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- 2023.12.07 Thursday
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政治のことなど(しかも海外のだし)よく知らないし、あまり興味もないので、「堅い感じだったり難しくてよく解らないようなら、すぐ観るのやめちゃおう」くらいの感じで取り敢えず再生してみました。が、全然大丈夫でしたね!思いのほか面白かったです♪ ◆スーパー・チューズデー 正義を売った日(The Ides of March)2011年 監督:ジョージ・クルーニー
観た後に一応、"スーパー・チューズデー" ってのだけ調べてみました^^ スーパー・チューズデー=アメリカにおいて、大統領選挙の予備選挙が集中する火曜日の通称。予備選挙で、各党の大統領候補を選出する代議員が選ばれるため、大統領選への出馬を目指す候補者は、自分を支持する代議士をより多く獲得しておく必要がある。なる〜^^ 私はこれを知らなかったので、劇中でキーパーソン的になっていたトンプソン上院議員(ジェフリー・ライト)が何なんだかよく解らなかったんですよね^^; ・・・って、難しい政治ドラマって印象になっちゃうといけませんね。そうじゃないんですよ^^ 政治活動に積極的なジョージ・クルーニー監督が自ら演じた大統領候補者によって、色々な主義・主張が「公約」などとしてちょこちょこと挿入されたりしていましたが、その内容自体は基本的にほとんど物語に関係がなく、言いっ放しですし^^ とにかく政治活動そのものではなく、大統領候補者たちの裏で働く参謀たちによる戦略、駆け引き、陰謀といった頭脳戦を見せるお話だったので、サスペンス風に楽しめました。その中で、ライアン・ゴズリング演じる30歳の有能な広報官スティーヴンを中心とする物語となっています。 そのスティーヴンは、新人ではないし決して特にナイーヴなわけでもないながら、自分がバックアップしているモリス知事(クルーニー)に理想を見、心から惚れ込んでいた野心家で真面目な青年。そんな彼が、知らぬ間に駆け引きのど真ん中に放り込まれたことにより "裏側" のなんたるやを身を以て知り見事に毒花を開花させるに至る、という展開がとてもスリリングで面白かったです。スティーヴンを演じたのが、ゴズリングという熱過ぎない男ってとこがいいですね^^スマートにも十分見えるし、若い女性と関わる甘さももちろんあり、観ていて政治ドラマの堅さなんかを感じさせない心地良さがいい感じです。一人の男の変貌する様を見事に演じていてゾクゾクしちゃいました♪ あと、タイム紙の記者をマリサ・トメイが演じていたりと、キャストがとにかく豪華でしたね〜。内容も政治もののくせに娯楽作品の趣が強くて面白かったですし、観て良かったです! |