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    【3時10分、決断のとき】(2007年)

    なんとなく好きなクリスチャン・ベイルが出ているので、たまにチェックしているオンデマンドのビデオリストで見かけて気になったものの、内容を見て「なんだ、西部劇かぁ〜」とスルーし続けていた作品です。「面白かった!」とのご感想を拝見したのでチャレンジしてみましたー。


    ◆3時10分、決断のとき(3:10 to Yuma)2007年 監督:ジェームズ・マンゴールド
    アリゾナで小さな牧場を営むダン(クリスチャン・ベイル)は、家族と苦しい生活を送っていた。そんなある日、町へ向かったダンは強盗団のボス、ベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)が保安官に捕まる現場に居合わせる。ウェイドを公開縛り首にするためにユマ行きの列車に乗せるまでの護送チームが組まれ、ダンは報酬目当てで加わることにし・・・

    馬移動、舞う砂埃、駅馬車を襲う強盗団、早撃ち、銃撃戦、酒場(あの、両開きで前後スイングする扉は見かけなかったような?)・・・ホントにホントの西部劇なんですねー。
    個人的には男臭い映画にはどうも興味が持てないので、西部劇ってだけでパス!ってところですが、これはそんなことを言ってる場合じゃない良い映画でした!

    南北戦争出兵時に負った怪我、鉄道を通すための立ち退き目的の嫌がらせ、そして返せない借金。牧場経営が上手くいかず、家族からも冷ややかな目で見られ、自分でも不甲斐なさに苛立つ主人公。そんな彼が、いっちょ男をあげたろうかいと極悪人の護送に参加して・・・という話です。


    とにかく借金を返さないと!ということで、自分の牧場を経営難に追い込んだ鉄道会社に協力することになったダン。護送する一行にはダンの牛小屋に火をつけた張本人も同行しているし、変な緊張感があります。
    道中には、ボスの奪還を狙う強盗団の仲間たちが追ってくるだけでなく、次から次へと色んな危機に見舞われ、護送する側、される側関係なく、共に危機を乗り越えていったりなんだかんだありつつ、ダンと息子との関係も軸に置かれた物語となっていました。善玉悪玉といったことよりも、男の生き様を示そうという父親のアツいドラマですね。そんな父子と出会ったことにより、極悪人の中でも何かが変わる、といった感じです。


    それにしてもラッセル・クロウががいいですね!聖書の一節をさらりと引用する知性をのぞかせたり、スケッチを嗜んでいたり。彼が荒くれ者でも全然当たり前と思って見るところですが、そんなキャラではないんですよ。もちろん悪党には違いないし、必要な所では非情さも見せる。しかし怨みのない一般人への対応の柔らかさと余裕、そしてカリスマ性・・・カッコ良過ぎ!ちょっとした仕草や表情にも凄く惹き付けられましたし、二面性のある少し複雑なキャラを演じたクロウは、やはりその素晴らしさを認めざるを得ない役者ですねー。
    ホント、西部劇だからと食わず嫌いしないで、是非チャレンジしてみて欲しいオススメ作品でしたよ!










    *追記*

    物語の最後のシーンについては、私も「そりゃないぜ?!」と眉をひそめた一人ですが、その後に見た Amazon の書き込みの中に、『ウィリアム少年がその後とると思われる行動を見越し、それを阻止するため(愚行に出る必要をなくすため)の取り計らいではないか』という解釈をされてるレビューを発見して、ハッ!としたまま、わたくし現在、白目むいて固まってます(笑)




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    コメント
    ※下記コメントの追記
     考えてみれば、結構感情で動いてるようなところもあったような気もしますね・・・。だいぶ忘れてきてる上に、考えてるうちに頭の中で、どんどん彼が美化されてきたような気も・・・^^;いい加減ですみません。
    • *jonathan*
    • 2012/12/01 1:29 PM
    hinajiroさん、こんにちは^^

    >ホッ。がっかりさせずに済んで安心しました。
     ホント、ありがとうございました!hinajiroさんが観て紹介してくださらなかったら、私は絶対出会えなかった映画ですもん^^

    >え?そこまで?!(笑)
     あの手の人に、感情じゃなく頭で考えて行動する様子を見せられるとコロっといっちゃうんですよ、私^^;賢く冷静な感じがすっごくカッコ良く見えました^^ でもまぁ、それでクロウの顔をずっと見ていたいかと言えば、それは無いですけどね(笑)

    >なるほど、最後のシーンには
     この解釈ができてたらその場でもっと感動できてたかも、と思いました。しかし私はともかくhinajiroさんや多くの方がそう読み取ってらっしゃらないということは、その解釈も特に正解でないか、もしくはあまり上手く表現できてなかったか、ということですかね。でも個人的には、そのレビューがとてもしっくりきて感激している次第です^^
    • *jonathan*
    • 2012/12/01 1:22 PM
    >個人的には男臭い映画にはどうも興味が持てないので、西部劇ってだけでパス!ってところですが、これはそんなことを言ってる場合じゃない良い映画でした!

     ホッ。がっかりさせずに済んで安心しました。

    >それにしてもラッセル・クロウががいいですね!

     いやはやすっかり見なおしちゃいましたね、彼。

    >カッコ良過ぎ!

     え?そこまで?!(笑)

     なるほど、最後のシーンにはそういう事情があったんですか。全く読めていませんでした。
     賢くていい奴だったんじゃないですか!

    • hinajiro
    • 2012/12/01 1:27 AM
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