ゾンビ映画ながらデートムービーとしてヒットしたというので観てみました。経験から、ゾンビも本格的じゃなきゃ私も楽しめるはず!ってことで^^
◆ウォーム・ボディーズ(Warm Bodies)2013年 監督:ジョナサン・レヴィン
原作:『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』アイザック・マリオン
青年ゾンビが人間の女の子に恋しちゃうお話。ゾンビの生活の説明から、恋した彼女への対応に関する思考を主役のゾンビがモノローグで語る、ゾンビからの視点でのラヴコメです。
ゾンビがたくさん出てくるし、人間側にも防衛軍が組まれてますが、襲う・襲われるという部分でホラー的な恐怖を感じさせる雰囲気になっていませんでした。あるとすれば、ゾンビが人間に殺される方を心配するくらい。かなりゆる〜くてホラーが苦手でも余裕で観られる仕上がりでした。やはりラヴコメだからでしょう♪
大くのゾンビには人間的思考力の残っていない様子な中、主人公のゾンビ "R" は自身についての記憶はかなり無くしているものの、ゾンビを見てグロい・ヒドいと感じる感覚が残っていて、言葉も単語単位でなら少し発することが出来ています。なので、普通の人間との意思疎通も可能。そのお陰で、関わった人間から見て得体のしれない化け物感を緩和させていました。
で、その "R" が! ゾンビらしい見た目の汚さや臭そうな感じが全然ないイケメンなんですよね!!
恋した彼女を守る行動が多いので、やけに素敵に思えます。その上、ゾンビであるという引け目(+彼女への秘密)と言葉の不自由さから、どうしてもたどたどしくなってしまう純粋な愛情表現が、ものすごく青春感を漂わせてやたら可愛く思えちゃう☆ まぁ "イケメンだから" かもしれませんが(笑)
話自体はなかなかのユルさでしたが、結構楽しめました♪
主演は
ニコラス・ホルト。名前は知らず、この顔に見覚えがあるんだけど・・・と思いながら見てましたが、「アバウト・ア・ボーイ」のあの少年だったんですねー。私はあれ以降彼を見てなかったし、気にもかけていませんでしたが、どうもその後ステキに成長してイケメン俳優として大活躍されているんですね!正直かなりビックリしました^^;
音楽(有名曲多し)が上手く小道具になっているのもいいですね!しかし残念ながらサントラ盤はスコアのみ。なんで〜??