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- 2023.12.07 Thursday
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ロックでごっ機嫌です♪ ◆スクール・オブ・ロック(The School Of Rock)2003年 監督:リチャード・リンクレイター 脚本:マイク・ホワイト 音楽コンサルタント:ジム・オルーク
痛快です!ジャック・ブラック節炸裂! クビになるバンドでの一人浮いたイタいパフォーマンスから"ジャック・ブラック"です! 教員免許なんか持ってるわけないのに、シュニーブリー先生になりすまして教師として入り込み授業なんか勿論しないというヒドい男が、更に子供たちを騙してロック・バンドを結成させて自分がそのギター/ヴォーカルをやる。強烈な話です^^ でも細かいことなんかどうでもいいくらいパワーのある作品。 小学校で算数や社会なんかの代わりにロックを教えてくれる。そんなの憧れちゃいますよねー。私もそんな小さい頃から叩き込まれたかったな。 でも学校となると、テストがあったりレポート提出を強要されたりして逆にイヤになるかもという心配も。勿論この映画内ではそんなものは無いですけどね。 黒板にビッシリ書かれたロック相関図とか、面白いですよー。(差し棒の先の形にも要注目!)ただ、よーく見てみるとグランジで終ってるっぽいね・・。ロックの歴史を始まりから勉強するのはいいとは思うけど、ロックを語ろうという人が自分の若い頃までで知識(たぶん鑑賞)が止まっちゃってるのもどうかと思うなー。まぁ、そんなに最近のことは"歴史"に入らないのかな? どちらにしてもジャック・ブラックのあのウザいノリは、その時代までのロックで充分出来上がるでしょうから問題ないのかもね。だけど、そんな細かいことなんかどーでもいいと思っちゃうくらい楽しい! ロックを勉強するにあたり、ビデオでザ・フーやジミヘン、AC/DCなんかの映像を流してたり、宿題としてロックの名盤を聴かせるべくキーボーディストにはイエス、ギタリストにはジミヘン、ドラマーにはラッシュ、バックシンガーにはピンク・フロイドといったCDを渡したりして観てて嬉しくなっちゃう場面も。 映画での使用がなかなか認められないLed Zeppelinの「移民の歌」の使用許可を苦労して得られたそうで。この映画のロックへの愛がいかに溢れてるかが伝わったんでしょうねー。 それはもぉ凄い快挙ってことで、使用場面ではジャック・ブラックのテンションも最高潮みたいになっててちょー面白い! そして、子供達とのバンドの演奏本番シーンは、何度観ても興奮と感動で胸がいっぱいになっちゃいます。 バンドのメンバーとなる子供達は、オーディションで選ばれたちゃんと楽器が演奏できる子たちで、劇中の演奏は本人達によるものなようです。普通にカッコいいんですよ。ギターのザックが作ってきたという「The School Of Rock」をバンド・バトルで演奏することになるんですが、これが王道ないい曲なんですよねー。 実はこの曲、2002年当時頃流行ってたThe StrokesやThe White Spripesなどのガレージ・リバイバルの系統バンド、The Mooney Suzukiのメンバーによる作曲なんですね。そういえばムーニー・スズキっぽいメロディですよ。 (実は、彼らもちょっと出演!バンド・バトルの会場を入った所にギターを弾きながら立ってました。) 2003年頃の彼らの来日公演を観に行って、ヴォーカルのSammy James Jr.にサインを頂いた思い出が私にはあるので、個人的には思い入れもひとしおです^^でも、そうでなくてもロックが嫌いでさえなければ誰にでも気に入られるキャッチーないい曲なので必聴ですよ。 校長先生役のジョーン・キューザックもやっぱりファニーで最高! Stevie Nicksの物まねをしてたなんてのは、話に出てくるだけじゃなく実際に見てみたかったなー。 |
彼はこういう役をやらせたら最高です。
「ハイ・フィデリティ」もいいですよ^^