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    【ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア】(1997年)

    ティル・シュヴァイガー共脚本・製作の有名作品ですね。
    私は今回初めて観ました♪ティルを追うならやはりこれは必見ですよねー^^

    ティルじゃない方の主演俳優・ヨーゼフ・リーファースも、実は「悦楽晩餐会」という映画で見たことがある人でした。

    ◆ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(Knockin' on Heaven's Door)1997年
    監督:トーマス・ヤーン


    病院で同室になったマーチンとルディ。真逆と言えるほど性格も違い、気弱で真面目なルディからすれば、ひと目見た瞬間から絶対関わりたくなかった男、マーチン。
    しかしそんな二人が、余命わずかという共通点から意気投合。死ぬ前に海を見ようとベンツを盗み、病院を抜け出した!ところが実はそのベンツはギャングのもので・・・

    難病を患い残り少ない命の二人が、やりたい放題に犯罪を繰り返し、ベンツの持ち主のギャングだけでなく、警察からも追われる身となってしまい・・・ というクライム系珍道中ムービーです。

    この映画については私、以前からタイトルと葉巻をくわえた二人の男の写真だけは知っていましたが、内容は全然知らなかったんですよ。写真のイメージから勝手に、男子がこぞって「かっけー!(*´Д`*) 」つって観る系の男臭い感じを想像してたくらいで^^;

    ところがこれ、そんなイメージとは全然違う映画なんですね!!
    思いのほかユルユルでオモシロい(≧∇≦)ノ
    ティル・シュヴァイガー作品を少し見慣れた今となってはもの凄ーくシックリくる、状況とは裏腹なコミカル仕様の内容でした♪



    ティル演じるマーチンなんか、もっと無駄に暴力的過ぎるキャラだったとしてもおかしくない気がするけど、全然なんですよ。
    無茶苦茶やっちゃいながらも、「こらこら、やめなさいよ」という相方の注意も、「あ、そう?」と聞いちゃう、わりとイイコだったりして^^憎めないんですよね。

    そして二人を追うギャングも警察も、やたらあんぽんたんキャラだし!!マーチンとルディにとってトコトン都合が良い環境で、おバカ臭が漂いまくってます!
    だけどもちろん、終始 "残り少ない命" という深刻な事情は付いて回るわけですよ。
    リアリティは全く感じられない作りで、いわゆる "ちゃんと" はしてないれど、ちゃんとヒューマンドラマしてる。ちょっと不思議な映画ですね。
    ほんのり幸せを感じられるラストシーンにゾワっときちゃいました^^schweiger






















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