スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.12.07 Thursday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
ロマン・デュリスをもういっちょ!オドレイ・トトゥ、オマール・シー、ガット・エルマレ共演という、豪華仕様のフランス映画です♪ ◆ムード・インディゴ うたかたの日々(L'ecume des Jours)2013年 監督:ミシェル・ゴンドリー、原作:ボリス・ヴィアン
洋書セールで、ロマン・デュリスの映画の原作だわ♪と喜んで買いました。 しかしこれは最初の数ページをサラッと試し読みしただけでとりあえず閉じて、一緒に買った他の本を先に読んだので、まだちゃんと読んでいません。 本の出だしは入浴終わりのシーン。バスタブから階下の住人の書斎にお湯をこぼすけど、数日後には書斎の位置を変えてくれたので問題なし...とか。正直、出だしからちょっと何言ってんのかわかんないんですけど??って感じで。 ま、私の読み間違いかもしれないし、とにかくお金に不自由していない若者が身支度をしている場面なのね、と "とりあえず" の解釈をしていたのですが、この映画を見て驚きました。 それ以上に実際におかしなことが普通に起きている世界だったんですよ。 これから調理するはずのウナギが水道の蛇口から顔を出していたり、リンリン鳴りながら部屋中を駆け回るドアベルをいちいちハエ退治の要領で叩き潰したり、靴が勝手に走っていったり。音色に合わせてカクテルを調合するカクテルピアノとか、オモシロアイテムも色々出てきます。それらはどれも可愛らしく、手作り感に溢れる凝った映像で作られていました! 見ていて楽しいけど、ビックリしたというのが正直なところ。で、見ている途中で思い出しました。ミシェル・ゴンドリーだったんですね!Bjork などのヘンテコビデオが有名な映像作家ですよ。この物語の世界観は、彼がやるしかないって感じですよねー。 原作は、1947年に発表されたフランスの小説だそうです。(買ったのは英語翻訳版) 舞台はパリ。十分な財産を持ち働かずに暮らしている若者コランは、無垢な女性クロエを恋に落ちる。友人たちに祝福されて盛大な結婚式を挙げた二人は、幸せに満ちた生活を送っていたが、クロエが肺の中に睡蓮の花が咲くという重い奇病にかかってしまい・・・というラブストーリーです。 主人公たちの事情・心境に沿うように、ポップでカラフルな色合いからだんだん色を失っていくという表現がとても素晴らしい(とても自然で違和感なかった!)のですが、その反面、小さな救いのようなものもあるものの、映画としてはどんどん重く沈んでいって終わる感じになるので、観終えた時にはちょっと疲れが残ったかな。(←ひどい) で、今作のロマン・デュリス!恋愛モノで半分はコメディですから、さすがにステキでしたよぉー!! お金持ちの青年の役なので、小綺麗に登場して輝く笑顔をたっぷり披露してくれています♪ 物語の構成上、後半はそれがキープできないのが残念ですが、十分に堪能できました^^ オドレイとデュリスのコンビとなると、「ロシアン・ドールズ」のキツめの性格のオドレイが脳裏をよぎってしまいましたが、ここでの彼女はホワ〜ンとしながらも溌剌とした雰囲気もある、とても可愛らしいキャラを演じていました^^ 正直、若干見た目に若さが欠けて見える部分もありましたが、基本的には可愛くて良かったです。romain |