クロエ・グレース・モレッツ主演のとても美しい映画でした。
クロエも普通の女の子を可愛らしく演じていて良かったですよ^^
◆If I Stay (2014年)監督:R.J.カトラー
原作:「ミアの選択」ゲイル・フォアマン
ジュリアード音楽院をめざしチェロの特訓を続けてきた17歳主人公ミア。彼女はある日、家族で乗っていた車が事故に遭い昏睡状態に。事故時に幽体離脱してしまったミアは、病院のベッドに横たわる自分の肉体を見つめながら、恋人アダムとの関係や自らの夢、家族、人生を振り返り・・・。
手術成功後、生きるか死ぬかは昏睡状態の本人の意志という前提で、話は主人公の決断は?というところになってきますが、ストーリーの中心はティーンの純愛ドラマでした。
ハロウィン・パーティでデビー・ハリーとベートーヴェン、とお互いに相手を喜ばせる仮装を考える2人。いいカップルですよねー^^
しかし、進路が分かれても上手くいくかどうかなど、とりたてて珍しい恋愛話ではありませんから、もしかしたらあまりの "日常" 感に退屈する人も多そうでしょうか。
ティーンが主人公でも実はティーン向け映画でもないのかもしれないですね。ま、私は心地よく楽しめましたよ。あの終わり方も好きですしね。
パンク一家の中で唯一クラシックに傾倒する娘、という家族構成も面白いし、その娘が付き合う相手はロックバンドをやっているという背景から、終始ロックとクラシックの音楽が盛り上げてくれるのもいいですね。
チェロを混じえてのスマパン「Today」のセッションをはじめ、音楽自体もかなり良かったですよ!
主人公の恋人を演じたジェイミー・ブラックリーという子は、要所要所でステキに見えるけど、たまにヤン・ヨーゼフ・リーファースを連想させる感じでしたねー。(それが良いか悪いかはアナタ次第です^^)
こんな可愛いクロエちゃんを見られただけでも価値のある映画でしたよね(笑)
個人的には、時間が入り混じるせいか(過去と現在を間違うことは無いにしても)主人公と彼との関係に「あれ?どうなってたんだっけ?」と、少々混乱することがありましたが、お陰ですごく集中して観られた映画でした^^;
<rockerに余り見えなかったり
今どきのバンドマンは意外とあんなモンかもしれませんよ?^^