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    • 2023.12.07 Thursday
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    【日記】さよならは苦手

    少し気分が下向きになってます・・・。
    毎日観ている「ビバリーヒルズ青春白書」の再放送。私のお気に入りの登場人物がL.A.から去ってしまい・・・要は出番が終了してしまいました。
    以前記事に書いた、ドナの彼氏ジョー・ブラッドリー(キャメロン・バンクロフト)のことです。
    基本穏やかで、ドナの行動が気に入らずケンカになるか?という場面でも、多少ムッとしてその場を立ち去ることはあっても、意地の張り合いみたいなことには決してならないし、すぐに仲直りしてくれる。ブランドンとスティーヴにつられて他の女の子にうつつをぬかしてしまうかと思いきや、決してそんなことしないし。こんなに素敵な彼氏っていないですよぉ。
    はぁ・・・ガックリです。
    ←もちょっと最近のキャメロン・バンクロフト氏

    あと、毎週楽しみにしていたラジオが次回で最終回だそうです。
    「ザ・プラン9のお〜きなアナ」
    私の住んでいる地域では実際のラジオが入らない(試してませんが)のでウェブで聞いてたんですが、その番組はホームページも充実していて大好きでした。収録の様子を写真付きで紹介してくれてたり。
    ラジオっていいですね〜。他に普段聞いてるラジオ番組は何もありませんが、大好きな芸人さんの話が聞けるって貴重だし凄く楽しいし嬉しい。テレビでネタを見られる時もあるけど、そういうのとは全然違いますからねー。
    はぁ・・・更にガックリです。

    春はお別れの季節ってわけですね。







    【恋愛日記】(1977年)

    許せちゃうから不思議・・

    ◆ 恋愛日記(L'homme Qui Aimait Les Femmes)1977年
    監督、脚本:フランソワ・トリュフォー
    南フランス郊外の墓地で執り行われたある葬儀、奇妙なことに参列者はすべて女性だった。故人はベルトラン・モラーヌ(シャルル・デネ)。たくさんの女を口説き続けた彼は、自分の遍歴を一冊の本にまとめようと執筆を始めるが・・

    「女の脚はバランスよく地球を計るコンパスだ」by ベルトラン。
    名言なのかなんだかよく分らない微妙な言葉ですが、要は美脚フェチの男の話です。


    普通だったらこんな女を取っ替え引っ替えするとんでもない男の話には、観ながら「なんだこいつ!」と憤慨するんですが、この映画ではそれが無い・・・不思議ですよ。
    美しい脚に目がなく、見つけると口説かずにいられない。声を掛ける前に見失えば、あらゆる手段を使って無理矢理彼女の住所を調べあげる。ビョーキやん!と切り捨てたいところだけど、ハンサムでもないしお金持ちでもないくせにモテモテなこの男。なぜなのか・・・それはいつも真剣だから。本人はいたって真面目。何人もの女を口説くけど、決して一晩遊びたいためじゃなく、本気でそれぞれの美しい脚に恋をしてる・・・ように見える。

    自分の女性遍歴を小説にまとめようと考えるくらいだから、多くの女と遊んでるという自覚はあるんですかね。でも、少なくとも彼から受ける印象は全くナンパじゃぁないんですよ。調子のいい口説き文句を連発することもないし、ドンファンやカサノヴァを気取ったプレイボーイみたいに振る舞うこともないからイヤな感じを与えないんでしょうねー。

    加えて、こんな男の話なのに、話が全然ドロドロしないのが良いし不思議。次々に女を乗り換えるので、ついには女が鉢合わせまでしちゃうのに何も起らない。全編タッチが軽いんですよね。男の話だからかな?女側の話だったら大変な事になるんだろうけど、主役は男、話作ったのも男、だから?そうかー・・男のファンタシーなんだな。そして、それを観ててもアホか!とは思わないで済んだのはトリュフォーだからか。これにはやっぱりさすが〜と思っちゃいますよ。

    トリュフォーのDVD-BOXを買って一度観て以来、ずっとしまってあったんですが、ようやく二度目の観賞をする気になりました。一度目の観賞の印象もやはり悪くなかったんですが、私がまた会いたい!と思う役者が特にいなかったのが原因でしょう。ところが今回はこの特にハンサムでもないベルトランにちょっと魅力が感じられたのが不思議。このキャラが面白くなってきたってことかなー。francois







    【イグジステンズ】(1999年)

    いつ観てもワクワクしちゃう〜
    ◆ イグジステンズ(eXistenZ)1999年
    監督、脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
    プレイヤーの脊髄から神経に直接作用させる体感ゲーム「イグジステンズ」の発表会の席で、このゲームの開発者であるアンテナ社の天才ゲームデザイナー、アレグラ・ゲラー(ジェニファー・ジェイソン・リー)が銃撃された。会場の警備と担当していたテッド・パイクル(ジュード・ロウ)は、彼女を連れて逃げ出すことに。会社もからんだ陰謀によって命を狙われるアレグラは、パイクルの協力を得て真相を探ろうとするが・・・

    鬼才(らしい)デヴィッド・クローネンバーグ監督による、SFサスペンス・・ですかね?
    クローネンバーグって名前は聞き覚えがあるので他に何か観てたかな?と調べてみたら、私はこれ以外には1つも観てなかった・・・基本ホラーの人のようなので、私は自ら選んで観ることはないんだろうな。


    これはジェニファー・ジェイソン・リーとウィレム・デフォーの名前に惹かれて観た映画でした。ところがウィレム・デフォーはあんまり出てないんですよね・・・それは残念でしたが、ジュード・ロウが妙に可愛かったし、ジェニファーはいつも通りクールだったんで全然OK^^ それ以上に、ちょっと未来のゲームの話として楽しんでます。少々グロい部分もありますが、私には面白い程度のグロだったし。

    脊髄に『バイオポート』という穴を開け、そこへ『ゲームポッド』というコントローラを生体ケーブルで接続してプレイするヴァーチャル・リアリティ・ゲーム。ゲーム中は、プレイヤの実際の身体は寝ているような状態となり、意識はゲームの世界の中に自分が存在している状態でプレイするというものです。さすが未来のゲーム。脊髄に穴を開けるのもピアス感覚です^^ゲームのストーリーはプレイヤー次第で、プレイする度に内容も変わり、ゲームのゴールを自分で探すことがこのゲームの目的・・・なのかな?
    何度観ても、ゲームの内容についてはイマイチ判らない部分も多いんですが、ゲームの中の不思議な世界に自分が入って体験できるってだけで、十分夢のある話^^

    自分がずっと以前にやった「MYST」シリーズという幻想的なアドベンチャー・ゲームの世界に憧れて、ゲームが終ってもいつまでも中を色々見て回ってたことを思い出しました。超お金持ちになったら、広大な土地を買ってMYSTの世界を自分の庭として再現したい!なんて夢に見たりして・・・。ま、このイグジステンズの場合はそんなに幻想的な世界というわけじゃないけど、現実の世界とは明らかに違う世界っていうのがいいんですよね。


    ジュード・ロウ演じるパイクルは、この時までバイオポートも付いていない、ヴァーチャル・リアリティ・ゲームの類いは未体験な人ということで、「イグジステンズ」をプレイするために彼にバイオポートを取り付けることから開始。もちろんそれも初体験(普通は一度しかしないわけですけど)なので、観ている私たちと同じ感覚の人ってわけですね。ゲームを開始してからも、解らないことや疑問に思ったことをパイクルがいちいち質問してくれます。
    さぁ、ジュード・ロウと一緒に未知の世界へトリップしてみましょう(笑)











    【日記・映画】M:i:III

    私はミッション・インポッシブル・シリーズは全く観たことないです。
    でも、3作目「M:i:III」にジョナサン・リース=マイヤーズが出演!と公開当時のニュースで聞いていたので、CSで放送された時にとりあえず録画したものの、なかなか観る気が起らず放置し続けてた挙句に、もういいや・・と消去。
    だってポスターや色んな画像なんかで観てみるとマイヤーズはほんのちょっとしか出てないんじゃない?と予想しちゃうくらいの扱いだったもんね。

    昨夜、亀田興毅 vs ポンサクレックをテレビで(お付き合いで)観た後、チャンネルを替えたらやっていた「M:i:III」。真ん中辺りからだったけど、一応ちょっと観てみるといきなりマイヤーズ君登場!おぉ〜!そのまま最後まで観てみました。

    勿論「トムが主役」という映画だけど、マイヤーズも思ってたよりいっぱい出てるやん!これならちゃんと観てもいいかも。つか、身軽なフィリップ・シーモア・ホフマンが観れたのが実は一番の収穫だったり。今度機会があったらちゃんと観てみるよ。hoffmanmeyers








    【麗しのサブリナ】(1954年)

    無邪気なオードリーと、軽めなホールデンが好き

    ◆麗しのサブリナ(Sabrina)1954年
    監督、脚本:ビリー・ワイルダー
    大富豪ララビー家のお抱え運転手フェアチャイルドの娘サブリナ(オードリー・ヘプバーン)は、当家の次男でプレイボーイのデヴィッド(ウィリアム・ホールデン)に夢中。かなわぬ恋に悩む娘を心配した父は、サブリナをパリの料理学校へ送る。2年後、エレガントに成長して帰国したサブリナに今度はデヴィッドが夢中になる。デヴィッドを仕事上都合のよい、財閥の娘と結婚させようと画策していた事業家の長男ライナス(ハンフリー・ボガート) は、2人を引き裂こうと企てるが・・・

    シンデレラ・ストーリーです。でも、サブリナは決して玉の輿に乗りたかったわけではないですよね。小さい頃からずっと近くに 居たデヴィッドに夢中だっただけ。
    とはいっても、やはり夢のある物語ですよねー。大好きです!

    なんといってもまだまだ若いオードリーのキュートさ!これは「ローマの休日」の翌年の作品で、彼女は25歳くらい。でももっと若く感じます。
    ララビー家で開催されるパーティを木の上から覗き見する愛らしいサブリナ。パリから帰国した日偶然デヴィッドに再会してのお茶目なサブリナ。訳あってライナスのオフィスへ出向き大きな社長椅子でくるくる回ってはしゃぐ無邪気なサブリナ。どこを見てもほんとにカワイイ〜!私のお気に入りは「We Have No Bananas Today〜♪」という変な歌を歌うサブリナ!超ラブリー


    サブリナの初恋の相手デヴィッドを演じるウィリアム・ホールデンは、当時36歳くらい。プレイボーイとしてキャッキャッするにはギリギリな感じですが、結構似合ってると思います。お金持ちならあれで充分モテるでしょうしねー。堅いライナスとの対比で軽快さとやんちゃな次男坊らしさが倍増して、若い娘が惹かれそうなカッコよさを感じました。

    その無粋でお堅い仕事人間のライナスは、ヘプバーンよりもホールデンよりもずぅ〜と年上のハンフリー・ボガート(当時55才で、ほぼ晩年)。一見老け過ぎな気もするんですが、元々候補だったケイリー・グラント(当時50才)よりは断然いいと思います。私が持つイメージが片寄ってるのか分りませんが、グラントのライナスではデヴィッドとキャラが被っちゃいそうじゃないですか?だとすると、逆のタイプの兄弟とはならず全然違って来ちゃいますもんね。


    ところでライナスの『仕事一筋でオフィスが自分の家、これは"妻"には理解できないから結婚しない』という考えは凄いなーと思います。相手を思いやってのことですから、素晴らしいですよね。たとえ自分が家庭を優先できないと予想できても、もしくは自分のこだわりを捨てることになっても結婚を選んだりする場合も多そうだもんね。

    サブリナのパパも何気に好きです。古いタイプの父親で「月に手を伸ばすのはやめなさい」とサブリナを心配するんですが、主人に仕える仕事柄か口調はいつも穏やかで、ほどよい品と威厳を持つ尊敬すべきパパ像なんですよね。あのララビー家の父親(主人)も、敬意を払うべき男だと言ってました。そんなことを言うララビー・パパも結構いい人だなーと思いました。

    この話は、サブリナ中心で回ってるんでサブリナに感情移入して一喜一憂する感じになるんですが、何も知らずに楽しそうにしてるデヴィッドの婚約者がちょっと可哀想に見える部分もありました。結局のところプレイボーイはあかんね・・なんて思ったりして。
    サブリナを応援するララビー家の使用人たちと、パリでサブリナに「馬の真似をするのはやめなさい」と助言するバロンがキュートで好きです^^
    ところで、大金持ちは天気を操作できるんですか??wilderaudrey







    【パリ、恋人たちの2日間】(2007年)

    フランス人はこういう感じ?
    ◆パリ、恋人たちの2日間(2 Days In Paris)2007年
    監督、脚本、製作、音楽、編集、主演:ジュリー・デルピー
    ニューヨークに暮らすフランス人フォトグラファーのマリオン(ジュリー・デルピー)とアメリカ人インテリアデザイナーのジャック(アダム・ゴールドバーグ)は付き合って2年になるカップル。
    イタリアでのバカンスから帰る途中、2日間を過ごすことになったマリオンの故郷パリで、彼女の元カレ達に次々と遭遇し親しげに振舞う彼らを横目に、言葉の分らないジャックは嫉妬のイライラを感じずにはいられず・・・

    面白かったー!フランス人の人柄、文化を目の当たりにして「なんだこいつら」と感じるアメリカ人の目線でシニカルに描いています。これがフランス人によって作られているところが、彼ら(彼女ら)のウィットに富んだ感覚を表してるんじゃないでしょうか。


    パリでフランス人に意地悪された、イヤな目に遭ったという話は色んなところで(個人の体験談も含め)見聞きしたことがありますが、ここにその一部がギュっと詰められてた感じもしましたね。フランス人に偏見を持つ気はないつもりだけど、あまり近寄りたくないなと思わされてしまう裏の顔・・というか本当の顔(?)がしっかり表現されているようで・・・。勿論フランス人が全員"ヤなヤツ"でも、恋愛に自由奔放過ぎるわけでもないはずだし、あんまり映画の影響を受けすぎてはいけませんが。
    とにかく、「パリ」という言葉やタイトルからオシャレでロマンティックなラブコメを期待してしまうと酷い目に遭うかもねってことですよ。フフフ・・・

    多くのシーンがマシンガン・トークで埋められてるってのがまたフランス人らしい感じ。
    劇中でも、2人が口論のようになった際にアメリカ人の彼がうんざりして打ち切ろうとするのに対して、フランス人の彼女が「続けましょう。議論って大好き!楽しいわ!」なんて言ってたし。しかし、マシンガン・トークということは言葉の量もかなり多いってことで、字幕だと多分たいぶ削られちゃってるんだろうなーと思うと、ちょっと残念だよね。フランス語が解るようになりたいなー。

    外国に行けば何かしら文化の違いを知ることになるんだけど、アメリカ人ジャックがここで知ったのは彼女と元カレたちとの関係。フランス語で話し合う彼女らを見る彼の表情や態度はとてもよく理解できますね。後から何を話してたか説明されても、私だったら何かごまかしてるんじゃないかと疑っちゃうかも。こういうのは上手くいく気がしない・・・。
    でも、考え方の違いってそりゃーあるでしょうし、生きてきた環境によって違うのは当たり前だからねぇ・・・そこを理解し合うのが大事なんですが、難しいところかもねー。

    彼氏役のアダム・ゴールドバーグという人は、私は「10日間で男を上手にフル方法」での脇役しか見たことなかった人でしたが、実は主演のジュリー・デルピーの元カレだそうです。
    「10日間〜」では脇役だけど何気に印象に残る雰囲気を持ったキャラだったんですが、その印象のままその人がこの彼氏に移行してきた感じだったように感じました。
    悪くなかったですよ。普通のごく一般的なアメリカ人男性の代表って感じ?特にカッコよくもなく、バカっぽい映画で見るような異様なテンションのアメリカ人でもなく、フツーって感じで。
    フランス人以外の人がみんな彼に共感できるようになってるんじゃないかな?

    で、このジュリー・デルピーって人は何者??監督、脚本、製作、音楽、編集、主演って凄いんじゃないですか??こんなに面白い映画に仕上がってるんだし、すごい才能の持ち主なんでしょうねー。でも見た目が好みでないので、他にも見たいかというと微妙なんですが・・・勿体無いかな?ま、機会があれば・・・^^
    あと、「グッバイ、レーニン!」や最近では「イングロリアス・バスターズ」のダニエル・ブリュールがインパクトのある重要な役で出てました。彼は好青年風で素敵よねーdaniel












    【俺たちフィギュアスケーター】(2007年)

    おバカ炸裂ウィル・フェレル!

    ◆俺たちフィギュアスケーター(Blades Of Glory)2007年
    アメリカ男子フィギュア・スケート界の2大スター、チャズ・マイケル・マイケルズ(ウィル・フェレル)とジミー・マッケルロイ(ジョン・ヘダー)。
    ライバル同士の2人は、同点一位となった世界選手権の表彰台で大乱闘を起こし金メダル剥奪の上、フィギュア・シングルズ界から追放されてしまう。その後みじめな日々を送る3年が経ち、2人は再びフィギュアで返り咲くチャンスを得る。ルールの盲点を突き、前代未聞の男子同士のペアとしてペア競技に出場することになり・・・

    『俺たちシリーズ』という言葉はよく耳にするけど、今回初めてそのシリーズの1つを観てみました。
    「Blaze Of Glory」ならぬ「Blades Of Glory」!惜しいことに時期をハズしましたが、フィギュアスケートの話です。


    ウィル・フェレルがフィギュアスケーター!!それだけで"ベン・スティラーがモデル"ってのと同じく爆笑もの!
    更にそれが男子ペアだって!その設定だけでもう腹抱えて笑い転げられることうけあいって感じ!?

    王子様系で正統派の天才青年のジミー(ヘダー)はまぁそんなとこかなという感じだけど、ワイルドでセクシーが売りのチャズ(フェレル)っていうのは・・・
    ・・そうね、ワイルドはいいでしょう。でもセクシーて!!その腹!女子たちがキャーキャー言うんですよ、そのボッテリした男に!見れば見るほど笑えますよ^^

    ストーリーは、ライバルから友情への変化やライバルペアからの妨害、大技の特訓などスポーツ青春系の王道な話なんで、全然考えないで観られて思いっきり笑いに集中できる。
    でも王道とは言っても結構色んなものが適当なんで、結局どうでもいいんでしょう(笑)
    それよりもとにかく、2人のフィギュアの演技シーンがいいの!ありえない大技や下ネタ^^ 男子ペアでの演技の曲はクイーンの「Flash」!ヤベー
    スケートは多分、大半を自分で滑ってたんでしょうねー。凄いなー
    他にも数々の小ネタで笑えたし(北朝鮮ネタとか大丈夫?笑)、ナンシー・ケリガンとサーシャ・コーエンのカメオ出演なんてのもありましたよ。

    ところで、ジミー役のジョン・ヘダーという人は、私は観ていない「バス男」で有名な人らしいんですが、これで観た限りでは別に「バス男」は観なくていいかという感想。
    なぜって、顔が好みじゃなかったから〜。見た目一瞬オーウェン・ウィルソンかと思ったけど、違うと判った時のガッカリ感も手伝ってるかもね。出会いが悪かったのよ^^ 
    しかしこれ、オーウェン・ウィルソンじゃダメだったのかなーなんて本気で思っちゃいました。オーウェンでフィギュアの王子様系は無茶か・・・フム・・










    【ヒューマンネイチュア】(2001年)

    自然か文明か、とかなんとか・・・
    ◆ヒューマン・ネイチュア(Human Nature)2001年
    監督:ミシェル・ゴンドリー
    全身が尋常でなく毛深い女性ライラ(パトリシア・アークエット)と、研究のためにハツカネズミにテーブルマナーを教え込む恋人ネイサン博士(ティム・ロビンス)。二人はある日デートで森に出かけ、自分を猿だと思い込んでいる男に出会う。恰好の研究対象だと見込んだネイサンは彼を人間として再教育しようと連れ帰り・・・

    ミシェル・ゴンドリーと言えば、ビヨーク(Bjork)などのミュージック・ビデオで知られる監督。2004年に「Directors Label」というシリーズで、スパイク・ジョーンズ、クリス・カニンガム、ミシェル・ゴンドリーの映像作品(主にミュージック・ビデオ)を集めたDVDが3本同時発売されてましたね。当時私は予算の関係で、この中で1枚だけ買おうと散々迷ってスパイク・ジョーンズを選んだんですが(「Praise You」のドキュメンタリとか面白かった!)、このミシェル・ゴンドリーも随分迷ったんですよ。White Stripesの「The Hardest Button To Button」とか、Chemical Brothersの「Star Guitar」とか、Kylie Minogueの「Come Into My World」とか、遊び心、ユーモアのある大好きなビデオが多いのよね。

    で、この映画ですが、なんと言ってもリス・エヴァンスの野生化ぶりが凄い!「ノッティングヒルの恋人」でもおサルな雰囲気があった彼ですが、それをここで本格化した感じ。人間なら普通は理性で抑えるところを抑えられない素の人間の姿は、期待通りのお約束通り!面白く完璧にやってくれてます。そんな彼が、マナーに異常に厳しいネイサン博士に厳しく訓練をされて見事に人間としての振る舞いを身につけるわけですが、その変身ぶりもカッコいいっす。そこまでになる??というくらい^^

    そのマナーにうるさい文明人のネイサンを演じるティム・ロビンスは、こういうピリピリしたりイライラしたりの役ばっかり見てる気がするけど、そんなイメージ強すぎですよね。このネイサンはマナーを他人に押し付けるなんだかヤなヤツだなという感じなんだけど、文明が人間を人間たらしめると信じてたり、「欲望に従うな」と言いながら従わずにいられなかったり・・・私の中では人間といったらこれ。ナチュラリストのライラは断然不自然です。自然のまま自由に・・・は、私にはわからないですね^^; 自由といいながら、そっちのがよっぽど説教臭くて自由じゃなくね?・・なんて思っちゃう私は浅はかな考えのダメな子かな。
    でも実は、この映画の言いたいことはそんな説教臭いことじゃないってところがいいんですよ。このオチは私にはもの凄く心地よかったです^^ifans








    【ラリー・フリント】(1996年)

    自由を求めて戦う男、そして夫婦愛
    ◆ラリー・フリント(The People Vs. Larry Flynt)1996年
    監督:ミロシュ・フォアマン
    製作:オリヴァー・ストーン
    '70年代オハイオ州、ラリー・フリント( ウディ・ハレルソン)は自ら経営するストリップ・クラブの宣伝のために発行したヌード写真入りの会報を褒められたことをうけ、出版社を立ち上げポルノ雑誌「ハスラー」を創刊。巨万の富を得るフリントだったが、その内容の不道徳さから猥褻罪で起訴されてしまい・・。

    アメリカのポルノ雑誌「ハスラー」の創刊者ラリー・フリントという実在の人物のドラマティックな人生を描いた伝記ものです。


    当時、コートニー・ラヴがストリッパー役という情報だけで観た映画で、彼女がストリッパーってハマり役に決まってるやん!と、それだけを期待しての観賞だったんですが、なにげにこれが社会への真面目なメッセージを訴える作品で凄くよかったんですよねー。真面目とは言っ ても、ストリップ・クラブ経営からポルノ雑誌制作をする人の話ですからお堅い雰囲気はありません。
    完璧なマティーニの作り方や4チャンネ ルステレオ(時代ですね・・)の記事を載せている「プレイボーイ」誌を見て不満を訴え、こっちは誰にでも分かるとことん低俗な内容の雑誌を作るぞ!と友人たちを説得し「ハスラー」誌の制作に着手するわけです。雑誌のメインといえるヌード写真は、法律違反だからと反対するカメラマンたちの意見を押しのけ、女性の性器までを大胆に写した写真を掲載!まさにとことん。

    ラリーが猥褻罪で起訴されたために雇われた人権問題を得意とする弁護士アランを演じるのは、まだ若かったエドワード・ノートン。27才の若い弁護士という役を当時27才位の彼がやってる んですが、見た感じはラリーも言うように学生かと思うようなカワイらしさ。問題児ラリーに努力を踏みにじられたり振り回されたりするのが、こんな若い子にはキツいだろうな〜なんて思いながら見てたんですが、この弁護士は別に実在の人物というわけではなかったようです。
    子供向けのお話を卑猥にパロって掲載してみたり、人気者のあの人を卑猥なキャラにしたイラストを掲載してみたり・・70年代当時に出版して見逃されるわけがない過激な内容の雑誌を作り続けるラリーは、保守派の攻撃をまともに喰らい何度も法廷へ出向くことになるので法廷シーンも多いです。その法廷劇はどれも、格好良く立ち回る弁護士アランをよそに当のラリーは一人ハチャメチャな言動を繰り返すため、それに呆れながらも面白く、対してアランによる表現の自由についての主張は説得力もあってカッコ良く、とても興味深く観れる場面となってます。

    私が期待して観たコートニー・ラヴは重要な役どころでした。ラリーのストリップ・クラブで(コートニー自身も経験のあった)ストリップ・ダンスを披露する姿は登場シーンとしては完璧でしたね。すぐにラリーと意気投合してそれ以来いつも彼のそばにいて支え続けるわけですが、どこを切ってもコートニーの地のままなんじゃないかと思えるハマり方。でもラリーを心から愛してる〜!という"様"に感動しました。

    ラリーを演じたウディ・ハレルソンも、実は意外とスジの通ったことを言っててもめちゃくちゃみたいに見える感じとか上手かったですねー。そう、ラリーはイッちゃってる人に見えるけど、いいことを言ってるんですよ。スピーチの場面とか本当にステキでした!妻アルシアに対する愛も・・・。

    ラリー・フリント氏ご本人もゲスト出演をしてらっしゃったようです。それがなんとラリーを裁く裁判官の役。アイロニーのセンスを感じますねー。








    【覚え書き】面白い!・・でも既に売り切れ?

    ステージ上でギターを破壊するパフォーマンス。
    私にはピート・タウンゼント等すごく昔のロック・ギタリストがやっていたことというイメージがあるんですが、最近でもやられてるんですかね?ニルヴァーナの映像は見覚えがある・・・マニックスのも見た記憶があるかな・・


    先月、破壊するために作られたギターが発売されたそうですよ。→【破壊専用ギター SMASH】公式サイト
    価格は5250円とギターにしてはお手軽で、よく売れてるようです。あ、勿論ちゃんと演奏が出来るギターだそうです。
    破壊し易いように設計がされてるそうで、叩き壊すと10m以上に派手に木片が飛び散るらしい。気分は良さそうですね。しかも、その飛び散った木片を集めて送るとリサイクルしてくれるという「エコ」も売りになってるみたいです。カッコよく壊しても、木片を集める姿はROCKじゃなさそうですが・・でもリサイクルは良いことですから!

    しかしこれ、どんな人が買ってるんでしょうねー。実はバンドをやってて実際にステージで破壊する機会がある人よりも、「面白いから買ってみる」おじさんが多いんじゃないかなーなんて予想してるんですが^^「昔、あのギタリストに憧れてねぇ〜」ってな感じで^^

    でもいくら安いとは言っても5000円で買ったものを、そう簡単に壊す勇気って普通の人にはなかなか無いような気がするよねー。いつかあるかもしれない大舞台に備えて持っておくのかな?つか、なにげに私も欲しい気がしてきた・・誰かプレゼントしてくれないかなー

    *↓これはベース*










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