スポンサーサイト

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2023.12.07 Thursday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク




    【黒衣の花嫁】(1968年)

    トリュフォー作品を集めたDVDのBOXセットに収録されていない作品です。そういえば持ってないから観てないぞ、と気づいて買っちゃいました^^


    ◆黒衣の花嫁(La Mariee Etait en Noir)1968年
    監督:フランソワ・トリュフォー、原作:コーネル・ウーリッチ
    結婚間近のブリス(クロード・リッシュ)は残り少ない独身生活を楽しんでいた。ある日、彼の住む留守中のアパートに、見知らぬ美女(ジャンヌ・モロー)が訪れる。応対した管理人によると、どうやら彼女の方もブリスの顔を知らないらしい。後日、アパートで開いたパーティに例の謎の美女が現われ・・・

    上のあらすじは、物語のはじめの方の謎めいたところに留めておきましたが、この後、どんな話なのか書いちゃいます。知りたくないよーって方は残念ですがここでお引き返しくださいまし^^;
    あ、でも一つだけ。この映画はタランティーノ監督がモチーフにした作品とのことですので、タラ氏のファンの方はご覧になるとよいですよ^^

    ↓ネタバレご注意↓






    結婚式を終え、教会から出てきた新郎新婦。しかし祝福を受け幸せの絶頂の最中、夫が何者かに射殺されてしまう。最愛の夫を突然亡くした若妻はその後、5年間で犯人と呼べる5人の男たちの所在を突き止め、復讐のために次々と殺害していくことに・・・。

    そう。タランティーノがこれをモチーフとした作品は「キル・ビル」です。当然こちらはあのようなバイオレンス系ではありませんけどね。非情ではあっても暴力的ではなく、ラブシーンも一切なしで描く愛の物語です。
    インタビューによると、トリュフォー監督はこの作品は忘れたいほどの失敗作と見なしているそうですね。明るい昼間のシーンばかりのカラー作品なため、ミステリアスな雰囲気が全て台無しになってしまっているとのこと。
    確かに、あらすじを知らずに観た私は、ちょっと謎めいた感じではあるものの、一人目が殺害されるまでサスペンス・ドラマだとは気づいてなかったんですよねー^^;

    しかしサスペンスだと分かれば、何人殺す気なんだろう?目的はなんだろう?真相は?結末は?と楽しんで観られました。ま、正直に言えばやはり、本来あるべきドキドキ感は特に無かったですけれども^^;

    この作品では "一応サスペンス" な物語でしたが、原作はどんでん返しなども仕込まれたもっともっとサスペンスらしい話だったそうです。しかしトリュフォーが撮るとなればやはり主題は「愛」ですよね。"一途な愛を描く" ということが狙いだとすれば、特に問題ないつくりだったのではないでしょうか。サスペンスを意識し過ぎてゴチャゴチャとややこしくしなかったのは正解のような気がします^^単純明快な復讐劇で、私はキライじゃありません♪

    主人公を演じたのは「突然炎のごとく」でモテモテだったジャンヌ・モロー。こちらでは女を武器にして憎き男たちに近づき・・・と言う役で、男を虜にする魅力は健在・・・と言いたいところですがー、残念ながらそうは思えず^^;「突然〜」から6年が経ち40歳になったモローは少しふくよかになり、特に口元に熟女感を漂わせまくってました><まんまと罠にかかる男性陣も若いわけではないので、酷くおかしいわけじゃないのでしょうけど、簡単にデレレ...となってしまうのにはどうも無理があるように見えますね。「デスパレートな妻たち シーズン7」でブリーがブライアン・オースティン・グリーンにべた惚れされるのに似た違和感^^;もちろん美人は美人なんですけどね。

    キャストにはジャンヌ・モロー以外にも、他のトリュフォー作品で馴染みのある俳優さんがチラホラ見られました。殺される5人の中には「暗くなるまでこの恋を」の探偵役ミシェル・ブーケや、「夜霧の恋人たちの」靴屋社長のタバール氏役ミシェル・ロンズデール(この方はマイケル・ロンズデールという名前で有名作にも出演している有名俳優だったのですね〜)、「恋愛日記」「私のように美しい娘」のシャルル・デネなどが。
    あと、1人目の住むアパートの挙動の可笑しい管理人役は、「家庭」でアントワーヌに出くわす度にお金をせびる男でしたでしょうか??似てるだけ?
    個人的には1人目を演じたクロード・リッシュが好きなタイプでした^^

    francois





















    スポンサーサイト

    • 2023.12.07 Thursday
    • -
    • 10:41
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク




    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2024 >>

    Favorites



    ブログ内検索

    categories

    洋画

    どこかでなにかしらしています


    Amazonで検索

    profile

    の自己紹介

    powered by
    似顔絵イラストメーカー



    Sub-Blog


    links

    archives


    selected entries

    Amazon Recommend







    others

    recent trackback

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM

    sponsored links