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    【ファクトリー・ガール】(2006年)

    イーディ・セジウィックとドラッグ

    ◆ファクトリー・ガール(Factory Girl)2006年
    監督:ジョージ・ヒッケンルーパー
    1965年ニューヨーク。アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)のスタジオ"ファクトリー"には様々なアーティスト達が集まり、アートを制作していた。ある日、名家の令嬢イーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)がウォーホルと出会い彼のお気に入りとなり、たちまちシーンの中心でスポットライトを浴びる存在に。そんな中彼女はスター・ミュージシャン、ビリー(ヘイデン・クリステンセン)と出会い恋に落ちるが、その反面ドラッグに溺れ始め・・・

    ウォーホルのミューズであり、1960年代のファッション・アイコンとして知られるイーディ・セジウィック。ドラッグに蝕まれ28歳の若さでこの世を去った彼女の光と影を描いた伝記ドラマです。


    イーディ・セジウィックについては、写真をちょっと見たことがある程度でほとんど知らず、ファッション・アイコンだったというイメージのみでしたし、写真で見た彼女は美しいけれど特に興味を持ったことはありませんでした。この映画はガイ・ピアース目当てというわけです。しかしそのガイ・ピアースが演じたのはアンディ・ウォーホル。これがまた私はウォーホル本人はよく知らず、映画「バスキア」でデヴィッド・ボウイが演じた彼しかイメージにないんですよね。ガイ演じるウォーホルは、ボウイほどのクネクネ感は無いものの、しゃべりはボウイのものとあまり違わない感じでした。ちっさい細めのヘニャっとした声でガイ・ピアースじゃないみたいでしたね。そんな演技をするのかー(失礼!)と、ちょっと彼を見直しました。ただ、やっぱり彼の口の辺りの骨格のせいかちょっとゴツい感じに見えるのが残念でした。

    話は画家を目指す学生だったイーディから始まります。その時点で少々びっくりしました。普通に爽やかな学生なんですよ。モデルなメイクとファッションとポーズの彼女しか知らないので、当然あったであろう普通の女の子だった姿が想像つかないんですよね。でもニューヨークへ出て、お嬢様としてパーティに顔を出し、ウォーホルと出合って彼と楽しく過ごす日々の様子は、勝手に想像していたイメージとは全く違ってました。だって・・・申し訳ないけどカラッポっぽいイメージを抱いちゃうじゃないですかー(私だけ?)。だけど、ここで見たのはただただアートが大好きで、明るくて、ウィットに富んでいて、素直な女性だったのよね。そんな彼女が、転落するのはやはりドラッグが原因。ウォーホルに見放されて真っ逆さまに落ちてしまいます。ウォーホルの「彼女のような美しい人がなぜ自ら醜くなろうとするのかわからない。」というセリフに大共感。ドラッグでボロボロになるなんてバカバカし過ぎ。ホント、ドラッグっていいのはその場だけだよねー。手を出してはいけません。

    イーディが出会ったミュージシャンってのは、ボブ・ディランだそうです。ディランとイーディって組み合わせは私は聞いたことがなかったので驚きました。ディランもまだ若くてグッド・ルッキングだった頃なんでしょうけど。そのディランを演じたクリステンセンは、まぁ悪くないと思いましたけど。若いディランを小奇麗にしたらあんな感じじゃない?ってことで。実際の若いディランがどんな風に話して、どんな考えの人なのかも知らないので、そんな感じなんだろうと思って観てましたが、これを見たところではなかなかカッコいいですね。でも、イーディの死の原因がディランにあるかのように描かれてるとして、ディランはこの映画の公開中止を求めたって話です。事実じゃないと訴えたってことかな?それとも事実だけどそのまま描くなよ!ってこと?どうだったんだろ・・

    イーディ役のシエナ・ミラーはイーディによく似ていて良かったです。もちろん動きやなんかは知らないので似ているのかどうか判りませんが、体を張った演技が素晴らしかったです。モデル・メイクをしてないとかなり地味な顔の人ですが、メイクでばっちりイーディになっちゃうから凄いですね。実際のイーディもそうだったのかもね。
    しかしミーナ・スヴァーリの顔はなぜあんなに60'sに似合わないんだろ・・・











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