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    【嘘つきは恋の始まり】(2008年)

    何かとゴッチャになっちゃうアリガチな邦題のせいで、「またあぁいうヤツね」と流される感じになってるでしょ、これ。おまけにこのDVDジャケ!ケイト・ハドソン&マシュー・マコノヒーとか、キャサリン・ハイグル&ジェラルド・バトラーとか、アン・ハサウェイ&メリル・ストリープとか(←違う笑)で見たような、これまたアリガチなヤツですよ。しかもヒロインがウィノナ・ライダーですし、流しちゃう人が多そうですよね。こんな系統のラヴコメを好んで選ぶ私でもパスしようとしてたくらいだもん^^;


    ◆嘘つきは恋の始まり(The Last Word)2008年 監督:ジェフリー・ヘイリー
    遺書の代筆サービスをして生計を立てているエヴァン(ウェス・ベントリー)。彼は顧客の一人、マットの葬儀に訪れた際に、彼の妹シャーロット(ウィノナ・ライダー)と出会う。エヴァンに興味を持ったシャーロットにデートに誘われたエヴァンは、本当の職業を言うわけにもいかず作家だと嘘をつき付き合い始めるが・・・

    実はこれ、こんな "ラヴコメ" なイメージの作品じゃなかったんですよ。
    確かに、主人公青年が便宜上ちょっと嘘を付いた上で美女と付き合うようになったという展開ですから、邦題がまったくの嘘だとは言いませんが、この映画はそこじゃないよね〜って感じです。要は主人公エヴァンとヒロインのシャーロット(ウィノナ)の関係がどうでもよく思えるほど、別のところが印象に残ったし気になったし面白かったんですよ。

    良かったのは、エヴァンの "現在の" 顧客アベル(レイ・ロマノ)とのクダリ。エヴァンがシャーロットとほぼ平行して物語の最後まで関わって行く人物ですから、ストーリーの中心の1人ですね。顧客との打ち合わせ以外には他人との関わりをほとんど持たずに来たエヴァンが、恋をしたことにより次第に心を開くようになるという話ですが、彼がいつの間にか少し心を開いちゃう相手がアベルです。

    ですから物語は彼の恋愛が中心ではなくて、エヴァンという殻にこもり気味な青年の変化や成長を描いているわけですよね。主人公がそんなキャラなためか映画全体のトーンは軽くないですし、そのため肉食系な感じでグイグイ来る女シャーロットが場違いに思えて、恋愛の話なんか不要に感じちゃったんですよね〜。なので、彼女云々よりもアベルとの交流の方を大きめにフィーチャーして進めてくれたら、もっと良かったのにぃなんて思いました。とは言っても、結末をラヴコメ・モードから少し離してくれたのは良かったです♪

    で、その新顧客アベル。彼の横柄風(しかも発言はいつも下劣)のキャラは、最初は苦手なタイプだなぁ〜...と眉間にシワを寄せて観ていたんです。歯に衣着せぬ物言いのアベルと物静かで生真面目風の暗い男エヴァンでは、ビジネス以外で付き合える二人には思えないし。でもなぜかアベルに突然電話で呼び出されたりして、風変わりな彼と関わるうちにエヴァンが彼に恋愛相談をするまでになる様が、可笑しくもありながら微笑ましくも思えてきました。このアベルって、自分勝手で偉そうにも見えるけど、もしかしたら笑顔で同じことを言えば "フレンドリー" ってことになるのかもしれないですね。そう思うと徐々にアベルのことも好きになっちゃいましたよ。

    アベルを演じたレイ・ロマノという人は有名な俳優さんですかね?私は知りませんでしたが、きっとコメディアンですよね。覚えておきたいと思います^^

    主演は、刺さりそうな視線が印象的なウェス・ベントリー。ここでは「アメリカン・ビューティー」で彼が演じた、あのビデオ少年のその後かのようなキャラを演じていました。腹に何抱えてんのかな?って感じのミステリアスなキャラクタがやっぱり似合いますよねー。セクシー系ではないものの、あの眼力がスゴい魅力的です。

    この映画は「凄く良かったからオススメ!」と言いたいほどのものではないかもしれませんが、違ったイメージの邦題とDVDジャケのおかげで思わぬ良い拾い物をしたわ♪という感じでした。そういう意味ではこんな邦題付けるのもアリだったのかも^^





















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