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- 2023.12.07 Thursday
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ここまで古い映画って正直なかなか観る気にならないのですが^^;"コメディ" とのことだったので、スターチャンネルのアカデミー賞特集で放送された中から録画してみましたー。 アカデミー各賞ノミネート、監督賞受賞作品だそうです。 ◆オペラハット(Mr. Deeds Goes to Town)1936年 監督:フランク・キャプラ
大富豪が急死した。2000万ドルの遺産は田舎に暮らす彼の甥ディーズが相続し、彼はNYの邸宅に暮らすことになる。彼のまわりには財産をタカろうとする輩が集まると同時に、彼のゴシップを狙う女性記者が身分を偽って彼に近づいてきて・・・。 田舎の素朴な若造ではあっても、実業家としての経験も知識もある程度あり、決して世間知らずではないディーズ。 金を引き出そうとする者たちにも一切動じず冷静に対応する知的な感じがいいですね。 そして甲斐甲斐しく身の回りの世話を焼く男にはひざまずくのをやめさせるんですよ。人を下に見るようなことをしたがらない。更には、「女を世話するよ。金髪かブルネットか、好みは?」と聞かれれば、「女を馬扱いか」と呆れる。常識的で好感度の高い男性ですよ^^ そんな彼に近づき特ダネを取るために騙す女性記者も、誠実で心優しい彼に改心させられちゃう、というのはまぁいかにも映画的ではあるものの、やはり気持ちの良い話ですよね。ただ、簡単に暴力に走る短気な性格、という田舎男のステレオタイプはちょっとねー。たまにキズな所があるのは人間らしいけど、やはり残念に思えちゃう。 ま、とにかく、ロマンティックコメディと当時の世相の風刺が絡み合った、楽しくて心温まるお話でした。 終盤に盛り上がる、真の相続権を主張する大富豪の後妻(でしたっけ?)側との裁判のシーンが面白いですよねー!なんだかヘンテコだけど妙に爽快な結末が、なかなか気持ちよかったです^^ これまで「昼下がりの情事」で50歳代の姿しか見たことが無く、特に気にもしていなかったゲイリー・クーパーでしたが、30歳代半ばの彼はさすがにステキでしたね〜!! 富豪ライフが始まり、新調したスーツにスラっとした長身の身を包んで、見た目はビシっとカッコよく決まってる。しかし中身は真面目で純朴というキャラ。しかも美人に恋してルンルン♪になっちゃう様は可愛らしいし。 いや、マイリマシタ。 実はこれ、2002年にアダム・サンドラー&ウィノナ・ライダーでリメイクされていたんですね。「Mr.ディーズ」というタイトルだったそうです。そちらも観てみたい♪ ::2014年5月19日埋め込み:: 投稿 by どこかでなにかしらしています. |