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- 2023.12.07 Thursday
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元々はこの映画は私としてはユアン・マクレガーが目当てながら、ずっと「ま、そのうち」でスルーし続けてきてたのですが、それはあながち間違いじゃなかったですね。彼、一瞬ステキキャラっぽく登場するも、すぐに失墜するどうでもいいキャラでした^^; でもこの映画自体は楽しかったですよ!! ◆Emma エマ(Emma)1996年 監督:ダグラス・マクグラス 原作:ジェイン・オースティン「エマ」
19世紀イギリス。恋のキューピッドを気取るエマを中心に、あちらこちらで恋愛話が湧き上がる話です。 誰が誰と??とワクワクする感じもありますが、着地点がまぁまぁ見え見えなので安心して観られましたね。こういうのは見え見えで良いんですよ。逆に結末で期待を裏切られたらムキー!!ってなると思う。ウン。 21歳のお嬢様エマは、解ってるつもりでもまだまだ未熟。 若いものぉ・・・しょーがないわよねぇ、と見守ってあげられれば軽く楽しむことができる話ですが、いかんせん未熟な面が目立つので、どうも好きになれないという感想になってもおかしくない感じではあります。 個人的には自分もいまだ未熟っぷりが半端ないので(立場は全く違いますが)他人事とは思えず、学ぶ気満々で眺めておりました。 彼女は地位の高い家柄に育った美しく華やかな女性であり、常に社交界でチヤホヤされて生きているからか、若干世間知らずなところや傲慢なところなどもありました。 しかし元家庭教師や義兄のナイトリー氏など悪いところをしっかりたしなめてくれる存在に恵まれていて、彼女もそれらを素直に受け入れる性格であるため、家柄や職業で人を見るなど気になる点が見え隠れしても、憎めないキャラになっているように思いました。親友ハリエットの幸せを心から願っているのもよくわかりますしね。 ・・・ていうか、若く美しいグウィネスが可愛らしく演じているんですよねー。とても良かったですよ。 エマの親友ハリエットは、イケてるエマがアレコレ世話を焼きたくなるのもわかる気がするくらいイマイチ洗練されない印象の女性ですが、演じたのがトニ・コレットというのがなんかショックでした^^; 彼女、こういうの全然似合わないですねぇ。細身で小顔のグウィネスといつも一緒にいるのを見てると、ホントに可哀想になってきちゃいました>< いかにも自信がなーい感じの女性を上手く演じていたとは思うんですけど・・・。 エマの母親代わり的な存在だった元家庭教師を演じたグレタ・スカッキは、キリっと美しく、エマに心から慕われ指導する立場の大人の女性というステキな役にピッタリでした。 もう一つショックだったのは、ナイトリー氏を演じたジェレミー・ノーサム。すんごいゴージャスじゃないですか!!!どうも私、これまで彼を軽視し過ぎだったようですね。役のカッコ良さのお陰だとは思いますが、こんなステキな感じだったとは・・・。ショックって変だけど、ショックだったんですよ^^; その他、なんか得体の知れないまま消えていったポリー・ウォーカー、いい人を装っていても腹黒さが透けて見えるアラン・カミングなど。 個人的には知ってる顔が多かったので特に問題は無しでしたが、登場人物の相関図がややゴチャっとしてたかもしれません。でも、各キャラクターそれぞれ個性的だったので、話が解りにくいほどではなかったと思います。 観て良かったです♪ 人気が無いのか知りませんが、blu-rayも安くなっているので、買ってもいいかなーと考え中。ewan |