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- 2023.12.07 Thursday
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音楽がすっごく良くてぜひ名前をチェックしなきゃ!と目を凝らしていたら、なんと Grizzly Bear!つい最近初めて聴いて大ハマリしたバンドでした^^奇遇ですね〜 ◆ブルーバレンタイン(Blue Valentine)2010年 監督:デレク・シアンフランス
強烈にブルーな気分に落としてくれる映画ですが、私は好きでした。決して甘いラブストーリーでも、美しい感動モノでもありません。観るのにちょっと覚悟が必要なくらい、リアルでヘヴィな内容でした。 ヘプバーンとフィニーの「いつも2人で」のような感じですが、こちらの方がより残酷な見せ方で容赦ない現実を突きつけてくるのでゾゾゾときちゃいました。 別れるしかない二人を描きながら、それと対比させるように愛し合っていた過去の二人を所々に挿入するという構成がとてつもなくせつない。そしてその極めつけが、過去の輝きを集約したようなエンディング。涙がブワっと流れ出た>< いったいなんだってこんなことになったのか・・・。現在のこの悲惨な状況に陥るまでになにがあったのかはこの本編でははっきりは判りませんが、恐らく特に何かがあったわけではないのでしょう。小さな不満の積み重ねでしょうか。それがこの日、ついに爆発してしまった。どちらかに決定的な落ち度があるわけではない。どこにでもいるフツーの夫婦の日常にしか見えない。日々のモヤモヤをこじらせてしまった結果なんですよね。こじらせる前に話し合うのが大事だけど、話し合おうとすると口論になってしまう。ただお互いに歩み寄ることさえできていたら・・・。 「がんばろ〜ぜ!」な人と「楽しも〜ぜ!」な人。温度差が生まれ、噛み合わなくなってくるのは仕方ないのかもしれない。でも、努力して上を目指し充実した人生を望む妻と、一応働いてて収入はあるし今以上を求める気はなく家族と楽しく過ごすことに重きを置く夫。どちらも別に間違っちゃいません。価値観が違うだけ。・・・いや、「だけ」って、それが一番重要だとも思いますが、それって合わないと諦めるか、どちらかに合わせるしかないんでしょうか?お互いの生き方を尊重して上手くやっていく方法って見つからないのかなぁ^^;融通が効きにくい頑固者なのは、だいたい女の方だと思います。妻が「話し合う気にもなれない。もう無理。」と決め込んでしまったら、修復は難しいでしょう。円満な結婚生活を続ける秘訣の1つとして「夫が折れること」と言われるのは、そういうことですよね。妻を怒らせたら離婚が近づきます。その辺りを上手く操作するのが賢い夫。 ただ、この映画の二人の場合は折れるも何も、ちゃんと話さないからそのチャンスすらないんですよね。ここまでこじらせるまで我慢して黙っていたのでしょうか?言わなくても解って欲しいと願うのはわかりますが、実際は黙っていてはまず伝わらない。不満があったらお互いに伝え合い妥協案を考えるなどして、早め早めに修正していかないとねー。 て、ちょっと暴走しちゃいましたが、とにかくこの映画は面白かったです。世間ではとっくに注目されているけど、これまで個人的には全く興味をひかれていなかった主演の2人の素晴らしさも堪能できましたし。気持ちの良い映画ではないと思いますが、私はとても楽しめましたよ。 ちょっと倦怠期かも?くらいの夫婦が観て「こうなる前に!」と話し合うきっかけにできると良いですね。ま、とにかく結婚前の人は観ない方がいいかも。 |
ご丁寧にありがとうございます!了解です!^^
鉦鼓亭さん的には、アニストンがよっぽどバッドガールだったってことかな?(笑)