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- 2023.12.07 Thursday
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「ロミオとジュリエット」のジュリエットから手紙を貰うのかな?じゃあちょっとファンタジックなお話なのかな?なんて想像したのですが、全然普通に現代の現実世界のお話でしたね^^ ◆ジュリエットからの手紙(Letters to Juliet)2010年 監督:ゲイリー・ウィニック
ライター志望のソフィが訪れた "ジュリエットの家"。そこは、自分の書いたジュリエットへの手紙(主に恋愛関連の悩み相談)を女性たちが外壁に貼り付ける名所となっていた。しばらくして女性たちが立ち去ると、一人の女性がそれらの手紙を回収。奇妙に思ったソフィは彼女の後をつけると、そこでは数人の女性たちが "ジュリエットの秘書" として、すべての手紙に返事を書いていた!
実際に「ジュリエットクラブ」というボランティア団体が存在していて、そういった活動がされているそうですねー^^世界中から手紙が送られてくるそうですよ。しかもそれぞれ自分の母国語で書いてくるので、その言語で返信をしているんですって。凄いですねー!秘書たちを手伝うことにしたソフィは、壁の中に入っていた50年前の手紙を見つけ、それに返信する。するとその手紙に心を動かされた手紙の主クレア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)は孫と共にヴェローナに飛んできた!彼女と接触できたソフィは、一緒に彼女の50年前の恋人を探すことに! という物語ですね^^ この前9年越しで再会した男女の映画を観ましたが、こちらはなんと50年!だいたいこの辺りという自分たちで決めた範囲内で、名前だけを手がかりに探そうという無謀な話ですが、50年の年月を経て再会できれば、なかなかの奇跡ですもんね。ご本人が乗り気で自分も暇なら、是非参加してみたい!とワクワクしちゃいました^^ ここではイギリスから飛んできた老女が、孫の心配をよそにもの凄く乗り気!これを記事にしたいと思うソフィも同行して3人の旅が始まるわけです。 まぁ、孫の心配はわかります。50年も前のこと。相手が覚えていないかもしれないし、お互い容姿も変わり果ててるし、もしかしたら亡くなっているかもしれない。そもそも当時のクレアは相手との約束を果たさなかったという状態で別れてるわけですから、歓迎されないかもしれないし・・・。祖母を悲しませたくない一心なんですよ。そんな彼は、手紙をよこしたソフィを「余計なことをしやがって!」と責め続け、ソフィとこの孫は険悪な雰囲気。しかしこの映画は、クレアの物語が進む中で、同時にソフィの恋愛物語も進行していました。 プレハネムーンだというのにソフィそっちのけで、自分の興味のある分野の予定ばかりを入れる婚約者(彼はイタリア人ワナビー)。で、結局は別行動。いかにもな別離フラグを立てまくり、ソフィの方にも第一印象最悪な新たな出会いを用意して、いかにもな乗り換えフラグも立てちゃう。あからさま過ぎる単純な話ですが、個人的にはこのソフィの恋愛の件には納得がいってません。 結婚という人生の一大事と同時に婚約者が進めているのが、レストランの開業というこれまた一大事。ソフィがないがしろにされているのを見ると、そりゃーこの男が悪い!となりますが、そもそもこの二つを同時期に設定してる二人が間違ってますよねー。 そしてソフィの新たな出会い。そのクレアの孫が悪い人じゃないのは分かりますが、このロマンティックでイレギュラーな状況下での出会いですよ?日常生活に入ってご覧なさいよ。このマジックは続きゃしないぜぇ?^^ ・・・なんてね。いつの間にか私も、夢を見られなくなってきたらしい^^; ま、それは置いといて。わりと単純な物語ですが、イタリアの田舎の美しい風景とクレアを演じたヴァネッサ・レッドグレイヴの、美しい上にユーモアも感じる素敵な佇まいに釘づけにならずにいられない、とっても気持ちの良い映画でした^^訪ねて回ったイタリア人男性たちの反応も面白くて、ほのぼのと楽しめましたよ。 物語の主題もジュリエットの手紙としてハッキリ言葉にしてくれるので、私にも解りやすかったですし♪ しかしホント、ヴァネッサには憧れずにいられないですねー^^ |