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- 2023.12.07 Thursday
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無邪気なオードリーと、軽めなホールデンが好き ◆麗しのサブリナ(Sabrina)1954年 監督、脚本:ビリー・ワイルダー
シンデレラ・ストーリーです。でも、サブリナは決して玉の輿に乗りたかったわけではないですよね。小さい頃からずっと近くに 居たデヴィッドに夢中だっただけ。 とはいっても、やはり夢のある物語ですよねー。大好きです! なんといってもまだまだ若いオードリーのキュートさ!これは「ローマの休日」の翌年の作品で、彼女は25歳くらい。でももっと若く感じます。 ララビー家で開催されるパーティを木の上から覗き見する愛らしいサブリナ。パリから帰国した日偶然デヴィッドに再会してのお茶目なサブリナ。訳あってライナスのオフィスへ出向き大きな社長椅子でくるくる回ってはしゃぐ無邪気なサブリナ。どこを見てもほんとにカワイイ〜!私のお気に入りは「We Have No Bananas Today〜♪」という変な歌を歌うサブリナ!超ラブリー サブリナの初恋の相手デヴィッドを演じるウィリアム・ホールデンは、当時36歳くらい。プレイボーイとしてキャッキャッするにはギリギリな感じですが、結構似合ってると思います。お金持ちならあれで充分モテるでしょうしねー。堅いライナスとの対比で軽快さとやんちゃな次男坊らしさが倍増して、若い娘が惹かれそうなカッコよさを感じました。 その無粋でお堅い仕事人間のライナスは、ヘプバーンよりもホールデンよりもずぅ〜と年上のハンフリー・ボガート(当時55才で、ほぼ晩年)。一見老け過ぎな気もするんですが、元々候補だったケイリー・グラント(当時50才)よりは断然いいと思います。私が持つイメージが片寄ってるのか分りませんが、グラントのライナスではデヴィッドとキャラが被っちゃいそうじゃないですか?だとすると、逆のタイプの兄弟とはならず全然違って来ちゃいますもんね。 ところでライナスの『仕事一筋でオフィスが自分の家、これは"妻"には理解できないから結婚しない』という考えは凄いなーと思います。相手を思いやってのことですから、素晴らしいですよね。たとえ自分が家庭を優先できないと予想できても、もしくは自分のこだわりを捨てることになっても結婚を選んだりする場合も多そうだもんね。 サブリナのパパも何気に好きです。古いタイプの父親で「月に手を伸ばすのはやめなさい」とサブリナを心配するんですが、主人に仕える仕事柄か口調はいつも穏やかで、ほどよい品と威厳を持つ尊敬すべきパパ像なんですよね。あのララビー家の父親(主人)も、敬意を払うべき男だと言ってました。そんなことを言うララビー・パパも結構いい人だなーと思いました。 この話は、サブリナ中心で回ってるんでサブリナに感情移入して一喜一憂する感じになるんですが、何も知らずに楽しそうにしてるデヴィッドの婚約者がちょっと可哀想に見える部分もありました。結局のところプレイボーイはあかんね・・なんて思ったりして。 サブリナを応援するララビー家の使用人たちと、パリでサブリナに「馬の真似をするのはやめなさい」と助言するバロンがキュートで好きです^^ ところで、大金持ちは天気を操作できるんですか??wilderaudrey |