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    【青い棘】(2004年)

    とにかくアウグスト・ディールが見たくて録画してみましたー!
    青春ものですが、爽やかなお話では全然ありませんでした^^;


    ◆青い棘(Was Nutzt Die Liebe In Gedanken)2004年
    監督:アヒム・フォン・ボリエス
    1927年ベルリン。寄宿学校の同級生パウル・クランツ(ダニエル・ブリュール)とギュンター・シェラー(アウグスト・ディール)は、対照的な育ちや性格ながら気が合う友人同士。ある週末を過ごしたシェラー家の別荘でギュンターの妹ヒルデと再会したパウルは彼女の虜となるが、ヒルデは一人に縛られたくない自由人で・・・

    アウグスト・ディールがお坊ちゃま学生でダニエル・ブリュールが貧乏学生ってのも、ソレらしいっスねー!二人ともピッタリ♪そしてアウグストのあの高貴っぽい顔!聡明そうなデコっぱち!魅力的ではありますが、画像を色々見てると「だからといってそこまで丸出しにしなくても^^;」とも思うこともある私的には、前髪下ろし気味のここでの見た目はモノっ凄い良かった!!



    1927年にベルリンで実際に起きた『シュテークリッツ校の悲劇』を元にしたドイツ映画です。この事件は知りませんでした。
    我々が死ぬ理由は愛のみ。我々が殺す理由は愛のみ。ゆえに我々は愛を感じなくなった瞬間に命を終わらせ、そして愛を奪った者を道連れにすることを誓う。
    という宣誓をし合う "自殺クラブ" を結成した二人の男子学生の物語です。

    若い頃ってこんなに「イエスかノーか」、「全てか無か」だったかしら^^;「愛がすべて」って美しく聞こえますが、青い価値観って感じですよね。特に不安定で脆い10代の時期にこんな考え方を美学とする者同士がつるめば、思いつめるばかりで不健康さが増すしかない気がします。極端な思想を持つことが悪いとは言いませんが、視野が広げられる年齢まで持ちこたえて欲しいものだなと思いました。

    しかし登場人物がこの若さでドロドロですよ。パウルが夢中になったのは友人の妹ヒルデ。それを知りつつヒルデの友人エリは一途にパウルを想う。しかしヒルデは「両手いっぱいに男が欲しい」という小悪魔。そんな彼女の現在の恋人はハンス。彼はヒルデの兄ギュンターの元恋人。いつ誰が傷付いてもおかしくない大変な状態です。



    しかし傷付くからと言って、 〔真の幸せは一生に一度しか来ない。その後は罰だけだ。だから幸せの絶頂の時にこの世を去るべきなんだ〕 なんて話がいったいどこから出てきたんでしょう。一生に一度だとしても、なぜこの幸せが絶頂だと言い切れるんですか?その後幸せがないなんてなぜ言い切れるんですか?誰が言ったんですか?なぜそう信じるんですか?今、未来に希望が持てないとしても、この先何が起きるかなんてわかりませんよ?そこまで絶望を感じているのに、今これが絶頂なんですか? "真の幸せ" はまだ来てないかもしれないですよね?うぅーーーーん、イライラしちゃう^^; 

    しかしこれ、実際に起きた殺人や自殺を描いているので、なんとなくコメントし辛いですね。ま、とにかく何よりも個人的には若く美麗なアウグスト・ディールがバッチリしかもタップリ堪能できただけで大満足です!あ、いえいえ、ツラい話ではありますが美しい映画ですよね。でもまぁ、繊細で影響を受けやすい青少年には大人になってからお薦めしたいような気がします。
    あと、あの "古き良き" な雰囲気の音楽がとぉーっても良かったです!diehl, daniel



















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