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- 2023.12.07 Thursday
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私はミュージカル映画は特に避けはしないけど、観る時にはちょっと覚悟が要るくらいな感じ。しかしこれは、何も心配は要らなかったなと思えるくらい、楽曲も気に入ったし歌声もダンスも素晴らしいしで、楽しかったです! ◆プロデューサーズ(The Producers)2005年 監督:スーザン・ストローマン
なるほど、1968年の映画を元にして2001年に舞台化、更にその舞台を元に映画化したものがこれ、ということですね^^ やけにハキハキとしゃべる感じが古い映画を観てるみたいだなーなんて思いつつ、張り上げる歌声もすげぇな...と思ったら、主演のネイサン・レインとマシュー・ブロデリックは舞台版でも同じ役をやっていたんですね。ネイサンは特に舞台の演技って感じでした。このノリに慣れれば問題ないですが、乗りきれないと気になって仕方ないかも^^;しかし美しい歌声が素晴らしいので、私はさっさと引き込まれちゃいましたよ。 物語自体も昔風のはちゃめちゃなお気楽コメディで、楽しく観られました。しかし導入部を観てるうちに疑問が...。 この映画にウィル・フェレルが出てくるわけ?!すっごく浮きそうなんですけど!だってさー、例えばマリリン・モンローが出てるコメディにウィル・フェレルが出てくるみたいなさー、そんな感じをイメージしちゃうんですけど!><どーなのどーなのぉ?!・・・とね。 しかしこれが!むしろこの役はウィル・フェレルでしょ!ってくらいのハマり役!思いっきりブッ飛んでます♪さすが! まぁ当初の不安通り、この世界にハマってるのかと考えると、どちらかと言えばそこだけウィル色になっちゃってますから、ハマってはいないのかもしれませんけどね。いいんですよ!ここではこれで!(笑)ってことで彼が最低な脚本家の役です。 そして演出家はやたらテンションの高いゲイ・コンビ、ゲイリー・ビーチとロジャー・バート。ロジャー・バートと言えば個人的には「デスパレートな妻たち シーズン2」でブリーに言い寄っていたジョージ役でお馴染みでしたが、彼、いいですねぇ〜♪ デスパでも視聴者の全員が彼が大キライと言い切るくらい(じゃない?笑)徹底して憎まれまくる凄い演技を見せていましたが、こちらでの超ハイテンション振りは最高!そして歌とダンスもとぉ〜ってもステキでしたよ!!ゲイ・キャラとして、こちらが求めるものを完璧に表してくれていたと思います!!大ファンになっちゃいそ〜^^ 女優志望のスウェーデンなまりな女が、映画版オリジナルキャラとして追加されていましたが、シャレなエッチ風味(老婦人たち)だけでは現代の観客には物足りないからでしょうか。というより、もっとわかりやすい華が必要ってことでしょうかね。このユマ・サーマンが演じた凄く可愛くて凄くセクシーな女は、観ていて鼻の下は伸びましたが(笑)、必要性は少なく感じました^^;が、しかしそんな最悪の(て、ここでは詳細は紹介してませんが)脚本家、演出家、役者を取り揃えて完成した舞台のまぁ楽しいこと!!最低の作品を作ろうとして、なんでこんな面白い仕上がりになっちゃうのさ?!いやぁ・・・この劇中劇をもっと観たかったなぁ〜!という感じ^^ |