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    【マリーゴールド・ホテルで会いましょう】

    特に大ファンなつもりはないのですが、観ると必ず魅せられちゃうんですよ、ジュディ・デンチって。ということで、彼女の名前に惹かれて録画してみましたー。

    ◆マリーゴールド・ホテルで会いましょう(The Best Exotic Marigold Hotel)2011年
    監督:ジョン・マッデン、原作:デボラ・モガー


    ●ジュディ・デンチ●ビル・ナイ●ペネロープ・ウィルトン●デヴ・パテル●セリア・イムリー●ロナルド・ピックアップ●トム・ウィルキンソン●マギー・スミス

    あらぁー!いいじゃないですかー!!
    何がいいって、やっぱり超豪華なキャスト陣ですよ。知ってるシニア俳優が全部揃ってんじゃないかってくらい豪華ですねー。(あ!知らない人が一人いた!)
    おじいちゃんおばあちゃんばかりなのに(なんて言っては申し訳ないけど)、すごく華やかに感じて楽しかったです。

    優雅なリゾート生活を期待してイギリスからインドへやって来た、7人の熟年男女の物語です。

    到着したのは、パンフレットの写真とは全く違うオンボロホテル。「写真はこのホテルの未来の姿です♪」と自信満々に言ってのける支配人がいいですね。現在は、ドアの無い部屋があるわ、部屋に鳥が入り込んでるわ、電話は使えないわで、ホテルとしてはありえない面食らうばかりの状態。そんな中で各々、新たな生活を模索し変化を遂げていくという、なかなか感じの良い映画でした。



    こういう集団の中ではやはり、いつまでも順応できない損なタイプの人は、見ていて気分が良くないですね^^; 私も結構保守的な人間であり、且つそんな自分がいつも嫌いなので、見ていてちょっと肩身が狭かったです。ま、人の振り見て我が振り直せということで。ガンバリます。(?)

    大好きなマギー・スミスは、のっけから有色人種への差別をあからさまにやりまくるイヤ〜な役を演じてらっしゃいました。あの酷い言い様にうわ〜...と引いちゃうのですが、徐々に分かりやすく健全な方向へ変化していく彼女は、やっぱりステキでしたね。さらっとイイ所を持ってっちゃうのは「ダウントン・アビー」のヴァイオレットと共通してる感じです。やはりこの手の役どころがハマりますね^^

    ベテラン俳優陣が魅力を振りまいてくれていて、とても楽しかったです。多少現実離れした部分もありながらも、普遍的な教訓も盛り込んでくれているところもいいですね^^

    どうやらこれ、「2」が出来ているようです。リチャード・ギアやデヴィッド・ストラザーンといったアメリカンなおじぃ達が加わっているみたい。吉と出ると良いですね♪




















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