スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.12.07 Thursday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
オーウェン・ワールド全開のドタバタコメディ! ◆トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合(You, Me And Dupree)2006年 監督:アンソニー・ルッソ+ジョー・ルッソ
大好きなオーウェン・ウィルソンとケイト・ハドソンの共演と知って飛びついた、日本では劇場未公開のコメディです。 これは誰でも笑えるコメディではないでしょうね、きっと。この厄介な居候デュプリーを抱えた新婚夫婦に、本気で同情してしまったら笑えないでしょう。というのは、このデュプリーというのがそうそう見かけないくらいの奔放さと厚かましさを持った男だから。他人の家ということはお構い無しか?という感じのやりたい放題のマイペースさ。実際に他人に家の中をグッチャグチャに引っ掻き回されるのに耐えられる人はそう居ないと思いますが、映画として観ていても「こいつめぇー!」とイラっとくることうけ合いなわけです。だけど、そこを完全に他人事として観られれば、「あはは!こいつウゼぇー!」と笑えるんじゃないかな? でもこのデュプリーには全然悪気なんか無いんですよねー。良かれと思ってやるけど、それが裏目に出ちゃったりするだけ。("だけ"とは言えないか^^;)で、色々あって完全に招かれざる客状態になっちゃうんだけど、実はただただ純粋なお子ちゃま。はちゃめちゃで「それはヤバいって!」と思うことやってても、憎めないキャラなんだよね。素直に笑い、素直に落ち込む様が可愛く思えるくらい。 何気に良かったのは、モリーのパパ役のマイケル・ダグラス。娘を溺愛し、自分が社長をしている会社の平社員のカールなんかが娘の夫だなんて気に入らなくてしょーがない。で、ガンガンにパワハラをかますわけです。しかしそれが大会社の社長らしく余裕っぽく上品にすら感じられる雰囲気。でも言うことはなかなか悪どくて、とてもいい味出てましたよ。 この作品で出合ったオーウェンとケイト。ケイトは当時まだクリス・ロビンソン(The Black Crowes)の妻だったにもかかわらず、オーウェンと付き合ってその結果離婚、挙句にオーウェンとも別れてオーウェンは自殺未遂・・・というゴシップが付いてまわる映画なため、ついつい2人のシーンはイヤラシイ目で観てしまうのでした。しかしオーウェンが無事で何よりでしたね、マジで。kateowen |