまくること自体がストーリーの中心かと思いきや、そうでもなかったですね。この邦題は的外れのようでした。

    周囲に急かされてたことと、ちょっとしたタイミングで相手をよく知らないまま結婚を決めてしまったために大失敗。怖いけどこんなこともあるかもしれないですよね・・。
    でも自分で選んだ相手と自分が決めたタイミングで結婚しておいて、相手の欠点が見えたから離婚を望み、ハネムーン中に他の女を追い回すとは・・ベン・スティラーの役としてはちょっと無い最悪加減でしたね。

    ファレリー兄弟としては「こんな酷い男(ベン)なんか応援できない!」と思われないようにと、かなり考えたそうですけど、残念ながらあまり上手くいかなかったようで・・。ライラの強烈キャラでとことん引かせて、エディ(ベン)を良く見せるということなのかなと思うけど・・うーん・・。
    ライラはそりゃ結構なインパクトを残すキャラではあるけど、そこまで夫に対して酷いことをしてたのかというと、そうでもないって気がするんですよね。
    そのために逆にエディが身勝手に見えて、残念な結果になっちゃってた感じでしょうか。

    でも、そのライラを演じたマリン・アッカーマンという女優さんの熱演は素晴らしかったです!ブラボー!そしてそのライラの本性を目の当たりにしてお手あげ状態のベン・スティラーの表情も良かったです^^
    あとはせっかくのBowieネタをもっともっと効かせてくれたら嬉しかったのになーなんて思いました。stiller









    【日記・音楽】序曲「1812年」

    【アガサ・クリスティー「ダベンハイム失踪事件」についてのネタバレがあります】

    クラシックって、私は普段自分から聴くことはなかなか無いし、よく知りません。
    なので曲名は見覚えがあるけど曲は知らないとか、結びつかないとかいうものが多いんですよね。

    でも一応、ベートーヴェンの交響曲第5番とか第9番とか、モーツァルトのアイネクライネナハトムジークみたいな大抵の人が知っている曲や、パッヘルベルのカノンとかスメタナのモルダウなど昔、音楽の時間に聴いて記憶に残ってる曲くらいは知っています。
    あと、荒川静香で有名になった「トゥーランドット」の"誰も寝てはならぬ"とか、映画「アマデウス」のオープニング曲のモーツァルト交響曲第25番とか、一時的に大ヒットした曲もわかります。
    今日聴かせてもらった【チャイコフスキー:序曲「1812年」】も、劇場版「のだめカンタービレ」なんちゃらかんちゃら・・・(笑)などで聴いて知っていました。

    この曲をアナログレコードで聴いたんですよ。
    音質に定評のあるテラークというレコード・レーベルから出ているもので、クラシック愛好家の方やオーディオ好きの方には有名な盤らしいです。
    この曲の中には大砲の発射音が16発入っているんですが、実際の演奏時には本物の大砲を使用する場合があるそうです。(コンサートホールでの演奏など太鼓で代用されてる場合もあるそうですが、今回聴いたものは大砲でした)
    それをこだわりの高音質で収録された盤だそうで。
    解説には「あなたのプレーヤーはこの大砲の音に耐えられるか」みたいなことが書いてありました。

    ・・・??耐えられなかったらどうなるの?
    音がひずんじゃうのかな?とか考えながら、そのレコードの持ち主の方に質問すると驚きの答えが。
    なんと針が飛んじゃうそうです。まともに聴けないということですよ。
    レコードの時代には、新品で買ったのに針飛びがするから交換してくれ、とレコード店へ持っていく人が結構いたそうです。

    むむぅ・・・凄いですね。
    ちゃんと聴ければ、とてつもない迫力の音が体感できるってことですよ。
    でもショボいプレイヤーだったら全然ダメってことですね。

    もちろん今回は、ちゃんと聴かせてもらえました♪
    ビクゥッ!ってなるくらいのド迫力です。ドッカンドッカンと凄い音がしてました!
    盤の溝を見たらビックリしましたね。普通はレコードの溝なんて大体どこも同じような細い線ですけど、この盤は大砲の部分だけ溝の幅が太いんですよ。どこに大砲の音が入ってるかが見て判るの。
    で、再生してみてトレースする針を見ていると、これが凄い!
    ズドーンと鳴る度に針がガタガタガタ・・というかブルブルブル・・・というか、とにかく大丈夫か?!ってくらい揺れるんですよ。そんなの初めて見ました!

    私も欲しい!と興奮して同じレコードをネットで探してみましたが、これがなかなか無い・・・。
    無いと思うと更に欲しくなるぅ〜・・・。
    そもそも大砲の音を入れてるというこの曲自体に感激したので、CDでもいいからこの曲を手に入れるかな・・・。
    いや、あの震える針がいいんだし!・・・つか、うちでもちゃんと再生できるかどうかがまず問題なのか・・・。
    うーん・・・いいや。レコード探して買うことにする!

    実はこの曲はアガサ・クリスティーのポワロもののミステリのトリックに使われてたんですよね。
    って言って大丈夫かな?^^;(冒頭に注意書きしておきます)
    「ダベンハイム失踪事件」です。
    このレコードを再生しておいて、大砲の音を利用して・・・というね。
    ポワロファンとしては手にしておくべきだわってわけで^^












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