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- 2023.12.07 Thursday
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さて誰のラヴコメかな〜ん?と詳細を見てみると、なんとフレディ・ハイモア!「チャーリーとチョコレート工場」や「奇跡のシンフォニー」のあの坊やですよ^^彼も恋愛映画に出るような年齢になったようですよ! ◆最低で最高のサリー(The Art of Getting by)2011年 監督、脚本:ギャビン・ウィーゼン
《『(500)日のサマー』のスタジオが贈る、ポップでキュートなスイート&ビター・ラブストーリー! 》とのことで、恋愛ものではありましたがコメディではないようでした^^ どうせ皆いつか孤独に死んでいくだけだと思ったら、何をしても全て無駄に思えてしまい、何もする気になれない。学校へは行っているけれども無気力な毎日を送っているだけ。課題はやろうともしないし、授業中は話も聴かず、ひたすら教科書にお絵描き。 当然そんな態度で学校が黙っているわけはなく、校長から退学間近を言い渡され卒業の条件を出されるわけですが・・・。 文字が書かれていようがお構いなしに教科書のページを埋め尽くして描き込まれたイラスト群が、PUNK系CDのジャケなんかで見るようなファンキーな本格的作品集となってしまっていてスゴいんですよね。あれ、もっとじっくり見たいわ〜^^ 次々と湧き出るイメージを、暇さえあればとめどなくイラストにし続ける彼は、もちろん絵を描くことが好きですし、大得意。けれどいざ授業でテーマを決めて描けと言われると描けない。 テーマなんてものを決めたらその時点でウソっぽくなっちゃうから。 言いたいことはわかりますが、こんな調子では世渡り下手すぎるでしょ!?言葉を選ばずに言えば、世間知らずのバカですか?もしくは Are you mental ? ってなトコですか?それとも逆に、聡明ゆえにと見るべきでしょうか?ま、なんにしろ将来が心配ですよねぇ。 しかしジョージの無気力は決して「ちびまる子ちゃん」的なサボりの言い訳ではなく、真剣なんですよ。 彼は礼儀正しく、とても真面目で正直な少年です。ところがどうやら "真面目過ぎ" と "正直過ぎ" をこじらせてしまってる様子ですね。色々と考え込む複雑で...もしかしたら同級生よりちょっとオトナな人間なんでしょうか? ところが学校をサボったある日。継父の秘密を偶然知ったジョージが最も問題視したのは、その内容よりも "隠している" ということで...。サリーに対しても想いを口に出すことすらできないくせに、しまいには裏切り者でサディストなビッチ呼ばわりですよ。コドモか!(笑)まぁ、サリーが彼を振り回した状態ではあったので、あながち間違っちゃいないんですけども。とにかくオトナってこたーないですね。"サマー" 状態の彼女に恋しちゃったウブな少年ですから、彼の戸惑いや怒りも解るんですが、観ながら彼の早期の成長を切に願っちゃいました^^; こんなジョージはこのままではろくな大人に成れないんじゃないかと普通に心配しちゃいますが、そこは大丈夫。映画ですからね♪ 彼の成長を描く方向になっています^^ そして高校生のほろ苦い青春物語ですので、安心してご覧になってください(笑) 無気力男子が中心の物語だからか全体的に淡々とした雰囲気ですが、とにかく青臭さを満喫できました!恋愛ばかりの物語でもないので、高校生の恋愛話に入りにくくなってる私もそれなりに楽しめましたね^^ ただ、素直にキュンっと出来たかというと・・・それは少し微妙。いえ、私が今現在そういう "時" じゃなかっただけです。青春まっただ中の方ならきっと共感部分も大いにあるでしょうし、"青春時代を振り返る時" が来てる方にも、これは!!って所があるかもしれない良い映画だったと思いますよ。 ただ、到底できるとは思えないことをやり遂げたり、素晴らしい出来として扱われるアレがそれほど良いと思えなかったりと、私の中で少しバカバカしくなってしまう要素があったために、最終的な印象が下がってしまったのが残念でしたが。 主演はフレディ・ハイモア。ちょっとの間にすっかり大きくなりましたね。モヤシなイメージは変わらず、"いい子" なばかりの役は卒業って感じでしょうか。(いえ、それでも十分イイコ!)もしイメチェンをはかるなら、ちょこっとずつして行ってくれるといいですね。突然マッチョに変身したりはしないでほしい^^ |