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- 2023.12.07 Thursday
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その原作の著者であるヒロインは頭を使って賢く立ち回り、なんとか一応の平穏を手に入れるし、彼女のパトロンとなったソ連軍少佐は獣気のないインテリ系だったため、映画として見る身にはキツさを軽減してもらえていたように思います。
でも実際は、ここに描かれたヒロイン周辺の物語は当然ごく一部のことですし、多くはもっと酷い状況と更なる悲劇を生んでいたそうです。しかし個人的にはつい、これ以上は知りたくないとか思ってしまいますね...。
この映画ではもちろんソ連に降伏したドイツの惨状が中心なわけですが、突然 "ドイツ兵も他国で残虐行為をしていた" という話を持ってくるという気遣い(?)もあったり。結局 勝ち負け関係なく、戦争があれば国民が何らかの被害者になるということで。
当たり前すぎることだけど、戦争ってホント憎い。
この原作/映画は戦闘シーンなどのない、一般市民の視点での記録からのお話です。こういう部分は戦争映画においてあまり語られることがないそうですね。そういった意味で貴重な内容ですし、分かりやすいのでオススメですよ。