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- 2023.12.07 Thursday
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自然か文明か、とかなんとか・・・ ◆ヒューマン・ネイチュア(Human Nature)2001年 監督:ミシェル・ゴンドリー
ミシェル・ゴンドリーと言えば、ビヨーク(Bjork)などのミュージック・ビデオで知られる監督。2004年に「Directors Label」というシリーズで、スパイク・ジョーンズ、クリス・カニンガム、ミシェル・ゴンドリーの映像作品(主にミュージック・ビデオ)を集めたDVDが3本同時発売されてましたね。当時私は予算の関係で、この中で1枚だけ買おうと散々迷ってスパイク・ジョーンズを選んだんですが(「Praise You」のドキュメンタリとか面白かった!)、このミシェル・ゴンドリーも随分迷ったんですよ。White Stripesの「The Hardest Button To Button」とか、Chemical Brothersの「Star Guitar」とか、Kylie Minogueの「Come Into My World」とか、遊び心、ユーモアのある大好きなビデオが多いのよね。 で、この映画ですが、なんと言ってもリス・エヴァンスの野生化ぶりが凄い!「ノッティングヒルの恋人」でもおサルな雰囲気があった彼ですが、それをここで本格化した感じ。人間なら普通は理性で抑えるところを抑えられない素の人間の姿は、期待通りのお約束通り!面白く完璧にやってくれてます。そんな彼が、マナーに異常に厳しいネイサン博士に厳しく訓練をされて見事に人間としての振る舞いを身につけるわけですが、その変身ぶりもカッコいいっす。そこまでになる??というくらい^^ そのマナーにうるさい文明人のネイサンを演じるティム・ロビンスは、こういうピリピリしたりイライラしたりの役ばっかり見てる気がするけど、そんなイメージ強すぎですよね。このネイサンはマナーを他人に押し付けるなんだかヤなヤツだなという感じなんだけど、文明が人間を人間たらしめると信じてたり、「欲望に従うな」と言いながら従わずにいられなかったり・・・私の中では人間といったらこれ。ナチュラリストのライラは断然不自然です。自然のまま自由に・・・は、私にはわからないですね^^; 自由といいながら、そっちのがよっぽど説教臭くて自由じゃなくね?・・なんて思っちゃう私は浅はかな考えのダメな子かな。 でも実は、この映画の言いたいことはそんな説教臭いことじゃないってところがいいんですよ。このオチは私にはもの凄く心地よかったです^^ifans |