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- 2023.12.07 Thursday
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あけましておめでとうございます☆今年もどうぞよろしくお願いします! さて早速ですが、『自称スーパーヒーロー』もののコメディです♪主演のレイン・ウィルソン(「ROCKER 40歳のロック☆デビュー」他)は、痩せたら結構嫌いじゃない系なんですけど... ◆スーパー!(Super)2010年 監督、脚本:ジェームズ・ガン
最愛の妻が誘拐された!と警察へ駆け込むも、彼女が自分で家を出た形跡しかないため全く取り合ってもらえない。しかしフランクの中では、ドラッグディーラーなんていう超極悪人に妻が連れ去られたことになっているので、自分でスーパーヒーローとなり妻を助けに行かなければ!!という理屈になっちゃったわけです。妻を失ってちょっとおかしくなってしまった、可哀想な男の話ですね^^; まずは、コミックショップで特殊能力を持たないスーパーヒーローを教えて貰い、研究してコスチュームを自作し、パイプレンチを武器に選んで街へ繰り出します。とりあえず、その辺に居る「悪い奴」に制裁を!ということで、道端でドラッグを売ってる男や淫行を働く男なんかをいきなりパイプレンチで殴り倒し、立てなくなるまでボコボコにしていきます。彼自身にスーパーパワーなんかが無いのはもちろんですが、映像的にも爽快な特殊効果を加えるでもなく、ただただガコッ!ボカッ!ゴンガンゴン!!と武器も持たない相手を半殺しまで叩きのめす図という、「ちょ・・・いや、それ・・・いいんスかね?^^;」と心配になる程の単なるやり過ぎな暴力。 案の定ニュースに取り上げられた彼は、「いきなり市民に暴力を奮う、コスチュームを身につけた男が街に出没しています」と、通り魔事件な扱い。 これってきっと、スーパーヒーローものを皮肉ってるんですよね。ロビン的位置に立候補したコミック店店員のリビーのこのセリフが効いてます。 だってスーパーヒーローが人を殺しちゃダメなんて知らなかったもん。 おバカヒーローコメディに見せかけて、実は結構なメッセージを含んだ考えさせる物語のようです。しかも彼をその道へ導いたのは「神」。そう、宗教もターゲットでしょう?^^こんな系統のメッセージは、個人的にはとても痛快でかなり好きです^^コメディ的な笑いは少ないかもしれませんが、別の意味でとても面白い映画だと思いました♪ 加えて今作は、なかなか豪快俳優陣がとても楽しませてくれました。主演のレイン・ウィルソンは、以前見たよりも印象が良くて、わりと嫌いじゃない系かもね・・・と気づきました^^;元々イケてない人生の中のドン底に陥った男というとても可哀想な役でしたが、残念な男であっても妻ひとすじというキャラがなんとなくステキに見せていましたね☆ |