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- 2023.12.07 Thursday
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デヴィッド・スーシェ版と比較しながら観ちゃった♪ ◆地中海殺人事件(Evil Under The Sun)1982年 原作:アガサ・クリスティ 監督:ガイ・ハミルトン
原題は「白昼の悪魔」。 なんとこの映画の音楽は、私の中ではタイムリー(先日記事に書いたばかり^^)なコール・ポーターでした! コール・ポーターの名曲に乗せて、リゾート地の美しい風景をバックにゴージャスな雰囲気を醸し出すミステリになってます。 「オリエント急行殺人事件」や「ナイル殺人事件」と比べると地味であまり知られてないようですが、それらによって十分楽しめる内容になってましたよ。 私はデヴィッド・スーシェのテレビ版ポワロの大ファンで、このピーター・ユスティノフのポアロは今回初めて観ました。 印象は、やはり『最も原作に近い』と言われているスーシェを見慣れているので、正直「う〜ん・・・」とも思ってしまったのですが、それでも思ってたほど違和感は感じませんでした。 「オリエント急行殺人事件」のアルバート・フィニーの(私にとって)気に入らない所だらけだったポアロと比べたら断然良かったです。 殺害されるアレーナと不倫のような関係となるパトリックの気弱な妻役はジェーン・バーキン。 色白でひ弱そうな感じなのはキャラクターなんですが、こんなに不細工だっけ?という感じで出てきたのには驚きました。 が、最後島を出る時には美しく着飾って流石な美しさを披露してくれたので、とりあえず満足♪ ホテルの支配人はマギー・スミス。 失礼ながらシワシワになってからしか観たことがなかったので、少し若い時の彼女はちょっとイメージが違いました。 ちょっとした面白キャラなのはいつも通り(?)なんですが、やたら早口でまくし立てるんですよ。 正直びっくりしました^^; しかし魅力的なのは昔からなんですねー。 もっと若い時はどんなだったんだろうと更に興味がわきました。 ただ、アレーナのイメージが個人的にはちょっと違ったかな。 もちょっと若めの美人がよかったなー。 一応ホテル支配人と昔一緒に舞台に・・・という話があったので年代を合わせる必要があったんでしょうけどね。 ストーリーに関しては、これは本物の(笑)謎解きなので私にはあんまり触れられないんですが(言っていいかどうか自信が・・・^^;)ちょっと良かったなというところがあって。 原作がどうなってるのかを知らないので、オリジナルなのか原作通りなのかわかりませんが・・・ 終盤のポアロの推理披露の後、犯人とされた人物から「証拠がないよ」との指摘があってそのまま逃がすかというところで、証拠となるものを提示するんですよ。 これがテレビ版では、証拠は無いのに犯人が逆上して「余計なことしやがって!」とポワロに掴みかかることによって罪を認めた形となってたんだよね。 私は映画の方がちゃんとしてて好きです^^ テレビ版と映画版ではホテルに滞在してる登場人物と「ポワロの別件」が少し違ってました。 実は私はこれもアドベンチャー・ゲームをやったことがあって。 ゲームでは、登場人物がテレビと映画の両方からごちゃ混ぜだったけど・・・原作ではもしかしてこの全員が登場してたんでしょうかね? いつか読んでみなければ・・・と思いながら既に何年も経ってますが・・・ とにかく私はこの音楽が盛り上げてくれるミステリが結構好きです! |
私が10代後半位〜20代の頃放送されていた「ビバリーヒルズ高校白書、青春白書」ですが、当時はほとんど真面目に観ておらず、テレビを点けてたまたまやっていたら観るくらいの感じでした。 が、昨年からCS放送の『スーパードラマTV』というチャンネルで平日毎日シーズン1から1話ずつ放送されるようになったので、毎回録画して毎朝朝食を食べながらの鑑賞が日課になってます。現在はシーズン6の真ん中辺りを放送中。 シーズン6というのは、主要メンバーは大学3年生(だと思うけど^^;)。ブレンダはとっくの昔にロンドンへ留学して居なくなっていて、代わりに登場したバレリーがピーチピット深夜クラブのオーナーとなってます。アンドレアも夫と子供と共に引っ越して居なくなり、ウォルシュ家の両親も転勤で居なくなり、ウォルシュ家にはブランドンとスティーヴ、バレリーが同居中。ビーチアパートにはドナとケリーとクレアが同居中。(あれ?デヴィッドってどこに住んでるんだっけ??)ま、そういう感じです。 昨日(それ以前に録画した分)観た回で、ついにディラン(ルーク・ペリー)が街を出て行ってしまいました。私は特にディランに夢中というわけでもなかったんですが、居なくなってしまうことが無性に悲しく感じてしまって・・・。それだけディランの存在感とカッコ良さがずば抜けてたんだろうねー。はぁ・・・勿論これからも続けて観るけど、なんだかツライです・・。 ・・・なんてことを思ってたんですが、ドナが新たに出会った『元カレにつきまとわれて困ってたところを助けてくれた人』に私もさっさと一目惚れ♪ジョー・ブラッドリーというアメフト部のスター選手ですが、私は以前に見た覚えが全くない人だと思うので、あんまり長く出演しなさそうな予感・・・(しかし、アメフトをやってる顔じゃなくない?^^;) とにかくステキなんですよぉ〜・・・キャラクターがっていうより、この役者さんの見た目が♪例えるならスティーヴ・ウィンウッド(ミュージシャン)の若い頃って感じかな。美しい〜♪このテの顔に弱いんすよぉ〜!
とりあえずこれからは(いつまで出ててくれるか分かりませんが)また楽しみが出来たってことで♪ |
やっぱり青春と音楽はいい♪ ◆キミに逢えたら!(Nick And Norah's Infinite Playlist)2008年
ライヴ会場を探したり、行方不明になった友人を探したりで、夜のマンハッタンの街をひたすらウロウロ。そんな最中も、断ち切れない元カノへの想いと、突然現れた女の子との出逢いの間で戸惑っている様子のニック。こういう何にも言わないタイプの男の子って、表情にも内心があんま出ないんですよね^^;つか、本当にただただ戸惑うばっかりなのかな。カワイイよねー^^ ニックを囲むゲイのメンバー達も愉快な仲間たちって感じですごく楽しいし。彼らはゲイなキャラというよりも現代の若者のノリの方を前面に出されてたので、普通に(?)お調子者のおバカな仲間って感じで。でも良いことも言ってましたよ。「ビートルズはセックスや痛みなんかより歌うべきことを知っていた。デビュー曲"I Want To Hold Your Hand"だ。手を握れ。24時間絶倫とか100年間の結婚なんか必要ない。ただ手を握れば十分さ。」なかなか草食系な感じで好感が持てますねー。(草食系好き^^) ところでビートルズの子供世代な私は、彼らのデビュー曲は「Love Me Do」だと知識として頭に入れてたんですが、実はアメリカでのデビュー曲は「抱きしめたい」だったんですねー。ちょっと勉強になりました。
この映画は、ストーリーは特に何があるってわけじゃないんだけど。でも作られたミックスCDの選曲から趣味が完璧に合うことが判ってる相手との出逢い。音楽好きにはたまらないシチュエーションなんじゃない?現実には編集CDをたまに貰っても趣味がバッチシ合う!って思うことはなかなかないもんねー。そういえば自分が作っても1枚まるまる気に入った!という感想は聞いたことない・・・^^;ま、それはいいけど、この邦題は良くないですよねー。 こんなボンヤリしたというか、他の言葉や表記と簡単に間違いそうな題名じゃすぐに分らなくなって忘れちゃうじゃないかー。「プレイリスト」って言葉か、それに準ずる音楽系キーワードが欲しい感じがしますよね。とにかく私はこの音楽が結びつける恋物語がそこそこ好きです! |
上品で上質なコール・ポーターの名曲たちを存分に味わいました♪ ◆五線譜のラブレター(De-Lovely)2004年
私がこの作品を観た動機は、有名ミュージシャンが何人も参加していると知ったから、そしてアシュレイ・ジャッドの大ファンだからというだけで、コール・ポーターに興味なんか無かったんですよね。コール・ポーターという名前はよく耳にするし、一般的に有名な作品がたくさんあることも知ってましたが、自分で実際に聴こうと思ったことはなかったので、劇中で耳にしてみて「この曲がそうだったのか!」「これもこの人だったの?」と聞いたことのある曲が色々あったことにビックリ。本当に偉大な作曲家だったんですねー。別に疑ってたわけじゃないけど。 色んなアーティストたちによって歌われるポーター作品、聴きごたえがありますよー。エルヴィス・コステロはもちろんですが、ロビー・ウィリアムスも何気にスウィング系とかも好きな人ですよね。よく似合っててなかなか上手く聴こえるんですよ。ナタリー・コールやダイアナ・クラールは上手く歌うだろうなと予想してた通り。シェリル・クロウの歌声にはコール・ポーターってどうなんだろう?と思ってましたが、いつもとちょっとだけ違う歌い方でなかなか雰囲気のある歌を聴かせてくれてました。アラニス・モリセットは、「あぁ・・アラニスだね」という全く意外性のない感じで^^ 「トゥルー・ラヴ」をアシュレイ・ジャッドが控えめに歌っちゃってたり。コール・ポーターとしてケヴィン・クラインが自分でピアノを弾き語るのも、なかなか自然でそれらしくて(私的には音楽の先生が歌ってるようなイメージ/笑)よかったし。こんな品の良い音楽は、なかなか自分から好んで聴く機会はなかったけれど、コール・ポーター・・・もっと聴きたいですねー。 夫は妻のサポートのおかげで作曲家として成功を収め、時には妻をないがしろにして遊び、妻はそんな裏切りにもじっと耐え夫を支え続ける。生活を変えましょうと拠点をハリウッドに移しても、夫の『遊び』は更にエスカレート。普通に見たらどうしてそんな夫に添い遂げられるものか、と思ってしまうところですよね。でも妻を裏切る反面、作る曲は妻に向けたラブソング。夫の作る音楽を心から愛する妻には、十分に伝わっているということなのかな。 それにしてもこれと同じ時期に観た、ケヴィン・スペイシーがボビー・ダーリンの人生を綴った「ビヨンド・THE・シー」と、どうもイメージがダブってしまうんですが、そんなことないですか??あちらもケヴィン・スペイシーが上手な歌を披露しまくってますしね^^ とにかく私はこの名曲満載のラブストーリーが大好きです! |
ピュアで可愛いいマリリンと中年男のキュートなコメディ♪ ◆七年目の浮気(The Seven Year Itch)1955年 監督、脚本:ビリー・ワイルダー
マリリンには誘惑する気などさらさらないのに、中年男リチャードは勝手に妄想で盛り上がり、不審な挙動を連発。 そりゃーキョトンとなるでしょう^^ その妄想男リチャード。「なさけないことに7年間一度も浮気をしたことない」そうで、とっても良い旦那さんなはず。("なさけない" なんて考え方はやめなさい!)"夏の間は妻子を避暑地へ行かせ男達は独身に戻りやりたい放題"というのが世間の風潮らしく、その流れで妄想が始まっちゃうわけですね。(男のやりたい放題の1つが「タトゥーを入れる」ってのが笑える^^) 幻影の妻を相手に自分がいかにモテるかの主張から始り、階上に美女が越して来たと分かればその美女をネタにどんどん暴走。またその彼女が愛想の良い娘だから更に妄想は膨らんじゃうのは仕方ないよねー。 なんだかんだで実際に彼女を部屋へ招くと、冷房が完備されたリチャードの家を気に入った彼女は、罪なことに服の下に冷気を入れようとシャツをめくってみたり・・・。でもそれがどう見ても、全然誘っちゃいないのよ。その辺がマリリンの上手いところだよねー。無邪気な様子がとっても可愛らしいの♪ 彼女との時間をいい雰囲気にしようと計画するリチャードがレコードに針を落とし、聞こえて来たラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に対して彼女が言ったセリフは、「クラシックね!歌がないもの!」 !!!可愛過ぎるっしょ〜! それにこの作品中私が一番の気に入ってる場面で、歯磨き粉のテレビCMをやっている彼女がリチャードを前にCMの実演をしてみせるところ!最後の、ゆっくり歯を見せる部分の絶妙な動きと間!完璧!! そして後日には一緒に出掛け、例の地下鉄の通風口からの風でスカートがめくれ上がるシーンとなるわけですが、セクシー系の有名シーンとして知られるこの場面でも、実はこの女の子のキャラは変わらずやっぱり無邪気で可愛らしいんですよねー。
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女子向け爆笑お下劣ギャグ満載♪ ◆クリスティーナの好きなこと(The Sweetest Thing)2002年
キャメロンとクリスティナ、そしてセルマ・ブレア。結構なスターたちが、ここまで下品なギャグをやりまくっちゃいます??こういう映画があっても、誰??な人がやってる場合が多そうだけどねー。(そのため日本公開がないとか) 基本のストーリーはよくあるラブコメなんですが、とにかく進めど進めど下ネタしか出て来ない!みたいな感じなんで、大人の方がご覧になるものではないでしょうね。しかし私は幸い年をとっても中身は19歳で止まってますから、全然大丈夫♪それどころが何十回も繰り返し観ては毎回一人でゲラゲラ笑ってたり。(アホです^^v) 下ネタと言っても女の子3人組がメインの話なので、ガールズ・トーク程度と言えなくもないかな。とは言ってももちろんセリフに出て来るだけじゃなく、3人がたっぷり体を張ってくれてるからこんなに面白いんだけどね♪だけど、どれも"女子あるある"的な話なので、男子には特に面白いと思えないかもしれませんね。("あるある"ったって、アレを喉につまらす人はそうそう居ないとは思いますが・・笑)「アメリカン・パイ」シリーズのような男子下ネタが女子にとって興味深いように(そうでもない??^^;)、こっちは男子もこっそり観て勉強してもらうのもいいかもね〜。 一番の名シーンは中華料理店で突如始まる、セリフにもある通り「これってフェーム?」な歌とダンス!これが強烈に下ネタ全開な名曲!"You're too big to fit in here !" なんてことを歌いながらセクシーに踊ってんの。 (→YouTubeにありましたが、字幕はない。)あ、こんな歌う場面はこれ1ヶ所だけで決してミュージカルじゃないですよ。(ラジオでかかる曲に合わせて歌うくらいはあるけど) それから下ネタがガンガン出て来るとは言っても、露出度はそんなに高くないので、エロというよりおバカ度が高いのかも。一部キャメロンの下着姿とか見所(?)はありますが、基本的にはちゃんと服は着てますね^^ 少し残念なのは、キャメロンが恋しちゃう相手の男性がイマイチ魅力的に見えなかったことかな。ハンサムな系統かもしれないけど、見た目ちょっと田舎臭い感じがするんだよねー。ま、女性3人より前に出ない地味さで選ばれたのかもしれないけど。 ところでセルマ・ブレアって私はこれで初めて見たんですが、なかなかの私好みの美人。これからちょっと気にしてみよっかな。あと、何気にジェイソン・ベイトマンがピーターの兄の役だったりしてました♪ とにかく私はこの下ネタたっぷりのラブコメが大好きです!bateman |
超名作ミステリの最古映像化作品♪ ◆そして誰もいなくなった(And Then There Were None)1945年 原作:アガサ・クリスティ 監督、脚本:ルネ・クレール
が、それを観てから10年以上経った今、他の映像化作品にチャレンジしてみたくなって観たのがこれ。今度はすっごく気に入っちゃいました!まず、ヒロインと相手役が正当派の美男美女♪そしてその青年はイメージ通りのさわやかさと頼もしさを持ち、女性もイメージ通り秘書らしいキッチリさとヒロインらしいか弱さを持ち、もぉ〜パーフェクトです! 他の登場人物は、ちょっと原作と違ってる人もいましたね。レーサーみたいに車を飛ばす生意気な青年はロシア人歌手に、敬虔なクリスチャンの老婦人はそんなに老女でもなかったです。どちらも特に問題は無かったですけどね。ちなみに'74年版では歌手の役をシャルル・アズナブールがやってて、劇中ではピアノ弾いてましたよ^^ ところでこの作品は次々と招待客が死んでいくというミステリで、その殺人も何がどうなって起きているのかさっぱり判らない、不可能なことが起きているというまさに謎!な話。なので、それがとにかく不気味で、暗く重い雰囲気を作っていくわけなんですが、この映画ではなぜか終始明るいんですよねー。人が死に始め、隠れているオーエンを探すぞ!という段階になっても、コミカルな場面の連続。これで大丈夫なのかな?ミステリなんだからもちょっとドキドキさせる雰囲気にした方がいいんじゃ?なんて心配になってしまう明るさで。大半の観客はストーリーを知ってて観るという前提で、エンターテイメントとして楽しめるように作られてるのかな?なんとも不思議な感じですよ。 招待客をまとめてこの謎を解くための指揮官的存在となる元判事を、バリー・フィッツジェラルドという人が妙にニヤけた軽そ〜なキャラにしちゃってます。この判事といったら一番威厳があってビシッと締めるところは締めるってイメージだったんですが・・・なんだか可愛いおじいちゃんなんだよね^^;やっぱり大丈夫かな?と心配になりますわ・・・ ただ、この映画では色々な設定や人の死に方なんかがほぼ原作の通りなので、観ていて嬉しいんですよね。結末は’74年版と同じく原作と違うってことがちょっと気になるんですが、クリスティ本人による戯曲の結末を元にしているそうなので、だったら良しとしたらいいのかな。勝手に変えてるんだったら大ブーイングするとこですけど。 でも本当は・・・ハッピーエンドだけど、実際は画面にないその先を考えると本当にハッピーエンドで済むかい??と考えちゃいますけどね。ふむ・・・ キャラクターでは執事のロジャースが好きでした。疑われたため、ふて腐れた声と拗ねた口調でしゃべるところが妙にかわいくて良い! そういえば実は私、これのアドベンチャー・ゲームをやったことがあるんですよ。島の感じや屋敷の内部とか、この映画を元にしてる風だったので、自分がゲーム内で散々歩き回ったところが舞台になってるって感じがやたら嬉しかったです。共感してくださる方は少なそうですが・・・^^; とにかく私はこの名作をまぁまぁ忠実に再現したミステリが大好きです! |
私、賢くてカッコいい女性に憧れてます♪ ◆ジャッキー・ブラウン(Jackie Brown)1997年 監督、脚本:クエンティン・タランティーノ
とりあえず70's Soulなカッコいい曲と共に、航空会社の制服を着てカツカツと歩くジャッキーの姿にイチコロです。(但し、走る姿はイマイチ^^;)若くはないけれど凛とした美しさを持った、一発で憧れてしまう女性像。そして突然捜査官たちに尋問されても崩れないキリリ感。ステキ過ぎです。 オデールは、最初のボーマンの一件でどんな悪い奴かはすぐに判りますね。自分の身を守る術をしっかり判ってる悪賢い人。でも偉そうにしてるわりに自分が囲ってるトウのたった白人ブロンド娘(ブリジット・フォンダ)に陰でバカにされてるところがいい。それと、あのあごのヒゲがいいよね。 そしてそのブリジット・フォンダ演じるメラニー。ジャンキーでいつもへロヘロの、しかし口ばっかやたら達者なギャル。しょ〜もない悪巧みを考えるところがいい。オデールはなかなか言う事を聞かない彼女を憎たらしげにしてたけど、実はものすごく可愛がってるってとこにちょっと感動しちゃったり。そのわりに、新たに組んだルイス(ロバート・デ・ニーロ)に彼女を当てがうって気持ちがわからないけど・・^^;それがやり方なんでしょうけど、でもねぇ・・ そのルイスってのがまたいいキャラなんですよね〜!オデール曰く「キレ者だった」らしいけど、そんな様子は微塵も見えなくて、むしろ鈍臭さしか見えない!・・あ、「しか」は言い過ぎ?しかも鈍臭い感じ全開にしながらも、短気だったり乱暴だったりして、"何だこいつ"感もすごい。とにかく、なかなかのお気に入りキャラで、私の中ではデ・ニーロといえばこれになっちゃってます。 そしてジャッキーが仲良くなった保釈屋のマックス・チェリー(ロバート・フォスター)。ジャッキーに密かに一目惚れしてたり、彼女の家で聴かせてもらったデルフォニックスのカセットを即ゲットして車で聴いてたりと、やたら可愛い。けど、飄々としながらも、相当頭のいい人で。すてきな大人の控えめな恋愛が微笑ましくて、とても良かったです。ジャッキーを操ってるつもりの捜査官も、ちょっと気のいいお兄さん風なキャラで何気に好きでしたし。 この映画はアクションシーンがあんまりなくてドラマ要素が強いので、私も何度も観たくなる作品になってます。(「キル・ビル」ならvol.1よりvol.2が好みです)あの受け渡しのリハーサルも本番もあれで結構ワクワクするし、上手い手を考えたねなんて関心しちゃったりしてストーリーも面白くて好きです。150分以上あるけど、私にとっては長さが全然感じられないすばらしい映画♪ 昨年の「イングロリアス・バスターズ」も150分以上でしたが、あれもあっという間でしたね〜。クリストフ・ヴァルツという遅咲きドイツ人俳優に最初から完全に魅せられたお陰だったかも。ホントにいい俳優さんを紹介して下さいましたと感謝してる次第でして・・・ってそれはいいけど。とにかく私はこの70'sムード漂う犯罪ドラマが大好きです! |
完璧に成りきってみせたヒュー・グラントに拍手〜♪ ◆ラブソングができるまで(Music And Lyrics)2007年 監督、脚本:マーク・ローレンス(デンジャラス・ビューティー 他)
80’sのMTVが記憶にある人なら誰でも笑えますよね〜♪歌いながらの小芝居とかメンバー全員でのダンスとか、あったあった〜って感じだし。曲もいい感じなキラーチューンで、上手いこと80'sらしい感じになってるし。作者は「すべてをあなたに」と同じくアダム・シュレシンジャーだそうです。さすが!そして、この80's風なビデオを監修したのは、やはり80年代に「The Look Of Love」がヒットしたイギリスのニューロマ系バンドABCのメンバーだった人らしい。ヒュー・グラントの甘い系の顔もまたそれらしく見えるんだよね〜♪ 話は、元ポップスターと偶然作詞を手伝うことになった一般女子によるラブソングを作る工程とか、元ポップスターの現状とか、現代のカリスマ歌姫の仕事ぶりを見る感じ。特にアレックスの元ファンを前にしたライヴ風景がいいですねー。チープ・トリックの90年代の来日公演の様子を思い出しちゃしました。(ライヴ音源と話に聞いただけですが)若い頃と同じようにキャーキャー(声質はやや低い^^;)言っちゃうのが微笑ましいですよね♪遊園地での営業とか、ミジメっぽいお仕事も一歩ステージ(超ちっさい)に出ればカッコよくこなす姿も素敵です! カリスマ歌姫コーラの歌もいいですね〜『ブッダの悦び』って・・・(笑)歌やダンスの感じと"カリスマ"って設定からブリトニーを演じた感じなんでしょうかね。ただ、この若い彼女が80年代のポップスターを知っていて、しかも大ファンっていうのはちょっと無理がある気も・・・。ま、そんな小さなことを気にしてちゃつまんないしってことで^^;コーラのカリスマ・シンガーとしてのプロフェッショナルな仕事ぶりを堪能しましょ♪ 個人的にはソフィーの過去のうんちゃらかんちゃら・・は、なんとなく邪魔に感じちゃったんだけど、あれはやっぱり必要なんですかね^^;カラっとした軽〜いラブコメの中のジメっとした部分。まぁ、無かったら無かったで物足りないのかな。観るだけの人はワガママだよねー^^あはは・・ そのソフィーのうんちゃらかんちゃら(笑)のイヤなヤツ役のキャンベル・スコットは、歳をとって随分素敵になりましたねー♪グレーな髪も大人の知的な感じを演出してて、対するヒュー・グラントのへなちょこ加減も引き立て役になって、嫌味な奴なのにカッコいいとか思っちゃったりして^^;内容をよく観ろよ、私!という感じですが・・・とにかく私はこの王道ロマンティック・コメディが大好きです! |
今月のクロスビートは、昨年のブラーの再集結と来月のゴリラズの新譜発売を受けて、デーモン・アルバーンの特集でした。 その流れでしょうか? ブリット・ポップ15周年!なんて特集も。 まぁ、15年くらい経ってるなぁとは感じるけれど、もう振り返る時期かねぇ?なんて思ってみたり。 2004年くらいに「Live Forever」って映画が作られてブリット・ポップ(→ウィキペディア)を振り返る時があったものの、特に盛り上がらなかった感じがしたけど・・・。 どうなんでしょ。 80年代のヒット曲を集めたコンピが流行ったのは、いつだっけ? あの時は結構、その系統がホントに売れてたよね〜。 90年代の後半だったかな? ・・・ということは、10年〜15年ってところでそろそろなのか・・・。 もしかして来るんですかね〜、ブリット・ポップ・ブームが。 う〜ん・・・全然そんな気はしないですよね〜^^; ちょっと前にニルヴァーナのなんやかんやが出て、ちょっとした再熱があったような気がするけど、グランジのブームは特に来なかったしね。 90年代の音楽はダメなんすかね? とか言いながら、しっかりノセられて自分で編集したブリット・ポップのコンピCD-Rを聴いてみたり。 ・・・なかなか悪くないっすよ? まぁ、自分の家に残ってたブリット・ポップ系〜その後くらいまでのCDから、ベタな曲の中でも自分の聴きたい曲を選曲したんで、そりゃぁ自分は気に入るよね^^ いい感じなんで、メモしとこー♪ Oasis / Cigarettes & Alcohol (Wonderwallは気分じゃなかったの) Ash / Girl From Mars Cornershop / Brimful Of Asha (Norman Cook Remix/Radio Edit) Reef / Place Your Hands The Cranberries / Animal Instinct (初期が好きだけど無かった) Suede / She's In Fashion(1st,2ndは違うし、Trashは好きじゃないから) Blur / There's No Other Way (あれは聴きたくないから) The Divine Comedy / Becoming More Like Alfie Kula Shaker / Tattva The Montrose Avenue / She's Looking For Me Mansun / Stripper Vicar Portishead / All Mine (毛色が違うけど、好きなんで♪) Radiohead / Just (ここへ混ぜちゃダメ?) Elastica / Waking Up Supergrass / Moving (気分的にこの曲。でもたぶん時代が違うかな) The Verve / Sonnet (あえてあれはやめといて) Manic Street Preachers / If You Tolerate This Your Children Will Be Next (初期は違うしDesign〜はキライ) Dodgy / In A Room Primal Scream / Rocks (この曲なら入れてもOKっしょ?) ファンの方に見つかったら「この並びに入れるなよ!」と叱られそうなアーティストもちらほら^^ 仕方がないのよ。 自分が持ってるCDの中ではこれが限界だもんねー。 本来はメンズウェアとかマリオンとか是非とも入れたいところだけど、とっくに売っちゃったみたい・・・。 モントローズ・アヴェニューとか残してるくせにねぇ(笑) ま、それはともかく、とりあえずゴリラズの新譜でも予約しとくかー! |