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    【エリザベス:ゴールデン・エイジ】(2007年)

    ドラマ「The Tudors〜背徳の王冠」を観終わった後にこの映画を一度観たのですが、ちょっと私には一度では複雑な部分が理解できなかったので、98年作の方(今は未見)と合わせてBlu-rayを買っちゃいました!(珍しく今回は衣装に魅せられて、安さよりも画の綺麗さを優先!)


    ◆エリザベス:ゴールデン・エイジ(Elizabeth: The Golden Age)2007年
    監督:シェカール・カプール
    1585年、プロテスタントの女王としてイングランドを治めるエリザベス1世(ケイト・ブランシェット)は、国民からも愛され王としての威厳を保っていた。しかしカトリックのスペイン国王フェリペ2世はイングランドを手中に収めようと、また従姉妹であるスコットランド女王メアリ(サマンサ・モートン)は王位を主張し、それぞれエリザベスの脅威となっており・・・

    ドラマ「THE TUDORS〜背徳の王冠〜」にハマった時に、実は資料用に本を買ったんですよ。
    『図説 テューダー朝の歴史』(河出書房新社)という135ページの本ですが、なかなかいいですよ^^数々の肖像画(ホルバインによるものから、作者不明のものまで)をはじめ、解説されている出来事に沿った当時の絵画の写真が盛りだくさんで、とても興味深く眺めちゃいます♪
    ドラマを観た後にはヘンリー関連の部分だけ読み、今回はエリザベス1世の項のうち後半部分を読みました。ていうか正直、映画だけではよく解らなかったんですよねー^^;この本があってちょっと助かりました。

    ヘンリー8世とアン・ブリンの間に生まれ、非嫡出子として扱われてきたのは「THE TUDORS」で散々見ましたが、まだ言われてるということにちょっとビックリしちゃいました。まぁ、そうだから仕方ないというか、言う人はいつでもいるものなんでしょうけど、一生言われ続けたと思うとつらいですねぇ〜。この映画では、エリザベス1世が即位して27年、バビントン陰謀事件アルマダの海戦のあたりが扱われていました。と言っても私はどちらもその名前すら知りませんでしたけどね>< 上記の本で調べましたよ(オホホ)

    しかしこのバビントン陰謀事件の理屈が難しくてね〜。
    みなさん余裕で観てらっしゃったんですかね??^^;
    どうも、あちこちからのややこしい陰謀の応酬みたいなものだったようなので、じっくり説明して欲しいところだったのですが、残念ながらその辺が薄い・・・というか、頭の回転の鈍い私にはやたら難しく感じることになっちゃいました。
    この映画自体は歴史上の事件をざっくり通して、エリザベスという "人物" を描いたような感じになっていたので、それ以外の短い時間に歴史的事件をまとめることに無理があったのかも?とも思うのですが。

    この映画で見たエリザベス像はとても良かったです。ちょっとファンになっちゃいました。
    ガールズトークを楽しむ冒頭からその気さくな雰囲気に魅せられ、「強固なカトリック教徒だから罰する」なんてことはしない!と断言するのがカッコよかったり、国のために必死でエリザベスに取り入ることを強いられた(?)どこかの若い王子へ優しい心遣いを見せたりする彼女に嬉しくなったり♪
    ステキな人物ですよねー。
    (この見合い相手を演じた人は誰ですか?若い頃のユアンを彷彿とさせるキュートな笑顔が可愛かった!)
    演じたケイト・ブランシェットの女王の威厳と弱い女な面、どちらも素晴らしかったですし、豪華絢爛な衣装とカッチョイ〜髪型・髪飾り(かつら)も、どれもがステキでした!演説シーンの甲冑もお気に入りです♪

    新世界から戻った航海士ローリー卿は実際に女王の寵愛を受けていたそうですが、女王の侍女ベスとエリザベスとの三角関係のような話(とは言ってもローリーがどう思ってるのかがよく解らず中途半端でしたが)はフィクションですよね?ここでは、エリザベスはローリに強く惹かれるけれど、女王として女の幸せよりも国のために・・・といった感じに描くことによって、一人の人間としての生き様をクローズアップしていたようでした。それが悪いということはありませんが、そこに時間を割いた分(?)政治的な部分が解りにくくなっていたのが残念でしたね。(私だけですかね^^;)
    ローリはカッコいい人物ですが、個人的にはクライヴ・オーウェンがちょっと苦手なので、観ていて自分の目がハートになることはなかったですけど、エリザベスが惹かれる人物としては納得できました。


    陰謀の司令塔レストンを演じたリス・エヴァンスは、どこで見るよりも小綺麗に映ってましたねー♪別にそんな役じゃないはずですが、妙にカッコよく見えて困りました^^;

    実行犯(?)バビントンを演じたのはエディ・レッドメイン!やっぱカワイ〜!あの随分思いつめちゃった顔がたまりません!しかし可哀想な役回りのキャラでしたねー。

    【以下、ネタバレです】
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    ところで、スペインがイングランドに攻め入る大義名分を作るため、フェリペ2世に仕えるレストンがスコットランドのメアリ女王と通じ、バビントンを動かしてエリザベスを撃たせるわけですが、なぜあそこでエリザベスを殺したらダメなんでしたかね?スペイン的にはエリザベスは居なきゃダメなんでしたっけ??エリザベス暗殺が目的ではないということは解りましたが、だからといって空砲を撃たせた理由がどうも解らなくて・・・。
    歴史の通説としては、メアリからの暗殺承認の手紙が出た時点でバビントンは捕まったそうですから、実際は空砲も何も無かったのだと思いますが、この映画の筋としてはどうなってたんだったかな??といつまでも考えこんでます^^;ifans
























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    コメント
     えぇえぇ!ケイトやクライヴがカッコ良かったし、アビーも可愛かったですよぉ〜♪
    出演者の豪華さで言えば前作「エリザベス」も凄かったですけどねー!(チェックしてみて〜)
     >ちょびっとかじっとく
    どうだろう・・・普通は皆さんそんなことなさらずに楽しんでらっしゃると思うので、大丈夫かもしれませんよ?(私は歴史に弱いのでね^^;)
    • *jonathan*
    • 2012/07/03 8:19 PM
    にょほほ、やっぱり見ておいたほうがいい作品ですね〜(*^_^*)
    出ている方も好きだし。。
    事前情報ちょびっとかじっとくと良さそうですね☆
     あら!クライヴ・オーウェンがお好きでしたか!い〜な〜
    この人、カッコいい役を演られる方なので、できれば好きになりたいなーと思ってるんですよ^^(おっしゃる通りルーな為まだ上手くいきませんが)
     この映画でのウォルターは、エリザベスが好きな男を諦めましたって感じにするために駆り出されたように見てましたが、彼の方は女王の寵臣になることだけが目的の人だったので、エリザベス寄りで観てた私には何よ!って感じに思えました^^;これをベス寄りで観たら全然違ってきますねー。(今度はそうしてみます)
     私が買った本にもウォルター・ローリは見開き2ページの特集があったので、それなりの人なんでしょうねー。
    • *jonathan*
    • 2012/06/30 2:29 PM
     あー、クライブ・オーエン!
     昔友達と二人で「何だろうね、あの人」とか「ルー大柴に似てるじゃんね!」とか散々に言っていたのですが、何かの拍子にハマりました、というか、クセになるんですよ、あの人は。
     なので、この映画の時は「カッコイイ♡」と思って見ていました。
     映画ではウォルターの位置づけが今一歩わかりづらかったのですが、うちの息子が学校の宿題で彼についてレポートを書いていっていたので、それなりのメジャー人物なんでしょうなぁ。(難しいことにはさっぱり興味がないんでー)
     私は相手役のアビー・コーニッシュがお気に入りなので彼女寄りで見ていました。
     衣装の美しさと奇抜さが印象的な映画でした。
    • hinajiro
    • 2012/06/30 1:23 AM
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