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- 2023.12.07 Thursday
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ドイツの大ヒット作だそうです。ドイツですが、アウグストは関係ありません(笑) タイトルはエロスな感じっぽいですが、そういうシーンがあっても官能的な雰囲気では全然なく、色んなものが渦巻く人間模様が面白い、コメディドラマでした^^ ◆悦楽晩餐会/または誰と寝るかという重要な問題(Rossini, oder die mörderische Frage, wer mit wem schlief)1997年 監督、製作、原案、脚本:ヘルムート・ディートル
舞台はミュンヘン。映画関係者御用達で一見さんお断りのイタリアン・レストラン "ロッシーニ" に集う人々の色々を描いた群像劇です。 群像劇の中でも、一つ大きく扱われているエピソードがあり、それに関わる人々やその周辺の人々の小エピソードが散りばめられてるというタイプですね。なので個人的につい群像劇に期待してしまう、"最後にすべてがつながる驚きや快感" はこの映画には少ないようでした。 しかしこれ、なかなか面白かったです♪ 数多いキャラクタたちの誰も彼もがとにかく自己チュー!みんなして欲むき出し!! しかしそれぞれがとても個性豊かで分かりやすい!そしてもちろんなんか変でコミカル!その中に悲哀を感じさせるものもあり。大半の登場人物が愛されキャラでは決してないのに、なんか魅力的なんですよね〜。40歳の誕生日を迎えるモテモテツンデレ美女の憐れな内面なんかイタくてしょーがないのに、つい注目しちゃったり。 作家ヤーコブが書いたベストセラー小説「ローレライ」の映画化の企画が物語の中心です。監督ウフーと製作者オスカルは主演にふさわしい女優が見つからず悩んでいるが、それ以前に原作者ヤーコブが映画化を頑なに拒否していることが分かり、投資家も渋り始め・・・「ローレライ」は無事に映画化されるのだろうか?という話ですね。 映画制作のちょっとした裏側的な部分(もちろん面白オカシナ誇張ですが)が観られた感じもありますし、その脇に変だったりリアルだったりする様々な色恋沙汰が面白かったりして、とても楽しめました^^特にモノ凄い笑いどころが満載というわけではないですが、妙に楽しかったです♪ |