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    【カンパニー・メン】(2010年)

    ナタリ監督の「カンパニーマン」とどっちがどっちだっけ?となりそうだなーなんて思いましたが、観たら覚えました^^主役が複数の方が「メン」ですね(笑)
    こちらはもっと身近な内容を扱った、深刻な社会派ドラマでした。


    ◆カンパニー・メン(The Company Men)2010年 監督:ジョン・ウェルズ
    ボストンの大企業GTXはリーマンショックによる大不況を受け、大幅なリストラを敢行。エリート・セールスマネージャーのボビー(ベン・アフレック)も対象になった。それでも彼はすぐに再就職できる自信があり、生活のサイズダウンなど考えられない。しかしすぐに厳しい現実を目の当たりにし・・・

    実はうちの夫の転職が決まろうとしていたところでリーマンショックにブチあたりましてね。転職先の会社が募集事態を取り下げちゃって転職の話が流れたんですよ。まぁ、辞表を提出する前だったので窮地に陥るのは免れましたが、あの時はドキドキしましたねぇ。家の稼ぎ頭が突然収入を失ったらと思うと、本当にゾッとします。

    この映画は、こんな私の体験談と比較するのは申し訳ない、とても深刻でリアルな物語でした。
    「大手○○社が△千人の人員削減」なんてニュースで聞く事がありますが、正直普段は耳に入っても数字でしかなかったり。そのため「不景気でや〜ね〜」くらいで流しちゃってましたが、こういうことなんですよねー。ニュースでは伝わって来ない当事者個人のリアルな実状・・・。もの凄く怖いです。

    突然リストラを宣告された重役たちの、それぞれの "その後辿る道" を描いた映画です。中でも軸となって見ていたのは私と同世代のボビー。妻と2人の子どもと大きなおウチで暮らしてポルシェを乗り回し、休日はゴルフ三昧という成功者らしい生活を満喫していた男。
    予期せぬ解雇にもちろん怒り戸惑いながらも、イマイチ現実が見えていない。すぐに再就職できると踏み、生活レベルを落とす気など更々ないし、ちょっと困ったからと言って肉体労働までしようとは思わない。オレは成功者だ!!のアティテュードは崩さない。

    しかし当然そんなものは続くわけはなく、支払いが次々と滞り自分より先に幼い息子が空気を読んだことを知って現実を認めざるを得なくなり・・・。

    生活の質を落とすというのは、実際難しいですよねー。我々庶民からしたら、ボビー家なんか全然落とせるじゃん!って感じに見えちゃうんですけど・・・やはり難しいのは同じ。思うように行かずイライラも募るし。
    ついつい自分に置き換えて見てグッタリしちゃいました。

    それでも最終的には物語は前向きです。但し、希望を捨てるな!前向きに頑張ろう!というハッピーエンドは悪くないですし、現実に置き換えたくなる物語ではありながら、どこかおとぎ話に見えちゃう所があるのは難点かな。ボビーがやけに恵まれて見えるんですよね。現実をしっかり見つめ夫を叱咤激励し広い心で支えるよくデキた妻、こんな状況の中いつでも聞き分けの良いイイコな子供たち、素っ気ないながらも手を差し伸べる義兄、ボビー一家を受け入れてくれる実家、相談にのってくれる元上司など、都合よく恵まれ過ぎというか^^;立場が違い過ぎて共感しにくい感じがしました。

    その他、同じ会社からリストラ対象となった重役にクリス・クーパートミー・リー・ジョーンズ。ボビーの話と同時に描かれる、更に年配の彼らの事情も辛かったですね><
    その首切り係を任されたのはマリア・ベロ。ボビーを支える献身的な妻にローズマリー・デウィット。彼女の兄で、不仲なボビーに手を差し伸べる工務店主はケヴィン・コスナー
    豪華キャストで描かれた、人生の厳しさと家族愛のシミジミとしたドラマでした。自分がこの立場になった時には、ボビーの妻の姿を思い出したいと思います。






















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    コメント
    おしっこもらしそうになる映画でした。 さん、こんばんは。
    ・・・て、なんつーお名前ですか!

    家族が支え合って生きるのも悪くないと思いますが、まぁ人それぞれですよねー^^
    • *jonathan*
    • 2013/09/23 9:24 PM
    おしっこもらしそうになる映画でした。

    こういう人生もあればブコウスキーみたいな人生もある。

    結婚はしないほうがよさそうだと感じてしまいました。
    • おしっこもらしそうになる映画でした。
    • 2013/09/23 8:50 PM
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