《70年代風近未来の宇宙ステーションで繰り広げられる愛憎劇!秘密を抱えた男女の欲と欲とがぶつかり合う異色のSF群像ドラマ! 》とかDVDの裏に書いてありますが・・・
◆スペース・ステーション76(Space Station 76)2014年
監督:ジャック・プロトニック
ぶはははは!!そんな大層な感じじゃあないですよねぇ。確かに宇宙ステーションが舞台だし異色ではあると思うけど。いや、異色っていうか・・・ちょっと変な映画?^^;
とりあえず間違えちゃいけないのは、コメディだってことですよね。シリアスな側面もあるけどじっくりシリアスなドラマにはならないし、真面目にSFする映画でもない。そしてSFなシチュエーションではあるけど、往年のSF映画への愛着やこだわりを感じる作りでは全然なく、《レトロなSF》テイストを「そう、これこれ!こんな感じ〜 超ウケるぅ〜!」と面白がって作る様子が目に浮かぶ感じ?
とにかく私個人は70年代テイストにもSFにも詳しくないからなのか、ザックリと持ってるイメージと照らし合わせて「あぁ〜 なんとなく〜」とテキトーに楽しめました。ていうか、口ひげをたくわえただけで「70年代の人だ!」と錯覚させるパトリック・ウィルソンに爆笑しました。
内容は、宇宙ステーションのクルーの普段の生活がゆる〜く描かれて行くのみ。子育て、不倫、欲求不満、ドラッグ、同性愛(これはマットじゃないってことはネタバレしておきましょう)、孤独感、アル中(?)などなど、宇宙ステーション内じゃなくても別にいいエピソードの数々。常にゆるゆるで盛り上がりもしないまま終わっていくという。「なんだこれ?」感をオモシロがれる人が楽しめるヤツじゃないでしょうか。それにしても中途ハンパな出来でしたけども。
おかげでDVDの裏(=Amazonなどの販売サイトにも)のあらすじには、「そんな時、小惑星衝突の危機が迫り艦内はパニックに陥ってしまう…。」なんて
嘘を書くしかなかったようで。(これはダメだよねー)
しかし、マット・ボマーの美貌に憑りつかれている人ならば、観て損はないでしょう!そーとー美しいです!こんな髭モジャくんかぁ〜と写真を見て嘆いた私も、結局ヒゲなんか全然気にならなかったくらいに美しかったわけですよ!!是非彼のお茶目な姿を堪能しましょう!
面白い役でしたよ^^
マット、ステキですよねぇ〜♪(今度の「マジック・マイク」では前作よりフィーチャーされるそうですから、是非チェックを!)
この少女とは、ちょっとホロリな親子のシーンですよ!コラ!笑